テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ジミヘンとストラトとベースと

2019年04月27日 | 楽器
あと数日で平成も終わるのだ

読者の中には平成生まれという方も多いと思う
私はまさに青春ど真ん中という感じだった


人生で最も充実していた時期でもあるのだ
平成は休んでいたギターキャリアを再開させた時期とも重なる
大学受験でギターをやめて社会人になって数年の間ギターを弾いていなかった
ギターが嫌いになったわけではない
心に余裕がなかったというのが本音であり事実なのだ
まぁ、人生にはそういう時期もあると思う

出先で何気なく立ち寄った楽器店でギターが
目に留まったのが再開のきっかけなのだ

特に意識することもなく立ち寄った楽器店なのだ
その時に店員さんと意気投合したことも大きな要因になっている

最終的にレスポールとストラトを手に入れる事ができた
これは私にとって平成時代の大きな収穫の一つなのだ

小市民の幸せなど、こんな感じなのだ
それで良いと思う

これから先にギターが良くなっていくことはない気がする
特に説明は不要だと思う
欲しいギターがある方は迷わずに購入した方が良い

ギターが幸せを導いてくれることもある
ギター購入でモチベーションが上がり、
その後の人生で成功した人を何人も知っている
大袈裟に聞こえるかもしれないが・・
ギターにはそういう魔法のような力が存在する

唐突だが・・
ストラトはとても難しいギターだと思う
その美しいルックスに惹かれ購入したものの持て余していた時期がある

購入時は『ホワイトパール』という色だったギターも
現在は『シャンパンゴールド』のように黄色く変色している
ちなみに上の画像は過去画なのだ

昨今のレスポールは変色することが少ないようだ
そういう塗装を用いているのだ

素人の目には購入時との違いが感じられない
一方のストラトは知人のギターを含めかなり色が変化する
良い悪いというよりは個性として受け止めたい

ストラトの音の守備範囲は広い
クリーンからドンシャリの歪みまでカバーする

個人的にはクリーンからクランチの音が好きなのだ
それ以上の歪みが欲しい場合にはハムに移行するのが私流

特に決まりはないのだ

ストラトの楽しさを教えてくれたのはジミヘンなのだ

ファズでゴリゴリに歪ませた音の印象が強いが・・
実はその音源の多くはあまり歪んでいない

ファズを通過させているが歪み量は少ない
ボリュームを絞るとクリーンになるセッティングが良い

英国系のギタリストの多くはギターのボリュームで歪み量を調整している
この流れを作ったのはエリッククラプトンなのだ

一方、米国系のギタリストはペダルのスイッチでOnOffを切り替える
決まりはないが・・
そういう傾向が見られるようだ

ジミヘンは完全に前者なのだ
クラプトンはかなりジミヘンに影響を受けているのだ
負け知らずだった若きクラプトンが初めて負けを認めたギタリストなのだ
本人も後のインタビューでそんなニュアンスの発言をしているのだ

軽く弾くとクリーン、強いタッチで弾くと軽く歪む・・
こんなセッティングがストラトには良く似合う

クラプトンもジェフベックもその辺りを熟知しているのだ
フレーズばかりが気になる素人さんも多いが・・
それ以外の部分が大事だということ

私もそれに気づいたのはストラトを手に入れてから数年後なのだ
もっと言うならば、ここ最近になってからなのだ

私のストラトは2011年製なのだ
『枯れた音』になってきた

エフェクターでは作れないザラッとした音の質感が加わった
今回の音源ではマーシャルに直結した音で表現してみた

今回の機材はzoomR-8なのだ
すでに生産が終了している

在庫限りになる
『オールインワン』なのだ
これ一台で完結するのだ
今回の音源もこのマシンだけで作ったのだ

ライン録音にもマイク録音にも対応している
正直な話・・
かなり遊べるのだ
これで実売20,000円前後は有り難い
基本的にMTRの時代は終わったのだ
特に日本人はそんな意識が高い
それならば、DAWソフトを導入しているのか?
答えはNOなのだ

つまり、理屈っぽい事を言う人の多くは結局のところ何もしていない
ギターを磨き、弦を交換してアンプに通してチョロッと弾いて終わり
申し訳ないが・・
『良いギター』など不要なのだ

「俺は弦交換が趣味なんだよ~」

「磨いて眺めるのが萌えるんだよ~」

という人にはかける言葉がない

読者の皆さんには『プレイヤー』を目指していただきたい
特にギターを始めて数年という初心者の方には弾く楽しみを知っていただきたい

ネットを眺めてみても弾く楽しさについて触れている人が少ないように感じる

「狙ってたギターをヤフオクで見つけたのよ」

「勢いでポチったよ いいんじゃねぇ!? マジで」

購入が目的になっている人も多い

度々、当ブログで語っているが・・

ギターは骨董の壺ではない
楽器なのだ

ピックアップの交換も弦の種類に拘るのも
すべて楽器という前提あってこそ・・なのだ

ギター弾きの大好物?である歪み系・・

巷の人気と自分の好みが合致しないのも楽しく奥深い部分
ネットの情報に振り回されて疲れ果てている人を知っている

上手い下手は抜きにして・・
頭の中で『欲しい音』が鳴っている人には伸び代を感じる
読者の皆さんは如何だろうか?

結局のところ、自分の持っているギターや弾き方で違ってくるのだ
レスポール系の人が推しているエフェクターはストラトには合わない

その逆も然り・・
最終的には自分の耳と感性だけが頼りになる

まぁ、そういう事なのだ

今回の音源はジミヘンを意識しているのだ
ジミヘンはベースも上手かった
実はレコーディングの多くはジミヘン自身が弾いている

ベーシストと仲が悪かったことは有名
ライブでは仕方なく・・という感じだろうか?

渡英後にチャンドラー氏によって急遽集められたメンバーなのだ
それでも数々の名演を残している部分に神憑った凄みを感じる
実際にはドラムもベースもかなりの凄腕なのだが・・
天才ジミヘンは満足できなかったようだ

当たり前だが・・
ベースも弦楽器なのだ
スケールもある
ベースは深い
フレーズで和音(コード感)とメロディを同時に表現することが出来る
6弦のギターとは異なるアプローチなのだ
『ベース脳』を持たないギタリストがベースを弾くとルート弾きになる
少々勿体無い話なのだ

私の知り合いにもそういう人が多々いる
そこそこ、ギターに自信がある人もベースは苦手だという
まぁ、宅録の場合、すべてを1人で完結させるのでそんなことも言っていられない

今回はベースのラインが見えるようにあえて後半はベースのみにしてみた
私もベースに関してはまだまだが・・
『楽しさ』に関してはかなり見えてきた
実は狙っているベースがチラホラとあるのだ
出先用にショートスケールのベースも楽しそうなのだ


持ち運びには意外に面倒臭い
この連休に少し研究&調査してみたい


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