テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

オベーション専用ケースは希少価値?

2022年08月31日 | 楽器
オベーションギターには市販のアコギ用ケースは適合しないのだ

一見すると普通のアコギと同じように見えるが微妙に形状がことなる


試しにもう一本のアコギのハードケースに入れてみた

逆にもう一本のアコギをオベーション用のケースに入れてみた

結果的にオベーションは幅が広く、トップからエンドまでが短い

ボディ側面のツマミも普通のアコギケースでは邪魔になる



この独特の形に意味が理解できた



検索すれば、希少ではあるがオベーションの純正ケースにヒットする

ここで注意が必要になる

そのほとんどが胴厚(ディープボール)専用ということ

私のギターはシャロウボールという薄型になる

スーパーシャロウボールという最薄の形状もあるのだ

ほとんどエレキなのだ

どんな風に使うのか?

で選択するボディが違ってくるのだ

私は薄型のボディこそがオベーションの魅力だと感じているのだ

鳴りを追求するならば、普通のアコギを買えば良いと思う

まぁ、色々な考え方があると思うが・・

エレキからアコギに持ち替えた時に最初に感じる違和感はボディの厚み

基本的にアコギのボディトップはプレイヤーから見難い

エレキのように手元を確認することができない

ピックの位置を確認しなくては落ち着かない人には慣れが必要になる

良い悪いというよりは慣れの問題なのだ

普通のアコギを違和感なく演奏できる私でも薄型オベーションは弾き易い

何時間抱えていてもストレスにならない

家事の合間などにもつい手が伸びてしまう気軽さがある

気軽に弾けるということは大事なことだと思う

生鳴りが大きいエレキを素で弾くの楽しいがアコギには負ける

実感として実際に音が鳴っているのはそれなりに楽しい

弾けるようになれば、アコギは想像以上に楽しい楽器だと思う

環境が許すならばアコギをピックでガシガシ弾くのも相当に楽しい

エレキとは違った爽快感を味わうことができる

指で弾いても楽し、ピックで弾いても楽しという感じなのだ

エレキにも指で弾く奏法はあるが楽しむには相応のスキルが不可欠

エレキの指弾きも独特の世界があるのだ

ちなみにジェフベックとリッチー・コッェンの指弾きは独特過ぎて参考にならない

指弾きというよりは指をピックに見立てているという感じ

私を含む素人が真似をするのは難しい

「そういう奏法もあるんだね・・」

という感じで良いと思う


そんなこんなで色々な環境でオベーションを試しているところなのだ

マルチやMTRなどはノイズもなくエレキのように使える


ピグノーズの前段にzoomのコンパクトマルチを配置しても楽しい

少し離れた位置にアンプを配置して遊んでみた

この楽しさを言葉で表現するのは難しい

少し弾き慣れて感じたのだが・・

もう少し弦高を上げても良いような気がしてきた


普通のアコギに弾き心地を寄せていくか?

オベーション独自の弾き心地に自分が慣れていくか?

微妙な部分で迷っているのだ

今回の修理でお任せで弦を張ってもらったところ、いつもの弦ではなかった

私はブロンズを愛用しているのだ

楽器店が張ってくれた弦はフォスファーブロンズなのだ

以前に何度か使ったことがあるのだ

ギターによってはこのタイプの弦を出荷時に張ることも多い

ブロンズよりはキラキラ感が増すのだ

好みだと思う

木製ギターを使った泥臭いブルースには似合わない

少し使い込んで劣化したブロンズ弦のダルダル感が最高にブルースなのだ

しかしながら、オベーションというキャラにはフォスファーも悪くない

次回の弦交換では試しにブロンズ弦を張ってみたい

現状はかなり好印象なのだ

オベーションだけフォスファーという選択もあるかもしれない

久しぶりに弦の弾き心地と鳴りの違いを楽しめた

使い込んでダレてきたブロンズ弦とオベーションの相性もチェックしたい

また、新たに楽しみが増えたという感じなのだ





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ギター弾きと自己流ギター練習

2022年08月28日 | 楽器
読者のみなさんはどのようにギターをマスターしたのだろうか?

恐らく自己流という方が大半だと思う

私もコテコテの自己流派なのだ



そもそも、私の時代にはギター教室も少なかった

ましてやロックギターを教えるスクールなど皆無だった

現代は色々な環境が充実しているように感じる

本当にこれからギターを始める若い世代が羨ましい

選択肢があるという幸せなのだ

そもそも、私の年代では趣味の選択肢も少なかった

趣味はそれなりにお金がかかるものなのだ

私の周囲には何故だか成金が多かった

「俺さ モトクロスのレース始めるんだぜ」

「僕さ ウインドサーフィンに興味あるんだよね」

色々な友達がいたのだ

私も少しだけ首を突っ込んだ記憶が蘇る

結局は親のお金をあてにしているのだ

庶民の私はとにかく自分のお金だけでギターを続けてきた

最初の一本目は貯めた小遣いで買ったアコギだった

所謂、安アコギだったが嬉しかったことを覚えているのだ

問題はギターの練習方法なのだ

ギターが弾けないのに買ってしまったのだ

勢いだけで買ったのだ

教則本もあるにはあったが・・

TAB譜などない時代

楽譜が読めない私はお手上げ状態だった

友達もどんぐりの背比べ

むしろ、私よりも無知な状態だった

何かの月刊誌の付録に付いているコードブックでコードを覚えた

アルペジオという言葉も知らなかった

「何で指で弾いてるの?」

色々な奏法があることを知ったのはかなり時間が経ってから

とにかく試行錯誤の連続なのだ

パソコンもスマホもない時代

というかネットがない時代なのだ

テレビでギターリストが演奏するも映すのは悦った顔がメインなのだ

私は演奏している指やポジションが見たかった

あまりの情報量の少なさに挫折した同志も多かった

「根性ないなぁ~」

と責めることは出来ない

その後も私の目コピと耳コピは続くのだ

とにかく、コードを覚えていったのだ

元々、ギターが向いていた私はどんどんコードを覚えた

当時はアコギの弾き語りが流行していた

私も恥ずかしながら人前で歌っていた

今思えば赤面してしまう

下手に限って人前で弾きたがるのだ

まさに過去の私のことなのだ

”能ある鷹は爪を隠す・・”

まさに真逆なのだ

少し弾けるようになるとウズウズしてくるのだ

まぁ、周囲に上手いプレイヤーがいなかったことも大きい

敵がいない場所では弱小の動物も安心して生息できる

まさにガラパゴス状態だった

友達に嘘を言うつもりはないが・・

かなりテキトーなことを吹聴していた気がする

何でもありの時代だった

自己流で気付けば四半世紀を大きく超えている

倍とはいわないがそれに近いくらいギターを弾いている

ダラダラと弾き続けているのだ

自己流には二種類あると思う

転機がある人とそうではない人

私は前者なのだ

確実に伸びたと実感した時期がある

それはストラトを手に入れた時期なのだ

同時に人生初の輸入ギターなのだ

第二段階はジミヘンとの出会い

ストラトを持て余していた私に衝撃を与えてくれた

振り返ってもこれが最大の転機だと感じる

ジミヘンを通過したことでブルースを覚えた

ジミヘンがアコギの名手だったことも大きかった

ジミヘンのルーツは先人のブルースマン

どんどんと昔に遡っていったのだ

ギターの原点に触れることでギターの本質を感じることができた

自己流ギターは学校の自習時間に似ている

「暇だね マンガでも読むわ」

という人と寸暇を惜しんで勉強する人は別次元

私はどちらだっただろうか?

おそらく、勉強に関しては前者だった気がする

一生懸命に勉強していれば、また違った人生があったような気がする

一方で義務でも何でもないギターは一生懸命に練習していた

何故だろうか?

ギターという楽器の音色が好きだったと思う

同じ楽器でも管楽器などは私の音楽のツボにハマらない

良い音だと思うが自分で演奏してみたい気にならない

一方でベースやウクレレのような指で弾く弦楽器はツボにハマる

聴いただけで弾きたくなってくるのだ

気が付けば手元にあったという感じなのだ

頑張って練習したという辛い記憶は皆無なのだ

伸び悩むという時期は経験したことがあるが辛くはなかった

幸いにも私の周囲に上手い人がいなかったのだ

仮に上手い人がいたならば、ギターを止めていた可能性もある

逆に白旗を振ってギターのレクチャーをお願いしたかもしれない

まぁ、私の性格ではそれはないと思う

素人が素人に頭を下げるというのは結構な屈辱だと感じる

特にプライドが強い年代では無理だと思う

妙なプライドで損をしている人は意外に多い

何故だかギター弾きにはプライドが高い人が多い

私の知り合いだけだろうか?

他人に頭をさげて何かをお願いすることが出来ない

ギターにはそんな意地はいらないのだ

今の私には良い意味でプライドがない

ギターが上手い人にはどんどんと質問する

質問攻めにしてしまう

教則本などで学ぶよりも実際にコツを訊いた方が何倍も早い

これだけは間違いない事実なのだ

弾ける人はコツを掴んでいるのだ

そのコツを見つけるまでが長いのだ

ベースのスラップ奏法などもコツを掴めば誰でも弾ける



ソロウクレレなども理屈は一緒なのだ

私にはレクチャーする機会と場がないが仮にあったならば効率良く教える自信があるのだ

まぁ、長けている読者の皆さんのレベルには何も教えることはないが・・

ギターの変化球的な楽しみ方だけは発信する自信がある

たぶん私はギターという楽器を相当に楽しんでいる自信がある

楽しみ方に関してはベスト100くらいに入る自信がある

上手ければ尚良いが・・

ギターは技術ではない部分も多い

創意工夫なのだ

ギターを買っただけで果ててしまう人が本当に多い

これも独学ギターの特長なのだ

弾き方を知らない人の最終的な着地点になることが多い

何となく気持ちは分かる

ギタースクールなどに通っていれば良いギターの魅力の引き出し方を先生が教えてくれる

ギタースクールは技術指導だけではない

ギターの楽しみ方と方向性を教えてくれる場なのだ

そこに通う仲間も同じ方向に向かって進んでいるのだ

これは本当に心強いと思う

モチベーションの維持にも繋がってくると思う

何となく独学でギターを弾き、動画などをダラダラと観ている人は発憤などしない

むしろ、自分の立場に嫌気が差して自暴自棄になるケースが多い

「なんでみんなギターが上手いんだろ?」

「俺はまったく進歩しね~のによぉ マジ」

動画などでスラスラとギターを弾いている人も多くはギター学校の出身者であることも多いようだ

これも時代なのだ

「俺もYouTubeで発信するわ」

という感じだろうか?

色々な境遇や畑の人がギターに参入してくるのは大歓迎なのだ

どんなアプローチでもよいのだ

ギターの起爆剤になるような人材が欲しいと願う

ギター学校の出身者の演奏を聴く(観る)と私に足りない部分が理論だと気付く

まぁ、いまさら理論もないと思う

ひとつの励みは先人の達人の多くは理論など皆無だったこと

ジミヘンもクラプトンもジェフベックも耳コピでギターを弾いている

彼らに影響を受けた後発には理論を学んだロックプレイヤーも少なくないという

どちらが良いのだうか?

理論を学んだ人は無茶をしない

音楽に対する『間違い』を知っているのだ

メジャーのバッキングにマイナースケールのソロを重ねるような感じ

学校では先生に怒られてしまう

所謂、先人の天才たちには独学が故の自由がある

縛りのようなものが存在しない

先人のプレイを無理くりに解説している評論家も多い

実はそんな評論をしている人の多くはギターがあまり上手くない

そんなものなのだ

ギターは半分は理屈で残りの半分は本能だと思う

スクール経験者は前者の比率が高い

独学派は後者の比率が高いということになる

独学派の勘違いも多い

何でも良い、何でもありではない

なんとなくテキトーにコードらしきものを押さえ、テキトーに弾いたリードはハマらない

音楽としてハマらない

特に耳が肥えているギター弾きにはハマらない

独学が故の難しさも私は知っているのだ

ネットへのアップが良い試練になっている

特にアップ先のSoundcloudはワールドワイドなのだ

ギター発祥の地の人々からのジャッジは厳しい

それ故に褒められた時には最高に良い気分になる

そんな積み重ねで自信をつけてきたのだ

「俺っていまどの辺にいるのかな?」

まったく気にしない人は間違いなく伸びない

自分に甘い人が上手くなることはあり得ない

これは私の確固たる持論なのだ

自分に厳しく出来るのは自分自身だけ

趣味の世界には義務がない

ノルマや時間の配分を決めるのも自分自身なのだ

その辺りの自覚がない人は上手くならない

結局はギターに挫折してしまう

潔くギターを止める人はまだマシだといえる

「なんか他の趣味も思い浮かばないんだよね」

「まっ このままダラダラってギター続けるか」

世の8割くらいの人がこのパターンだと思う

ギターを弾くよりも買い物の検索時間が長くなってしまう

「良さげなギター見つけたわ~ 買っちゃうぜ」

「てか・・俺 弾かね~のに何本買ってるんだ?」

私にもそんな時代があった

買っては売りを無限ループのように繰り返していた

当時に買ったギターを良く覚えているが・・

何を弾いていたのか?

どんなプレイヤーに関心があったのか?

についてはまったく覚えていない

「俺って安バイヤーかよ?」

と自分に突っ込みを入れたくなってくる

現在はまったく逆なのだ

まるで修行僧のような感じで真摯にギターと向き合っている

ギターに必要な最低限の買い物で落ち着いているのだ

必要な物は躊躇なく買うのだ

無駄な買い物はしない



というか無駄な物が視野に入ってこなくなった

邪念や雑念が完全に排除されているのだ

伝わっているだろうか?

むしろ、そんな状態がとても心地良いのだ

無理なくダイエットに成功した感じにも似ているのだ

そんな喩えで良いのだろうか?😉 



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ハードケースをレモンオイルで磨くプチ変態?

2022年08月28日 | 楽器
ギターの修理が一段したところでその他が気になってきた

ハードケースが微妙に汚れているのだ

まぁ、押し入れの中とはいえ、40年という時間の経過は相当なものだと思う

以前にもお話したが50代半ばの中年おじさんが学生時代に買ったギターなのだ

初めての一本かどうかまでは分からない

しかしながら、最初に巻き付けられていた弦はかなり酷かった

初心者にありがちな乱雑な感じだった

ペグへの巻き数を自在に調整できるようになって一人前

読者の皆さんは弦交換が得意だろうか?

あまり弾かれることなく押し入れで眠っていたことは幸いだった

馴染みの楽器店にも初心者が弄り倒したギターが持ち込まれる

特にアーム付きギターのブリッジは酷い状態が多い

自称ベテランにもブリッジの調整が苦手な人も多い

場合によると勘違いしているケースも多々ある

もはや誰もそれを正すことは出来ない

ある意味で初心者のうちが華だと思う

誰かに指摘されることは幸せなことなのだ

誰から何も言われなくなった時点で『完成』している必要がある

これは趣味のギターに限らない話だと思う

未完のギター弾きは潜在的にかなりの数に上ると思える

まぁ、どうでも良い話なのだ

私には関係ない話なのだ

話をハードケースに戻そう・・

雑巾などで汚れを拭き取るという方法が一般的だがあまり効果が実感できない

私はオイルで磨いてしまうことが多い

毎回ではないのだ

年に一回くらいでも良いと思う

その後でから拭きすればベタベタしない

輝きだけが残る


こんな方法を推奨している人は誰もいない


自己満足なのだ


ケースの取っ手部分のバリも取った


道具はこんな有り物


人間の手は繊細なのだ

僅かなバリと処理するだけで快適度が増すのだ

特に良く持ち運ぶ人は気にした方が良いと思う

流れで埃をかぶっていたウクレレケースも磨いてみた


この取っ手も好みに処理してあるのだ


握り込んだ時に上側が手に当たるので余分な部分を削っているのだ

何かをやった感が自分の欲求を満たす

何もやらない人よりはマシだと思う

決して無駄にはならないと思う

作業を施すと愛着が増す


このウクレレもレリック加工を施しているのだ

画像ではわかり難いと思うが良い感じなのだ

メーカーには申し訳ないがロゴも削り取ってしまった

まぁ、ウクレレ好きが見ればバレてしまうが初心者は分からない

このウクレレもピックアップと取り付け済みなのだ


今回、アコギの修理でお世話になったお店で取り付けてもらったのだ

貼り付けタイプのパッシブなのだ

磁気に反応しないナイロン弦とは相性が良いようだ

甲高い音のウクレレは張り位置が難しい

試行錯誤の結果として現在の位置に落ち着いた

多少音が硬くなるがボンドで貼り付けた

木材に両面テープは無理がある

経年劣化で必ず外れてしまう

ましてやライブなどで良く動く、移動が多いプレイヤーは要注意

楽器の改造はその後の使用を意識すべきだと思う

移動手段は何か? どこで使うのか?など色々と想定するのだ

これも経験だと思う

そもそも、自宅だけで弾くならばピックアップなど不要なのだ

特にラインで出力する必要もないと思う

最近はAcousticな楽器でもエフェクティブな音作りをする人も増えている

そんな場合には自宅でもラインに対応していると良いと思う

私もウクレレでそんな使い方をすることがある

出音にディレイをかけるだけでもかなり楽しい

エレキ弾きにもいえるが巷にエフェクターが山ほど溢れているが創造力豊かに使いこなしているプレイヤーは少ない

ディレイなどもタイムとフィードバックに拘るとかなり深い

変態指数が低いのだ

楽器弾きは良い意味で変態であるべき

これは私の持論なのだ

もっと突っ込んだ使い方をしても良いと思う

あまりにも普通なのだ

そもそも、楽器を弾かない人から見れば、自分で楽器を買って弾こうと思う精神が変態なのだと思う

普通の神経の人は楽器を弾こうとは思わない

如何だろうか?

中途半端な変態は痛い

オイルで指板を磨くのは普通

そもそも汚れ落としなのだ

ボディなどを磨いても大丈夫なのだ

私は塗装など気にしないでガンガンにオイルを塗布する

ほどほどだが・・

薄塗りしてから拭きすればボディもピカピカ

指板用、ボディ磨き用など分けるのも面倒臭い

そんな無駄な神経は演奏に注入したい

ギターを磨くことが最終目的ではあまりにも悲しい

何故それが必要なのか?

私は近々に知人たちに完成したオベーションを披露する予定がある

ケースを開けるところからショータイムが始まっているのだ

ピカピカのケースは独特のオーラを発揮する

ハードケースをお持ちの方は騙されたと思って一度磨いてみてほしい

雑巾でのから拭きは普通なのだ

オイルでピカピカなのだ

不思議なもので時間が経つとピカピカも良い感じに落ち着いてくる

プチ変態の世界へようこそ・・・😏 

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ギター弾きと馴染みの楽器店

2022年08月28日 | 楽器
何だかんだで超特急でオベーションの修理が完了した

馴染みの楽器店の腕利きリペアマンの尽力に感謝!

ギターは一人でも遊べるがギターライフは一人では成り立たない

私はプロの前では偉そうな口はきかない

そもそもそんな口をきくほどの知識もない

私はプレイヤーなのだ

希望を明確に伝えるという作業は怠らない

後はプロにお任せという感じなのだ

お任せはプロにとっても腕の見所だと思う

ちょっと良さげなレストランなどでもお任せが良い

知ったような事を偉そうに言う素人が最も嫌われるのだ

まぁ、何も言わない人も店によっては足下を見られるが・・

その辺りの駆け引きも大事だと思う

ネット社会になって人との関わりが苦手になっている

人間が苦手という人も増えているそうだ

今回の修理の詳しいメニューは良く分からないが・・

劣化しているパーツを現代のパーツに置き換えるという作業からスタート


内部の配線なども痛んでいる部分はすべて交換してもらった

エレキ並ににボリュームとトーンが効く幸せを実感している

基本的にボリュームはフルで良い感じ

ボリュームはかなり効きが良い


ポットの交換も検討したが特殊な部品ということで今回は清掃

秋葉原の電気街で良品の調達をお願いしているのだ

現状でもまったくガリもノイズも感じられない

しばらく使ってみてどうなるか?という感じだと思う

まぁ、エレキにしてもガリやノイズは日常なのだ

このギターに限った話ではない

今回は作業の過程で弦なども新品に交換してもらった

いつものダダリオ弦をお願いした


音比較や弾き心地の比較という意味でも無闇な冒険や浮気は無意味なのだ

ギターを知らない人ほど、色々な他社の製品に目移りすることが多い

結局のところ、『自分』が見いだせていないのだ

弦もピックも迷ったら定番で良いと思う

色々と冒険や経験を重ねて定番に戻る

私も変形ギターや万能ギターなどを経験した

そして、ストラトとテレキャスという王道に辿り着いた

それ以上でも以下でもない気がする

良い意味で欲求が薄れているのだ

以前にもお話したが次の大きな作業はストラトのフレット交換なのだ

”フレットを交換しても使い続けたいギター・・・”

という部分がポイントになる

何回も車検を通すお気に入りの愛車と同じ

そのタイミングで他が気になるならば乗り換えた方が良い

ギターも同じなのだ

ギターを抱えた時に感じるある種のモヤモヤ感は自分に原因がある

練習不足であり技量不足に尽きる

ギターに不備があるケースは意外に少ない

「何かストラトって音が細くねぇ!?」

という不満を良く耳にする

原因はピック選びとピッキングスキルにある

達人が同じギターを弾くと異次元の音が飛び出す

ギターはとても正直な楽器だと思う

値段でもブランドでもない

弾き手のセンスと技量に尽きる

私が車(バイク含む)とギターが好きな理由なのだ

そこに人間が関わることで最大限の性能が発揮される

そんな一体感に惹かれ萌えるのだ

今回は作業の流れでプチ改造を施した

電池ケースと使い易い位置に配置してもらった


これならば簡単に手が届くのだ

頻繁に交換することもないが楽は良いと思う

電池はアルカリが良いという

劣化が見え易いという

初めて知ったのだ

「歪みペダルはマンガンが良いですね」

「劣化した感じも悪くないですからね」

ということなのだ

まぁ、アルカリ電池の方が手間も少ないと思う

どのくらい電池が持つのか?は未知なのだ

ジャックにシールドを挿入して電源がOnになる

今回はピックアップが使えるようになったことで手持ちの機材が活きる


決してエレキ専用ではないのだ

エレアコのライン録音に使えそうなアンプも内蔵されている

使い方や音作りは自分次第という感じなのだ

昨晩は少し時間があったので就寝前に少し遊んでみた


マルチの良い点は『保存』だと思う

「続きはまた時間がある時でいいかなぁ?」

これが可能なのだ

生々しい部屋鳴りから幻想的な音まで自由自在

エレキとは違った質感が相当に楽しいのだ

zoomR-8で生マイク録りとラインをミックスしても楽しそう

レコーディングのプロにもエレアコは必須らしい

色々な状況に対応することが求められる

今回はピックアップについて相当に勉強したのだ

当面は他のギターに装着する予定はないが知識として知っておいても損はない

知識は引き出しとして蓄えておくものだと思う

本日はケースなども補修した

内張の一部が剥がれているのだ


100円ショップの使い切り

これは鮮度が良くお気に入りなのだ

常にストックしているのだ

100均アイテムはギター弾きの強い味方なのだ

工具は良い製品、その他は100均が私流なのだ


流れで細かい部分も補修した


実はオベーションのケースは特殊なのだ

特に私の『薄型ボール』は通常のハードケースではユルユル

フルサイズのアコギ以下、エレキ以上というサイズ感なのだ

オベーションの純正ケースは相当に値段が高い

中古の貰い物ギターに新品ケースは不釣り合い

というかこの年代物のケースにも雰囲気を感じる

ほとんど使っていなかったので痛みも少ない

ライブなどで使い倒されたギターやケースは痛い

都心の中古楽器店でヴィンテージという名目で販売されていることも多い

欲しい人には垂涎の品だろうが私は興味がない

古い楽器には興味があるが使い倒された楽器には興味がない

楽器も古ければ良いというわけではない

旬のようなものが必ずあるのだ

エキスを吸い尽くされたギターなど出涸らしのお茶と一緒なのだ

ギターを分からない人が手を出す世界ではない気がする

希に掘り出し物に出会うこともあるという

実は良い楽器は身内から先に紹介される

読者の皆さんが販売側だとイメージしていただきたい

良いギターを入手した場合、どんな優先順位で販売するだろうか?

とりあえず、自分、知り合い(常連客)そして店頭という流れになる

掘り出し物の良品ならば自分が買いたい

私ならばそうすると思う

残念ながら普通に販売されているギターに萌えたことがない

過去にブログのネタ用に安いエレキを買った経験はある

決め手は値段だけなのだ

レスポールにコンター加工を施した

アホに映ると思うが実際に試さなくては納得できない

「レスポールにコンター加工ってダサいね・・」

が結論なのだ

弾き難さも含めてあの形状ということを知った

結果、私はフェンダーの人になったのだ

何故だかテレキャスは痛くない

何で?

ボディ厚と重量、ボディエッジの面取りの違いなのだ

本当に僅かな差なのだ

ギターは微妙なのだ

僅かなネックの厚みの違いでも下手になる

極めれば(気にすれば)キリがないのがギターなのだ

しかしながら、自分に合ったギターは必ず見つかる

ブランドや値段など忘れてしまった方が良い

場合によると廉価のギターがジャストフィットすることも多い

楽器を弾きたいのか?

それとも眺め磨きたいのか?

自問自答してみると良い

ギターの世界はある意味で潔い

高価なギターを自慢しても誰も見向きもしないが上手い人には反応する

ライブでも楽器店も一緒なのだ

気になる方は試してみていただきたい

巷のギター弾きは頑固な部分もあるが意外に正直なのだ

貯金をおろして無理して高価なギター買うくらいならば、教則本を沢山買って練習した方が良い

私が言っていることは真実なのだ

たぶん、間違ってはいないと思う

ギター弾きの世界では上手い人が一番なのだ

拙い私もそんな極みを目指して日夜精進しているのだ



少し脱線したが・・

少々大袈裟だがこのギターには運命を感じた

とても手と耳に馴染む

今回、弦をダダリオの新品弦に交換したことで確信に変わった

シャリシャリ感と弦の太い響きがとても心地良い

褒めすぎだろうか?

それでも良いのだ

ギター弾きは思い込みの塊なのだ

自分のギターや音を良いと感じなければ意味がない

そこが起点になると思う

とりあえず、自分で自分の音やプレイに惚れること

自分に嫌悪感を抱いている人が上手くなれるだろうか?

「自分大好きじゃねぇ?」

は大いなる褒め言葉なのだ

今回は部品と工賃込みで約7,000円なのだ

手間と作業時間&内容を考慮すると大サービスだと思う

お初の楽器店に同じ作業を依頼したらいくら請求されるだろうか?

そもそも、壊れたプリアンプを手作業で修理してくれるだろうか?

高価な新品への交換を勧められると思う

その際にはデフォルトのツマミ類はそのままになる

美しくない

ギターにはある種の美学が大事だと思う

はったりのダミーツマミも悪くないが・・

やはり機能として生きている美しさこそにある

私は使用頻度が低いピックアップが死んでも修理する

”それが使えない・・”

という事実が許せない

まぁ、性格だと思う

上記のケースの内張の剥がれが気にならない人と私のように気になるタイプ

そこに正解はないと思う

趣味のギターを楽しむにあたり我慢があってはダメだと思う

何の為に我慢しているのか?

私は目の前のモヤモヤが気になる

モヤモヤを解決することは小さな幸せなのだ

今回は貰い物のギターに雑費を含めて約10,000円がかかった

私はとても良い仕事だと思っているのだ

眠っていたギターを託された責任のような物も感じている

ギターという楽器の楽しさを世に発信できるツールが一個増えたのだ

エレキ、ベース、アコギ、エレアコ、ウクレレ

弦楽器好きに死角なしという感じなのだ

中古の『現状渡し』は意外に高い買い物になる

場合によると店頭に並んでいる楽器はそんな工賃が上乗せされているかも?

やはり、お買い得に出会える気がしない

可能ならば知り合いからギターを譲り受けるというケースが最良だと思う

まぁ、良いギターを手放す人は少ないが・・

私の知り合いにも結婚、出産、育児などでギターを手放した人がいる

私も声をかけられたことがある

結局、気に入らないギターから先に放出する流れになる

有名ブランドの謎ギターには興味はない

どのブランドにも混迷の時代がある

ギブソンもフェンダーも謎のギターを作っていた時期がある

ギターメーカーも人間と一緒

行き先に迷う時期があるのだ

そんな時期に作られたギターをレア品と考えるか?否か?は難しい

繰り返しになるが私は妙味がない

ギター好きの私が知らないギターは普通の人にとっては認知度はゼロ

自慢も出来ない

それならば他に選ぶギターがあるはず

まぁ、ギター沼はハマると深いと思う

ギターの思想という沼にハマってみるのも楽し・・😉 


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ギター弾きと二人の達人

2022年08月27日 | 楽器
最近の私は修理や改造については潔くプロに任せている

プロの仕事に対価を支払う理由が理解できるようになってきた

改造というよりは修理が多いような気がする

以前の私は壊れたら捨てるということが多かった

最近はじっくりと修理が仕上がるのを待てるようになってきた

年齢も関係しているのだろうか?

そんなこんな捨てるということが少なくなった

そもそも私が不要だと感じる物を欲しがる人もいない

という前置きはこの辺で・・・

今回のオベーション修理は思わぬ流れで『復旧』へと舵を切った


正直な話、ピックアップも含めてデフォルトの状態に戻せるならばそれが一番だと思う

答えを先に述べるならば、エレアコはエレキのカテゴリだということが判明した

ルックスはアコギだが内部構造はエレキに近いという意味なのだ

今回の修理箇所はピクアップ&プリアンプなのでエレキ系修理なのだ

当初の私はそのルックスから『アコギ修理の達人』に作業を依頼した

以前にもナットやサドルなどの製作を何度も依頼している

面白いことにエレキギターのナット作りもアコギの達人に依頼する

要するに修理(製作)する箇所が何処なのか?が大事になってくる

今回は貰った時点でブリッジが少し浮いていた

そんな流れでアコギの達人にトータルで作業を依頼したのだ

そもそも、アコギの達人もお客さんからの依頼でアコギにピックアップやプリアンプを取り付けたりするのだ


アコギのピックアップは概ね三種類に分類される

アンダーサドルに仕込むピエゾ型


サウンドホールに装着するタイプ

ボディの内部にマイクを貼り付けるタイプ

これらに小さいマイクをミックスする複合型もあるようだ

アコギ歴は長いがエレアコに関しては無知だった

そもそも何故にエレアコにはアクティブが多いのか?が分かった

市販のエレアコでパッシブを採用しているモデルは少ない

鉄弦の振動を拾うにあたりパッシブでは信号が弱いらしい

パッシブならば外部プリアンプが必須ということらしい

パッシブが悪いというわけではない

繊細さという意味ではアクティブに勝る

プロにも愛用者は多い

繰り返しになるが外部プリアンプとの同時使用が条件になる

市販のエレアコの場合、そもそもその仕様がクレームになる

「あの 音がメチャ小さいんですけど・・」

「不良品ですか? 買ったばかりですけど」

楽器店での試奏の際の説明が不足しているケースもあると思う

リアル楽器店でも『スペック買い』をする人も多い

そもそもギターをこれから始める人はギターが弾けない

人前で恥をかくなら弾かないという人も多いようだ

何となく分かるような気がする

逆に自称腕自慢の人が楽器店の一角を占拠することも多々ある

結局、何も買わないのだ

色々と溜まっているのだと思う

まぁ、私も長めに試奏するタイプだが冷やかしではないのだ

その辺は知り合いの楽器店は理解してくれているのだ

ちょっとした演奏会になってしまうことも多々ある

脱線したが・・

ギターにも『セカンドオピニオン』があることを知った

「古いタイプだし交換は無理ですね」

「もちろん修理も無理ですよ 」

がアコギの達人の診断


そんな流れで外部ピックアップを取り付ける流れになったのだ

そして、今回はエレキの達人に『診断』してもらった

「あれ? ピックアップは生きてますよ」

「プリアンプに問題ありって感じですね」

「パーツを交換することで何とかなるかも?」

という流れに至ったのだ

結果的にその場(数時間)で音が出るようになった

エレキのようにボリュームとトーンが効くようになった


諦めていた私にとってはちょっとした感動だった

「どうですか? 直りそうですか?」

まさに患者が医者に診断を訊ねるような感じなのだ

楽器店(リペアマン)はギターのお医者さんなのだ

かかりつけの楽器店には『カルテ』があるのだ

私の好みや演奏スタイル、性格などを熟知しているのだ

結局のところ、音は出たが少しガリのようなノイズが出るのだ

「ちょっと預かっても良いですか?」

「気になる部分があるのでチェックします」

「さらに追加で料金が発生しますけど良いですか?」

このギターが直るならば多少の出費は問題ないのだ


私の頭の中では生音とディレイやコーラスがミックスされた音が鳴っている

イメージと妄想が頭の中で爆発しているのだ

脳内に得体の知れない物質が溢れているのだ

良い意味でのモヤモヤ感なのだ

自分でも欲求が抑えられない

自分で言うのも何だが・・

私は生粋のアーティストなのだ

ギターを演奏すること創造することが大好物なのだ

とにかく弾きたい人なのだ

修理の流れでプチオーダーをお願いしてみた

「電池が交換し難いんですけど・・何か方法ってあります?」

新たに電池ボックスを他の場所に取り付けることになった

手が届くところに設置を依頼した

「どこがいいですか?」

「最近流行っているのはネック付近ですね」

良く分からない私はお任せでお願いした

素人は口を挟まない方が良いのだ

自分の理想と希望だけを正直に伝えれば良いと思う

私は妙に格好などつけない

立ち位置を分かっているのだ

私はプレイヤーなのだ

「強めに弾くとビリつきが出るみたいですね」

この段階で遠慮しても仕方がない

結局、自宅に帰って後悔するのだ

私はとにかく思いっきり強く弾きたい人なのだ

ビリつきに遠慮して弱く弾くならばギターはいらない

これはエレキにもいえるのだ

”思いっきり弾いてもビビらない・・”

が弦高調整の基準にもなっているのだ

特に正解はないと思う

極細の弦で弦高をペタペタに下げる人も多い

私にも物足りないがそれが好きだという人もいる

自分の気持ちに正直になれば良いと思う

太い弦や高い弦高が玄人だという風潮もなくはないが・・

特に気にすることはないと思う

そもそも楽しくなくては趣味としては本末転倒なのだ

見栄を張る必要もないと思う

時に妙な見栄張りは損をする

私にも経験があるのだ

特に周囲の人間には素の自分を曝け出すことで楽になる

楽器店との関係がまさにそんな感じなのだ

”ギターが好きな貧乏な中年おじさん・・”

というキャラを確立することで楽になれた

そんなこんなで今回の作業は『エレキメンテの達人』に依頼した

非常に良い流れなのだ

これで完全にノイズが消えてくれれば最高なのだ

眠っていたギターが息を吹き返す瞬間に立ち会える嬉しさ・・

ギターに命を与えるのは弾き手だと思う

ギターは子供に近い

どんな親の元で育つか?

それによって一生が決まる

ギターも同じだと思う

弾かれることなく磨かれることで一生を終えるギターも多い

「ギターちゃん・・ 今日もピカピカに磨いてあげるね」

「今日はどんなオイルがいいかなぁ? 高級なの買ったよ」

というギターは悲しい

散歩が面倒臭いと思う飼い主に飼われた大型犬も可哀想だと思う

何にしてもその性能や能力を最大限に発揮できない環境下は辛いということ

良いギターなのに特に弾き倒されることもなく日の目を見ない個体も多い

飽きて売られるギターはまだマシだと思う

やる気満々の次のオーナーの手元に届くギターは良い

しかしながら、湿気った部屋の押し入れの中に閉じ込められて夜な夜な妙な

オイルを塗布されるギターの一生は切ない

手垢まみれで汚いギターも微妙だが・・

それでもガンガンに弾かれているギターは幸せなのだ

ギターも好き過ぎると擬人化したくなってくる

ギターに名前を付けることがないが・・・

心の中でギターと対話している事実はこの場で吐露したい

あえてそれを言葉で他人に伝えることはしないが・・・


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