ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

福島原発事故関連:東電・政府機関関係ニュースから

2011年03月19日 | 週間ニュース:ピックアップ
環境ニュース 110312-110318

◎(経3/12夕刊表紙1) 東京電力は東日本巨大地震発生による福島第一原子力発電所1号機で格納容器の破損を防ぐため放射性物質含む水蒸気を放出へ (大量漏えい防止と引き換えに,最悪事態回避を祈ります)

●(経3/13表紙1) 日本経済新聞は東京電力福島第一原子力発電所1号機の事故対策が非常用電源の機能不全などで冷却水不足,事態が悪化と (非常用電源故障対策として電源船を準備していなかったのかな、多重防御のリスク管理を原子力工学から学んだが)

●(経3/13表紙1) 原子力保安院は東京電力福島第一原子力発電所1号機で炉心溶融でしか考えられないことが起きていると発表,海水注入開始

◎(経3/14総合3) 日本経済新聞は東京電力福島第一原子力発電所3号機の非常用ディーゼル発電機2系統共故障で耐震性想定に専門家が疑問と (大津波は想定可能なのに冷却システムが故障,原因報道なし,想定外の一言で片づけてよいのでしょうか)

●(経3/14表紙1) 原子力保安院は東京電力福島第一原子力発電所3号機で冷却機能が失われたと発表,水素が発生し建屋爆発や被ばく可能性示唆

◎(経3/15夕刊社会11) 東京電力は福島県災害対策本部で福島事務所の担当者が説明会,説明が終始歯切れ悪く,報道陣から情報取集に戻れとの声も (大津波は想定可能なのに冷却システムが故障,原因報道なし,想定外の一言で片づけてよいのでしょうか)

●(経3/15表紙1) 原子力安全保安院は東京電力福島第一原子力発電所3号機でも水素爆発が起こり,2号機でも燃料冷却機能失うと (1号炉の経験を生かせず残念。燃料被覆材と周囲の水蒸気とが反応し水素ガス発生か)

●(経3/15夕刊表紙1) 原子力安全・保安院は東京電力福島第一原子力発電所2号機の原子炉格納容器の下部にある圧力抑制室が破損したとみられると (素人考えでは圧力抑制室本体ではなく配管との接続部が水素脆性で弱体化していて水素爆発と関連して破損したのかなぁ)

◎(経3/16総合5) 政府は大震災による電力需給ひっ迫を受け,家庭や企業に求める電力使用量抑制策を纏めた,暖房温度の引き下げなど (まとめる段階ではなく命令の段階では。暖房等は下げ幅ではなく温度指定を。どこかおかしい政府施策,我が家は7度でも暖房停止中)

●(経3/17総合2) 日本経済新聞は東京電力福島第一原子力発電所で使用済み燃料に条件次第で過熱の懸念と,保管していプールの冷却水循環止り

●(経3/18社会31) 厚生労働省は食品の販売や加工などを禁止する放射線量の暫定的な基準値を初めて策定,原子力安全委員会の災害時指標を採用 (なぜ今までなかったのか不思議,東海村の事故など経験していながら。日本は技術は一流だが安全は三流なのでしょうか)

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