まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1408 映画2題

2020-08-24 09:52:28 | 日記
よろしくお願いします。


先週、今週と2週続けて映画を見てきました。行ってきたのは両方ともイオン大和郡山のシネコン、意外なことに先週が今年初めてでした。映画館が家から近いので、夕方頃に前以てレイトショーの座席を早めに押さえておいてゆっくりと家を出ると言うのがいつものパターン、しかし今回はその思惑が見事に打ち破られてしまいました、詳しい話はまた後程にて。最近は予告編が始まる前に映画泥棒のCMをやりますが、これも最近変わったみたいです。まあそれは良しとして自分がいつもこのCMを見て気になっていたのが↓↓↓



左側のポッポコーンの人、頭からポッポコーンをつまんで食べようとしていますが、口がないのにどこから食べようとしているのでしょう、それにポップコーンが減ってきたらどうなってしまう?もしかしたら食べたものがまた頭に戻って行くとか・・・、すみません、考えていることがまるで5歳時レベルです。

まず先週行ってきたのがこちら↓↓↓



監督が『陽だまりの彼女』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『フォルトゥナの瞳』などでお馴染みの三木孝浩氏、と言うことで今回も若手俳優、女優さんが生き生きと描かれていました。



ありゃりゃ、キャラクターがアニメになっている、実は本編直前の予告編の一番最後に来たのがこの映画のアニメ版と言うことで、本編を見る前に盛大にネタバレされてしまいます。4人がそれぞれ誰かを思い、誰かに思われ、誰かをふり、誰かにふられる、そのベクトルの交差具合が物語の肝になるのですが、その辺りはまあ見てのお楽しみ・・・の前に予告編のアニメでネタバレされてしまいましたからね。主演の浜辺美波は前にNHKで東出昌大とやっていた謎解きドラマの印象が強いのですが、最近はドラマやCMでもよく見かけます、今一番ノッテいる若手女優と言ったところでしょうか。映画好きのちょっと気弱な少年を演じていたのが赤楚衛二、彼は仮面ライダーやってましたがその時は筋肉バカのキャラクターだったので、今回は全く逆の感じだったので誰か分からなかった、でももう高校生を演じるにはちょっと、ってな年齢なんですね。


そして昨日(22日)に行ってきたのがこちら↓↓↓



感染症渦のおかげで4ヶ月待たされました、自分(一人称)の中では多分今年一番の映画になるのではと期待大だっただけに、やっとと言う感じでした。こちらも昼のうちにチケットを抑えて上映時間に備えて家を出る準備・・・と思ったら表は突然の豪雨、しかも暗くなった空に雷も光り出した。これはアカン、一瞬見に行くのをあきらめるか、とも考えたがせっかくのチケットを紙屑にはできない。雨が少しだけ緩くなったところを見計らって走り始める、服も靴もビショビショになったが時間には何とか間に合った。




菅田将暉と小松菜奈は既視感ありあり、映画の共演はこれが3度目、CMにもいっしょに出てます。脇を固める共演陣も豪華、ただ自分(一人称)は映画を見る前にはあまり予備知識は入れない方なので、途中で登場したメガネの女性が二階堂ふみだと全く気付かなかった。2度目に登場した時は朝ドラと同じ感じだったので二階堂出てたんや~、と言った感じ、本編での出番はその2つのシーンだけですが、ある事情で心に傷を負った様子を印象深く演じていました。しかし一番印象に残っているのがこの人かな、やっぱり↓↓↓



ネタバレになりますが彼女は途中で亡くなってしまいます、しかし彼女が残した言葉がその後に引き継がれ物語の結末につながっていきます。榮倉奈々ももう30過ぎてんだな、これまでそんなに派手に活躍していたイメージはなかったが、今回のようにたまに出て来ては強烈なイメージを残していくバイプレーヤー的な女優さんになっていきそう、夫婦で波に乗ってると言ったところでしょうか。


最近WOWOWで平成仮面ライダー一挙放送をやっていてもちろん全部見ました、佐藤健や竹内涼真など、たくさんの俳優さんがここからステップアップしていきますが、もしかしたら自分(一人称)の主観ありありかも知れませんが↓↓↓



菅田将暉が一番うまかったように感じました。映画『陽だまりの彼女』に出たのがこの後で、更にその後に出た朝ドラで本格的に知ることになったわけですが、今は押しも押されぬトップに立つ俳優さんとなりました。何かオルフェーヴルとイメージが重なるんだよなあ、ちょうど同じ頃に名前が出て来ていたから、で女性には何となく弱そう・・・あくまでも自分(一人称)のイメージですが・・・、ただオルフェーヴルみたいにレースで逸走や暴走だけは避けてほしいところです。

となるとオルフェーブルに勝ったジェンティルドンナが小松菜奈ってこと、まあそれもいいかも、この二人なら自分(一人称)も認めてあげよう・・・と言いたくなるくらいの映画だったと言うことです。小松菜奈の方はとにかく不幸の連続、中学生時代の出来事があって、その後出会った斎藤工はクズ男、山本美月もろくでもない女だったし・・・、まあその辺りはネタバレになってしまうので、ここまでとしておきましょう。小松菜奈は昨年1本だけ見ることができなかったが、ここ何年かはずっと作品を見続けています、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の印象が強烈に残っているからかな、その辺りは三木監督様様でうね。待機作品もまだまだあることだし楽しみに待つこととしたいのですが、この人テレビドラマの世界には頑なに下りて来ないねえ、テレビで見るとなったら「さて、今夜私が頂くのは・・・」のCMくらい、前にNHKで見せてくれたコミカルな役をまた披露してほしいところです。

そしてこの物語のモチーフとなったのが中島みゆきの「糸」と言う曲、実は1990年代の曲でかなり古いのですが、最近はいろいろなCMで使われたりしてよく聞く曲となりました。自分(一人称)が中島みゆきを聞いていたのはその前、『寒水魚』『予感』辺りだからこの曲はあまり知らないんですよね~、ってことで調べて見ると「糸」は元来、天理教の4代真柱・中山善司の結婚を祝して1992年に作られた楽曲であった、と言うこと。これを見て思い出したのが

「中島みゆきは中山みきである」

とある評論家が言った話、30年以上前のかなり古い記事ですが、まあ確かに歌詞にも曲にもそう言う雰囲気を感じる部分もありますか。宗教の話となると・・・あ、中山みきと言うのは天理教の教祖です・・・やっぱり気が引けてしまいますね、でも中島みゆきについては自分(一人称)も昔かなり聞いたことがあるからいろいろと語ってみたいんですよね、またいずれ取り上げることとしておきましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち





No.1407 淀川に沿って枚方から八幡へ

2020-08-22 18:58:31 | みち
よろしくお願いします。




















自粛が叫ばれていた今年のGWの真っ最中、予定していた宿泊旅をキャンセルしたわけですがそれでもどっかへ行かなあかんな~、と言うことで生駒市から交野市を経由して枚方市まで天野川を巡りました。最後にたどり着いたのは淀川との合流地点、天野川を流れてきた水はここから淀川へと入り、都心を通り抜けて大阪湾へと注がれていきます。さて、自分(一人称)の方はどうしよっかな~、ここを左に行けば大阪の都心へ、右に行けば八幡方面。まあこの時期人の多い都心地に行くのは危険かも知れない、と思い相棒君を右へ向けて淀川に沿う自転車道を進んで行くことに。それにしても自粛だ非常事態宣言だって言っているのに、淀川の河川敷公園にはたくさんの人が繰り出してきている、やっぱりみんな表に出たいんだよなあ、楽しみ方は人それぞれ、それでいいんですよ。そんなわけで自転車道を進んで行っているわけですが、進行方向左手側、淀川は河川敷の草むらが邪魔になって流れがはっきりと見えない、一方の右手側は大阪のベッドタウンである枚方市の風景、と言っても見えるのは住宅や工場ばかりでこちらもあまり面白味は感じられない。ここは前へ前へと自転車道を進んで行くしかない、幸いスピードを自慢するかのように駆っているサイクリストは見かけない、快適に走ることができるのはありがたい。












そうは言っても前のゾーンの下3枚にある自転車道の写真ばかりではネタにならない、ここは自転車道から別れて府道13号線へ入ることにする。ここなら京阪電車が沿って走っている区間もあるので電車の写真を撮ることができるかも・・・と思ったが、道と線路には高低差があって、しかも自分(一人称)が走っているのは反対車線で車もたくさん走り過ぎて行くので、結局電車の写真は撮ることが出来ずじまいだった。先を進んで行くと写真5枚目にある京阪樟葉駅が見えてくる、ニュータウンの最寄駅で特急も停車するたくさんの人が乗り降りする駅、南側にある表玄関口はたくさんの人やバスの発着で賑わっているが、駅の北側は写真にあるように府道があってその左手側は河川敷の公園、駅に直接行けないこともあって人の姿は全く見かけない。

















淀川でもたくさんの樋門や水門を見かけるが、それだけたくさんの水路が合流してきていると言うこと。ここまでの経緯があまりにも面白味がないので途中で方向を変えて川巡りに行こうとも思ったが、さすがに予習なしで行くにはちょっと気が引ける、ここはおとなしく八幡を目指すことにしよう。府道13号線は樟葉駅の次の橋本駅の近くで大阪府から京都府へと入る、県境を越えての行程は控えるようにと言われている昨今に2つ目の境界線越えです、いよいよ何とか警察がやって来そう。ここは両府の境に当たるが、ここを越えたからって別に世界が変わるわけでもないんだし、何をたいそうなことを言ってるの・・・ってな気もするのですがねえ。考えてみれば今もまだ国外への渡航禁止されている所もあるわけだから、江戸時代以来の鎖国が行われているとでも言ったところでしょうか、ホント、世知辛い時代になっちゃいましたね~、いつまで続くんだろう。そんなわけでさんざん面白味がないとばかり思いながら走って来たわけですが、やがて進行方向右手側には石清水八幡宮でお馴染みの男山、淀川の先の方には木津川の自転車道でもお馴染みの御幸橋が見えてきた。御幸橋の南詰の交差点で府道を下りて、京阪八幡市駅前のコンビニでちょいと休憩しよう、と思ったら何やら違和感がしてならない。あれれ?八幡市駅が石清水八幡宮駅に改称されているじゃあ~りませんか、調べてみると昨年のうちに駅名が変更されていたらしい、全然知らなかったわ・・・、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち


No.1406 さみしい甲子園

2020-08-20 09:40:21 | 日記
よろしくお願いします。














上に並べた写真は見ての通り、甲子園のライトスタンドから撮ったものです。行ってきたのは2017年の夏の大会、仙台育英と滝川西の試合、まあ展開は一方的になってしまいましたが、ホームランも見れたし、大量リードされても滝川西の選手は最後まであきらめずに頑張りました。阪神園芸さんのグラウンド整備もなかなかなもの、こちらもチームプレーで選手が怪我しないようにコンディションを整えてくれていました。自分(一人称)は高校野球はテレビ、ラジオ観戦派ですが、この時はまあ一度生で見るのもいいだろう、と思い奈良を朝の4時半に出てひたすら甲子園を目指して走りました。実はその2年前にも来ているのですが、その時はもう満員で入れず、智辯和歌山、天理が登場とあって見たかったのですが、さすがにそう甘くはなかった。ちなみに両方のチームともこの日でおさらばとなりました、共に初出場校に敗れると言う情けなさはここでも取り上げたことがありました。
自分(一人称)が初めて甲子園に行ったのは1978年のセンバツの開会式、まだ小学生の頃です。朝早くに奈良を出て西九条駅で阪神電車に乗り換えて、時間には間に合ったのですが外野スタンドは満員で何とか座れたと言う感じだった。その時の入場行進曲は松崎しげるの『愛のメモリー』、奈良からは郡山が出ていて、確かこの時はその主将が選手宣誓をしていたと思います。開会式後の第1試合は岡山東商vs高知、いきなり延長13回まで続く大熱戦となりました。ちなみにこの大会では春夏通じての完全試合も、PL学園、箕島、浪商、早実、桐生と名門校が多く出ていたのですが、優勝は浜松商、準優勝は福井商と地味な感じで終わりました。























天理の試合も一度見たことがありました。その日は朝早くに天理駅に行き、そこから応援のバスに乗って甲子園まで行きました、記憶にあるのは駐車場から甲子園球場まで結構歩かされたこと、その駐車場には路面電車のホーム跡・・・阪神電車甲子園線の廃線跡のホームです・・・があったこと。天理の対戦相手は山口県の南陽工、評判の投手がいてなかなか点が取れなかったのですが、天理にホームランが飛び出し1ー0で勝ちました。後で知ったのですが、その時の南陽工の投手が津田恒実氏、『ニュースステーション』で訃報を知った時は驚きました。この日は8月15日で試合中にちょうど正午となり1分間の黙とう、サイレンが鳴り続ける中で自分(一人称)も形だけの黙とうをしたのを憶えています。
奈良も長らく優勝できなかったのですが、1986年に天理が夏の大会で初優勝、その4年後には2度目の優勝、この時の決勝の相手が沖縄水産、沖縄県勢初の決勝進出と言うことで天理は日本中の悪役にされてしまいました、NHKのドラマにもなったくらいですからね~。その後天理が春に初優勝してからはしばらく暗黒の時代が続いたのですが、2016年のセンバツでは智辯学園が久しぶりに奈良に旗を持って帰ってくれました。最近は弱い者いじめの天理に対して大物喰いの智辯学園・・・PL学園、仙台育英、龍谷大平安、それに何と言っても横浜・・・だったので、結果を残してくれて嬉しい限りです。ただその後がなあ~、1回戦ボーイで終わってしまうばかり、ついに昨年はひとつも勝てずに奈良に帰って来ることとなりました、優勝してモチベーションが下がってしまったのかな。と言っているうちに2大勢力の続いた奈良にも第3勢力として奈良大附が台頭、天理を倒して夏の甲子園でも初勝利、今年は独自大会で智辯学園に初めての勝利、いよいよ本格化してきた感じでしょうか。







今年の甲子園は交流試合、センバツが中止となり出場を決めていた32校の救済のために高野連が頑張ってくれて、各校1試合だけ甲子園で試合ができることになりました。6日間に渡って16試合行われてきたのですが、やっぱり見ていて何か切ない気分になってしまいました、負けても終わりだが勝っても終わり、次がない空しさ、選手はそれを口にはしないだろうが、やはりそんな気持ちはあったと思う、勝っても泣いている選手もいましたからね。スタンドに観客なし、アルプスに応援団なし、華やかな開会式もなし、砂が持って帰れない、大人たちの取計いで行われた交流試合でしたが、これはやっぱりいつもの甲子園の情景ではなかった。天理、智辯和歌山、仙台育英、健大高崎、星陵と昨秋に結果を残したチームがあっけなく敗れたが、やっぱりモチベーションが違っていたのだろうか、まああまり考えたくないことだけど。
そんな16試合、もちろんいい試合ばかりでした。加藤学園、帯広は甲子園初勝利、負けたけど磐城もいい試合でした、元監督さんもノックできて良かったなあ。そんな中で今回も自分的ベストゲームを選ばさせていただきました。上の写真に挙げている智辯学園vs中京大中京、初回が終わった時にはどんな悲惨なことになるやら、と思ったが智辯学園が同点に追いついてからは息詰まる投手戦。今大会唯一の延長戦はタイブレーク方式、最後はサヨナラインフィールドフライと言うあっけない結末でしたが、奈良県民としてもよくぞ昨秋王者の中京大中京をそこまで追い詰めた、と言ったところでした。さて、来年は例年通りの甲子園の情景が戻ってきてくれるのでしょうか、ぜひそうあってほしいところなのですが・・・、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち


No.1405  曽我川(4)

2020-08-18 10:20:35 | ふうけい
よろしくお願いします。

















ここまで3回に渡って大和川を合流点とする曽我川を、流れとは逆方向に上流へと向けて巡って来ました。大和平野中央部から橿原市へと入り、その名の由来となっている曽我町を通り過ぎた後は、川幅はまだ広いものの少しずつ規模が小さくなって高取町へと入って来ました。前回は御所方面から流れてきた川が合流する所、JR和歌山線の掖上駅の北側に当たる所までやって来ました、川巡りもいよいよ終盤戦、今回が最終編です、それでは行ってみることとしましょう。
郡界橋交差点から先も曽我川に沿ってある県道を進んでいく、川はまだまだ幅の広さを保ったまま、だんだん山里が広がる風景の方へと差し掛かって行く。途中で橋を渡って対岸にある県道133号線へと入る、この道は確か昨年御所方面に古墳巡りに来た時に通ったことのある道、その時は何気なく走っていたが、その道に沿う川が大和川のあの場所で合流している曽我川とは知らなかった。県道は車はほとんど走らない静かな雰囲気、ただ山里の風景からは少し離れていて見所もなくあまり面白味も感じられない。昨年はこの県道の西側にある道を走ったが、そちらの方は古い町並があっていい雰囲気だった、こちらはちょっと退屈やなあ~、と思いながら走っていると何やら見慣れた標識が。そこには自転車のマークと「京奈和自転車道」の文字、佐保川沿いや葛城川沿いでよく見るお馴染みの看板だった、橿原市ではどのような経路をたどって来たか分からないが、こんな場所でこの標識に出会えるとは思わなかった、最終的には和歌山へと至ることになる自転車道、この先どのようなルートをたどって行くのだろう・・・。














やがて進行方向右手側からJR和歌山線の線路が寄り添ってきて、この辺りは曽我川、県道、鉄道が並ぶ区間となる、走っている電車見れるかな~、と思ったがこの区間は1時間に1本なのでタイミングもなかなか合わない。曽我川はこの先で支流が分かれていくとのことで川幅を広くして和歌山線から離れていく、県道も川に沿って行くので線路とはお別れとなってしまう。先へと進んでいくと川の向こうは見慣れた風景が、それは明日香村から吉野口方面へと向かう時に通る道だった、と言うことはその時に横を沿って流れていたのが曽我川だったと言うことか。自分(一人称)はこの辺りはよく走るし、地図もよく見たりはしているのだが、本当に何も知らなかったんやなあ、まあこれまで川に意識が向けなかったからそう言うものなのかな。



















近鉄吉野線葛駅付近で旧国道309号線へと入っていつもの見慣れた町並と道へ、そして見慣れた川・・・確かに欄干を見ると曽我川のプレートが掲げられている、全く今まで何を見ていたんだか。国道309号線はJR和歌山線沿いのある方が新線で車の通りが多いが、旧道の方はただの町中の道と言った感じ、今はその道が京奈和自転車道のルートとなっている。戸毛界隈は旧街道の雰囲気が漂う町並、もうここでも何度も紹介したことがある所です、道はずっと川沿いに続いている、途中で国道を外れて巨勢の古い町並へと入る。この町並を抜けると吉野口駅へとたどり着く、近鉄とJRが同居する駅については、これも前に1枠設けてここでお送りしたことがありました。その駅の前を流れているのも曽我川、上流部はまだまだ先の山の方になっているが、今回の曽我川巡りシリーズはここで終了です、この先については・・・また近いうちに行ってみようかと考えています、自転車道のルートも気になることですからね。そんなわけで今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち


No.1404 過去旅より・・・三重県のローカル私鉄

2020-08-17 10:05:51 | 鉄道
よろしくお願いします。


先日、Go Toと言うことで伊丹の方を走って来ました。帰りは阪神尼崎駅から輪行したのですがその時に乗ったのが阪神電車の方、涼しさにボ~ッとしながら乗っていたらあるポスターが目に入ってきた、よく見ると神戸で撮影された映画とのこと、興味を引かれて早速翌日見に行ってきたのが↓↓↓



もし尼崎駅から乗っていたのが近鉄の車両だったら見ることもなかったかも知れないのですが、この話についてはまた機会を改めてお送りしたいと思っています、それでは本文と行きましょう↓↓↓






















今回は過去旅より三重のローカル私鉄と言うことで、写真の方はまずは三岐鉄道を並べました。2015年7月の旅と言うことでもう5年前のことになるんやな~、三重県自体も昨年近鉄名古屋線を各駅巡りして以来行ってないからご無沙汰になっている、そろそろ旅の虫が鳴き始めそうです。この時の巡りでは富田駅から始めてまずは三岐線を各駅巡り、これが結構大変だった、駅間の距離は長く線路沿いにスムーズに進めずあちらこちらへと振られながらしかもほとんどが上り、予定時間を大幅に遅れて終点の西藤原駅へとたどり着いた。そこから阿下喜駅へと渡り北勢線を各駅巡り、762mm軌間のナローゲージの路線に小さな電車が走る区間。ここもなかなかスムーズには進めず、途中の区間ではコミュニティバスのバス路線とバス停を頼りに進む区間もあった、時間の遅れに焦ってしまって確か1駅か2駅ほど飛ばしてしまった所もあったはずだった。もう5年も遠ざかっているので現状はどうなのか分からないが、ローカル私鉄は変わらないのが一番いいことなんだよなあ、悪いニュースを聞くことなくトコトコ走り続ける、そんな路線であってほしいところです。



















場所は変わってこのゾーンでは四日市あすなろう鉄道と伊勢鉄道の写真を並べています、巡りは2015年11月のもの、この頃は目標もあったせいか精力的に遠出していたんだなあ~。四日市あすなろう鉄道も北勢線と同じ軌間幅のナローゲージ、あ、だから「あすナロー」か・・・は置いといて、ここでも小さな電車がトコトコと頑張って走っています。もう一方の伊勢鉄道、こちらもローカル線と言っていい路線だと思うが、特急『南紀』や快速『みえ』が通ることもあってJRに利用されている一面も。まあ仕方ないよな、こちらの方が亀山を通るより余程速いし向きを変えなくてもいいわけだから、元は国鉄伊勢線としてあった路線。三重県内の主要都市を結んでいるし特急も走るし高架も多い、いわば幹線級にあたる路線を第3セクターに移管するのも何か、何かな~ってところだが、相手となる競合路線が近鉄名古屋線と言うのはあまりにも分が悪い。今も幹線とローカル線が同居したような路線は、優等列車と1両だけのローカル私鉄の車両が変わりばんこに変わりなく走り続けていることだろう、しばらくは劇的な変化は望めそうにもない感じです。











最後にお送りするのは養老鉄道養老線、2017年春の旅の写真です。前年には大垣駅から北へ揖斐方面を巡り、そのちょうど1年後にこちらの路線を巡りました、実は両方ともセンバツの開会式の日で、揖斐線を巡った時は開幕試合が智辯学園の試合、ついでに言えばそのセンバツの最後の試合も智辯学園でした。まあ懐かしい話をしてしまいましたが、この時は大垣駅から南へ、センバツ開会式を巡りのお供にして桑名へと向けて走り始めました。この路線も駅間の距離が結構長くて、次の駅まで行くのに苦労した区間も多かった、岐阜県内はそんな感じだったが三重県に入ると幾分スムーズに進むことができた。ここを走る電車は30年くらい前に奈良でもよく走っていた近鉄電車の赤一色の車両、何か懐かしさを感じてしまいました、見た目もきれいだよなあ~、阪急電車みたいで。でも最近はカラーが変わったのかな、この前『こころ旅』見ていたら何か違和感のある車両が走っていたから。まあ長くご無沙汰となるといろいろと変わってしまうのは仕方のないところ、文句あるんやったら自分の目で確かめに来い!とでも言われそうですが・・・、まあ宿題帳に記入していつか行ける日を待つこととしましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち