まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.656 宇治田原町

2017-01-23 00:24:48 | まち
おはようございます。











去年の年末に宇治方面を走った時の話をしていきたいと思います。まあどこへ行こうかと迷いながらとりあえず京都方面へ向けて走っていたのですが、この日は北からの風がきつい日、漕いでも漕いでも相棒君は前へ進んでくれない。城陽市の国道163号線との交差点に着いた時に、風を避けたいと思い東へと向かうことに決めた、東とは言ってもほとんど北と同じ方向で風がきついのには変わりなかったが。しかも国道163号線はここから上り坂となって山の中へと入って行く、こりゃ~選択間違えたかな・・・とも思ったが、まあええ、このまま行ってしまおう。道は緩やかなカーブが続く上り坂を進んで行って峠越え、薄暗い樹々の中を過ぎて坂を上り着いた所で宇治田原町へと入る、景色が開けた所がもうニュータウンの一角となっていて、道は緩やかな下りとなって町の中心地へと差し掛かって行く。










国道163号線は途中で右へと折れてその辺りからが宇治田原町の中心地へと入って行く、町とは言っても周りを山や畑に囲まれた所で、どことなく平野にある町からは隔離されてしまった感じの所。国道から脇道へ入ると写真1枚目にあるお茶の工場があり、ほんのりとお茶の葉の香りが漂ってくる。写真2枚目は茶畑、この辺りはお茶の産地としてもお馴染みな所で、写真3枚目にあるマンホールにも「お茶の町宇治田原」と模られている。国道へと戻り今度はその北側にある町並へと出る、このまま東へ行ってしまうと宇治からは離れてしまうので、町役場付近で折り返して特にこれと言った見所のない町並の中を抜けて集落の一番西の端へとたどり着く。










写真1枚目~3枚目は町の西の端にある道標、各地からの距離が示されているが「宇治ライン」の文字があるところからすると左程古いものではなさそう、ここから山の方へと伸びている道が宇治へと向かう道と言うことで、相棒をそちらの方へと走らせることに。しかし上の写真を見てもお分かりのことだと思いますが、空模様がはっきりしないこともあって山の中へと入って行くとまあ寒いこと寒いこと、陽が完全に隠れてしまって山の合間から吹いてくる風が冷たくて仕方ない。山間と言ってもここからは基本下りなので自転車を漕がなくていい分風当たりはきつくなるばかりで体は冷えてくる一方、やがて宇治川の支流が横に沿ってくるのでまた寒さが増してくる。しかしそんな下がりっ放しのテンションを救ってくれたのが写真にある風景、この付近は寒いせいか紅葉の時期が遅いようで、この日はなかなかの見頃なようだった、その風景については次回いろいろとお送りできることだと思います、何せ相棒を何度も止めて写真撮ったもんね。
と言うことで、しばらく走ると大津方面へ向かう道との分岐点の端へとたどり着く、そう言えば以前1度この道を通って大津まで走ったことがあった。その時も今回と同じ冬の寒い日、山あい川沿いの道を震えながら大津まで走ったんだっけ、その時に寒さ以外に苦しめられたのが走っていたら所々で現れる片道通行の信号機↓↓↓



そうそう、これですわ。ちょうど悪天候の後で地盤が緩んでいたらしく、崖崩れが頻繁にあったので山側の道を封鎖しての片側通行、自転車やからそんなん無視して走ったらええねん・・・とはやはりそれは良心が許さない、信号機に出会うと赤ならきちんと止まって青になるまで待ってから走る。しかし信号の片側通行のための時間は車の速度に合わせて設定されているらしく、狭くなった区間を走っているとたまに間に合わなくなって反対側から車がやって来ることしきり、結構怖い思いをさせられてしまいました。さあ、今回は宇治方面へその時とは逆方向へと進むわけですが、どんな風景に出会えることとなるでしょうか、そして交通事情に悩まされることなく無事宇治まで走ることができるのか、その模様はまた近日公開とさせてもらうことにしておきます、そんなわけで次回もお付き合いよろしくお願いします。        まちみち

最新の画像もっと見る

コメントを投稿