まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1298 奈良交通62番系統

2020-03-30 10:55:17 | バス
よろしくお願いします。















今回は久しぶりのバス停巡り、奈良市の南に当たる山村町バス停から近鉄、JR奈良駅方面へと向かう62番系統を中心に枝線となっている系統も含めて、市内循環線との合流点となる高畑町バス停まで巡って行ってみることとしましょう。
まずは出発となる山村町バス停、周辺は写真1枚目、2枚目、5枚目にあるように田園風景が広がる所、見通しのいい所で若草山や興福寺の五重塔もくっきりと見ることができる。集落は坂を上った所にあってその辺りは山の辺の道北ルートが通っている、そんなに大きな町ではないがここから始発となるバスは1時間に3~4本走っている。ここから西へ少しだけ行くと国道169号線がありそこは奈良天理間のバスが走っているが、昔は10分に1本は走っていたバスも本数が減らされてしまった。いわばこれから紹介するルートの方が本数を逆転して保っていると言うことだが、こんな何もない町から始まる路線とはどんな所なのか・・・。と言うことで山村町バス停を出て広くクネクネとした道を行くと次は円照寺バス停、山の辺の道北ルートが通る寺院だが、前に来た時は・・・その時は万葉歌碑巡りで来ました・・・木々に囲まれ鬱蒼とした参道を進んで行ったが山門は閉ざされていた、寺院の一般公開はされていないとのことだった。















進行方向右手側に集落が見えてきて、八島町、藤原町と町名が付くバス停が続く、でも左手側はずっと変わらず田園風景が広がっていてここでもさほど乗客が多くなるとは思えない。藤原町バス停を過ぎるとこの間ここでもお伝えした地蔵院川を渡り次のバス停へ、と行きたいところだがここでちょっと道を逸れて東へと入る。上り坂を進んで行くと途中にひとつバス停を挟んで、やがて開発された住宅地となりその一角にある藤原台バス停へとたどり着く。ここは山村町行、奈良駅行バスが一旦ここを経由する系統もあるし、ここを始発とするバスもある、平日のラッシュ時の時間を見ると割と本数も多いことだから、この路線はこの地域に住んでいる人たちのために本数が確保されていると言ったところだろう。再びさっきの道へ戻って次のバス停は南古市バス停、ここで道は2つに分かれていてここは右の上り坂の道へと進んで行く、下3枚目の写真にあるように両脇を竹藪が囲むような道だが、両方ともその向こう側は住宅地でこの辺りはもう完全に奈良への通勤圏となっている。次のバス停は東市小学校バス停、道は小高くなった丘陵地を走っているが、周辺は古くからの町と開発された住宅地が混同していてここも乗客が多そう、それにしてもバス停の待合所は屋根がはがれていてみっともなさそう、早く修理してあげればいいのに・・・。















前のゾーンの一番下にある写真の春日苑住宅バス停を出ると次の護国神社バス停、ここでもまたまた寄り道と言うことで写真1枚目にある交差点を「護国神社」の碑が立つ方にある道へと入って行く。道は緩やかな上りで護国神社の入口前を通り過ぎて、そこからは急な上りになって和楽園バス停へ、その後は護国神社の正面口を通り過ぎて次の奈良佐保短期大学バス停、更に上りを進んで行くとこの枝線の終点となる鹿野園バス停へとたどり着く。鹿野園は閑静な住宅地と言った感じ、バス停のある所は山の辺の道が通っている所に近く、ここを北へと自然歩道を進んで行くと高畑町や百毫寺方面へと行けるが、バスとなると1時間に1本のバスを待たなければならない。さて、いませっせと上って来た坂道をスイ~ッと下りて護国神社バス停へ、ここを過ぎると後は萩が丘町バス停、高畑住宅前バス停と通り過ぎて、やがて奈良教育大前にある高畑町バス停へ。奈良駅行のバスはそのまま真っ直ぐ進んで市内循環路線へと入り、春日大社、東大寺の前を通り過ぎて奈良市の中心部へとたどり着く。奈良に観光に来た人が奈良公園に行きたい時には大概市内循環バスを勧められることが多いが、ある程度の本数が確保されている山村町行バスは意外なめっけもんになるかも知れません、ただ通勤路線を走るバスだから空いているとは限らないかも・・・、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち



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