まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.330 北近江の旅(5)・江のふるさとを走る

2015-12-03 10:14:05 | みち
おはようございます。




長らくご無沙汰してました北近江の旅、走ったのは9月の連休中のことだったからもう2ヶ月も前の話になってしまいました。まだまだ先は長いので久しぶりになりますが行ってみることとしましょう。









前回は郡上の町並の外れ、正面に虎御前山を眺めることができる水車のある場所までやって来ました。背後のそびえるのは小谷山、浅井長政の居城小谷城はこの山の中腹にあるが、そこまではバスが運行されている。その出発となる場所はこの水車のある所から少しだけ進んだ所にある小谷城址ガイド館、戦国ガイドステーションとも言われるこの場所は、大河ドラマ『江~姫たちの戦国』の放送中は『江のふるさと館』が開催されていて、ドラマの内容と言うよりは浅井三姉妹の歴史について扱っていた所。その歴史についてはガイドブックなので見飽きていたので、開催中は立ち寄るだけで中へは入らなかった。
今は小谷城への拠点としてある所だが、館内に入るとドラマのポスターが多く貼られていて、名場面のパネルやビデオの放映もされている。駐車場の一角には写真1枚目にある大きな兜のオブジェも飾られていて、放送終了からもう4年も経つのに『江』を大事にしてくださっていてとてもありがたいことです。しかしドラマに興味のある自分(一人称)にとってはこの先にある所がこの旅の本来の目的地、さあ、先へ進んでみることとしよう。

国道365号線を渡って伊部の集落へ、元は宿場町のあった所で、旧街道の雰囲気が漂う古い町並は小谷城に見守られるようにひっそりと広がっている。道は途中で左に直角に曲がって再び国道365号線へと出るが、この先も旧街道は行動の喧騒を避けるように、また直角に右に曲がって尊勝寺の町並へと入って行く。








この辺りも古い町並が繰り広げられていて、道を進んで行った突き当りには古い石の道標が立っている。この付近も旧街道の雰囲気をたっぷりと感じられる所で、ゆっくり進んで行くと至る場所で道標を見ることができる。北国脇往還は戦国時代の頃は重要な道として扱われていたのだろう、国道365号線は三姉妹街道と呼ばれているが、歴史に翻弄された浅井三姉妹もいろいろと複雑な胸中でこの道を進んでいたことだろう。








八島の古い町並を抜けるとしばらくは国道365号線を進んで行く、やがて浅井の中心に当たる場所へと差し掛かり町の様子も賑やかになってくる。やがて大河放送中には『江のドラマ館』が開催されていたプラザふくらの森へとたどり着く。ここはドラマが始まる前にも1度訪れたことがあって、小さな物産館で販売されていた地元のミニコミ誌に興味を惹かれて何冊か買って帰ったことがある。その中の1冊が北国脇往還の特集をしていて、関ヶ原から木ノ本まで走った時には大いに参考にさせてもらった。
ドラマが始まるとその物産館はドラマ館へと造り替えられイベント会場の場所となった。自分(一人称)も大河放送中は4回、来させてもらいました、まあ何度来ても内容が変わることはなかったのですが・・・。その期間中にドラマ館の隣に作られた土産物屋が今は物産店として営業されている。中に入ると店の一角に『江』の展示コーナーがあって、ここにも飾られていますねえ、上の写真にあるようにポスターや衣装、小谷城址で行われたロケの様子の写真、そして上野樹里の直筆メッセージ。ここにはドラマが終わった後も年1~2回訪れているが、今年も変わらず飾られていました、本当にありがたいことです。

放送中はとにかくいろいろと酷評されたドラマでしたが、自分(一人称)は毎週楽しみに観てました。まあ人の評価なんてものはほとんどが自己満足の塊で、それを面白おかしく酷評して世間に同調させるのはネット頻繁の現在では仕方のないことでしょう。今放送中の大河も結構な言われようされていますが、自分(一人称)はそんなに悪くないと思ってますよ、とにかく視聴率が悪い=駄作だとか、そう言った記号で世間を同調させるのは大概にしていただきたい・・・と言っても無理だろうな、なんせ「とりま」な時代なんですから。『江~姫たちの戦国』についてはこの機会にいろいろとお話してみようと思ったのですが、長くなってしまいそうだししつこくもなりそうだから、また日を改めてと言うことにしたいと思います。今は北近江の旅の途中、「ただ前へ、前へ進むのみです」で次回につなげていくこととして、今回はここまでとしておきましょう。       まちみち

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