まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1750 雛金魚

2022-04-26 08:05:49 | まち
よろしくお願いします。












ここ最近、季節ネタとして奈良県内のいろいろな場所での春の風景をお送りしてきましたが、シーズンネタならこちらの方が先やろ~?と言われそうなのが今回お送りする、大和郡山市の雛祭りです。例年2月の最後の週末から3月へとかけて行われるイベントは、ここでも何度も取り上げたことがありました。JR、近鉄両郡山駅に挟まれた商店街のエリアにある商店、民家、神社など至る所に雛人形が飾られ、観光客は町から配布される地図を頼りに散策していきます。休日になるとたくさんの人が訪れこの地域の春の訪れを感じるイベントとなっているのですが、ここ2年は感染症禍の影響で雛人形の展示を止める所や、近くで見ることができなくなってしまうところもありました。今回も開催中の休日に行ってきましたが、人々にも少し安心感が出てきたみたいなのか、結構賑わいを見せていました。自分(一人称)も今回はあまり人に迷惑をかけないようにと思い、相棒君は駐輪場に止めて徒歩で商店街を巡りました。


































近鉄郡山駅前からJR郡山駅へと続く矢田山通を進んで途中で十字に交わるのが柳町商店街へと入る。いつもは仕事に行く時に走る南側の道は、一部閉店した店はあるものの呉服屋や雑貨屋がまだまだ頑張っている、その店の一角にはガラス張りの向こうに壮麗な雛人形が飾られていて観光客の目を引いている。一方の北側の道は活気のある通りで、金魚をモチーフとした雛人形が飾られている、その辺りはさすがに受けもいいみたいで映えを狙ってカメラを向けている人たちの姿も。大和郡山と言うとやっぱり金魚、上の写真にあるようにほぼどのお店にも金魚のお人形さんや絵が飾られたり、昔懐かしい看板も金魚でパロディーづけられている。金魚と言うと昨年は映画『すくってごらん』が公開されたが、奈良のとある町が舞台と言うこととロケ地がここ以外の場所ばかりだったので、あまり大和郡山が舞台と言う気がしなかった。映画を見た人もあまりいい気分にはならなかったのでは・・・と邪推してしまいそうだが、金魚すくいの道場の入口にはいまだに映画のポスターが貼られていました。






最期のゾーンは写真がたったの3枚だけとなってしまいました、本当はこの散策で訪れた神社の写真を用意していたのですが、それは神社巡りの項にまわすことにしました。そんなわけでたったの3枚だけ、郡山の町並を抜けて高台へと至り大和郡山城へ、その場内にある展望台に初めて上りました。見晴らしが売りなだけにさすがにいい眺め、写真にあるように薬師寺の両三重塔や平城宮跡の朱雀門など、平城京の風景が一面に見渡すことができます。ここもたくさんの人で賑わっていて、これまで出渋っていた人たちもその鬱憤を晴らす時が来たかのよう、2月の末でまだまだ寒さが厳しい頃でしたが、着実に春の訪れを感じることができた町巡りでした、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



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