我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「自然と健康に感謝」

2022年03月28日 | 日記
どこまでも青く澄み渡る
空の下には、

棚田の中央を走る
なだらかな広域農道。




画像は、今年は拝めないと
諦めていた場所の風景。

橋の下には
春山の湧き出た水が
小川となり、

その清らかな水で、
摘んだ山菜を洗う二人の背中が、
今年もありました。



家に帰れば、腰の痛みも忘れて
下ごしらえに励む嫁と、
夕餉の卓を愉しみに待つ旦那。



夕餉の卓の膳を飾った
香り立つ料理の品は、

野蒜(のびる)の酢味噌、天婦羅に、
セリの白和え、ご飯に味噌汁。



有難いことに
今年も春がやってきて、

いつもの様に
田んぼに這いつくばって、

有難いことに
今年も我が家の膳に
春の山菜が並び、

故郷の味覚を
今年も享受することが
出来ました。

今年は、休日に雨と用事が重なり、
三月上旬の収穫期を
外してしまったばかりか、

予想していた通り、
既に、田んぼにはトラクターが
入ってしまった後で、

雑草と一緒に、
成長したセリまで、
耕していたのです。

摘んだ量は、
例年の五分の一でしたが、

それでも永年、親しんできた
我が家の春の行事を
絶やさず続けられました。


人の目には、ただの雑草にしか
写らないかも知れませんが、

二人にとっては、
共に過ごした故郷の暮らしを
今に伝える

貴重な「食の遺産」です。

いつもの様に、帰りしなには、
「田んぼに一礼」を忘れません。

自然と、互いの健康に、
心から感謝いたします。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「肝心なのは 度胸」

2022年03月27日 | 日記
あんなに毎日、飽きもせずに
英語の曲を聴いていながら、

このまま生涯、
「I can not speak English 」
じゃダメだよなと、

ある番組を契機に、改めて
反省させられる私です。

30年ほど前のことです、
勤めていたインテリアの会社では
年に一度、業界視察と称して、

全社から” 出来の良い ” 社員

5人を1週間ほど、

西海岸(ロス・シスコ)に、
行かせて頂くご褒美があり、

(野茂投手がドジャースで
絶頂期の頃)

折角の機会だし、
ただ行くだけじゃ意味ないと、

私は出発前の二か月間、
時間があればカセットで
英会話をレッスンしたのが幸いし、

現地では同行した四人と
通訳なしで食事に出かけたり、


一人で街を散策したり、


通りすがりの方に
「Please Take a Picture」
と写真を撮って貰ったり、

外人さんとの英語による

コミュニケーションの機会を
積極的に作りましたが、


期待以上の成果を達成する
貴重な経験をしました。

帰国後、
「He can speak English」
(喜多里は英語が喋れる)と


社内で評判になりましたが、
その時に私が学んだ


相手に思いを伝える
肝心なこととは、

「英語は文法ではなく、
度胸である」でした。

とある番組とは、
「カムカムエブリバディ」
(みんな おいで)

かつてのNHKラジオ番組、
「英語会話」のテーマ曲です。

昔取った杵柄(きねづか)は

今はもうなく、

英語を喋るどころか、母国語でさえ
おぼつかなくなりましたし、


もはや、憧れのニュヨークにも
行く機会はなくなりましたが

せめて入浴では、
バスタイム・ミュージックで、


耳に焼き付いたこの曲を、

英語で唄いたいと思います。

曲はカムカムで

再び、脚光を浴びた、

「On The Sunny Side Of The Street」

映画「プリティ・リーグ」
の挿入曲、

唄うのはサッチモではなく、


ビックバンドのアレンジと
4人のハーモニーが小気味良い、

マンハッタン・トランスファー



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「これまでも これからも」

2022年03月23日 | 日記

季節はとっくに春を迎え、
気温は日毎に上昇し、

気分はすっかり、
セリ摘みの準備が
出来ていると言うのに、

まだまだ、
冬の冷たい名残(なごり)が
残っているのか、

気温は一気に下がり、
連日、雨の日ばかり続いて、

募(つの)る思いを田んぼに
届けることが出来ずにいます。


やむなく気分を切り替えて、
3連休は諦め、

予定を今週末にしようとした
土曜日の朝のことでした。

スージィーは突然、
起き上がれないほどの
腰痛に見舞われたのです・・

階段を下りることも、
腰を曲げることも、
屈(かが)むことも出来ずに、

突然、彼女を襲った
腰痛の不安に駆(から)れながら、
ただ、痛みに耐えるばかりです。

本人曰く、「過去に一度も、
腰痛で悩むことなんか
無かったのに・・」

今月、70歳になったばかりの
スージィーですが、

これが、
「高齢者が 迎える 現実」
と言うものでしょうか。

6月に 71歳になる
私には、

かれこれ4年ほど前に、
階段を尻から滑り落ちて
強打した尾てい骨の痛みと共に、

冬になると必ず、発症する
右足膝外側が原因不明の痛みに
悩まされ続けていますが、

根性論かも知れませんが、
「歩くことこそ、
痛みを和らげる方法」と、

週に4日は、1時間越えを
歩くように心掛けています。

スージィーはよく言います、
「みっちゃんが元気が良いのは、
歩くからだろうね」と。

スージィーは今回の腰痛で、
「少しでも、歩く習慣を作ろう」
と思うようになったようです。

二人が一緒に歩く姿を見て
近所の方達は言うでしょう、

「あそこのお家はお金が無いから、
『歩けば必ず、治る』と言って、
歩いているらしいですよ。

「病院に行けば、
直ぐに治るものをねぇ」。

確かに、その通りでございます。

しかし、病院や整骨院に頼る前に、
「歩くことから始めてみよう」と
思います。

これまでも、これからも、
健康で元気の良い、
理想的な高齢者を目指すために。


あとがき

スージィーは昨日、
生まれて初めて、
整骨院に行ってきました。

現在、徐々に痛みは薄らぎ
回復に向かってはいますが、
整骨院にはもう行かないそうです。


しかし、楽しみにしていた
週末のセリ摘みは
やはり無理かもしれません・・




これまでも これからも
あなたのことを 思ってるの




映画「プリティ‣リーグ」」主題曲
「Now and Forever」
これまでも、これからも

作・唄:キャロル・キング


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ドクターに届けるサクランボ」

2022年03月17日 | 日記
得をしたような、
悪いことをしたような、

何とも複雑な心境になった
ある出来事のお話。


下の画像の、通りに面した
サクランボの木の下のスペースは、
元々、駐車場にする予定で、

四方にレンガを積み、
花を植え、

その一角に洗車と
植物の散水用に
水栓柱を立てていますが、


そのレンガの下の僅かな隙間から
路面を濡らすほどの
水が漏れるようになり、



いつもお世話になっている、
我が家のハウスドクター
(大工さん)に相談すると、

「水漏れの修理ぐらいは、
私もできます」
と仰るので、

先週の土曜日、
漏れ具合を見に来てもらい、
レンガを壊して土を堀上げ、



水漏れの原因が何なのか
見て貰うと、
ドクターの” 診察 ”結果は、

「パイプの劣化による
水漏れです」と判り、

パイプをカットして
新しいパイプに
交換することになりました。




作業も終わり、ドクターも帰り
暫くして、

やはり水漏れが気になり
作業した穴を覗き込むと、

そこには抜いていたはずの水が
溜まっているのです・・

「まさか」と思い、
金具の根元に紙を巻いて
様子を見ることにしましたが

紙は直ぐに、濡れてしまいます。



「パイプの劣化」が” 誤診 ”だったかは
定かではありませんが、

翌朝、慌てて水道屋さんを連れて
やって来たドクター曰く、

「パイプ交換時の
金具のしめすぎかも知れない」
と説明しましたが、

これも又、
定かではありません。

金具からの水漏れを
確認した上で、水道屋さんが
新品の水栓柱に交換し、




配管もやり直しましたが、
ドクターはそれを傍で見ていて、

「さすが本職やね」と、
私が言うセリフを、私の横で
言い放ったのです。



作業が終ると、
ドクターが言いました。

「迷惑を、お掛けしました。
私のプライドにかけて、
お金は一切、頂きません」と。

ドクターが作業を始めてから
何度も、手際の悪さを
心配していましたが、

やはり、「餅は餅屋」です。

とは言いつつも、
近所に来たらいつも顔を見せる
一人親方のドクターが、

幾らかでも仕事になればと
お願いしたのは私ですし、

ドクターも
私が困っているなら、

「馴れない仕事でも、
やってあげよう」と
引き受けられたと思います。

結局、何度言っても、
お金は受け取りませんでした。

現在、レンガの補修は
私がやる自信もなく、
業者さんに頼む予定です。

それまでは、
蓋をかぶせたままになりますが、

サクランボの収穫までには、
補修を済ませたいと思っています。



お金の代わりに、
赤く熟したサクランボの実でも、

我が家のハウスドクターに
届けようかと、
思っているところですが、

ところがドクター、
赤いサクランボよりも、

こちらの色の方が、
好みかもしれません。

「黄色いサクランボ」

唄:ゴールデン・ハーフ



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「チェリー ブロッサム」

2022年03月14日 | 日記
木曜日辺りから少しずつ
サクランボの花が咲き始めると、

スージィーはサクランボの木に
ある願いを託しました。

土曜日、故郷で行われる
母の三回忌の前日の夜に、

妹二人が我が家に泊まり、
我が家で初めて、三人一緒に、
食事ができるのを、

スージィーは
楽しみにしていましたが、

叶うことならその当日に、
花が満開であって欲しいと
願いを託していたのです。

金曜日、サクランボは見事に、
スージィーの願いを
叶えてくれました。





久しぶりに姉妹揃って
愉しい夜を過ごした翌朝、

満開の花の下で
撮った記念写真は後ろ姿です。



スージィーの願いに応えてくれた
サクランボに敬意を払い、

美人姉妹三人さんのお顔は、
遠慮することにしましたので
ご容赦願います。

「Cherry Blossom」
チェリーブロッサムとは、
サクランボの花。

「Blossom」ブロッサムとは、
花、開花。

発展する・活気づくという意味も
あるそうです。

お三人様、
これからもどうかお元気で!




花よ、君の微笑みは
の行く手に射し込む太陽の光

この頃僕はずっと
寂しくてたまらなかった

花よ、一日が長くて
どうしようもなかった

僕の夢もすっかり凍りついてしまった
僕を不安から解き放っておくれ



ジェームス・テイラー
「ブロッサム」

 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「嬉しげに楽しげに」

2022年03月08日 | 日記

今週末の気温は、
一気に
20度近くまで
上昇するらしい。

そんな天気予報を聞くと
春日村のとある老夫婦は、
急に気もそぞろになり、

「心ここにあらざれば、
視(み)えども見えず」

二人の目に見えるのは、
野原、道ばた、土手、畑。

二人の目に映るのは、
二人仲良く腰をかがめ、
嬉しげに楽しげに山菜を採る姿。


有難いことです、

いつものように今年も、
そんな季節がやってきました。

昨年、セリ摘みに出かけたのは
3月の14日でしたが、

今年は、スージィーは母の法事で
故郷リトルに帰るために、

今週末は行けず、
来週に持ち越しとなりましたが、

スージィーは今年も、私以上に
セリ摘みを楽しみにしています。


ところで先週、
春の山菜にまつわる
嬉しいことがありました。

それは、先日、喜多里亭の
サインボード(看板)に、

田舎風のイメージを作るために
一同級生から頂いた
つくしんぼうを飾りましたが、

それを知った同級生が、
今までとは一回り大きな
つくしんぼうを、

それも二つ、
送ってくれたのです。

今までの、大きさ。



送っていただいた、一回り大きい
横幅20cmのつくしんぼう。





福岡では、つくしんぼうを
「卵とじ」にして
頂く人が多いのに比べ、

故郷では、つくしんぼうを
食べる習慣があまりなく、

セリ(田ゼリ)が
ポピュラーでしたが、


セリを採っている時に何時も、
よく言われることがあります、


「何を採っているんですか?」

老夫婦は、「どっこいしょ」と

立ち上がり、

くたびれた腰に両手を当てて
大きく腰と背中を伸ばし、
暖かな春の空を仰いでから、

一度、一息ついて一言、
嬉しげに楽しげに答えます


「はい、セリです」

「へぇー、
セリって美味しんですか?」


お陰でセリを採る人が少なく、
私たちは(競争率が低くて)
助かっているのかも知れませんが、

セリは、自然の恵みです。

自然のセリの美味しさを
知って頂くために

ちゃんと、
お裾分けを忘れません。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「パーティタイムへようこそ」

2022年03月06日 | 日記



撮影は、土曜日午前10時。

画像は、暖かい日差しを浴びて
日毎に赤みを増しては膨らむ、

桜よりも一足早く、花を咲かせる
サクランボのつぼみです。

絶好の春支度びよりは
青空の下で先週に続き、

トネリコの鉢の植え替えから
始めます。



トネリコを鉢からとり出し、
古い根を整理したら、

混合した新しい土を入れて、
鉢の中を新しい環境にします。

先週からの続きの4鉢を、
約半日かけて終わらせましたが、

楽そうな作業に見えても
けっこう、くたびれる作業ですが、

愛するトネリコの為です、
多少の苦労は惜しみません。


そして、今日の作業は、
中断していたテーブルの

パラソルのポールを立てる板を
完成させる、簡単な作業ですが、

中断していた理由は、
肝心の塗料がなくて
作業が進まなかったのですが、

今月1日に、作業に必要な塗料が
入荷しました。

20年間、ひたすら使い続ける
ロックペイント社の16L
カラーは、「ウォルナット」



先日、テーブルの板の歪み
(反り)が
数か所見つかり、

今日、板を一旦、すべて外して

歪みを修正した後で、



テーブル全体を塗装して
作業は終了。



今日は、これでは終わりません。

スージィーが、
リニューアルした庭の作業が

一通り終わったのを機に、

「テーブルクロスの生地を
買いに行こう」と
言い出したのです。

スージィーから20年間、
ひたすら使われ続けた
私です。

疲れていましたが、
けして「行きたくない」なんぞと、
口が裂けても言えません・・

それで、生地屋さんに
行くことにしました。





少し地味かと思ったのですが、
ブルーとグリーンの小さな格子柄の

我が家の庭に最適な生地です。

テーブルにポール立ての板が出来上がり、
そして、テーブルクロスが出来上がれば
愈々、パーティ・タイムです。

どうか皆さん、
お気軽にお越しくださいますように!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする