我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「春日村に桜が咲いた」

2020年03月26日 | 日記

3月も下旬を迎え、
日増しに暖かな陽気に包まれて、

木々は一斉に芽吹き、
見る人の心を和ませる。

そんな春の訪れを感じさせる季節が
やっと、やってきたと言うのに、

赤い鼻緒のジョジョはいて、
おんもに出たいと、

春が来るのを心待ちにしていた
みいちゃんの姿もなく、

膨らみ始めたつぼみから少しずつ、
はじき始めた桜の花を、

立ち止まり眺める余裕のない
大人たち。

一句、

「いつになく 様子が違う 春景色」


春の日の春日村に、
変わり者の親父がいる。

巷で大騒ぎの厄介な流行り病は、
「高齢者が、感染しやすい」
と聞いて、親父は開き直った。

じたばたしたところで、
どうせいくのなら、
ぐずぐずしないで、みんなで一緒に
いこうじゃないの!


「いくには少し早いけど、
旅は道ずれ、世は情け。


みんな揃って楽しく渡ろう、
三途の川」

ってなもんだ。


開き直ったその日を境に
不要不急の外出を止めて、

家に閉じこもっては、
夕餉の晩酌を際限もなく続け、

酔った挙句は夜遅くまで、
大音量の音楽三昧に、

酔いに興じて、今宵が最後とばかりに
ろれつの回らぬ歌まで唄い、

近所の迷惑顧みず、
眠り就くまで繰り返す。



そんな日がしばらく続いて
呆れ果てた親父の嫁が言った、


「もし、これでいったら、死因は飲み過ぎ。
開き直ってなんかいなかったら、
死に急がずに
済んだものを・・」

その言葉には一見、
身体を思いやるように感じるが、

腹は違う。

「どうせいくのなら、
さっさと一人で
とっとといって
もらおうじゃないの!」


それから、何日も何日も
飲めや歌えは夜毎に続いているが、

どっこい、親父は今夜も生きている。

その親父が言った、
「最近、身体の調子が良いみたい」



嫁の期待に沿うことのないまま、

春日村に、桜が咲いた。

 

「The Lady Is a Tramp」

彼女は気まぐれ

唄:エラ・フィッチラルド

フランク・シナトラ

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「今でもファンは忘れない」

2020年03月18日 | 日記

親父には、
敬愛してやまない歌手がいる。


エラ・フィッチラルド

フランク・シナトラ

ルチアーノ・パヴァロッティ

美空ひばり

トニー・ベネット

の5人。

トニー・ベネット以外は
すべて故人となられているが、
この5人の歌手は私にとって、

今までも、これからも、
色褪せない輝きを放ち続ける
素晴らしい歌手であり、

「敬愛してやまない」とは、
そのことを言う。 


ある日、その中のお一人が
人工知能・AI技術で蘇り、

亡くなられた後で作られた
歌を唄った。

ファンの一人である親父は、
その再現の様子を

「特番」と「紅白歌合戦」で
拝見させて頂いたが、

複雑な思いで見終えた後、
何処か不自然で期待にそぐわず、

自ら好んで見ることは、
もう二度とないだろう、

いや、二度と見たくないと、

AI技術によるスターの再現に
否定的な思いを抱いてしまった。


そのスターとは、誰もが認める大スター
美空ひばりさん。

現在、業界やファンの間では、
このAIによるスター再現の
「是」か、「非」が、
賛否両論となっているが、

昨晩、この件に関するある
興味深い記事を見つけた。

業界人の一人、達郎は言った、
「ひとことで申し上げると、
冒涜(ぼうとく)です」。

(山下)達郎よ、善くぞ声を大にして
言ってくれた。


「賛否両論」の

「賛」とは、
尊崇=尊(とうと)び あがめること、
好んで見る人。

「否」とは、
冒涜=神聖なものを汚すこと、
二度と見たくない人。


かつて、
故ナット・キング・コールと、
娘のナタリー・コール
(65年に45歳で死去)の

親子二人がデュエットした
「アンフォゲッタブル」が
大ヒットしたが、

亡き父が歌った音源と、
ナタリーの音源をオーバー・ダビングし、

スクリーンに映し出された亡き父と
娘が一緒に歌う様子に、

仮想の共演ながらも微笑ましさを覚え、
素晴らしいバラードで、
好んで聴かせて頂いた。


「蛇足」なる言葉がある、
「余計な付けたし、無用なもの」
の意味。

ひばりさんの再現に努力した
皆さんのご苦労を一蹴する
つもりはないし、

第二作を待望される方も
いらっしゃるだろうけれど、

親父にとっては、無用なもの。

ある時は観客の声援に合わせて、
ある時は語り掛けるように、

全く偽りのない生身のひばりさんが
歌う唄の素晴らしさを、
今でもファンは忘れない。

「アンフォゲッタブル」とは、
「忘れない」、と言うこと。

Unforgettable 」

ナット・キング・コール

ナタリー・コール


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「終:本気で考えること」

2020年03月13日 | 日記

 

現在、新型コロナウィルス
(以下、「ウィルス」)が
世界的な脅威となっている。

一地球人として、一日も早い
ウイルスの終息を願っているが、

哀しいかなこの先、どうなることやら
さっぱりわからない。

ウィルスも一つだが、
ここ数年、地球の環境問題は
悪化をたどるばかりだし、

各国間の対立など、
一向に問題解決の糸口を見いだせず、
混迷を深めるばかり。

地球と世界はこの先、どうように
変貌を遂げるのか?

地球は、人間や動物たちの
生きる環境を、維持できるのか?

人類同士が対立し合い、殺し合う
戦争を、何時まで続ける気か?

何時になったら安心して暮らせる
平和な世界を、取り戻せるのか?

全ては、地球上の生物を代表する
人類の努力によるが、

この先、どうなることやら
さっぱりわからず、

一地球人の、一凡人は、
ただ途方に暮れるだけ・・

「Only One Earth」

かけがえのない たった一つの地球が
抱える憂いを思う時、
思い浮かべることが二つある。

一つが「ノアの箱舟」

天と地と、そして人を造った神は、
地球上に人の悪が蔓延していることに
心を痛め、人を造ったことを悔やみ、

ノアに大きな船を造らせ、
家族と、すべての動物オスメスに、
植物とその種を乗せるように
指示しすると、

神が造った人間を
地球上から消し去ろうと、
神は地球上に大洪水を起こし、

船の中の人間以外はすべて、
死んでしまう。

二つ目が「ホーキング博士のスピーチ」

ホーキング博士は生前、
地球はさまざまな分野から
脅威を受けており、

温暖化による気候変動や伝染病、
人口増加のすべてが、

地球上で人間の生存に大きな脅威を
もたらすと予測し、

今後1,000年以内に新たな惑星を
見つける必要があると述べ、

その後、博士はその予測を
100年以内にまで短縮し、

いずれ、地球から
脱出しなければならない時が来る。


と語った。

ここにきて、新たに加わった
終息を予期できない
極めて厄介なウィルスの脅威。

地球と世界の待つすえを想う時、
旧約聖書にある「ノアの箱舟」と、
ホーキング博士の「スピーチ」を

どうしても重ねて仕舞う。

地球環境は一秒ごとに深刻化し、
世界の政治も歪みが止まらず、

失望ばかりの世の中でも、
豊かな暮らしを求めて夢を描き、

一方で、子供達の、
その子供達の、そのまた次の子供達の
未来に夢を持てない現実がある。


残念ながら、ノアの箱舟には
乗れないけれど、

未来の地球の人々の誰もが、
夢を抱き、愛を語れる

美しく新しい地球を
取り戻せるのなら、

「大洪水も致し方なし」と、

 本気で考える。

   

補足

書いている内に2日がかりになった
今日の日記には、

旧約聖書「ノアの箱舟」と
「ホーキング博士の未来に関するスピーチ」の
二つの文献を参照。

「What A Wonderful World」
このとんでもなく 素晴らしき世界

ルイ・アームストロング

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「脚と箸の因果関係」

2020年03月09日 | 日記

思いもかけず
2kmを走り切った満足を
再び、味わいたいと、

日曜日、1週間ぶりに
春日公園をスローペースで
走ることにした。

スタート前は、
今日も同じ距離を走れるだろうか?
それとも距離を伸ばせるだろうか?

心は期待に高揚を感じながら、
ゆっくりと走り出したが、

前回と何か様子が違う・・

150m付近で高揚感が
不安感へと変わり始め、

不安は的中し、なんと、300mで
脚を止めることになって仕舞う。


前回は思いもかけずの2km、
今回は思いもよらぬ300m。

身体には、
バイオ(生命)リズム(規則的な運動)
の概念があるように、

常に好調期を維持できないように、
人生も山あり谷ありは、
自らが学習した通り。


風呂から上がり夕餉の膳に就く、
今夜は好物のおでん。

焼酎の氷割りを一口すすって、
おでんにほんの少しだけ
箸を付けたが、

その後は全く、食が進まない。

何か様子が違う・・


こんなことは過去40年以上、経験がない。
いや、初めてのことかも。

スージィーが身体を気遣い
マッサージを施してくれたお陰か、
今朝は何事もなかったように目が覚め、

風邪でもなさそうなので
仕事にでかけ、
現在、体の不調は一切、感じないが、

僅か300mで脚を止め、
僅か3分で箸を止めたことに、

一体、どんな因果関係が
あるのだろうか?

いたって能天気な親父でも、
「気楽に行こう」と言えば
やっぱり嘘になる。

 

「気楽に行こう」

マイク真木

 

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「続:本気で考えること」

2020年03月04日 | 日記

久しぶりに春日公園を
スローペースで2kmを走り、

少しばかり余裕があったのに、
「無理は禁物」と脚を止めたのは、
3日前の日曜日のことだった。

たかが2km、されど2km。

「我ながら、良くぞ走った」と
悦に入つていた。ところが、

予想はしていたものの、
翌日から徐々に
両太股の筋肉がこわばり始め、

昨日は日課のウォーキングも歩けず、
階段を下りるのもままならぬ状態が
続いて仕舞った。


今朝は随分と
こわばりも治まってきたが、

日頃のウォーキングで、
いくら脚力に自信を付けたとは言え、

歩くのと、走るのでは、
使う筋肉が違うことを改めて痛感。

しかし、これを何度も繰り返すうちに、
スロー・ジョギングにも耐えうる
筋肉も付くのではと、楽観的に考える。


そんな折の昨夜、
チャーリーから電話を頂いた。

ブログに「6月で68(歳)とあるけど、
69の間違いじゃない」

とのご指摘。

異論なくご指摘の通りだが、
自分の歳を忘れるほど
痴呆が始まっている訳でもなく、

常日頃、
数字とスージィーに滅法(めっぽう)
弱いだけのこと。


実年齢よりも上の70と書けば、
いくらか問題もあろうが、

一つや二つ若く書くのはある意味、
心理的な若返り効果にとって、

良いことではないかと、
これまた、楽観的。


姪のミアが教えてくれた、

「Age is  just a number 」

年齢なんて、ただの数字。

走るのも「スロージョギング」、
人生も、「スローライフ」。

「年齢なんか気にせずに、
ゆっくりと人生を楽しみたい」

と本気で考える。

 

スローライフを楽しむ一つに、
夕食の後で音楽を聴くこと。

酒に酔い、音楽に陶酔して、
そのまま寝こんで仕舞うのは
しょっちゅうのことだが、

この曲は最後まで親父に付き合い
昨夜のトリを務めてくれた。

この曲もそうだが、
益々、スローなバラードが
好きになっていく、

今年の6月で、確か
67か68になる親父である。

「Let's Fall In Love」

ダイアナ・クラール 

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「本気で考えること」

2020年03月02日 | 日記

夕刻から始めるウォーキングも、
毎年のことながら、
暮れから3月上旬にかけては、
寒さでやめることが多かったが、

今年は暖冬のお陰で
これまで休まずに、よく歩いたもんだと、
自分でも感心してる。


雨の日、用事がある日、
脚を休める日を除く、平均して週に4~5日、
毎回、1時間~1時間半を歩いたが、

土・日は明るい内からスタートできるので
2時間近く歩くこともある。


そもそも、親父にとっての「歩く目的」とは、
汗を流した後に待ち受ける晩酌を
スージィーに気兼ねせずに頂けること。

「今日も頑張ったんだから、
少しぐらいは飲ませて貰っても
よかでしょう!」

歩くことは飲むことの
口実、大義名分。

ウォーキングで消費したカロリーを
酒で一気に取り戻すのだから、

ウォーキングが「健康の為」とは、
けして言い難し。


動機は不純でも、歩くお陰で
最近は脚力に自信が持て、
あることを考えるようになった。


それで昨日の日曜日の夕刻、
思い切って考えを実行するために、
久しぶりに春日公園へ向かうことにした。


準備運動を入念に行い、
それからゆっくりと走り始めた。

300~400mも走れば、
息が切れると思っていたら、

1周1600mを過ぎても
まだ行けそうで気持ちが弾み、

プラス400mの
計2000mを走り終えた。

そのまま走れば、2周走(3200m)も
可能だったかもしれないが、

逸(はや)る気持ちを抑えて
2000mで足を止めることにした。

その理由は、無理は禁物。

調子に乗って無理をしないこと。


家について、2000mを走り切ったことを
自慢げにスージィーに話し、

風呂から上がると
消費した2000m分のカロリーを、
一気に取り戻した。


取り戻したものがもう一つ、

無理をせずに、スローペースで走れば、
昔の "美貌" と体形は取り戻せなくても、

5年ほど前のように、公園を3週できる日が
必ず、戻ってくる。

けして焦らず、けして無理せず、
今ならまだ、間に合う!

6月で68の親父が

最近、本気で考えていること。

「スローなブギにしてくれ 」

南佳孝

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「全世界の皆様へ」

2020年03月01日 | 日記

新型コロナウイルスの
感染拡大を受け、

「不要不急の外出を控えるように」
との呼びかけに

ひねくれ親父は真面(まとも)に
従いもせず、

ただ、天気も優れないばかりに
外に出る気も起らず、

家で音楽を楽しんでいると、
我が故郷の動画をYouTubeで
見つけたので、

動画4本を日記代わりに、
アップすることにした。

全世界の皆様へ

騒動が落ち着きましたら、
是非、温泉でもお楽しみに

我が故郷、
小国町・南小国町にお越しください。

・熊本県小国町



・小国町
プロモーションビデオ

 

・南小国町
プロモーションビデオ



・ドローン空撮

 

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