道具 (広い意味の)を買い求める場合、
価格もさることながら
性能や機能を選択の条件として
重視するが、
どうしても外せないスペックに
デザインとカラーがある。
道具とて、インテリア。
性能に優れ、使い勝手が
いくら良くても
この二つが揃わなければ
食指が働かないのは、
この親父だけではなかろうと思う。
昨日、バード・フィダーを
作ったお蔭で、メジロはこの中で、
ヒヨドリにも邪魔されず、
悠長に、ミカンにありつくことが
出来るようになった。
が、機能は十分に達成できたが、
出来上がり(形)が気に入らない。
急遽、木製のハンギングが壊れて
使えなくなり、錆び付いて仕舞った
ステンレスのバスケットで
何の部品もなく作ったのだから、
「しょうがない」
と言えば、それまで。
前述通り、
「バード・フィダー」と言えど
インテリア。
幸いにも、バスケットとして
デザインは優れているし、
それで今まで、捨てずに
取って置いたようなもの。
今朝、右手に弁当。
左手にバード・フィダーを
会社に持ち込み、昼休みに
作り直すことにした。
あるのは、
2種類の太さの針金だけ。
以下が、
その出来上がりまでの工程 。
2個のバスケットの片方の接合面を
蝶番の中心の役目に
3か所(青丸)針金で固定した青丸の
もう片方に、2個のバスケットを閉めた時に
固定するS字のフックを針金で作り
片方を固定して2か所に 取り付ける。
底の面に、ハンギングの
取り付け金具だった穴を利用し
開閉時の高低を合わせる
ガイド用の 針金を通す。
メジロの入り口を、両面の2か所にして、
そこにバーを付ける 。
開いた状態と、板の上のミカン。
3時の休憩で家に戻り、
S字ハンガーフックで
ランタン・スタンドに下げたら、
直ぐに帰社。
見た目はすっきりしたものの、
問題は、はたしてメジロが
2ヶ所の入り口から、入ってくれるか?
5時過ぎに帰宅、
最初に行き着く先は、言わずもがな。
「細工は流々(りゅうりゅう)、
仕上げを御覧(ごらん)じろ」
メジロはちゃんと、
食べていましたとさ。
今夜も、課題曲の一つ。
「Blackbird 」
ポール・マッカートニー