我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「何より、何より」

2019年08月28日 | 日記

今日、読ませて貰った
同級生のブログには、

とある市の、市役所階段を
1階から最上階15階迄、
自身の脚で上ったと言う、

各階の「階数表示」が、その証明を示す
写真付きの記事だった。

この市役所は、
役所を訪れる人達の健康推進のために、
階段を上り下りする際の参考に、

例えば、10階には
「1階から10階の階段上りで
25Kcalを消費しました 
チョコ1箱分」。

15階には
「1階から15階の階段上りで
36Kcalの消費しました。
缶コーヒー(微糖)一本分」

「階段を下りる場合、
階段を昇る場合の半分を消費します」

と、親切な表示まで添えている。

そこで思い出したのが、
福岡市役所。

この市役所も15階建てで
最上階の15階には、

春日村民が「福岡市民」と
偽ることなく自由に利用でき、

眼下には市内を、
北側の窓からは博多湾まで見渡せ、

眺望が良いだけでなく、
安価で美味しく頂ける食堂があり、

お昼時に近くに出向いた際は、
好く利用させて頂いた思い出がある。


食堂へ向かう際は、最上階まで

必ず、階段

ではなく、エレベーターを利用した。

当時、カロリーを気にするほど
健康志向でもなく、
富士山に登るほどの元気印で、

夜な夜な天神の街で飲んだくれては、
最後は長浜の屋台のラーメンで〆る

飲み盛り、食べ盛りで、働き盛り。


福岡県庁の食堂は
「チャンポン」が美味しかったが、

市役所は「カツ丼」が美味しく、
好んで頂いた。

価格が幾らだったか、判らずに調べたら、
現在、「カツ丼(大)500円」。

今どきはカロリー表示が必須とあってか、
「1025Kcal」とあった。


前述の1階から15階、
上り下り
往復の消費カロリーが
54Kcal。


カツ丼1杯分のカロリーを消費するのに
一体、1階から15階までを何度、
往復すれば良いのやら・・・・


やめた、やーめた。

美味しく食べた後で、食べたことを
悔やむような計算を
するのは

馬鹿らしくて、やめた、やーめた!

それにしても同級生の皆さん、
これからの自身の楽しみのために、

日々、人知れず頑張っているようで
何より何より。


かつて、先のことなど全く、
見通せなかった世代が、

今、何かに向かって、
努力を積み重ねることが必要と感じた

そんな共感を抱く者の一人として、

ささやかながらも
遠くからではございますが、
エールを届けさせていただきます。

「From A Distance」
遠くから

ベッド・ミドラー

 

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「感謝の投稿」

2019年08月25日 | 日記

秋雨前線の影響で随分と
過ごし易くなってきたが、

思えば今年も昨年同様に
暑い夏だった。


半世紀前の夏を
経験してきた者にとっては、

なんともはや「異常」とも思える
近年の猛暑も、

今や「尋常」と
言わざる得ない状況にある。


7月上旬に、熱中症の熱失神で倒れ、
臀部と背中に傷を負った経験は、

暑さに逆らってみたところで
勝ち目のないことを悟り、

地球温暖化が
排出効果ガスの増加による、
人為起源のとあらば、

地球の一員として、
その過失は自分にもあると、
悔いる思いに併せて、

これから先、生きて居ればこそ、
幾度も通らねばならぬ
暑い夏季を乗り越えて、

新しい季節が何事もなく
無難に迎えられるよう、

ひたすら体力維持に努める日々。


そんな今日の午後、
先の台風で飛ばされて羽を折り、

使えなくなった風車の代替えを
作る作業中に、
携帯がベルを鳴らした。


日記の休稿があまりにも
永く続いているので、

病気か、はたまた、
遂に逝ってしまったのではと、

我が身を案じて頂く
奇特なお方からの電話だった。


有難いものです、
こんな輩でも、気にかけて
頂けるのですから。

嬉しいものです、
こんな戯言(ざれごと)を
書き連ねた日記でさえ
目を通して頂けるのですから。


ご心配なく、体力維持のために、
週に五日は一時間から一時間半を
歩いております。

ご心配なく、たとえ糊口を凌ぐ生活でも、
好きな酒は一日たりとも
忘れたことはありません。

「飲みすぎでは?」

 ご心配なく、ほろ酔い気分で、
好みの楽曲を見つける
音楽三昧の毎夜です。

と、ここまで書き終えたところで、
新しい風車の作業を再開します。

今日の曲は三日前に見つけた
エタ・ジェームスの
「At Last」

一本の電話がなければ、

今日も日記は休稿のつもりでした。

この曲を、奇特なお方に届けます。

心からお気遣いに感謝致します。

 

 

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「愛のシャトル便」

2019年08月05日 | 日記

昨春に亡くなった、親父といとこ同士で
お世話になった方の
仏壇に線香を上げようと、

元号が令和に変わる二日前の
4月29日に、宮崎を訪れた。


到着すると、はとこの
7歳離れた禎子ちゃんと旦那さんが
二人を家に招き入れ、

早速、仏壇の前に進むと禎子ちゃんは
亡き父に、しっかりと届くように
大きな声で、

「お父さん、〇〇くんが福岡から、
お参りに来てくれたよっ!」

語り掛けたその声と表情は、
遅ればせながらも父の死を知り、
遠くから駆けつけてくれた嬉しさと、

はとこ同士40年振りの再会の
喜びを素直に表していて、
思いもよらぬ歓迎に正直、驚いた。


禎子ちゃんと再会したその夜は、
故郷リトルの思い出や、

宮崎で禎子ちゃんの亡き父と
一緒に働いていた頃の思い出を
遅くまで語り合ったが、

その日の夜も、別れを告げる次の朝も、
禎子ちゃんは終始、

喜びに満ちた嬉しさと笑い顔を
絶やすことはなかったが、

の日から三か月が過ぎた今でも
その声は我が家に届いている。


禎子ちゃんは、我が家の
40年振りの訪問が余程嬉しかったのか、

2週間に一度の短い間隔で、
「親しい人からの、頂き物です」と称して、

トウモロコシなどの農産物に交じり、
「宮崎県民でさえ食べられない」と言う、

高価な完熟マンゴーまで
送ってくれるので、

そのお返しに、
スージィーが心を込めて作った
加工食品を中心に

我が家なりの愛を込めた品を
届けると、

向こうとこっち、
先ずは届いた方からお礼の電話を
掛かけ合うのが、常套となり、

くしくも、お母さんと同じ名前の
スージィーには、何かのご縁に
親しみを感じたのか、

禎子ちゃんとスージィーの会話は、
軽く30分にも及ぶ始末。


先日は、宮崎滞在時に
連れて行って貰ったお店の
女将さんと友達と言う

「(宮崎では有名な)お好み焼きロビン」
から頂いた、打ち立ての「蕎麦」や、
「高級カステラ」、

さては2個目のマンゴーや、ブドウまで
送って頂き、

そのあまりの豪華さに、
お礼の電話で禎子ちゃんへ、

「いつも、いつも、ありがとう。
でも、気持ちだけで充分だから」
と伝えると、

「〇〇くんが家に来てくれたお陰で、
本当の親戚を見つけられて、
それが嬉しいだけだから」

と返ってきた時、

その言葉と、その思いは
禎子ちゃんだけでなく

ご無沙汰を40年も続けた
私の心の壁にも、ずしんと反響した。

故郷から遠く離れ、嫁いで姓も変わり、
身近に親戚の存在もなく、
暮らしは幸せでも、何処か淋しい日々。

こんなダメな親戚でも、
少しは心の支えになれるのなら、
「今のままでいよう」と二人は考える。


今、スージィーは
 ”お返しのお返し”を準備している。

着いた途端に、禎子ちゃんから
又、嬉しそうに電話が届く。

その電話は、
遠くに離れて暮らす戸籍上の親戚が、
本物の親戚になったことを確認する、
心と心が交わる、愛の交差点なのだが、

互いに子供のいない身の上、

この世に二人を繋いでくれた
ご先祖さんのご恩に報いるためにも、

末永く、睦んでいこうと
心して、
精一杯の愛を詰め込んだシャトル便が
今、家を出た。



今日の曲は、Youtubeで見つけた
生まれた年の、1951年の名曲。

「Night in Manhattan」

曲調が今日の日記を書き終えた
今の私情と重なるだけで選曲。

唄:リー・ウィリー

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