我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「旬の味を届ける人達」

2023年03月27日 | 日記
土曜日に、
スージィーのお姉さんが漬けた

この季節ならではの
旬の味、
「高菜漬け」が届きました。

私達の故郷リトルでは、
高菜は買っても
高菜漬けを買う人はいないほど、

どの家も自家製の高菜漬けを
作るのですが、

丹精込めて作った

出来たばかりの高菜漬けを
我が屋に届けられたように、

義姉さんは故郷から離れて暮らす
親族、妹弟、子供達や、
親しき人達へ届けるのです。


三年前の、丁度、
この季節のことでした。

故郷のお寺で母の三回忌を終え、
親戚の尚ちゃんの家を
お礼に訪ねた時のことです。

「みっちゃん、いい時に来たな。

ケイ子とノリ子(姉々)に
高菜漬け送るところじゃったき、
持って帰んない!」

実はこの時、
既にお義姉さんから、

高菜漬けを頂いた後の
ことでしたが、

「郷に入れば、郷に従え」
あるいは、
「小国郷に入れば、小国郷に従え」

と申しますので、
余計なことは言わずに
有難く、頂くことにしたのです。


「頂き物は、独り占めしない」

これが、スージィーのセオリー。
(物事における、最善策)

今や「藤田さん」から、
「まりちゃん」、「すーちゃん」
と呼び合う仲になった

近所の高菜漬けが大好きな
まりちゃんに早速、お裾分け。

そのまりちゃんが届けてくれた
お裾分けのお裾分けは、

近所の人から頂いた
旬の筍。



昨日と今日で、
季節の旬の味が二つ揃い、

今夜は、義姉さんのおかげで
二つの旬の味を頂けます。


今夜は、高菜漬けを肴に
筍と田ぜりの天婦羅。


義姉さんに感謝、
まりちゃんにも感謝。

そして、恵みを頂く
季節に感謝いたします。


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「部屋中に広がる香り」

2023年03月25日 | 日記
「粉(こな)もん」とは、
小麦粉で作った食べ物
のことを言います。

我が家の好きな
「粉もん」の代表的な料理は、
「お好み焼き」ですが、

そのお好み焼きを焼く、
ホットプレートが、

2週間ほど前に
お好み焼きを焼いた際、
温度調整が出来なくなり、

20年近く頑張ってくれた
ホットプレートが、
遂に使えなくなくなりました・・

 お好み焼き専用の
ホットプレートでしたので、

買い替えを考えましたが、
今直ぐに必要な訳でも
ありませんし、

お金も要ることですから、
しばらく、買い控えをすることに
しましたのですが、

そんな折、
あることがありました。


昨年の4月、
私に、自治会からの要請で

「春日市内全公園の
定期的な落ち葉の回収や
清掃があるので、

弥生地区の公園を担当する
一人として是非、
協力してくれないか?」

との依頼があり、
断る理由も見つからず
快く引き受けたのですが、

年度末を控えた先日、
市役所から自治会を通して

その協力費を
頂くことになったのです。

額は申せませんが、
全く、当てにしていなかった
お金です。

このタイミングで、です。

頂いた協力費の使い道は
直ぐに、決まります。


1年間、市のお手伝いのお陰で
新しいホットプレートが、
我が家にやって来たのです。

今までの長方形のプレートに代わり
径が33Cmの円形のプレートです。



プレートを買ってもまだ、
半分以上残った協力費は、

ブルーノートのコルトレーンと
ソニー・クラークの2枚のCDに化けて、



残りは全て、スージィーの財布に
吸い取られましたが、

その夜は早速、焼きたての香ばしい
お好み焼きの香りが

部屋中に広がったのは
言うまでもありません。


「大阪風のお好み焼き」



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「続:春です」

2023年03月20日 | 日記
土曜日の雨もすっかり上がった
穏やかな春の昨日は、

今年、二度目で
おそらく最後のセリ摘みに
出かけます。

前回から僅か一週間違うだけで
セリは一段と成長し、

殆ど場所を変えることもなく
二人はせっせと
セリ摘みに没頭しますが、

それは、セリを収穫する目的が
二人にはあるからです。


摘んだセリを小川で
土や雑草を洗い落とし、



家に帰れば更に
セリの一番、美味しい根っこを
ブラシで丁寧に洗い落とします。



下の画像の処理の済んだザルの量は、
摘んだセリの4分の1ほどですが、



すべての処理を終えるのに
約4時間を要しますが、

大変さを覚悟で

何故、ここまで丁寧に
処理をするのかと言えば、

二人が摘んできたセリを心待ちに
している方達が
いらっしゃるからです。


おそらく、今年最後のセリ摘みの
目的とは、
その方達へのお裾分けなのですが、

勿論、私たちの愉しみでも
あります。


夕餉の食卓には、
「セリと新玉ねぎの天婦羅」。



何度も何度も、腰を伸ばして
摘み取ったセリを、
感謝を込めて頂きます。


寝る前に、頑張ってくれた腰の
マッサージ。

そこで、一句。

「セリ摘みの収穫量と愉しみは、
伸ばした腰の回数に
比例する」


今年もやって来た春。

自然とセリに感謝、感謝の
一日でした。


セリ摘みに出かけた日記には、
必ず、欠かさなかった曲。

「Come Next Spring」
春来りなば

唄:スコット・ウォーカー

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「春です」

2023年03月12日 | 日記

・テーブルには、
田んぼで摘んできたばかりの

我が故郷に思いをめぐらす
田んぼのセリ、田ゼリです。



今年も、我が家に春が
訪れたことを
セリが教えてくれます。


・買ってきた時は、
高さ10cm程だった
盆栽の鉢植えのボケの木が、



6年の時を経て、
待ち焦がれた朱色の花を
付けてくれました。


何ごとも、辛抱強く待つここと。

「待てば海路の日和あり」
とはこのことです。


・サクランボの木には、
桜の木よりも一足早く、



薄いピンクの満開の花。



花には
何処から飛んでくるのか
沢山の蜜蜂。

蜜蜂たちの受粉のお陰で、
今年も豊作の予感。


・昨日は、今年初めての
上半身Tシャツのウォーキング。

夜は庭にライトを灯し
春宵一刻値千金を
一人、愉しみます。

春宵一刻値千金とは、
しゅんしょう
いっこくあたいせんきん

春の宵は素晴らしく、
そのひと時は千金にも値する。
と言う意味。






そうです。正真正銘の春が、
我が家にもやって来たのです


「我が美しき故郷よ」

畠山 美由紀

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