我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「気付き始めたこと」

2018年11月29日 | 日記

明日で11月も終わるが、
今月の我が日記の投稿回数は
今日を含めて、たったの6回。

此のところ、随分と
日記の投稿数が減少傾向にある。

それには何か、やむを得ぬ事情や
何か、意図するところでも
あるの
だろうか?



日記の"ネタ”に困るほど、
日々を金太郎飴のような

何処を切っても同じ模様の生活を
繰り返し送っている訳でなく、

例えば、つい先日なら
ベランダの物干し竿に吊るした、
いよいよ食べ頃の干し柿を

カラスにごっそりと食べられ、
悔しい思いをしたとか・・


季節が変われば暮らしの
趣(おもむき)も変わり、
12月はクリスマスの季節。

X'masを前にした日曜日、早々に
イルミネーションを飾り終えれば、

和と洋の違いこそあれ、
冬の季節ならではの
風情を愉しむこともできる。


山口さんから3度ほど頂いた
果実の産地、田主丸の美味しい柿を、
お裾分けに届けた、そのお返しに、

魚の干物や、新米、干し椎茸。さては、
あの食べ損なった吊るし柿まで頂く、
有難さ。

住まいのおちこち(遠近)に
関わらず、

親しき方達との間には
このわずかな1週間でさえ、

更に関係を深め交わす
厚情も数あれば、

到底、日記の"ネタ”に困ること等、
ない筈なのに・・

ネタも時間も有しながら、
減少傾向兆候にある一因として、

自身の生活のリズム、
とりわけ、時間の使い方や、
行動を決定する動機に、

少しずつ変化が生じているのではと、
推測する。


生来の性急さ(せっかち)は
治らないし、

何事もグズグズするのは
今でも大嫌いな方だが、

かつての、
〝何が何でも” や、〝がむしゃらに”
と言った、先(結果)を急ぐ傾向が

近年、弱まっている自覚は確かにあり、
性格もいくらかは穏やかになった
気さえする。


此のところ思うのは、

対人関係は、
利害ではなく、和・協調。

生活仕様は、
稼ぎ(経済)に合わせるのではなく、
趣味や嗜好に合わせる。

何を大切にするか、何を先にやるか、
何に時間をかけるかを考える等々、


ここ数年で、意識が随分と
変わってきた感がある。


さて、いよいよ
あたりは暗くなってきた。

今から、表のイルミネーションに
電気を通し、明かりを灯す。


多分、誰かが
「綺麗!」と言ってくれる。

そう言ってくれるのは
正直、嬉しいが、

本当に嬉しいのは誰でもなく、

自分自身であることが、
何よりも大切なことを、

67歳にして
やっと、気付き始めたところ。


「 Ive Gotta be me」

サミー・ディビス・JR

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「秋日和」

2018年11月24日 | 日記

終日、さわやかな秋日和を
期待させる23日の朝焼けの空。

 

朝8時半、秋を楽しむために向かった先は
筑前の小京都 「秋月」。

桜の名所「杉の馬場」入り口の
橋の上から撮った紅葉。

旧秋月城の堀にかかる「瓦坂」

旧秋月城跡に建てられた
古さを残し、懐かしみを感じさせる
「秋月中学校」

「黒門」周辺の紅葉。

紅葉の下で「野点(のだて)」を愉しむ
前席のご夫婦。

紅葉を眺めながら、お抹茶と饅頭で
ゆるりと時を過ごす。


「秋月の 秋を愉しむ 秋日和」

あとがき

秋月に9時半前に着き、
既に公営駐車場は満車。


それでも大勢の人出を予想し、
朝早くに家を発ったのが功奏し、
待つこと僅かで入場。

秋月をのんびりと楽しむこと
2時間。

帰るころには、
駐車場入り口を先頭に1キロ先まで続く
車の長蛇の列。

もし、のんびりと秋の秋月を
楽しみたいのなら

朝焼けを拝める時間に、
起きること。

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「何はともあれ」

2018年11月19日 | 日記

ここ4年間で、我が組への転入世帯が
7世帯ほど増加したのを機に

組内の世帯名簿の作り替えを
行うことになり、


家族構成・年齢などの作成した原稿に
間違いや記載漏れがないかの確認に、

昨日、あるお宅を訪ねた時の、
名簿では49歳になる奥さんとの
やり取り。


「組長さん、その眼鏡、
あのハズキルーペですか?」

「ハイ、老眼なものですから」

間髪入れず
「老眼って、お幾つなんですか?」

「今年で、67になります」

「嘘でしょう。格好も若いし、
10歳は若く見えますよ」

若く見えるかは別として
確かに頭は
ソフトモヒカンにしているし、

一度くらいは茶髪にしてみたいと
本気で思っているくらいで、
気持ちが若いのは自負しているが、

お世辞でも
「若く見える」と言って頂くのは
正直、悪い気はしない。

 

「若い」と言われたその夜に、
京都・滋賀・三重在住の
同級生7人が集う、

例会「ほこ杉京滋会」の
3枚の画像がメールに飛び込んだ。


子供のころから見慣れた、
七つの面子。

お世辞でも、
「10歳は若い」と言いたいが、

時の流れを証す如く、
誰が見たって年相応に素敵な
ジジィとババァになってきた。


リトル弁丸出しで、誰かが言った

「近頃は耳も眼も遠なったし、そん代わり、
やたらションベンが近いとたい。

ちこおなったり、遠なったり、
分け判らんなぁ」

「あたしもたな、
夜中に何度も起こされるとばい。

毎晩、
旦那と一緒に、
連れションたな」


誰かが言った

「近頃、物忘れが激しゅうなったき、
昨日『痴呆の予防』ちゅ本を
買ったとばってん、

家に帰って嫁に見せたら

『アンタ、同じ本を三日前に
買って帰ったつを、もう忘れちょるとな。
これでこの本、五冊目ばい』

ち、怒られた・・」


誰かが言った、

「そげな話より、
誰か浮いた話は持たんとな?」

「ハイ、浮いた話なら俺に任せて。

一週間前、また一本、奥の歯が
浮いた」


あの世に逝くまでの退屈しのぎに、
同級生が集まって
どんな会話を愉しむのやら・・

 

 

何はともあれ、何は友あれ、
皆さん仲良く、いつまでもお元気で。

願わくば

「ふけすぎ敬老会」

と、改名せぬように。


補足

判る人には判るから、
七名様の名前をあえて伏せました。

悪しからず。

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「今夜も旅に出る」

2018年11月15日 | 日記

十一月もいよいよ明日で半ば、
秋の落日はつるべ落とし。

気温も一気に下がり始めたが、
そんな夜の始まりに風呂から上がれば、

喜多里亭の椅子に腰を下ろし、
深まりゆく秋の気配漂う

夜空に浮かぶお月さんや、
ライトアップした庭を眺めながら、

グラスを片手に一杯やるのが、
此のところの日課となった。

湯冷めしのぎに、上から
一枚羽織って亭に座り 
グラスを空にするまでの間、

何を想う訳でも無く
ただ、ぼんやりとまどろむだけだが、 

秋の夜の閑寂な佇まいには、
他の季節には感じられない、
人の心を和ませる優しさがある。

例えば
「郷愁」と言うものだろうか。

明日に持ち越すような
悩みも憂いもなく、

こんなにゆるりと時間を
過ごせることは、幸せなことだと
つくずく思う。


十一月も半ば、
人生の旅も半ば。

何処に出かける訳でなく
グラス一杯の幸せを頂きに、
今夜も心の旅にでる。

Travels」

ベース
チャリー・ヘイデン
 
テナーサックス
マイケル・ブレッカー  
 

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「羨ましき哉、この親子」

2018年11月07日 | 日記

昨日、Webのニュースで
面白い記事を見つけた。

(内容は小生流に、多少脚色)

名古屋市に住む48歳の父親と、
父親の影響で
大のポールファンになった
高校一年生の16歳の親子がいる。

この親子は2年前のベルリン公演で、
ポールにステージに招かれた
希少な経験の持ち主だが、

その際、父親のポールに対して
放ったジョークが、ポールばかりでなく

満員のコンサート会場を笑いに包んだ
と言うものだった。

 

ベルリン公演で自由席の
最前列に陣取った親子は、
ポールに目立つ様にと

ビートルズのアルバム

「サージェントペパーズ・
ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」

の、周りに際立つコスプレ姿で、
英語メッセージを記した
横断幕を自作し掲げていた。

コスプレ姿とは
おそらく、この格好。



アンコールで名曲「イエスタデイ」
を唄い終えたポールは、

パフォーマンスが功を奏したのか、
突如、親子二人に
ステージに上がるように呼びかけ、

二人がステージに招かれると
数万人の目が二人に注がれた。


ポールが少年に尋ねた、

「どこから来たの?」「名前は?」

当時、中学3年生の少年は答えた

「I’m from Japan(日本から来ました)」

「My name is Junya(順哉です)」

と自己紹介をすると、
一斉に歓声が起き上がった。

これからが素晴らしい、

お父さんが続けた。

「息子はあなたに合うために、
日本の学校を5日間休みました。

なので、お願い、

欠席届にサインして下さい」

このジョーク一言で
会場を笑いに包み込み、

ポールから快く、
"欠席届”にサインを貰うと
歓声の中でステージを下りたのだった。


赤ちゃんの頃から、
ビートルズを聴いて育ち、
いつの日かポールの大ファンとなり、

コンサートでは親子して
曲に合わせ身体を揺らし、
ポールと一緒に大声で歌を唄う。

もはや「好感」を通り越して、
「羨望」さえ抱く光景である。

もし、小生にいくらかの蓄えと
(男女を問わず)子供がいて、

例えば、子供は生まれた時から
四六時中、ビートルズを聴かされて、
間違いなく彼らの音楽が好きになり、

例えば、親子で
ベルリンまで行けたとしても、

ポールを前にして、
これほどのパフォーマンスとジョークで
会場を沸かせることなど
到底、かなうはずもないが、


ポールファンの親子の記事を読み、
ただただ、羨ましくなるばかり。

「嗚呼、羨ましき哉、この親子」

なのである。

11月8日の明日、
ポールは(76)は二人の住む街
ナゴヤドームで初の公演を行うが、

二人はポールと再会できることを
楽しみにしていると言う。


「Yesterday 」

Paul McCartney (1984)

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「心に響く言葉」

2018年11月01日 | 日記

「あなたなしで生きていけないとは、
けして言わない。

きっと、生きていける。

でも、あなたなしで生きたくない」

これは、
随分と昔に観た映画のセリフ。

昔のことだから、セリフは
正確さを欠いているだろうけど、

人には人生を変えるような
心に響く言葉がある。


今日、ある人の言葉に、
このセリフを聴いて感動したのを
ふと、
思い出した。


その感動の言葉とは、
「男はつらいよシリーズ」50作目の、
22年ぶりに新作を撮る
山田洋次監督が、

かつてのマドンナ、
フランスに住む後藤久美子さんへ
新作の出演依頼に送った手紙に
書かれた言葉だった。

「新作を作りたい。

どうしても君が必要だ。

どうにか考えて貰えないだろうか」

と書かれた
熱烈なプロポーズの言葉だった。

これを受けた彼女は、
「『新作を撮りたい』と言う監督の
情熱をひしひしと感じ、

読み終える頃には、
引き受けるか否かを

私が考慮する権利すらないのでは
ないかとの思いに至った」

と語り、

監督からの手紙が、彼女の
心に響いたことが契機となり、

自身、23年ぶりの女優復帰を
決意させたのだった。

「僕はあなたを幸せにする
自身はありませんが、

僕が幸せになる自信はあります」

こんな言葉が心に響くわけがなく、

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」
とは言うものの、

撃てども撃てども、外れっぱなしの
我が失恋人生、

山田監督のような
誠実な言葉で口説いていたら、

少しは打率が上がっていたものをと
悔やんでみても、

所詮は今更のごとくの、
あとの祭りなのである。

補足
新作は、2019年公開予定。

「お祭りマンボ」

美空ひばり

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