「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

早々と95歳、大先輩からお中元

2022-06-12 08:46:12 | 2012・1・1
半世紀前住んでいた札幌では6月15日の北海道神宮の大祭に合わせて地元の企業ではボーナスが出、それに合わせて「お中元」を贈る習慣があった。その北海道ににかって勤務した体験がある95歳の先輩から昨日、早々と「お中元」のレトルト.カレーが届いた。本州では「お中元」セールの季節にはまだ早い。

先輩からは知己を得たこの10年近く、老生がカレー好きなのを知って大手デパート特性のレトルト.カレーを箱詰めにして「お中元}として贈ってくれる。年金生活にはいってすでに30年、世間とのおつきあいもすっかり狭くなってきた。暮れや正月、中元といった贈り物の交換も少なくなってきた。

恥ずかしなっがらこの年になるまで「お中元」の語源を知らなかった。.中国の史書李秋によれば、旧正月15日の上元、中秋10月15日の下元、その中間の7月15日が中元で、その季節ごとにのお祝い贈り物を言うのだそうだ。戦前昭和の時代。東京などの都会では、ビールなど特殊なものを除き、宅急便などなく、贈り人本人が持参して日ごろの詫びを述べてものだった。写真は2017年にお贈りいただいた同じ三越のカレー。



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1 コメント

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Unknown (chobimame)
2022-06-15 09:55:22
御中元や御歳暮を今の若者は知っているのでしょうか?
会社などでは、とうの昔に廃止されましたから、そうした機会もありません。
会社間では残っているのでしょうか?

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