「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

小沢一郎氏を当選させた”脳がおかしい”有権者

2017-10-24 05:35:26 | 2012・1・1
新聞の片隅に自由党の代表小沢一郎氏が無所属でたち、16選されたと小さな記事があった。選挙期間中、自民党候補の”の応援者から、名指しではないが”(小沢氏に投票する)有権者は脳がおかしい”とまで言われていたが、選挙結果をみると、なんと13万人の人が小沢氏に投票していた。僕から見れば、小沢一郎氏は過去の人であり、あまり政治家として期待できないように思えるのだが。

立憲民主党の躍進とともに無所属で立候補して当選した民進党出身者が多い。希望の党への合流を勧めた、代表の前原誠司氏を初め、野田佳彦元首相、岡田克也元代表、安住淳元財務相、玄葉光一郎元外務大臣、平野博文元官房長官、江田憲司元代表など十数人いる。立憲民主党は、これら無所属議員との間で合流を含めて協議するという。前原氏は民進党の代表を辞任し、希望の党と協力するらしいが、他の人たちはどうするのか。

民進党出身の無所属議員は”ビッグネーム”が多く、無所属でも当選の自信もあったのだろうが、立憲民主党と同じように、小池百合子氏から”排除”された”有権者の判官びいき”がプラスに作用したことは間違いない。しかし、有権者にとっては人迷惑な話である。たった50日前に代表を選んだのに、その代表が他党との合流を企て、選挙に負けたからといって解党する。こんな連中に一票を投じる有権者は”脳がおかしい”とまではゆかなくとも、それに近いかもしれない。税金のムダ使いである。