「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

新聞を二紙併読してみたが

2014-09-03 06:47:20 | Weblog
今月から朝刊二紙を併読するハメになってしまった。老妻が新聞勧誘員の上手な口車に乗せられてしまったのか、それとも勧誘グーズに目がくらんで?しまったのか。毎日、こうしてブログを更新している僕にとっては多少情報源がふえて嬉しいのだが、年金生活者にとっては負担である。その分、毎月の予算の何かからか節約しなければならない。

喜んでいる反面、苦しんでいるのは老妻である。新しく購読したY紙は、発行部数が全国一というだけに折込広告の量が、従来のS紙に比べてはるかに多い。今朝(3日)のS紙は僅か6枚なのにY紙は15枚とずっしりと重い。老妻は閑にまかせて、スーパ―店やドラグストアの目玉商品を見比べて楽しんでいる。一方、読み終えた後の広告の始末に困っている。

さて、僕にとってはさほど二紙併読はプラスになっていない。今朝は二紙とも一面トップは午後発表になる内閣改造と自民党人事である。それも主見出しは「幹事長に谷垣氏」で全く同じ。副見出しが「経産小渕氏、復興竹下氏」(S紙)「厚労塩崎 経産小渕氏」と少し変わるだけだ。テニスの錦織選手が全米大会で8強になった記事まで写真は違うが同じような扱いである。

Y紙もS紙も論調的には同じようだ。A紙やT紙と違うので僕にとってあまり参考にならない。Y紙とS紙の違いは紙面数の違いである。Y紙は36面建てだが、S紙は28ページにすぎない。しかし全面広告はS紙は4ページだが、Y紙は7ページ。広告の段数もはるかにY紙の方が多い。記事の量としては二紙とさして変わりがない。戦中戦後の頃は古新聞は貴重であった。”落とし紙”や、内職の袋詰めに重宝がられた時代もあったが、今は処理に困る。やはりIT時代新聞購読は一紙時代である。