今日も髪はクルックル

コーヒーロースターの毎日です。

聞こえるということ

2016-04-08 07:42:53 | Weblog
焙煎機の掃除をしなくちゃいけないと思いつつ後延ばしにしていたら
最近かなり大きな異音がする。
怖い。
私は音に敏感なのかもしれない。
コーヒーの焙煎も音で判断している。
テストスプーン(色目をみるもの)を使ったことがないし、ストップウォッチも無くしてしまった。
どれくらいの時間で焙煎しているのか、もはやわからない。

人の顔や名前をちっとも覚えられないのだけれど、なぜか声は覚えていることが多い。
誰の声っていうのがわかる。
だから何って話なのだけれど、すみません、それだけのことです。
人は容姿に惹かれることが多いと思うのだけれど、私は声に惹かれることが多い。
だから何って話ですね、はい、すみません。

音の話。
私が恐怖することのほとんどは音だ。
カミナリが怖いし、衝突音が怖い。
97歳の祖父は戦争で聴覚をほぼ無くした。
亡くなった祖母が、ゆうじの声が聞こえなくてつらいってじーちゃんいつもいよんよって
よく言ってた。
我が家の犬も生まれつき耳が聞こえない。

聞こえるということは恐怖だけれど、聞こえるということに感謝していたい。
だからアアルト君壊れないでね。
震えながらあなたの異音を聞いているからね。

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