音楽と本が好きだ。
もし今履歴書を書くとしたら、趣味の欄には、音楽鑑賞、読書という
もっとも多いであろう言葉を書くだろう。
だけどそれが好きなものなのだから仕方がない。
小さなころから本が好きだった。
だけど書店や出版社に勤めるという発想はなかった。
音楽も同じ、仕事にするということを考えたことがなかった。
いや、嘘だ。そういえば小説家になりたかった。
何年か前に芥川賞をとるって嘯いた。
あのときは案外本気で思ってた。
だけどいざ書こうと思うと一行たりとも書けないのだ。
それはたぶん、自分の才能の無さを目の当たりにするのが怖いからだと思う。
人は無意識にうちに自分を守る。
だから生きていけるんだ。
すべて正しい道を通って生きられるにこしたことはないけれど、
なかなか骨の折れる作業だ。
生きることに意味など無いと思ってる。
作業を繰りかえすことだとさえ思っている。
だからって、つまらないとは思わないし、楽しくないとも思わない。
毎日を繰り返していれば、いいことだってある。
そういうわけで、本を作りたいです。
だから書きます。
どういうわけか、アイデアがたくさんあります。
具現化する力をつけるべく日々を過ごしていきます。