Il film del sogno

現実逃避の夢日記

世界の終わりから

2024-04-12 20:48:48 | 映画
4/12(金)曇り時々晴れ一時にわか雨
春らしい不順な天候。有休消化日。7:30起床。散歩、朝食、ゴミネット巻取り。10:00兄貴分を動物病院に連れて行き≪狂犬病≫の予防接種を受ける。1956年以来、国内での発病がないにも拘わらず、毎年摂取案内が来る。国と製薬会社と業界(獣医)団体の陰謀・癒着が疑われる。注射一本のほかに耳穴を診てもらい、歯磨きシートなど買わされて約6千円の出費。そんな飼い主の散財を知らぬ兄貴は尻尾を振って帰宅。昼食後も散歩を2回。合間に清掃や雑用など。夕方、パークサイドのカフェで一服。夜はネットフリックスで昨年公開の邦画を視聴。まったくノーチエックだった作品。監督・脚本(原作)は紀里谷和明。色々と毀誉褒貶の激しい人物のようだが、宇多田ヒカルの元旦那と云った方が通りがいいか。但し2015年公開の≪ラスト・ナイツ≫は西洋中世忠臣蔵として大いに感心した記憶あり。さて本作。開巻から10分でその壮大な世界観と制作陣の熱量が伝わってくる力作である。そのメッセージ性やテーマには異論はなし。但し映画作品としての語り口や完成度で云うと疑問符が付く。これはシナリオは自身で書かない方が良かったのではないか。科白が生々しく、そのテンションに少し閉口してしまった。役者の熱演(特にヒロインの伊東蒼)や凝った美術・セットなどが勿体ない。惜しいなぁ。
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