「左手」
私の左手には何もできない
ネコをなでることも
金魚に餌をやることも
この薄暗闇の中から抜け出すために
ドアを開けることもできない
左手に問いかけても
何の返事もない
自分の中から左手の存在が
少しずつ消えていく
左手よ!
戻ってくるんだ!
まだやりたいことが沢山あるんだ!
「左手」
私の左手には何もできない
ネコをなでることも
金魚に餌をやることも
この薄暗闇の中から抜け出すために
ドアを開けることもできない
左手に問いかけても
何の返事もない
自分の中から左手の存在が
少しずつ消えていく
左手よ!
戻ってくるんだ!
まだやりたいことが沢山あるんだ!