Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

富士山と小田急電車

2010年01月15日 | 鉄道
 小田急電鉄は通勤用車両もいろいろ!
 (1)

 以前、富士山と小田急ロマンスカーを絡めた記事をご紹介しました。
 今回は通勤用車両と富士山の組み合わせでいきたいと思います。
 本当はロマンスカーを撮影する前のテスト撮影のつもりでいましたが、やはり本気になってしまいましたね。

 これは通勤用車両3000系で、旧型車両の置き換えとバリアフリー推進のために導入されまし。
 車体はステンレス製でブロック工法が採用されており、特にドア付近の造りにその特徴が見られます。
 もっとも、その特徴はこの正面からの写真では分りませんが・・・(汗)

 撮影地:神奈川県秦野市「小田急電鉄・秦野駅付近」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4(共通)
 撮影データ:ISO400 f/7.1AE(SS1/400秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2010年1月2日(土)



 (2)

 前の記事でも書きましたが、秦野駅を出発した電車は左カーブを描いて小田原方面へと走り去っていきます。
 半逆光ですがそれなりに陰影がつきますので、なかなか光線的には悪くはありません。
 これは8000系に続く通勤用車輌1000系で、小田急としては初のステンレスカーです。

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/200秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (3)

 1982年から1987年にかけて製造されたチョッパ制御の通勤用車輌8000系です。
 旧型車両の置き換えと車両の大型化推進のため、急行から各駅停車まで幅広く使える通勤車として導入されました。

 撮影データ:ISO400 f/9.0AE(SS1/640秒) -0.3EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (4)

 これは「いかにも小田急!」という感じの通勤用車両5000系で、1969年に急行・準急向けに製造されました。
 ケイプアイボリーにロイヤルブルーの帯が入るデザインが初めて採用され、以後の小田急の標準色となりました。

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/800秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (5)

 東京メトロ千代田線への直通運転車両として導入された通勤用車輌4000系です。
 JR東日本のE233系をベースに設計され、電気機器や保安装置など主要機器や回路の2重系化が図られています。
 見た目が小田急っぽくないのはそのせいなんですね。

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/400秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用) 

冬ぼたん咲く(2)

2010年01月14日 | 
 「冬ぼたん」と蝋梅、そして水仙
 (1)

 今回は残りの画像を一気出しにします。
 冬ぼたん以外にも蝋梅や水仙が咲き、辺りにいい香りを放っていました。
 まだまだ冬の真っ最中ですが、春は一歩一歩近づいてきています。

 撮影地:東京都台東区上野「東照宮ぼたん苑」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM(共通)
 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/320秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)
 撮影年月日:2010年1月8日(金)



 (2)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/2000秒) -1.0EV 165㎜(264㎜相当)


 (3)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/400秒) -0.7EV 155㎜(248㎜相当)


 (4)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/1000秒) -0.7EV 189㎜(302㎜相当)


 (5)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/250秒) -0.7EV 185㎜(296㎜相当)


 (6)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/500秒) -0.3EV 173㎜(277㎜相当)


 (7)

 撮影データ:ISO100 f/7.1AE(SS1/160秒) -0.3EV 138㎜(221㎜相当)


 (8)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/800秒) -0.3EV 176㎜(282㎜相当)


 (9)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/640秒) -0.7EV 70㎜(112㎜相当)

西伊豆より富士山を望む(2)

2010年01月13日 | 風景写真
 定番スポットで富士山を撮影しようと・・・
 (1)

 ここはかなり有名な富士山の撮影スポットだそうです。
 この丸い輪の中に富士山を入れて撮影するらしいのですが、私が撮影する前に先客がいました。
 その方は一枚撮るごとにモニターで確認して、「ヨシ!」を連発されていました。

 人の真似なぞするものではありませんな。
 私も撮影するたびに納得がいくと「ヨシ!」と声が出るようになってしまいますた~(笑)
 それよりも気になったのは、徐々に雲が増えてきたことでしょうか。

 撮影地:静岡県沼津市戸田(旧戸田村)「出逢い岬」
 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/160秒) -0.7EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2010年1月9日(土)



 (2)

 トップ画像の「出逢い岬」の少し手前にある「煌めきの丘」で撮影したものです。
 本音を言えば、もう少し左側から狙いたいところですが、木の枝が邪魔して自由にはさせてくれません。
 構図的には画面左下が盛大に空いてしまうのですが、一艘の漁船がその単調さを解消してくれました。

 撮影地:静岡県沼津市井田「煌めきの丘」
 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/60秒) 0.0EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (3)

 今回のもう一つの目玉である「戸田港」越しに見る富士山でしたが・・・
 この頃にはほぼ絶望的に雲がかかってしまい、辛うじて山頂付近が見えるだけとなりました。
 時間的には午前10時をかなり回っていましたので仕方がありません。

 富士山の撮影は基本的には午前9時までが勝負だと言われています。
 仕方がないので、今回はロケハン&観光に切り替えて回ることにしました。
 
 撮影地:静岡県沼津市戸田(旧戸田村)「戸田港」付近
 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/60秒) -1.0EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (4)

 「まぁ、仕方ねぇなぁ!」と嘆いていたら、観光船が入港してきました。
 折角ですから撮影してみようではないかと思ってレリーズしたカットです。
 今度はこの観光船に乗って、海側から西伊豆の海岸線を楽しむのも良いかも!

 撮影地:静岡県沼津市戸田(旧戸田村)「戸田港」付近
 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/50秒) -1.0EV 38㎜(61㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (5)

 えー、これは恋人岬へ行く途中にある「金の鐘」です。
 鳴らすといいことがあるのかも知れませんが、こちとらはオサーン二人での訪問でしたからねぇ・・・
 しかし、ここは一人で来たり、オサーン同士で来るところではありませんな。
 カップルがいぱ~い!で、身の置き所がありませぬ。


 撮影地:静岡県伊豆市土肥町「恋人岬」付近
 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/160秒) -0.7EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (6)

 お次は黄金崎で、ここはなかなかいい場所でした。
 レストハウスの女性が親切な方で、「あっちの方が景色がいいですよ!」と観光客に声をかけていました。
 町営のレストハウスにしてはサービスがいいことで感心しました。

 撮影地:静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須「黄金崎」
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/80秒) -1.3EV 85㎜(136㎜相当・C-PLフィルター使用)

冬の平林寺

2010年01月12日 | 史跡・名所
 真冬の古刹はひっそりとした佇まい
 (1)

 武蔵野の面影を残している新座市にある平林寺の冬は喧騒とは無縁の世界です。
 訪う人も稀で、境内にいると心の安らぎを感じることが出来ます。
 桜が咲く時期と紅葉の頃の賑わいが嘘のように思えるくらいでした。


 (2)

 鐘楼付近の木々も葉を落とし、普段は見えにくい鐘も遠くからでもよく見えます。


 (3)

 寺務所の入り口あたりから眺めた光景です。
 こうして見ると、京都の寺社仏閣にも決して引けをとることはありません。
 勿論、鎌倉とて同じことです。


 (4)

 雑木林の中に名残の紅葉を見つけました。


 (5)

 お墓を写真に収めるのはいかがなものかと思いはしましたが、石仏の陰影が印象的だったものですから・・・


 (6)

 冬の境内に長くいると身体が冷えます。
 そろそろお暇することにしましょう。

 ※今回の撮影機材はRICOH Caplio GX100です。
  1枚目と2枚目はワイドコンバーターを装着して19㎜相当で撮影しています。

 なお、今回の記事はコメント欄は閉じさせていただきます。
 今週は半端じゃなく忙しくなりそう・・・イヤだな。

西伊豆・堂ヶ島の夕日

2010年01月11日 | 夜景・夕景
 「日本一の夕日」は神々しかった
 (1)

 西伊豆へ来たならば、夕日を見ないで帰るのは勿体無いとしか言いようがありません。
 この日は大瀬崎で富士山を撮影した後は、海岸線に沿ってあちこちに立ち寄って下田まで南下しました。
 漠然と「どこか景色のいいところで夕日を見よう!」と出発前から考えてはいました。

 下田からの帰途、助手席に乗っていた私は居眠りをしてしまい、マーガレットラインの絶景を見逃がしてしまいました。
 「取り敢えず松崎まで行こう!それで間に合わなかったら途中で夕陽を見ることにしよう」と打ち合わせていたのにね(笑)
 堂ヶ島近くになって工事で片側通行になっていたことに焦りましたが、とにかく何とか落日には間に合いました。

 国道136号線の至る所で「日本一の夕日」という幟がはためいていましたが、それに違わない見事な夕日でした。
 水平線の近くには雲があったものの、雲に隠れるでもなく海に没する太陽は神々しささえ感じられました。

 撮影地:静岡県賀茂郡西伊豆町「堂ヶ島」付近(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/14.0AE(SS1/80秒) +0.3EV 200㎜(320㎜相当)
 撮影年月日:2010年1月9日(土)



 (2)

 西伊豆の景勝地として広く知られている「堂ヶ島」は、リアス式海岸が続いています。
 浮石質凝灰岩が駿河湾の荒波により侵食されて断崖絶壁をなしています。
 波の浸食で出来た島が点在し、その美しさから「伊豆の松島」とも呼ばれているそうです。

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO (以下、共通)
 撮影データ:ISO100 f/14.0AE(SS1/60秒) -0.7EV 50㎜(80㎜相当)



 (3)

 いよいよ日没の時刻を迎えました。
 高倍率ズームを手放した私は、このカットを撮影した後に望遠ズームに付け替えました。
 クイックシューを使用していますので、安全確実に三脚と着脱することが可能となっています。
 それで撮影したカットがトップ画像です。
 
 撮影データ:ISO100 f/14.0AE(SS1/25秒) -0.3EV 18㎜(29㎜相当)


 (4)

 とうとう太陽が海にその姿を隠してしまいました。
 私の周辺では10人ほど撮影していましたが、私と友人以外は撤収を始めてしまいました。
 心の中で「何と勿体無いことを!」と・・・(笑)

 撮影データ:ISO100 f/14.0AE(SS1/13秒) 0.0EV 38㎜(61㎜相当)


 (5)

 日没後の30分間は、空のグラデーションの移り変わりを楽しむことが出来るんですよ。
 昨年2月の三浦海岸でも日没を楽しみましたが、空が雲で覆われていない限りは寒くとも我慢、我慢!
 やがて、このような見事な色合いが出現するんですよ。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1.3秒) -0.3EV 18㎜(29㎜相当)


 (6)

 折角ですから、デジタルカメラが持っている機能で遊んでみましょう。
 これはホワイトバランスを「蛍光灯」に合わせて撮影したものです。
 青や紫色が強調されて、何とも言えない綺麗な色合いに仕上がります。

 結構気に入っていて、時々使ってみています。
 因みに、夕焼けを強調したい場合は、ホワイトバランスを「日陰」や「曇り」にセットするのもいいでしょう。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS2.0秒) 0.0EV 18㎜(29㎜相当)

西伊豆より富士山を望む(1)

2010年01月09日 | 山岳
染まる富士(大瀬崎付近にて)
 (1)

 「カルネドリーム」のカルネさんに触発されて、海越しに富士山を見るために西伊豆へ行くことにしました。
 まずは一度は行きたかった「大瀬崎」から望む富士山を撮影することに・・・
 頑張って3:00AMに起床して早目に出発したことで、何とか赤く染まる富士山を捉えることができました。

 撮影地:静岡県沼津市西浦江梨「大瀬崎」付近(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/15秒) -1.0EV 75㎜(120㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2010年1月9日(土)



 (2)

 富士山を見る場合、山梨県側からと静岡県側からとではかなり印象が異なります。
 画面右側に見える深く抉れたような部分が最たるものだと思いますが、「大沢崩れ」もそうですね。
 富士山の浸食は以外にも早く進んでいるようで、防災のための砂防工事が進められています。

 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/40秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)
 


 (3)

 実は、上の2枚は本来の撮影地よりも少し手前で行ったものです。
 赤く染まっている時間帯はそうは長くないため、緊急措置的に撮影地の選定をしました。
 これは日が昇って暫くしてから本来の撮影地である場所で捉えたカットです。

 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/30秒) -1.0EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (4)

 大瀬崎は「琵琶島」とも呼ばれるており、駿河湾に1kmほど突き出した半島です。
 国の天然記念物であるビャクシンが樹林となって群生しています。
 特に海越しに富士山をのぞむ景観は名勝地として広く知られています。
 折しも船舶が大瀬崎の向こうを横切って行き、「静」の中にも「動」を組み込むことが出来ました。

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/40秒) -0.3EV 40㎜(64㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (5)

 ↑の3枚目のカットは整っていますが、もっと上から撮影してみたい衝動に駆られました。
 車を走らせて「ここだ!」という場所を見つけましたが、それでも満足することは出来ませんでした。
 車を置いて上の方へ伸びる道路を暫く歩いたら、こういった構図で狙うことが出来る場所を見つけました。

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/30秒) -0.3EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (6)

 かなり欲張った構図となりましたが・・・
 「写真は引き算」とはよく言われる言葉ですが、時には足し算をするのも悪くはありません。
 右に富士山、左端に南アルプス、そして画面下部に大瀬崎と白く光る船舶を配置してみました。 

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/30秒) -0.7EV 33㎜(53㎜相当・C-PLフィルター使用)

冬牡丹咲く

2010年01月08日 | 
 藁囲いに包まれて咲く
 (1)

 新年を迎えてまず咲く花の代表として、この「冬ぼたん」があげられますね。
 「冬ぼたん」は花の少ないお正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して開花させたものです。
 つまり、春夏に寒冷地で開花を抑え、秋に温度調整をして冬に備えるという作業を二年行って花を咲かせる訳ですね。

 撮影地:東京都台東区上野「東照宮ぼたん苑」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM(5枚目を除いて共通)
 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/400秒) -0.7EV 173㎜(277㎜相当)
 撮影年月日:2010年1月8日(金)



 (2)

 今年は白い花よりも色のついた花が多く見受けられました。
 とにかく、毎年同じ場所に同じ花が咲く訳ではありませんので、新しい発見がありますね。
 今回はこのピンク色の花と3枚目の白い花が一番綺麗に咲いていました。

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/1250秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)


 (3)

 ↑で白い花と書きましたが、ご覧のように実際にはほんのり薄いピンク色がかっています。
 清楚な感じに心惹かれて、この花の撮影に一番時間をかけました。
 
 撮影データ:ISO100 f/5.6AE(SS1/1600秒) -0.7EV 144㎜(230㎜相当)


 (4)

 葉牡丹などもあって、なかなか楽しくなるような演出が苑内で行われています。
 この牡丹苑の心づくしなのでしょうね。
 心づくしといえば、手を暖める火鉢があったり、鉢植えの梅などが置いてあったりします。

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/640秒) -0.7EV 70㎜(112㎜相当)


 (5)

 状況写真と言いますか、いかにも「上野東照宮で撮りました!」といったカットですね。
 場所は出口に程近い茶店の辺りで、これ以上は左に寄れないといったポジションでの撮影でした。
 冬ぼたんの背景に五重塔(実際には上野動物園の敷地にあります)を配しております。

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/50秒) -0.7EV 23㎜(37㎜相当・C-PLフィルター使用)

小田原城にて

2010年01月06日 | 史跡・名所
 青空に聳え立つ天守閣
 (1)

 箱根駅伝の観戦で小田原まで来たのですから、帰る途中で「小田原城」に寄ってみることにしました。
 小田原城は小田原駅から歩いても10分ほどの距離にあります。
 ちょっとしたお散歩気分で十分に歩ける距離ですね。

 この天守閣は1960年(昭和35年)5月、市制20周年の記念事業として復興されたものです。
 内部は古文書、絵図、武具、刀剣などの歴史資料の展示室があります。
 最上階からは相模湾を望むことが出来、条件が良ければ遠く房総半島が見えるそうです。
 
 撮影地:神奈川県小田原市城内6-1「小田原城」(共通)
 撮影機材:RICOH Caplio GX100(共通)
 撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/160秒 f/9.0) -1.3EV 34㎜相当
 撮影年月日:2010年1月2日(土)

 

 (2)

 これは1971年(昭和46年)には外観復元された「常磐木門(ときわぎもん)」です。
 この「常磐木門」をくぐるためには、直角に曲がった後に階段を上る必要があります。
 つまり、攻められた場合でも敵の勢いを殺ぐ役割を果たしているのですね。

 撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/125秒 f/7.3) -2.0EV 58㎜相当


 (3)

 「常磐木門」の門扉に日が当たっているのが面白いなと思って撮影したカットです。
 午後の遅い時間帯の陽射しはあくまでも優しく、誇張された陰影が殊のほか印象に残りました。

 撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/80秒 f/7.1) -1.3EV 62㎜相当


 (4)

 「赤銅門(あかがねもん)」は江戸時代の小田原城二の丸の表門で、江戸時代のほぼ全期間で聳えていました。
 ところが、明治5年に解体されてしまいました。
 現在の「赤銅門」は平成9年に復元されたものです。

 撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/160秒 f/9.8) -2.0EV 29㎜相当


 (5)

 赤銅色というのはこのことを指すのでしょうか。
 まだ真新しい銅で作られた門ですが、それでも歴史を感じたりします。
 小田原城はまだまだこれからも整備されますので、工事が完成したらさらに楽しめる場所になることでしょう。

 撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/400秒 f/8.9) -1.0EV 72㎜相当 


 (6)

 4枚目よりもさらに狭い範囲を切り取ってみました。
 ビジュアル的にもこちらのカットの方が印象的であると思います。
 今回のベストショットと言えるでしょう(嗚呼、自画自賛・・・爆)

 撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/320秒 f/7.9) -2.0EV 72㎜相当

箱根登山鉄道

2010年01月05日 | 鉄道
 箱根駅伝観戦のもう一つの楽しみ
 (1)

 私の新年恒例となった箱根駅伝の五区・山登り区間の応援ですが、実はもう一つの楽しみがあります。
 それは、この箱根登山鉄道の電車を撮ることです。
 普段は滅多に来ない場所ですから、少しは楽しんでから帰らなくっちゃ!

 この場所は小涌谷駅近くの踏切で撮影したものです。
 これで3年連続のワンパターン写真となりますが、暫しお付き合いを・・・

 撮影地:神奈川県足柄下郡箱根町「小涌谷駅」周辺(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70-200mm F4.0L IS USM(共通)
 撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/250秒 f/5.0) -1.3EV 127㎜(203㎜相当)
 撮影年月日:2010年1月2日(土)



 (2)

 トップ画像の電車が通過した後の線路を狙ってみました。
 思い切り姿勢を低くして、望遠レンズの圧縮効果を利用して表現したカットです。
 デジタルの再現領域の狭さゆえ、奥の日陰部分がまるで漆黒の闇のように見えた瞬間でした。

 撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/320秒 f/4.0) -1.3EV 200㎜(320㎜相当)


 (3)

 駅伝の選手が通過した後に登山電車に乗ろうとしても無理な相談です。
 駅には長蛇の列が出来、ホームに上がったとしても超満員を覚悟で乗らなければいけません。
 ならば「登山電車を撮影してみるか」と思うのは自然の成り行きです。

 他にも、この地点から片道20分ほど歩けば、「千条の滝」(ちすじのたき)があります。
 お散歩気分で訪れるのもいいものですよ。

 撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/320秒 f/4.0) -1.3EV 200㎜(320㎜相当)


 (4)

 箱根登山鉄道は単線ですから、必ずと言っていいほど駅での列車交換があります。
 概ね片方の電車が構内に入るとすぐに反対側の電車が発車して行きます。

 撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/400秒 f/4.5) -1.3EV 200㎜(320㎜相当)


 (5)

 小涌谷駅を発車した箱根湯本駅行きの電車がポイントを渡ってぐんぐんと迫って来ます。
 午後の時間帯になると日陰も多くなってきます。
 先頭車両の運転台付近に光がなくなる少し手前まで我慢して撮影したカットです。

 撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/320秒 f/4.5) -1.3EV 180㎜(288㎜相当)

富士山と小田急ロマンスカー

2010年01月04日 | 鉄道
 富士山を真正面に望む
(1)

 かねてより小田急ロマンスカーと富士山を絡めて撮りたいなと思っていました。
 昨年の「第85回東京箱根間往復大学駅伝」の応援へ行く時に乗った電車の中から見た光景がこれでした。
 行く手の真正面に富士山がドドーンと聳え立っていたんです。

 秦野駅を出てすぐのカーブを曲がり終えた場所ですが、そこは少し分りにくい場所にありました。
 「線路の近くを歩けば分るだろう」と高を括っていたんですね。
 暫くうろうろしてからやっと見つけて、あれこれと考えて撮ったカットがこれです。

 撮影地:神奈川県秦野市「小田急電鉄・秦野駅付近」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4(2枚目を除いて共通)
 撮影データ:ISO400 f/8.0AE(SS1/500秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2010年1月2日(土)



 (2)

 ↑を見たらスムーズに撮影が出来たように思われたかもしれません。
 でも、新宿駅で一本後から発車する急行に間違えて乗った時からプランは崩れてしまいました。
 この「はこね」の一本前に上り「特急あさぎり」が来ますが、残念ながらそれには間に合いませんでした。

 この列車もベストの撮影ポジションに着く前にやって来てしまったんですよね。
 このカットだけ見ると「そう悪くはないじゃないか」と思ってしまいますが、心の中は虚ろなままでした。
 このままではいかんと思い、予定した時間よりももう少し粘ってみました。

 それがそのまま箱根駅伝の観戦にも影響が出てしまいました。
 小田原から箱根湯本までの電車と登山電車の凄まじいまでの混雑に遭遇してしまったんです。
 まぁ、これも私の不注意が招いた結果ですから、全ては自己責任の世界の話ですね。

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM4(このカットのみ)
 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 97㎜(155㎜相当)



 (3)

 気を取り直して撮影開始した時にやってきたロマンスカーEXEです。
 さすがにEOS7Dです。
 AFが迷うことなく、全てのカットでバチピンでした。

 もっとも、この本を参考にして動体撮影のセッティングを行いましたので当たり前でしょうか?
 ただし、調子に乗って連写しまくると、肝心のところでバッファが一杯になってしまいます。
 そこそこにしておいた方がいいようで、今回もそれを念頭に置いて撮影しました。 

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/250秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (4)

 さて、予定時間を延長して撮影したかったロマンスカー「すーぱーはこね」がやってきました。
 ここは線路がカーブしている地点ですから、二度美味しい撮影が出来ます。
 秦野駅を通過してカーブを曲がり終えた電車をまず捉えてみました。

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/250秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (5)

 ↑のカットを撮影した後に、すぐさま本来の撮影ポジションに戻ります。
 ここは姿勢を低くしないと、富士山の山頂付近が架線柱に隠れてしまいます。
 それと水平垂直が極力曲がらないようにしないといけません。

 本音を言えば、上り電車がこちらに向かってくるシーンを多く撮りたかったところです。
 でも、この日のメインはあくまでも箱根駅伝応援です。
 「行掛けの駄賃」程度に思っておく方が精神衛生上良いことかもしれませんね。

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/640秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)