Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

西伊豆・恋人岬

2010年01月16日 | 観光地
まぁ、カップルで行くべきところですナ
 (1)

 西伊豆・土肥温泉にこの「恋人岬」が誕生したのは1983年5月だそうです。
 当初は殆ど何もなかったそうですが、遊歩道や展望台、愛の鐘が設置されたりして賑わうようになりました。
 そして、1997年10月に伊豆市(旧土肥町)が老朽化した展望台と遊歩道を整備し、恋人岬の新たな出発となりました。

 ということで、富士山も殆ど姿を隠したため、観光客気分で恋人岬を友人(オサーン)と二人で訪れました。
 少し歩いて後悔し始めました。
 「やっぱカップルばかりじゃんか~!」って、まぁ、私は妻帯者ですからどうってことはありませんが・・・(笑)

 因みに、遠くに見える雪を頂いた山脈は南アルプスです。 


 (2)

 富士山はご覧のように殆ど雲間に隠れてしまっています。
 辛うじて山頂付近が見えるだけで、本気で撮影する気分は失せてしまいました。
 こうなったら観光気分で西伊豆を楽しもうと・・・でもねぇ、身の置き所がないと言いますか(笑)

 このブロンズ像は「アモーレ」といって伊東市在住の芸術家・重岡建治氏の作品です。
 恋人岬にマッチした素敵な作品ですね。


 (3)

 ちょうど↑の2枚目の正面に富士山が見えていますので、それぞれの位置関係がこのプレートで分ると思います。
 ここも夕日を見るスポットですが、その時間帯は熱々のカップルがいるんでしょうね。
 まぁ、私達は別の場所で撮影する心積もりでいますが。


 (4)

 ラブコールベル(愛の鐘)と呼ばれている鐘です。
 この鐘を3回鳴らすと恋愛が成就すると言われていて、訪れたカップルが鳴らしていました。
 

 (5)

 金の鐘(別名 幸せの鐘)と呼ばれる鐘も設置されています。
 これは↑のラブコールベル(愛の鐘)がある場所の300メートルほど手前にあります。
 こちらも鳴らした者の愛が成就する、または幸せになれると言われています。


 (6)

 この金の鐘は西伊豆の恋人岬がグアムの恋人岬と提携関係を結んだ際に設置されたものです。
 グアムの恋人岬にも伊豆の恋人岬から送られた銀の鐘と呼ばれる鐘があります。
 それにも同じ言われがあって、伊豆とグアムにある両方の鐘を愛し合う二人が鳴らすと幸せが訪れるとされています。


 (7)

 レストハウスで販売されている「愛情確認カード」(?)が鈴なりとなっています。
 「お幸せに!」と祈りながらシャッターを押す私・・・


 (8)

 まぁ、とにかく熱々のカップルの情熱によるものなのか、菜の花も咲いていました。
 春の海という実感がしましたね。
 今度は綺麗なオネーチャンと来ようと誓った私でした(爆)

 「お知らせ」
 禁止ワードが登録できるようになりましたので、この記事からコメント欄を開放します。
 但し、他人を中傷したりする悪意のあるコメントや低俗なコメントを書き込んだ輩には断固たる措置をとります。
 ブログの健全な運営を行うために取る措置ですから、ご理解いただきたいと思います。

京都・貴船にて

2009年06月16日 | 観光地
貴船と言えば「川床料理」ですね

(1)

さて、鞍馬山からひたすら下って着いた先は「貴船」でした。
貴船の涼味満点の川床料理は私の憧れです。
いつかは・・・と思っていても、超貧乏なZEISSメには縁遠い存在です。
でも、いつかは♪


(2)

いかにも「貴船」を感じさせる屋号ですね。
貴船あたりは道幅が狭く、万が一車が突っ込んできても川床に入らないようにコンクリートの防護壁がありました。


(3)

こちらのお店もなかなかの風情で、京都のイメージ満点ですね。


(4)

その「べにや」さんの川床を下流から眺めたところです。
やはりいいなぁ・・・


(5)

そうこうするうちに叡山電車の貴船口駅に着きました。
ここでも山藤を見つけましたので、パチリ!!
と、その時のことでした。

「ぷわん!」と電車の警笛の音が聞こえました。
「げっ、上り電車だ!」と、脱兎のごとくホームに駆け上がってやっと間に合いました。
これを逃したら20分以上待つ羽目になります。危なかった~!

これで関西を訪れたときの記事はおしまいです。
ちんたらちんたらと引き延ばしましたが、長々とおつきあい下さいましてありがとうございました。

神戸の街を散策

2009年05月17日 | 観光地
三宮から北野へ

(1)


関西訪問の二日目は神戸の街を散策することに決めていました。
やはり港町で、横浜とは違った雰囲気があるからなんですが・・・
まずは三宮駅のガード下でパチリ!!
ガード下というのは庶民的というか、どことなく懐かしさを感じてしまいます。

今回の撮影機材はRICOHのGX100ですが、撮影データの掲載は割愛させていただきますね。
Exif情報は保持したままでアップしていますので、気になる方はそちらをご参照ください。


(2)


三宮から北野へ向かう途中でスターバックスコーヒーを発見!
「へぇ、さすがに北野だとスタバも洋館なんだ」と妙な関心をして先へと進みます。
この日は朝からよく晴れて、前日の土曜日以上の暑さを感じました。
ここからはさらに坂がきつくなり、大汗をかいたのは言うまでもありません。


(3)


北野の異人館通りに出ると、どこもかしこも人だらけ・・・しかも、入館料が必要???
えっ、ぞれなりに見て回ると、あっという間に5,000円以上もかかるではありませんか。
ということで、無料公開している「ラインの館」へお邪魔することにしました。
中庭から異人館通り方面を見たところですが、なかなか風情があるものですね。


(4)


「ラインの館」を後にして、さらに上の方へと登っていきます。
先ばかり見ていると街の印象が通り一遍のものとなってしまいがちです。
こうやって時々振り返りますが、上から見下ろす眺めもまたいいものです。


(5)


この坂と階段を登りつけたら、このような眺めが正面にありました。
いつもなら見過ごしてしまうところでしょうけれど、この日は完全に旅行者としての視点がありました。
なんでもないものまでフォトジェニック!!(笑)


(6)


有名な「風見鶏の館:前では絵描きさん(だと思う・・・)が作品を並べていました。
「公共の場所では禁止されている筈だが」と無粋な詮索はやめて、しばし眺めることにしました。
結構うまく描いているものですね。

神戸の街は、今や新型インフルエンザの国内感染問題で大変なことになっています。
マスクも品切れ状態で、行政としても早く対策を講じる必要があります。
早く終息することを心よりお祈り申し上げます。

山梨花紀行(4)

2009年04月20日 | 観光地
清春芸術村へ

(1)


お恥ずかしい話ですが、ここ清春芸術村から八ヶ岳が望めると思っていました。
ところが、それは無理な相談だったんですね。
桜と南アルプスを絡めることが出来るのは知っていましたが・・・

午後2時過ぎに現地に着いて呆気に取られたのは、人が余りにも多いことでした。
駐車場に入ることすら儘ならない状態でしたから、仕方がないことなのでしょう。
ところが、この芸術村へ入るには800円が必要となります。
そのせいか、塀の外の喧騒とは裏腹に、中はそんなに多くの人はいませんでした。
で、まずは特徴ある建物と桜を絡めて、シンメトリーな構図で一枚♪

撮影地:山梨県北杜市長坂町中丸2072「清春芸術村」(最後を除いて共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/8.0) 0.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年4月11日(土)



(2)


午前中でしたら背景の南アルプスの山塊はクッキリと写ったはずです。
でも、私は新府桃源郷で南アルプスと八ヶ岳の景観を楽しむことができましたから、そうそうは贅沢は言えませんね。

撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 95㎜(152㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


今回、特に気に入った構図です。
例によって山の名前は分かりませんが、何ともダイナミックな眺めですよね。
こうなったら、来年は午前中のベストな光線状態で捉えたいと思ってしまった私です。

撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/100秒) 0.0EV 60㎜(96㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


中庭にはシトロエンが居座っているではありませんか。
ここ清春芸術村では、さり気なく置いてあるものまでが作品なんだそうです。
これは違うとは思いますが・・・

撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/100秒) 0.0EV 32㎜(51㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


気になるので、そのシトロエンに近づいてみましょう。
うーむ、何とも渋い感じがします。
因みに、村内は美術館が点在していますが、私は中に入ることはしませんでした。
「800円も払って勿体無い!」と思われるかもしれませんが、何しろ午後の遅い時間です。
他に行く場所があったため、美術鑑賞は次回にするしかありませんでした。

撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/100秒) -0.7EV 35㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


清春芸術村とは何の関係もありませんが、向かう途中で見つけた辛夷です。
大きさといい形といい、こんな見事な辛夷を見たのは初めてだと思います。
右横の小屋が目障りですが、それを感じさせないくらいの立派な辛夷でした。

撮影地:山梨県北杜市長坂町
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/8.0) 0.0EV 60㎜(96㎜相当)

小江戸・川越にて(2)

2008年12月07日 | 観光地
喜多院の五百羅漢

(1)


喜多院の境内には五百羅漢があります。
売店の脇から入りますが、殆ど日陰となるためかなり寒さが身に沁みます。
理想的な光が来るまで待ちますが、本当に冷えました・・・

撮影地:埼玉県川越市「喜多院・慈眼堂」(共通)
撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200(共通)
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/160秒 f/3.5) -1.0EV 51㎜(198㎜相当)
撮影年月日:2008年11月30日(日)



(2)


折りしも喜多院は紅葉が見頃でしたので、ここは羅漢さんと絡めておきたいところです。
真ん中の羅漢さんは「人間辛抱だ!」とでも言っているような感じを受けました。
ほかにもいろいろな表情があって、見ていて飽きませんね。

撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/125秒 f/3.5) -1.0EV 47㎜(182㎜相当)


(3)


五百羅漢と呼ばれていますが、実際には538体が鎮座しています。
天明2年(1783年)より文政8年(1825年)にかけて建立されたそうです。
533体に加えて中央の釈迦如来、文殊普賢の両菩薩、左右高座の阿弥陀如来と地蔵菩薩を合わせて538体となっています。

撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/80秒 f/3.5) -1.3EV 25㎜(97㎜相当)


(4)


全部で538体ある羅漢さんですが、丹念に見て歩くと必ず知った顔があるそうですよ。
あっ、ありました!
これは取引先であるS社のN氏ではないですか・・・クリソツです(爆)

撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/160秒 f/3.5) -1.3EV 51㎜(198㎜相当)


(5)


あ~ぁ、何でこんなところで鼻をほじるかなぁ(笑)
このように表情が豊かな羅漢さんですから、見ているだけで心が和みます。
「何だか最近疲れているなぁ」と思っていたら、川越で羅漢さんと対話してみませんか?

撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/200秒 f/4.5) -1.0EV 41㎜(159㎜相当)

天空回廊

2008年11月12日 | 観光地
その名は「上野スカイブリッジ」

(1)


群馬県上野村には「天空回廊」と呼ばれている吊橋があります。
正式には「スカイブリッジ」という名称ですが、全長225m、高さ90mあって空中を渡るような感覚から「天空回廊」といった愛称がついています。
紅葉は見頃よりも少し早かったものの、秋の彩の中を私も歩いて渡ってきました。


(2)


この「天空回廊」の「まほーばの森」側の渡り口には、このようなものが埋め込んであります。
標高は700m近いんですね・・・そんなに標高があるとは思ってもいませんでした。


(3)


さぁ、いよいよ「天空回廊」を渡ることにしましょう。
この橋は有料で一往復100円を料金箱に入れて渡ります。
料金箱は無人ですので払わずに渡る輩もいますが、何とも寂しい気持ちになります。


(4)


吊橋の中央部分より眺めた景色ですが、相当な高所であることが実感できます。
右上にある集落は上野村の中心部で、中央部に見える道は国道299号線です。
先日公開しました「上野ダム」や「中止の滝」は、さらにこの左奥(遥か先かな?)にあります。


(5)


「まほーばの森」にある展望台から「天空回廊」を見下ろしたところです。
対岸(画面では左奥)にある駐車場は、コウモリが飛び交う関東最大の鍾乳洞「不二洞」の入り口になります。
ここまで来たら、是非ともお立ち寄りいただきたい場所ですね。

※今回は撮影データの表示はご勘弁ください。
 撮影機材は全てRICOH Caplio GX100で、C-PLフィルターを装着しております。

清里の街角で

2008年09月10日 | 観光地
異国の香りがする一角

(1)


明野のヒマワリ畑は幻に終わりましたが、八ヶ岳の雄大な眺めも雲に覆われて幻となりました。
あちこち散策してお腹が空いたので、清里へ行くと必ず立ち寄るレストランへと向かいました。
現地に着いて驚いたことは、そのレストランが建物もろとも消えていたことです。

ビーフシチューが美味しくて、それが楽しみで立ち寄ったのですが・・・orz
まぁ、時代の流れなんでしょうね。
決して値段は安くはないので、経営が成り立たなくなったのかは?ですが。
ちょっぴり残念な思いですが、とりあえずその近辺をスナップすることにしました。

今回の画像は、先日手に入れたRICOHのGX100で撮影したものです。
いわゆる実戦投入第一号ですね♪


(2)


これは完全に逆光状態で撮影していますが、フレアっぽさもなければゴーストも出ていません。
さすがに普及タイプのコンデジとは一線を画した描写力ですね。
発色もなかなかいいと思います。


(3)


生意気そうなニャンコを発見!!
って、置物でしたが、なかなか存在感があって面白さを感じました。
売り物なんでしょうけれど、買い手はつかないのかな?


(4)


その庭の一角ではバラも綺麗に咲いていました。
光線的には厳しい条件ですが、色飽和もなければ飛んだりもしていません。
質感もちゃんと描写されていて、なかなか痺れる写りをしてくれています。


(5)


青空が綺麗なうちにカメラに収めておこうと思って写した一枚です。
緑や青のバランスも良くて、とても気に入っています。
あっ、右奥に小さく我が愛車の三菱グランディスが入ってしまいました・・・まぁ、ご愛嬌(笑)

今回、このRICOH GX100を使ってみて、そのポテンシャルの高さには驚かされました。
速写性と望遠域の撮影を求めなければ、無理に一眼レフを持ち歩く必要もないかも。
細部の描写も素晴らしいですし、諧調の豊かさも十分に感じましたから・・・
これからもずーっと私の相棒でいてくれることでしょう。

※今回は撮影データの記載は省略させてくださいね。
 Exif情報は保持していますので、気になる方はそちらをご覧下さい。

小樽・運河公園にて

2008年05月21日 | 観光地
『昔の面影が偲ばれる場所』
(1)


小樽の「北運河」の外れには、このように整備された「運河公園」があります。
ここを訪れた目的は「旧日本郵船小樽支店」(重要文化財)の建物を見ることでした。
この建物が完成した明治38年の小樽は、一流の建築家がその腕を競って作品を残した時代だったそうです。

撮影地:北海道小樽市色内3丁目「運河公園」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio R4(共通)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/1000秒 f/5.0) 0.0EV 28㎜相当
撮影年月日:2008年5月9日(金)



(2)


これが重要文化財日本郵船小樽支店の建物です。
中は見学できる筈ですが、扉は締め切ってありました。
思わず、「おーい、スタッフ~、スタッフ~!」と・・・\(- -;) モシモシ~ッ!?

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/760秒 f/3.3) 0.0EV 28㎜相当


(3)


見るからに重厚な造りで、現代建築様式の建物では出せない風格が備わっています。
それもその筈で、ここの2階にある会議室はポーツマス条約に基づき、日露国境画定会議が開催された場所でもあるんですね。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/189秒 f/4.6) 0.0EV 60㎜相当


(4)


どこから見ても絵になる建物だと思います。
「日本郵船会社」の文字が誇らしげに見えてしまいました。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/290秒 f/4.2) 0.0EV 100㎜相当


(5)


あぁ、こうして見ると、やはり中に入りたかったなぁ。
季節外れといえばそれまでですが、一応観光客はチラホラといましたし。
今度行ったら是非とも中を見せていただくことにしましょう。
いつのことになるかは分かりませんが・・・

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/470秒 f/4.4) 0.0EV 45㎜相当


(6)


さて、運河公園を辞そうとしたら、何やら気になるブロンズ像が視界に入りました。
プレートを見ると「赤い靴・・・」といった文字が読み取れました。
これは近づいて確認しなくては、と思いました。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/189秒 f/4.8) 0.0EV 200㎜相当


(7)


近づいてみたら、そこには紛れもなく「赤い靴 親子の像」と書かれたプレートがありました。
はて、赤い靴の話は横浜じゃなかったっけ?
「赤い靴 はいてた 女の子 異人さんに つれられて 行っちゃった♪」
「うーん」と、暫しその場で考え込んでしまった私です。

調べてみると、この親子3人像のモデルとなった鈴木一家は小樽に住んでいたそうです。
カトリック富岡教会とも縁が深く、当初は同教会敷地内に設置される予定だったとのことです。
それが、多くの人の目に触れられるようにと、同教会からこの運河公園内に設置場所が変更されました。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/650秒 f/6.5) 0.0EV 40㎜相当

小樽運河(2)

2008年05月13日 | 観光地
『夕方から夜の貌』
(1)


時系列的に写真をご紹介していこうかな?と考えていました。
でも、小樽運河の続編を期待されている方もいらっしゃることと思い、繰り上げることにしました。
えっ、期待なんかしていないぞ!ってかぁ・・・

それはともかく、この日は午前中にちょっとだけ晴れて、後は雨が降ったり止んだりでした。
ようやく雲が切れてきて、太陽が顔を覗かせたのは日没近くになってからのことでした。
寒風吹き荒ぶ中を待ち続けた甲斐がありました。

撮影地:北海道小樽市「小樽運河」(共通)
撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200(3枚目を除いて共通)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/160秒 f/3.5) +0.3EV 135㎜相当
撮影年月日:2008年5月9日(金)



(2)


運河の倉庫群に一瞬、太陽の光が照らし出されました。
ここは窓ガラスの反射を活かしたいところです。
カニの横ばいよろしく、少しずつ横に移動してベストのタイミングでシャッターを押しました。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/125秒 f/3.5) -0.3EV 35㎜相当


(3)


日が差し込んだのはほんの束の間で、後はまた薄暗がりに戻ってしまいました。
空が綺麗に焼けるかな?と期待しましたが、雨上がりの後では期待薄です。
どうやら、このまま夜の帳が下りるようです。

撮影機材:RICOH Caplio R4(このカットのみ)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/270秒 f/4.6) -0.3EV 55㎜相当



(4)


運河周辺はかなり暗くなってきましたが、18時30分を過ぎてもライトアップされません。
「お~い、スタッフー、スタッフー!」と叫びたい気分になってしまいました。
札幌もそうでしたが、18時50分を過ぎてから徐に点灯するようです。

写真をやる人なら分かると思いますが、空に青味が残っている時に撮りたいんですよね。
そうこうするうちに雲が広がってしまい、ライトアップされた時には上空はこんな感じになってしまいました。
う~む、残念!!

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/15秒 f/2.8) 0.0EV 32㎜相当


(5)


すっかり夜の様相となってからは、小樽運河は輝きを取り戻しました。
寒さは半端じゃありません。
手ブレ補正機能つきとはいえ、震えながら撮ったので手ブレ画像が多くなってしまいました(涙)

「三脚は持って行かなかったのか?」って・・・今回は撮影が目的ではないので荷物にはありません。
しかも、一眼レフも家でお留守番となっています。
まぁ、これには魂胆がありまして(笑)

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/3秒 f/2.8) -2.0EV 36㎜相当


(6)


せっかくクロススクリーン・フィルターを持って来ましたので遊んでみました。
光芒がクロスしますので、角度を考えつつ撮影しています。
絞りが開放ですから光芒が長く伸びています。
絞れば短くなりますから、そこのところは匙加減で・・・

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/4秒 f/2.8) -2.0EV 32㎜相当


(7)


反対側から撮影したカットですが、個人的にはこちらから見た図が好みです。
理由はいつもの何となくですが、他のカットは定番といえばありふれているからでしょうか。
さて、小樽では魅力ある歴史的建物もライトアップされています。
そろそろ運河を切り上げて、そちらを見学しに行くとしましょうか。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/3秒 f/2.8) -2.0EV 28㎜相当

明日は光が丘公園で撮影した写真をお届けします♪

小樽運河(1)

2008年05月11日 | 観光地
『北運河にて』
(1)


「小樽運河」というタイトルからして、「???」となった方もいらっしゃることでしょう。
今回は観光色の強い「メインストリート」(?)ではなく、この「北運河」をご紹介します。
小樽運河沿いにある散策路を北に向かって歩くと、竜宮橋の辺りから様相ががらりと変わります。

運河の幅が広がって、当時の姿をそのまま残す倉庫や建物が見られます。
有名な散策路にある倉庫群はレスストランなどに姿を変えています。
ノスタルジックな雰囲気が漂う北運河は、観光客の姿も殆どなくてひっそりとした佇まいで出迎えてくれました。

撮影地:北海道小樽市「北運河」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio R4(共通)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/870秒 f/5.0) 0.0EV 28㎜相当
撮影年月日:2008年5月9日(金)


(2)


観光客が多く集まる地区の運河は観光施設として機能しています。
ところが、この北運河はこのように船舶が多く係留されており、運河本来の働きをしています。
また、ここにはレストランが一つあるだけで、とても落ち着いた雰囲気があります。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/650秒 f/6.5) 0.0EV 40㎜相当


(3)


海面のきらめきが船体に反射していました。
太陽はまだ顔を出してくれていますが、徐々に雲が厚くなってきたようです。
これは早めに切り上げた方が良さそうな感じです。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/870秒 f/4.6) 0.0EV 56㎜相当


(4)


何となく惹かれて撮影したカットです。
カバーに覆われていますが、キャビンの前にある武器のような格好のものは何でしょう?
銛を発射する装置なのかどうかは?ですが、何しろ人影もないので訊ねる訳にもいきません。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/870秒 f/3.3) +0.3EV 28㎜相当


(5)


こういったメカには興味がそそられてしまいます。
恐らくは網を巻き上げる装置なんでしょうけれど、手でも挟まれたらえらい事になりますね。
漁業も3K職業の一つに数えられていますから、後継者不足が懸念されます。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/810秒 f/6.8) -0.3EV 45㎜相当


(6)


古びた倉庫の近くで撮影したカットですが、これが北運河を象徴していると思いました。
決して華やかではなく、どことなく過去のイメージがつきまとっていると言うのでしょうか?
決して「光と影」の影の部分ではないものの、一体この感じは何と表現していいのやら・・・

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/290秒 f/4.7) 0.0EV 67㎜相当

もう一つの私のブログ「写真ざんまい!デジタルざんまい!」では、ここにない画像や記事をアップしています。
併せてご覧いただければ幸いです。