Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

真冬の森林公園(Ⅱ)

2009年01月18日 | スナップ
妖精広場にて

(1)


国営武蔵丘陵森林公園の中央口から入って右側の園路を進むと「妖精広場」があります。
原種のシクラメンが咲く場所の近くで、花が殆どなくて気落ちした私を暖かく迎えてくれたのが彼らでした。
何だかほのぼのとした気分になり、救われたような気がしました。

撮影地:埼玉県比企郡滑川町「国営武蔵丘陵森林公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/5.0AE(SS1/800秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2009年1月12日(月)



(2)


こういった被写体にソフトフォーカスレンズを使うことの是非はあるでしょうけれど・・・
まぁ、悪くはないかな?と。

撮影地:撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135㎜ F/2.8
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/400秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛2)



(3)


こちらのギャラリーは3人ですが、4人いれば麻雀でもやっているような感じですね。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンSPAF17~50㎜ F/2.8XR Di
撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/60秒) 0.0EV 17㎜(27㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


さぁ、演奏もいよいよ佳境に入ってきたようです。
楽団の人たちの熱気が伝わってきますね。(ホンマかいな!)

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/2000秒) -0.3EV 120㎜(192㎜相当)



(5)


妖精広場の全景です。
楽団のほかには聴衆が3組と蒸気機関車に牽かれた列車があるだけです。
でも、何となく暖か味を感じたのは気のせいでしょうか?

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンSPAF17~50㎜ F/2.8XR Di
撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/100秒) 0.0EV 17㎜(27㎜相当・C-PLフィルター使用)

上野東照宮・冬ぼたん(Ⅲ)

2009年01月17日 | 
冬陽を浴びて

(1)


上野東照宮のぼたん苑を巡っていて、ふと目に留まったのがこの花です。
冬の柔らかな陽射しを浴びて佇む姿に心惹かれるものがありました。
こういった場合は小細工をせず、心に感じたままを写すのがいいですね。

撮影地:東京都台東区上野「東照宮ぼたん苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/2000秒) 0.0EV 98㎜(157㎜相当)
撮影年月日:2009年1月4日(日)



(2)


冬ぼたんの咲き始めの時期ですから、このような蕾があちこちで見受けられました。
きっと長く花を楽しめるようにとの配慮なのでしょう。
一気に満開となっては愛でる期間が短くなってしまいますから・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/1000秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


ちょうど見頃の花を見つけました。
手前と奥のバランスに気をつけてフレーミングしてみました。
このような場合は絞りを開けずに、ピントが合う範囲をある程度広くしたほうがいいと思います。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/500秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(4)


今回はワイドレンズを持って来ていないため、コンデジのワイド側でパチリ。
GX100は24㎜相当の画角で捉えることが出来るので重宝しますね。
それにしても、この傘は破れている箇所が多いので、是非とも来年は張り替えて欲しいなぁ。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/400秒 f/5.7) +1.0EV 5㎜(24㎜相当)



(5)


センリョウです。
まぁ、縁起物で初春に相応しい植物ですね。
赤い色だけでなく、黄色っぽいオレンジ色(橙色といったほうがいいかな?)の実が混じっているのがいいですね。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/40秒 f/3.3) -1.0EV 9㎜(43㎜相当)



(6)


ぼたん苑の片隅では水仙の花が咲いていました。
きっと今頃は伊豆半島の爪木崎では満開なんでしょうね。
そして、越前海岸の水仙にも思いを馳せるZEISSメでござりまする。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/1000秒) -0.7EV 108㎜(173㎜相当)

箱根登山鉄道(Ⅱ)

2009年01月13日 | 鉄道
スイッチバックの大平台駅にて

(1)


箱根登山鉄道の大平台駅は、箱根湯本駅から二つ目のスイッチバックの駅として有名です。
スイッチバックとは、勾配が急なためにそのままでは電車が進むことが出来ない場所で、電車の先頭と最後尾が逆になって折り返して進む方式のことです。
一度駅や信号所に進入して運転手と車掌が入れ替わり、進む方向が逆になって進んで行きます。
初めて乗る方は「あれっ?」と思われることでしょうね。

撮影地:神奈川県箱根町「箱根登山鉄道・大平台駅」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(3枚目を除いて共通)
撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/200秒 f/6.3) -0.3EV 300㎜(480㎜相当)
撮影年月日:2009年1月2日(金)



(2)


駅の終端からポイント付近をぐぐっと引き寄せてみたカットです。
左側の線路は箱根湯元方面へ、右側の線路は強羅方面へと向かうものです。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/250秒 f/6.3) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)


(3)


大平台駅はこのように行き止まりとなっています。
箱根登山鉄道では出山信号場、大平台駅、上大平台信号場の3ヶ所がスイッチバックとなっています。
この電車は強羅方面から下ってきたもので、ここで前後が逆となって箱根湯本方面へと向かいます。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/60秒 f/2.9) -0.7EV 5㎜(24㎜相当)



(4)


大平台の駅を発車した箱根湯本行き電車は、ポイントを渡って左側の線路へと移動して行きます。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/6.3) -0.7EV 92㎜(147㎜相当)


(5)


ポイントを渡り終えた電車は急坂を箱根湯本方面へと下って行きます。
(4枚目とは違う電車ですが・・・)
画面右下に71.5という数字が書かれた標識がありますが、これは線路の勾配を表します。
箱根登山鉄道では最大で1000分の80の勾配があります。

1000分の80の勾配とは、1m走る間に80㎜の高さを登る勾配のことです。
つまり、12.5m進むだけで1mもの高さに登ってしまうわけですね。
このような急勾配を車輪の力だけで登るのは、日本では箱根登山鉄道だけです。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/6.3) -0.7EV 168㎜(269㎜相当)

真冬の森林公園(Ⅰ)

2009年01月12日 | 
やっと見つけた・・・

(1)


どうも昨年12月から車のハンドルを握りたいといった気持ちがなくなり、暫くは車でのお出かけを控えていました。
年が明けても気持ちに変化は表れませんでしたが、この3連休は見事に潰れて今日が唯一のお休みでした。
そこで、気分を変えるべく久々に愛車のハンドルを握って出かけることにしました。

目指すは国営武蔵丘陵森林公園です。
冬枯れた丘陵地帯には多くを望むことは出来ませんが、きっと私の心を満たしてくれるものがある筈です。
本当はこのカットを撮ることが目的ではありませんでしたが、結果としてこれがベストショットとなりました。

撮影地:埼玉県比企郡滑川町「国営武蔵丘陵森林公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135㎜ F/2.8
撮影データ:ISO100 f/2.8AE(SS1/1000秒) -0.7EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛2)
撮影年月日:2009年1月12日(月)



(2)


実は、この原種のシクメンを撮影することが目的だったんです。
本当ならば原種のシクラメンの花がこの画面いっぱいに溢れる筈でした。
入り口で聞いたら「残念ながらほぼ終わりました」と・・・orz
確かに現地に着くと「あれ~!!」って感じでした(涙)

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/2.8AE(SS1/1250秒) +0.7EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


↑のように横位置では寂しいので、1.4倍のテレコンバーターを装着して撮影しました。
この花が唯一まともに咲いていたくらいで、他の10ほどの株はかなり草臥れていました。
まぁ、ちゃんとリサーチしなかった私が悪いんですが、何だかなぁ・・・レフ板も用意したのに。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM+エクステンダーEF1.4×
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/400秒) +0.7EV 280㎜(448㎜相当)



(4)


ぼやいても始まらないので林間の道をトボトボと歩くことにしました。
松の木があれば松毬があるのは当然の帰結です。
で、さっそくorzな格好で撮影したのがこのカットです。
レフコンバーターを持ってきて良かったぁ!(2枚目と3枚目も同様なorzな姿勢でした)

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンSPAF17~50㎜ F/2.8XR Di
撮影データ:ISO100 f/5.6AE(SS1/50秒) +0.7EV 17㎜(27㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


ハーブガーデンの傍まで来て、取り敢えず花壇の花を撮り始めました。
ところが「違う、俺はこれを撮りに来たんじゃないゾ!」と周囲を眺めてみると・・・
やっと見つけたのがトップ画像にあるフラワーポット(?)でした。
最初は70-200㎜のズームで撮影していましたが、背景の落ち込みからしてソフト描写でいこうと決めたんですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/2.8AE(SS1/400秒) +0.7EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)


森林公園では他にもいろいろな被写体が待っていてくれました。
順次公開していく予定ですが、業務多忙により不定期更新になりますので・・・
週末にでも又お越しくださいね♪

箱根登山鉄道(Ⅰ)

2009年01月11日 | 鉄道
小涌谷駅付近にて

(1)


箱根駅伝の応援で箱根路へ来たもう一つの楽しみはこの箱根登山鉄道です。
乗ってよし、見てよし、撮影してよしと、三拍子が揃っています。
生粋の鉄道ファン(決して「テツ」とは言わない)であるZEISSメは、こういった撮影は燃えます♪

これは小涌谷駅付近の踏み切りで撮影したものです。
駅伝の選手が唯一通過する踏み切りですが、選手の通過に合わせて電車を止めます。
これは1月2日と3日の2日間だけのことですが、滅多に見ることが出来ない光景となります。

撮影地:神奈川県箱根町「箱根登山鉄道・小涌谷駅付近」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(4枚目を除いて共通)
撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/200秒 f/8.0) -0.7EV 65㎜(104㎜相当)
撮影年月日:2009年1月2日(金)



(2)


小涌谷駅での列車交換風景で、新旧揃い踏みといったところです。
乗るには新型の方が快適ですが、見る(撮る)分には旧型電車の方が絵になります。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/200秒 f/6.3) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)


(3)


その旧型電車が駅を発車し、箱根湯本方面へと向かうところです。
望遠でぐぐっと引き寄せていますので、背後の山も迫ってきているように見えます。
いわゆる望遠レンズの圧縮効果ですね。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/200秒 f/6.3) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)


(4)


小涌谷駅で強羅方面へと向かう電車の出発時間を待つ車掌さんです。
とにかく駅伝開催日は大混雑しますので、安全確保が最優先となりますね。
ご苦労様です♪

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/200秒 f/6.3) -0.7EV 15㎜(72㎜相当)



(5)


再び、トップ画像と同じ場所で、今度は新型電車が迫ってくる瞬間を捉えてみたものです。
ぐーっと迫ってきますので、速度は遅いものの心臓は高鳴ってきます。
ぎりぎりまで我慢してシャッターボタンを押したカットがこれです。

撮影データ:ISO320 SS1/160秒AE(f/5.6) -0.7EV 135㎜(216㎜相当)

えー、今日も仕事で会社に来ています。
結局、昨日の土曜日は何だかんだで20時過ぎの退社となりました。
今日も遅くなりそうだなぁ・・・ボソリ。

上野東照宮・冬ぼたん(Ⅱ)

2009年01月10日 | 
幽玄の世界

(1)


藁の菰を被った冬ぼたんが薄暗い場所で、太陽の光を浴びて浮かび上がっていました。
「幽玄の世界」と表現したらオーバーかもしれませんが、何となくそのように思えました。
左側からのサイド光ですが、思ったほどきつくないのが救いだったようです。

撮影地:東京都台東区上野「東照宮ぼたん苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/3200秒) +0.3EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2009年1月4日(日)



(2)


これはトップ画像とは別の花ですが、向きはほぼ同じでした。
少し引き気味にして葉も取り込んでみました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/3200秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


白とピンクが混ざったような花弁の色で、しかも八重のような感じで複雑な形をしていました。
これも左側からのサイド光ではありますが、むしろ順光線に近いものです。
まぁ、致し方ないところですが、出来れば透過光で撮りたかったですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105㎜ F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/7.1AE(SS1/400秒) +0.7EV 60㎜(96㎜相当)



(4)


ピンク色というよりも、桃色と表現したほうがしっくりとくるでしょうか?
ここはソフトフォーカスレンズで柔らかく捉えたいところです。
藁の菰は見えるものの、全体的には背景が暗く落ちています。
こういった条件がソフトフォーカスにはよく合いますね。

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135㎜ F/2.8
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/640秒) +0.7EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛り1)



(5)


苑内には随所にこのような鉢植えなどがあって、目を楽しませてくれます。
東照宮の細やかな配慮というものを実感します。
決してお仕着せがましいものではなく、さりげなく置いてあるところが好ましいですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/500秒) -0.7EV 145㎜(232㎜相当)


公私共にまたまた多忙となり、ブログの更新が滞りがちとなりそうです。
亀レスになると思いますので、何卒ご了解下さい。
1月10日(土)午後2時21分現在、まだ会社で仕事をしています。
いつになったら帰ることが出来るのか未定であります!!
で、明日も仕事です(涙)

千条の滝と冬枯れの箱根路と

2009年01月07日 | 滝・渓流
いく条もの糸に見えるが如く流れ落ちる

(1)


昨年、箱根駅伝の応援で登山電車の小涌谷駅付近に私はいました。
帰宅してから「千条の滝(ちすじのたき)」というのがあることを知って、地団太を踏む思いでした。
今年は早めに現地に着いて、選手が来る前に軽いハイキング気分で見に行ってきました。

箱根登山鉄道「小湧谷駅」下車徒歩20分とのことでしたが、10分少々で着いてしまいました。
恐らくは自然と早足になったのでしょうけれど、大した坂道でもなく楽なコースです。
お散歩気分で出かけられますよ♪

撮影地:神奈川県箱根町「千条の滝周辺」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio GX100(5枚目を除いて共通)
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/5秒 f/7.1) -2.0EV 15㎜(72㎜相当)
撮影年月日:2009年1月2日(金)



(2)


この「千条の滝」は鷹巣山山麓から流れ出る蛇骨川の上流で流れ落ちています。
落差は約3mで横幅20m位の滝ですが、岩の間からいく条もの清流が流れるさまはとても美しく感じられます。
また、岩肌には苔が密生し、深い緑に包まれた静寂な空間となっています。

この滝の存在は長い間、殆ど人に知られることはなかったようです。
大正年間にに「三河屋旅館」の創業者である榎本恭三氏が、この美しい滝の存在を知って貰いたいとのことで、周辺や滝までの道を整備したそうです。

撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/13秒 f/4.4) -2.0EV 15㎜(72㎜相当)


(3)


この滝の傍らには看板に以下のような文章が書かれていました。

「この滝は、蛇骨川上流に位置し、苔むした岩肌をつたって流れ落ちるさまは、いく条もの糸のように見え、いつのころからか「千条の滝」と呼ばれるようになりました。その名にふさわしく優しく、幽玄な雰囲気をかもし出しています。」

まさにその通りでした。
但し、太陽の光は直接届かないため、かなり薄暗い感じの場所です。
写真撮影が目的ならば、三脚を持参されることをおすすめいたします。
えっ、私?・・・三脚なしで無理やり撮りました。(VGAサイズだから、まぁ何とかネ・・・)

撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/6秒 f/5.6) -2.0EV 15㎜(72㎜相当)


(4)


「千条の滝」へ行く道すがら撮影した風景です。
行きですと左側に見えてくるもので、モノトーンが面白く感じられました。
右からのサイド光ですから立体感が出たと思います。


撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/160秒 f/6.3) -2.0EV 15㎜(72㎜相当)


(5)


モノトーンだけでは少々寂しいので、ちょと色合いをプラスしてみました。
こちらはほぼ逆光で、相当眩しく感じられました。
C-PLフィルターを使おうかと思いましたが、結局は使うことはありませんでした。
キラキラ感を消したくなかったんですね。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 SS1/160秒AE(f/9.0) 0.0EV 55㎜(88㎜相当)



(6)


これは温泉をボーリングして、今でも汲み上げで使っている櫓なんでしょうね。
あっ、しまった~!折角の温泉地である箱根へ行ったのに、またしても温泉に入らないまま帰宅してしまいました。
何ともったいないことを・・・(涙)

撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/250秒 f/8.7) -2.0EV 6㎜(29㎜相当)

上野東照宮・冬ぼたん(Ⅰ)

2009年01月04日 | 
新春を祝う冬ぼたん

(1)


すうすうさんの「冬ぼたんを愛でに♪」の記事に大いに刺激を受けて、上野東照宮の冬ぼたんを見に行ってきました。
いつもの年はもう少し遅くなってから出かけますが、次のお休みは潰れることが分かっていますので・・・(涙)
全体的には若干早いものの、早くも見頃を迎えている株もかなりありました。
これもその一つで、新春の陽光を浴びたぼたんの花が輝いて見えました。

撮影地:東京都台東区上野「東照宮ぼたん苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM(3枚目を除いて共通)
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/2000秒) -0.7EV 155㎜(248㎜相当)
撮影年月日:2009年1月4日(日)



(2)


色のついたぼたんも素敵ですが、やはり白い花に拘る私は目を皿のようにして園内を巡りました。
やっと見つけたのがこの株です。
他にもいい株がありましたが、それはまたの機会に別の記事として纏めたいと思っています。

撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/200秒) +0.7EV 115㎜(184㎜相当)


(3)


まぁ、ベタな構図ですが、上野東照宮という場所が分かるカットを挟んでおくことにします。
ここは出口に近い場所で、私のすぐ背後は茶店になっています。
身体が冷えたら、ここで甘酒などをいただくのもいいかもしれません。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/80秒 f/5.9) -1.0EV 6㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


早くも蝋梅が咲き始めていて、辺りはいい香りに包まれていました。
本数は多くはないものの、要所要所に木が配置されているのが憎い演出だと思います。
白梅や紅梅の蕾はまだ固く閉じていましたので、咲くにはもう少しの時間が必要でしょう。

撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/2000秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)


(5)


蝋梅が咲いていたかと思えば、一角には秋の形見ともいうべき紅葉が僅かながら残っていました。
背景が暗く落ちていて逆光とくれば、私が見逃す筈がありません(笑)
今年も「逆光馬鹿一代」のZEISSメにござりまする~♪

撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/1000秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)




上野東照宮では約40種類600本のぼたんが公開されています。
ぼたんのほかにも梅や水仙、寒椿なども見ることが出来ます。
なお、入苑料は600円ですが、駅構内で購入すると500円で済むんですよ♪

苦闘!箱根駅伝(2)

2009年01月03日 | スポーツ
光る汗!!

(1)


選手が流す汗が陽光に輝いて眩しく見えました。
走っている選手はさぞや苦しいことでしょう。
そんな思いを抱いて今年も箱根駅伝山登り区間である第5区で声援を送りました。

これは33年ぶり14回目の出場を果たした青山学院大学4年生の佐々木徹也選手です。
青山学院大学は久々の本選出場でしたが、33年前は大手町ゴール前150mの地点で力尽きたそうです。
今回は総合順位22位ながらも最後まで襷を繋ぐことが出来ました。

撮影地:神奈川県箱根町(5区・中間地点)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/400秒 f/10.0) -0.7EV 135㎜(216㎜相当)
撮影年月日:2009年1月2日(金)



(2)


42年連続42回目の出場となる大東文化大学4年生の下條誠士選手で、彼は昨年もこの5区を走っています。
この42年連続出場というのは本当に凄いとしかいい様がありません。
時には予選会からの出場(今年も予選会からの勝ち上がり)となりましたが、それだけに選手層の厚みを感じます。

同大学は中央学院大学と激しく4位争いを演じ、総合順位は4位という結果となりました。
大手町のゴール前ではさながら短距離走の様相を呈していたほど激しいものがありました。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/10.0) -0.7EV 154㎜(246㎜相当)


(3)


2年ぶり51回目の出場となる明治大学2年生の小林優太選手と2年連続10回目の出場となる帝京大学4年生の酒井将規選手です。
明治大学は総合順位で8位でフィニッシュして来年のシード権を獲得しました。
帝京大学は今年はシード校でしたが、この秋は予選会からのチャレンジとなります、頑張れ!!

※この画像は記事の構成上、縦位置のものをトリミングして横位置にしました。
 焦点距離はこれよりも3倍相当となりますので参考程度にお考え下さい。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/320秒 f/10.0) -0.3EV 92㎜(147㎜相当・参考程度)


(4)


2枚目の大東文化大学と復路は4位争いを演じた7年連続10回目の出場となる中央学院大学2年生の大谷克選手です。
中央学院大学は昨年の84回大会では総合順位3位でした。
今年の総合順位は5位でしたが、こうなってくると箱根駅伝の常連校と言えますね。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/8.0) -0.3EV 208㎜(333㎜相当)


(5)


関東学連選抜・法政大学4年生の姜山佑樹選手です。
すみません、何しろ我が母校の選手ですから、贔屓の引き倒しですね。
関東学連選抜は昨年は4位と躍進し、今年も大手町で9位でフィニッシュしています。
シード権は関係ありませんが、予選会から出場するチームが都合一校増えるわけですね。

ところで、この5区の急坂ですが、選手にとっては壁に見えるとも言われています。
昨年、私は箱根登山鉄道の大平台駅から小涌谷駅までの二区間をコースに沿って歩きました。
多少は早足で歩きましたが、息切れと汗で大変だったことを記憶しています。
そこを選手は駆け上がっていくのですから、その苦闘は想像を絶するものがあります。

今年も2日間の感動をありがとうございました。
選手、学校関係者、そして大会運営に携わった皆様、本当にお疲れ様でした。
また、来年も必ず応援に行きます。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/400秒 f/10.0) -0.7EV 129㎜(206㎜相当)

苦闘!箱根駅伝

2009年01月02日 | スポーツ
想像を絶する激しさ、そして厳しさ

(1)


今年も恒例の箱根駅伝の応援に行ってきました。
昨年に引き続いて山登り区間である5区で、想像を絶する激しさと厳しさが待ち構えています。
さらに、ここは一段と傾斜がきつくなる地点で、各選手の苦しい表情がそれを物語っています。

これは城西大学の高宮祐樹選手の苦悶の表情を捉えたカットです。
惜しくも23位とはなったものの、彼の走りには感動しました。
多分、来年もここを走ることになると思います。
この走りが復路、そして来年へと繋がることでしょう。

撮影地:神奈川県箱根町(5区・中間地点)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/8.0) -0.7EV 249㎜(398㎜相当)
撮影年月日:2009年1月2日(金)



(2)


往路優勝を果たした東洋大学の柏原竜二選手の鬼神の走りです。
小田原中継所で襷を9位で受け取ると、7人を抜き去って2位に浮上しました。
さらに19km過ぎで早大をとらえ、早大との4分58秒差を一気に逆転してトップでゴールしました。

東洋大学に初の往路優勝をもたらしたばかりか、“山の神”今井正人選手が持つ1時間18分05秒の大記録をあっさりと塗り替えてしまったではありませんか。
この1時間17分18秒の新記録はそうそう破られることはないでしょう。
伝説になるであろう柏原竜二選手の走りを、この目で実際に見ることが出来たのは素晴らしいことですね。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/320秒 f/10.0) -0.3EV 135㎜(216㎜相当)


(3)


毎回のことではありますが、大会関係者の皆様の働きには頭が下がります。
いかに仕事とはいえ、かなりの重責を担ってのことです。
こうして箱根駅伝を毎年観戦できるのも皆様のお陰です。
本当にありがとうございます。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/10.0) -0.7EV 119㎜(190㎜相当)


(4)


さて、場面は変わって激しい順位争いとなっています。
中央大学の大石港与選手、東京農業大学の貝塚信洋選手、東海大学の河野晴友選手です。
それぞれ11位、12位、21位での往路のフィニッシュでした。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/640秒 f/10.0) -0.7EV 154㎜(246㎜相当)


(5)


やって来ました「関東学連選抜」の我が母校・法政大学4年生、姜山佑樹選手です。
彼は昨年もこの5区を走りましたが、来年3月には卒業ですから母校の襷をかけて箱根路を走ることはないでしょう。
よく頑張ってくれました、ありがとう!!

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/8.0) -0.7EV 249㎜(398㎜相当)

【追記】
 母校である法政大学の選手のアップがないのはなぜか?
 それは声が届く場所では声援を送り続けたからです。
 ずーっと写真を撮り続けるだけでは応援に行った意味はありませんから・・・