Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

飛鳥Ⅱ・夕暮れの出航

2009年11月26日 | 船舶
 静々と厳かに・・・
 (1)

 時計の針は午後5時近くになりました。
 タグボートの準備も終わり、いよいよ出航時刻を待つのみとなりました。

 撮影地:神奈川県横浜市「大桟橋付近」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM(共通)
 撮影データ:ISO400 f/11.0AE(SS1/4秒) 0.0EV 41㎜(66㎜相当)
 撮影年月日:2009年11月21日(土)



 (2)

 午後5時ちょうどに汽笛と銅鑼が鳴り、「飛鳥Ⅱ」は静かに岸壁を離れていきました。

 撮影データ:ISO800 f/6.3AE(SS1/15秒) -0.7EV 20㎜(32㎜相当)


 (3)

 段々と近づいてくる「飛鳥Ⅱ」を見ていると、何だか胸が締め付けられるような感じです。
 隅田川を迫ってくる「HIMIKO」とはまた違った印象です。

 撮影データ:ISO1250 f/6.3AE(SS1/13秒) -0.7EV 20㎜(32㎜相当)


 (4)

 真横にきたら、さすがに広角レンズでも収まりきれません。
 ならば、さらなる超広角レンズが必要かと言えば、それも無意味でしょう。
 ここはフレーム一杯に構成するだけで十分だと思いました。

 撮影データ:ISO1250 f/6.3AE(SS1/10秒) -1.0EV 22㎜(35㎜相当)


 (5)

 夕暮れの中を出航する大型客船というのは、威風堂々としていながらも実に魅力的な存在です。
 この最後のカットはSSが1/4秒ということで、残念ながら被写体ブレが発生していましました。
 潔くISO3200を選択すれば良かったと思いましたが、後の祭りです。

 まぁ、でも、かなりの高感度まで実用範囲で使えるEOS7Dの実力には舌を巻きました。
 開放値が明るくて手ブレ補正付のレンズならば、夜景でも手持ち撮影が出来そうです。
 これからはイルミネーションの季節です。
 明るくて手ブレ補正付の広角ズームレンズを買っちゃおうかな?

 撮影データ:ISO1250 f/6.3AE(SS1/4秒) -0.7EV 18㎜(29㎜相当)

夕映えの飛鳥Ⅱ

2009年11月25日 | 船舶
 夕暮れへ・・・そして、出港の時
 (1)

 午後も四時近くともなれば、徐々に太陽の光も黄色味を帯びてきます。
 ホワイトバランスをオートにしておけば普通の色合いになるところですが、ここはストレートに・・・
 ちょっと見には不自然に思えるかもしれませんが、これがほぼ見たままの色調に近いんですよ。

 撮影地:神奈川県横浜市「大桟橋付近」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM(共通)
 撮影データ:ISO100 f/13.0AE(SS1/40秒) +0.7EV 54㎜(86㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2009年11月21日(土)



 (2)

 太陽を真後ろにして正面近くから撮影すると、まだ背後の空には青い色が残っています。
 これからがいよいよドラマティックな光が生まれる時間帯となります。
 撮影ポジションを変えるべく大桟橋の送迎デッキへと向かうことにしましょう。

 撮影データ:ISO100 f/13.0AE(SS1/30秒) +0.7EV 46㎜(74㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (3)

 かなり空が色づいてきました。
 ちょっと誤算だったのは、太陽が右側のビルに姿を隠しつつあることでした。
 急いで舳先に向かえば何とか「飛鳥Ⅱ」と太陽とを絡めることができるかもしれません。

 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/200秒) -1.0EV 36㎜(58㎜相当)


 (4)

 舳先に着いたら、太陽はまだギリギリのところにいてくれました。
 太陽と運海面の輝きが何とも言えません・・・それと、ふねの舳先が絡んでなかなかいい感じでした。
 それにしても、このシグマのレンズは意外と逆光に強いようですね。
 太陽を画面意に入れても、ゴーストやフレアっぽさは殆ど感じられません。

 撮影データ:ISO100 f/13.0AE(SS1/640秒) -1.0EV 54㎜(86㎜相当)


 (5)

 いよいよ「飛鳥Ⅱ」出航の時刻が近づいてきました。
 船内では乗組員の方々がその準備に余念がないところでしょう。
 乗船客はその瞬間を今か今かと待っていると思いますが、まだ少し時間がかかるようです。

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/250秒) -1.0EV 36㎜(58㎜相当)


 (6)

 MM21の大観覧車の時計がちょうど午後5時と表示され、いよいよ「飛鳥Ⅱ」は出航の時刻を迎えました。
 今回はどのような船旅になるのでしょうか?
 見送る側もなんだかワクワクしてきました。

 撮影データ:ISO400 f/11.0AE(SS1.0秒) 0.0EV 41㎜(66㎜相当)

 ということで、明日は「飛鳥Ⅱ」が夕暮れに出航するシーンを届けします。
 なかなか綺麗だったというか、いいものでしたよ。

飛鳥Ⅱ

2009年11月22日 | 船舶
 日本が誇る最高級のラグジュアリーシップ
 (1)

 昨日(11/21)の土曜日は、横浜港大桟橋に「飛鳥Ⅱ」が停泊するとのことで、早速出かけてきました。
 「飛鳥Ⅱ」は郵船クルーズ株式会社が所有する、我が国屈指のクルーズ客船です。
 その姿は「威風堂々」といった言葉が似つかわしく、また、「和のおもてなしの心」を大切にしているそうです。

 撮影地:神奈川県横浜市「大桟橋付近」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM(共通)
 撮影データ:ISO100 f/13.0AE(SS1/50秒) +0.7EV 54㎜(86㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2009年11月21日(土)



 (2)

 「飛鳥Ⅱ」の全長は241mもあり、また全幅は29.6mを誇っています。
 総トン数は50,142トン、客室数は462室、乗客数は800名です。
 驚くべきは乗組員の数で、何と440名も乗り込んでいるそうです。

 撮影データ:ISO100 f/13.0AE(SS1/40秒) +0.3EV 63㎜(101㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (3)

 客室は全室がオーシャンビューで、室内には木目調の家具と上質のインテリアが装備されています。
 救命ボートの大きさも立派で、かなりの荒波に耐えうる造りとなっているようです。
 「安全」と「快適」、そして世界最高水準の設備と心温まるサービスこそが「飛鳥Ⅱ」が誇るところです。

 撮影データ:ISO100 f/13.0AE(SS1/50秒) 0.0EV 73㎜(117㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (4)

 正面から見てもその大きさを実感します。
 写真では分りにくいかもしれませんが、実物を見たら「大きい」「凄い」といった言葉しか出ません。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/80秒) +1.0EV 73㎜(117㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (5)

 「飛鳥Ⅱ」はまるで洋上のホテルといった形容がピッタリです。
 それもシティホテルではなく、勿論、最高級のリゾートホテルなんですね。
 「嗚呼、貧乏人のZEISSメには縁がないなぁ」と嘆きつつ撮影に勤しんでいました(笑)

 撮影データ:ISO100 f/13.0AE(SS1/50秒) +0.3EV 73㎜(117㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (6)

 「飛鳥Ⅱ」は欧米で絶大な人気を誇っていた「クリスタル・ハーモニー」から2006年3月に生まれ変わった船です。
 良く見ると、現在の船名の下にかすかに名残があるのがお分りいただけることと思います。
 「飛鳥Ⅱ」・・・さすがに我が国が誇るクルーズ客船で、その一部分を切り取っても分りますね。
 
 撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/400秒) -0.7EV 125㎜(200㎜相当・C-PLフィルター使用)

「竜馬」と「道灌」

2009年09月07日 | 船舶
竜馬が行く!
(1)

歴女をはじめとする歴史好きの方・・・ゴメンナサイ。
「竜馬」「道灌」といっても歴史上の人物ではなく、隅田川を航行する船舶の名称なんですよ。
この「竜馬」と「道灌」は姉妹船で、浅草とお台場を往復している水上バスです。

撮影地:東京都中央区「勝鬨橋」付近(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/7.1) +0.3EV 184㎜(295㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年10月12日(日)



(2)

こちらは「道灌」ですが、色合いとデザインが「竜馬」とは違っているのがお分かりだと思います。
撮影した場所は勝鬨橋よりも下流に位置しますが、ここからはご覧のように東京タワーを望むことが出来ます。
青空がもう少し広がっていてくれたら申し分ないのですが・・・贅沢な話ですかね?

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/8.0) 0.0EV 55㎜(88㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)

勝鬨橋の上から迫ってくる「竜馬」を撮影したカットです。
奥には「大川端リバーシティ21」の高層マンション群があり、左手前には「東京新阪急ホテル」と「セントルークスタワー」が聳え立っています。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/8.0) +0.7EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)

さらに「竜馬」が迫ってきます。
こういった場合はワイドレンズで撮影すると迫力が出ます。
通過する位置は概ね決まっていますので、他の水上バスなどで確かめておくと良いでしょう。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 f/8.1AE(SS1/133秒) -1.0EV 5㎜(24㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)

今度は「道灌」が迫ってきます。
こういった船舶を眺めていると、それこそあっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。
いやぁ、なかなか楽しい一日を過ごすことができました。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/9.0) +0.7EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)

横浜港大桟橋にて

2009年07月27日 | 船舶
「PACIFIC VENUS」と・・・
(1)

7月20日(月)の「海の日」は、横浜港の大桟橋に「日本丸」と「海王丸」の総帆展帆を見学に行きました。
ラッキーなことに日本を代表するクルーズ客船の「PACIFIC VENUS」が大桟橋に係留されていました。
船舶大好きなZEISSメは、もう狂喜乱舞状態になったのは言うまでもありません(笑)

天の邪鬼な私は、「いっちゃん恰好ええところを撮ってやろうやんけ!」とばかりに撮影!!
27,000t近い巨体がさらに迫力あるものになったかなぁ、と・・・
完全な順光じゃないところが、また立体感が出せたのではないかと一人悦に入っています。


(2)

まぁね、こうやって普通に撮ればいいんですけれどね~。
「PACIFIC VENUS」は日本クルーズ客船株式会社(本社:大阪市)が所有する、一流ホテルさながらの空間を持つクルーズ客船です。
何と、船は12階建ての構造となっているそうです・・・唖然!


(3)

こうやって見ると、奥にある「ROYAL WING」がより小さく見えますね。
「ROYAL WING」自体も3,000トン近くもある船舶ですから、決して小さくはないのですが・・・


(4)

大桟橋の突端から撮影したカットです。
撮影に使用したRICOH Caplio GX100はフルサイズ換算で24㎜相当の画角から撮影可能です。
28㎜では収まりきれないほどの巨体ですね。
まさに「威風堂々」といったところでしょうか。


(5)

煙突付近を狙ってみましたが、何とも存在感がありますね。
この「PACIFIC VENUS」は、本当にどこから見ても様になると思います。


(6)

そうこうしているうちに、「ROYAL WING」の出航の時間が近づいてきたようです。
いよいよこれからランチクルーズに向けて出航するようで、お客さんが乗船を始めています。
でも、私はこれから「日本丸」と「海王丸」の総帆展帆の見学です。
ランチクルーズはいつか・・・やってみたい♪

「日本丸」総帆展帆準備

2009年07月23日 | 船舶
全てが人海戦術です
(1)

先日、「日本丸」と「海王丸」の総帆展帆の記事を公開しました。
今回は、その前準備に焦点を合わせてみました。
優雅な姿にするまでには様々な準備が必要となります。


(2)

まずは船首のあたりで確認作業を行っていますね。
女性の乗組員もいて、勇ましい声を張り上げていました。


(3)

船に張られている万国旗を下す準備を行っています。
奥に見える岸壁にもギャラリーがたくさん・・・


(4)

ロープを引っ張る勇ましい声が聞こえてきます。
相当な力が必要で、「わっしょい。わっしょい。」という掛け声が耳に届きました。


(5)

タラップも外されて、船体に固定されます。


(6)

さぁ、いよいよこれから総帆展帆の本番です。
その前にきちんと体操を行って、準備万端にしているところです。
ここまでで、時間にして30分以上はかかっています。

とにかく、全てが人の手による「人海戦術」ですから、その手間たるや大変なものです。
手順を間違えると事故に繋がりますので、マストごとに指導者(教官)がついて指示を出します。
中には鬼教官も・・・まぁ、いるでしょうねぇ。

威風堂々!

2009年07月20日 | 船舶
「日本丸」「海王丸」総帆展帆
(1)

「カルネドリーム」のカルネさんから、「大桟橋で日本丸と海王丸の総帆展帆がありますから行きませんか?」とお誘いがありました。
船舶大好き人間のZEISSメは帆船には思い入れも強く、一にも二にもなくお誘いに乗ることにしました。
どうせ三連休の高速道路は滅茶苦茶な混み方ですから、遠出をするつもりもありませんでしたし・・・

実は、大桟橋に足を踏み入れるのは初めてのことでした。
現地集合!とのことで、これだけ広くて人混みで果たして分るかなぁ?と思いきや、すぐに分りました(笑)
さすがに「晴れ女」の異名を持つカルネさん♪
現地に着いた時はどんよりとしていた空が晴れ上がったではありませんか!感謝、感謝!!


(2)

現地入りしたのは10時過ぎでしたが、実際に帆を張り始めたのは午後1時からでした。
それはさておき、学生さんや係の方は果敢に「日本丸」のマストへ登っていくではありませんか!
勇気があるなぁ・・・と思いましたね。


(3)

さすがにこの場所では各自が安全装置をつけて作業しています。
相当の高さですが、怖くはないのでしょうか?


(4)

これは奥に停泊している「海王丸」を撮影したものですが、どうですかこの高さ!
世の中には「絶対」という言葉はありませんが、この場合は違います。
私には「絶対」に出来ない作業です。

高所恐怖症のビビリですから、無理無理・・・えっ、滝の撮影で危ないところへ行っているじゃないかって?
それは別物ですがな(笑)


(5)

全ての作業を終え、船の左舷に整列して「敬礼!!」
観客から惜しみのない拍手が送られ、大桟橋は感動の嵐で包み込まれました。


(6)

帆を張り終えた頃から、上空には徐々に青空が広がり始めたではありませんか。
帆船ですから、やはり青空を背景に撮影したいものです。
曇り空では今ひとつ写欲が湧きませんよね~


(7)

ということで、展望デッキから地上に下りて、「日本丸」から見ていくことにします。
帆船にはつきものの「女神」が見えますね。
正式には何と言うのか分りませんが、航海の安全を願ってのことなのでしょう。


(8)

日本丸 NIUPPONMARU という金文字が誇らしげに目に映りました。


(9)

雑踏の中を歩いて、やっと「海王丸」が見える地点へとやって来ました。


(10)

「海王丸」を見上げるようにして撮影したものです。
あまり近づいてしまって広角側で撮ると間延びした感じになってしまいます。
そこそこのところで抑えておきましょう。


(11)

地上から見る船の形もいいのですが、私は個人的にはこの角度が好きです。
ということで、再び展望デッキに戻って撮影したカットとなります。
何?デッキでは早くも作業する方たちが体操を行っているではありませんか!
もう帆を下してしまうんでしょうか・・・こうしてはいられません。


(12)

ということで、赤レンガ倉庫方面を目指して歩き始めましたが、時既に遅し!!
帆がかなり畳まれてしまいました。
赤レンガ倉庫へ行くのは諦めて、これで撤収することにしました。

時間は午後3時を回っています・・・腹減った~。
どこかで食事をしようにも、お店は満員御礼でした。
待つのが嫌いな私は、カルネさんを伴ってランドマークタワーにある讃岐うどんのお店へ・・・

やっと数時間ぶりに椅子に座って「疲れた~」を連発!!(笑)
都合、5時間は立ちっぱなしの歩きっぱなしでしたね。
カルネさん、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました・・・さすがは「晴れ女」!いいお天気に恵まれました。

※今回の撮影機材はRICOH Caplio GX100です。
 折角ワイドコンバーターとC-PLフィルターを持参したのに、アダプターを忘れてしまいました。
 いかんですねぇ、ちゃんと支度をして出発しなければ(涙)

「海フェスタよこはま」開催中、さまざまな船舶が開港150周年を祝って横浜港へ集結します。
詳しくは、船舶の一般公開-海フェスタ横浜2009公式ウエブサイトをご覧ください。

東京ベイクルーズ

2009年06月24日 | 船舶
シンフォニー モデルナ
(1)

モデルナは初代「シンフォニー」(現在のクラシカ)の姉妹船として1992年に誕生しました。
就航当初は「シンフォニー2」というネーミングでした。
その後、1998年4月1日より「シンフォニー モデルナ」として生まれ変わりました。

この「シンフォニー モデルナ」は「株式会社シーライン東京」所属の船舶で、その主要諸元は以下の通りです。
総トン数は2,618t、全長83,20m、全幅13,00m、馬力900×2基 法定定員600名。
船上ウエディングやランチクルーズ、ディナークルーズなどに活躍しています。

撮影地:東京都港区海岸「レインボーブリッジ」付近(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D SIGMA18-50㎜ f/2.8EX DC MACRO
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/320秒 f/7.1) 0.0EV 38㎜(57㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年6月7日(日)



(2)

このときは「アフタヌーンクルーズ」(約50分:大人1,500円)でした。
「シンフォニー モデルナ」はレインボーブリッジをくぐった後は、船の科学館沖合で反転して戻ってきます。
上空にJAL機、そして手前に水上バスが重なって画面を引き立ててくれました。
慌てる必要はありませんでしたが、何で縦位置でも押さえなかったかなぁ・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM(以下、共通)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/250秒 f/5.0) 0.0EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)

「ホテル日航東京」を背景にクルージング中の「シンフォニー モデルナ」です。
純白の船体が眩しく見える瞬間でした。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/500秒 f/8.0) 0.0EV 138㎜(221㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)

「ホテル日航東京」を過ぎると、やがて「フジテレビ」が見えてきます。
独特の形状の社屋ですが、今ではすっかりお台場の顔となっています。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/320秒 f/8.0) 0.0EV 100㎜(160㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)

再びレインボーブリッジをくぐるところです。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/320秒 f/7.1) 0.0EV 81㎜(130㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)

晴海埠頭付近を航行しているところですが、奥に停泊している船舶は学術研究船「白鳳丸」です。
「白鳳丸」は2004年の独立行政法人海洋研究開発機構の発足に伴い、東京大学海洋研究所から移管されました。
約4,000tの大型研究船で、各種の研究室やウインチ等観測設備があります。
近海・遠洋を問わず、極海を含めた世界の海を舞台として長期間の多目的研究航海を実施しています。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/500秒 f/7.1) 0.0EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)


(7)

50分で1,500円のお手軽クルーズならばお財布にも優しいかな?
お天気が良ければ綺麗なオネーチャンを侍らせて、時折オネーチャンを撮影するのもいいかも(笑)
隅田川を航行する水上バスだとこうはいきませんから・・・いつかは♪

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/7.1) 0.0EV 93㎜(149㎜相当・C-PLフィルター使用)

憧れの空撮

2009年06月07日 | 船舶
遂に「HIMIKO」を上空からGET!

(1)

空撮は昔からの夢でした。
本当は富士山やアルプス連峰でやりたいところですが、それは経済的には無理というものです。
でも、都内ならばそれも実行可能な範囲です。

で、これも夢にまで見た「HIMIKO」を上空から撮影したものです。
ヘリコプターを使うと真下を航行する「HIMIKO」は捕捉できません。
ややずらした構図になるのは止むを得ないところです。


(2)

これが空撮に使用したヘリコプターで・・・嘘ぴょ~ん!
大変貧乏なZEISSメはそげなお金など持ち合わせてはおりません。
騙してゴメンナサイ m(__)m ペコペコ

本日の財布の中身は4,500円也~!(涙)
本当は空撮やりたくて仕方がないんですよ。
夢にまで出てきたくらいですから・・・きっと、いつかは。


(3)

本日お出かけした場所はレインボーブリッジです。
レインボーブリッジは海面より50mほど高い位置にあります。
ですから、どうですか、本当に空撮したように見えるでしょう?


(4)

東海汽船の高速ジェット船とランチクルーズから戻ってきた「ヴァン・テ・アン」です。
ランチクルーズやディナークルーズも夢ですなぁ・・・これもいつかは!
って、貧乏なZEISSメには叶わぬ夢でしょうね(涙)


(5)

晴海ふ頭方面を望んだところです。
レインボーブリッジ上からだけでなく、芝浦付近にいると色々な船舶が行き交います。
佃島辺りで見かける水上バスとは一味も二味も違う船舶ですから、船好きには堪えられない場所です。

撮影地:東京都「レインボーブリッジ」(共通)
撮影年月日:2009年5月23日(土)
撮影機材&撮影データ
(1)キャノンEOS40D SIGMA18-50㎜ f/2.8EX DC MACRO
  ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/8.0) 0.0EV 26㎜(42㎜相当・C-PLフィルター使用)
(2)キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM(以下、共通)
  ISO200 プログラムAE(SS1/400秒 f/6.3) 0.0EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)
(3) ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/8.0) -0.3EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)
(4) ISO200 プログラムAE(SS1/320秒 f/7.1) -0.3EV 100㎜(160㎜相当・C-PLフィルター使用)
(5) ISO200 プログラムAE(SS1/320秒 f/6.3) -0.3EV 116㎜(186㎜相当・C-PLフィルター使用)

神戸ベイクルーズ

2009年05月20日 | 船舶
実に爽快な45分間の船旅♪

(1)


北野異人館めぐりでいささか暑さに辟易した私は、神戸港を目指すことにしました。
海の近くは涼しいだろうと思ったことも事実ですが、やはり港町神戸を実感するならば港へ行かなくては!
暫くは港を歩いていましたが、「神戸ベイクルーズ、45分間で1,000円」という呼び声に吸い寄せられるように・・・
「出航~!」・・・汽笛にかなり驚いてしまいました(爆)


(2)


中突堤を離岸して暫くすると、右舷前方にドック入りしている海上自衛隊の潜水艦が見えてきました。
なんでも建造費は一隻60億円を超えるとか・・・
それだけでも驚きですが、水中の航行速度がなんと時速37kmだそうです。
本来、船舶のスピードを表す単位はノットですが、ノットではピンと来ないですよね?


(3)


左舷前方に目をやると、今度は油槽船(だと思う)が見えてきました。
船足はこちらのほうが速いようで、ぐんぐんと追いつきつつあります。
「えっ、湾内は追い越し禁止じゃなかったっけ???」


(4)


とうとう並んでしまいました。
並走する船舶を眺めるのは楽しいものですが、さらにもう一隻沖合から近づいてきました。
ランチクルーズの船でしょうか?


(5)


海上ではいろいろな船舶が行き交いますが、今度は右舷に同じくランチクルーズから帰港する船が見えてきました。
これはモザイク付近に係留されている「コンチェルト」です。
豪華にランチクルーズというのもいいものですが、貧乏な私は夢のまた夢です(涙)
この後、港から大阪湾に出ていくことになります。


(6)


暫く大阪湾を航行した船は、再び中突堤を目指して神戸港内へと進んでいきます。
気温が高かったせいもありますが、神戸の街並みや六甲は霞んで見えます。
秋から冬にかけては綺麗に見えるのでしょうね。


(7)


45分の船旅もいよいよエピローグを迎えることになりました。
神戸港のシンボルであるポートタワーが見えてきました。
実に爽快な船旅で、十分に満足することが出来ました。

今回も撮影データは省略させていただきますね。
機材はRICOHのGX100で、すべてのカットでC-PLフィルターを使用しています。