Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

春を探しに森林公園へ(1)

2010年02月01日 | 
 梅林は早くも春の訪れが・・・
 (1)

 「しーたけさん」のブログ(Sometime Somewhere...Just my feeling)で、「国営武蔵丘陵森林公園」の梅が咲き始めたと・・・
 我が家のお墓はその近くにありますので、お墓参りのついでに立ち寄ってみることにしました。
 現地に着いてみると、全体的にはまだ早めでしたが、早咲きの紅梅が目を楽しませてくれました。

 撮影地:埼玉県比企郡滑川町「国営武蔵丘陵森林公園」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM(2枚目を除いて共通)
 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/160秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2010年1月31日(日)



 (2)

 「逆光馬鹿一代」の私ですが、梅や桜は順光で撮ることも結構多いんですよ。
 梅は枝ぶりを見て寄るか引くかを決めます。
 花見客や同業者(=アマチュアカメラマン)が続々と詰めかけますので、まずは直感で一枚!

 あれこれと考えていると人が画面に入って来て、なかなかフレームアウトしてくれませんからねぇ。
 この日もそんな時間帯が結構続きました。
 まぁ、そうなったら「忍」の一語ですが・・・ 

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO(このカットのみ)
 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/60秒) -0.7EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (3)

 とは言いながらも、やはり逆光の方が性に合っていますね。
 立体感に大きな違いが出るような気がしてならないからでしょう。
 あまり枝ぶりがいいとは言えない木でしたから、ここは縦位置で纏めてみました。

 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/50秒) -1.0EV 100㎜(160㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (4)

 横に枝が伸びていくのも梅の特徴の一つですが、背景はなるべくシンプルにいきたいところです。
 背景に同じような木を選んで、あまり極端にぼかさずに狙うことにしました。
 奥がモノトーンになっていましたので、これはこれで正解かな?と・・・

 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/80秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (5)

 「あぁ、マクロレンズを持って来るんだった!」と後悔しても後の祭りです。
 でも、まぁ、ザックにはいつも中間リングを入れてありますので、接写くらいなら出来ますが・・・
 望遠ズームに中間リングを噛ませる時はAFを解除して、ズームリングでピントを合わせるのがコツですよ♪

 撮影データ:ISO100 f/5.6AE(SS1/100秒) -0.3EV 116㎜(186㎜相当・C-PLフィルター使用)

下田・爪木崎の水仙とアロエ

2010年01月20日 | 
 「水仙まつり」の筈が・・・ 
 (1)

 西伊豆の黄金崎を後にした我々は、一路、下田・爪木崎を目指しました。
 狙いは一面に咲き乱れる水仙ですが、着いてみると・・・orz
 「えっ、こんな筈ではなかった」って感じでした。

 確かにこのように一面には咲いていますが、半分も花をつけていませんでした。
 相当前の話ですが、女房と結婚する前に来た時はこんなものではありませんでしたよ。
 う~ん、参った!

 撮影地:静岡県下田市「爪木崎」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/40秒) -1.0EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2010年1月9日(土)



 (2)

 「仕方がない!」と、それなりに咲いている場所を見つけて、アロエと組み合わせては見たものの・・・
 何となく気持ちが上を向きません。

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/40秒) -1.0EV 40㎜(64㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (3)

 「ならば、これだ~!」と、逆光に輝くアロエの一群を狙いました。
 「逆光馬鹿一代」の私は、これで少しは溜飲を下げました。

 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/100秒) -1.0EV 150㎜(240㎜相当)



 (4)

 ならば、調子に乗ってもう一枚!
 アロエの花って肉厚なイメージがあって、逆光で撮る考えはあまりありませんでした。
 意外と綺麗に透けているでしょう?

 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/100秒) -1.3EV 135㎜(216㎜相当)



 (5)

 最後に、菜の花畑を見つけましたので、これで締めくくることにします。
 それにしても、菜の花の香りって濃厚な感じがするものですね。
 噎せかえると言いますか・・・やはり、ここも春爛漫といった感じでした。

 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/14.0AE(SS1/80秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)

冬ぼたん咲く(2)

2010年01月14日 | 
 「冬ぼたん」と蝋梅、そして水仙
 (1)

 今回は残りの画像を一気出しにします。
 冬ぼたん以外にも蝋梅や水仙が咲き、辺りにいい香りを放っていました。
 まだまだ冬の真っ最中ですが、春は一歩一歩近づいてきています。

 撮影地:東京都台東区上野「東照宮ぼたん苑」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM(共通)
 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/320秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)
 撮影年月日:2010年1月8日(金)



 (2)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/2000秒) -1.0EV 165㎜(264㎜相当)


 (3)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/400秒) -0.7EV 155㎜(248㎜相当)


 (4)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/1000秒) -0.7EV 189㎜(302㎜相当)


 (5)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/250秒) -0.7EV 185㎜(296㎜相当)


 (6)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/500秒) -0.3EV 173㎜(277㎜相当)


 (7)

 撮影データ:ISO100 f/7.1AE(SS1/160秒) -0.3EV 138㎜(221㎜相当)


 (8)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/800秒) -0.3EV 176㎜(282㎜相当)


 (9)

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/640秒) -0.7EV 70㎜(112㎜相当)

冬牡丹咲く

2010年01月08日 | 
 藁囲いに包まれて咲く
 (1)

 新年を迎えてまず咲く花の代表として、この「冬ぼたん」があげられますね。
 「冬ぼたん」は花の少ないお正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して開花させたものです。
 つまり、春夏に寒冷地で開花を抑え、秋に温度調整をして冬に備えるという作業を二年行って花を咲かせる訳ですね。

 撮影地:東京都台東区上野「東照宮ぼたん苑」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM(5枚目を除いて共通)
 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/400秒) -0.7EV 173㎜(277㎜相当)
 撮影年月日:2010年1月8日(金)



 (2)

 今年は白い花よりも色のついた花が多く見受けられました。
 とにかく、毎年同じ場所に同じ花が咲く訳ではありませんので、新しい発見がありますね。
 今回はこのピンク色の花と3枚目の白い花が一番綺麗に咲いていました。

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/1250秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)


 (3)

 ↑で白い花と書きましたが、ご覧のように実際にはほんのり薄いピンク色がかっています。
 清楚な感じに心惹かれて、この花の撮影に一番時間をかけました。
 
 撮影データ:ISO100 f/5.6AE(SS1/1600秒) -0.7EV 144㎜(230㎜相当)


 (4)

 葉牡丹などもあって、なかなか楽しくなるような演出が苑内で行われています。
 この牡丹苑の心づくしなのでしょうね。
 心づくしといえば、手を暖める火鉢があったり、鉢植えの梅などが置いてあったりします。

 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/640秒) -0.7EV 70㎜(112㎜相当)


 (5)

 状況写真と言いますか、いかにも「上野東照宮で撮りました!」といったカットですね。
 場所は出口に程近い茶店の辺りで、これ以上は左に寄れないといったポジションでの撮影でした。
 冬ぼたんの背景に五重塔(実際には上野動物園の敷地にあります)を配しております。

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/50秒) -0.7EV 23㎜(37㎜相当・C-PLフィルター使用)

2009年を振り返る(2)

2009年12月29日 | 
 春は花の撮影で大忙し!
 (1)

 4月上旬に枝垂れ桜のお寺として有名な秩父市にある清雲寺で撮影したものです。
 この時は「Sometime Somewhere...Just my feeling」のしーたけさんと現地集合で一日あちこちで撮影を楽しみました。
 滝が流れ落ちるかのごとく枝垂れている桜は圧巻で、一度は足を運ぶ価値が十分にあります。

 
 (2)

 清雲寺から別の場所で桜の撮影をした後は、一路長瀞を目指して二台の車を走らせていました。
 しーたけさんの車が先行していましたが、この「瑞岩寺」の裏の岩山に咲くミツバツツジが私は気になっていました。

 暫く走ってから信号で止まった際に、しーたけさんに「瑞岩寺に戻りましょう」と提案をしたんですよね。
 確かに満開にはまだ早かったものの、なかなか見ごたえがありました。
 長瀞近くにある岩根山のミツバツツジの方が凄いのですが、私はこちらの方が好ましく思っています。


 (3)

 「瑞岩寺」での撮影を終えてから、しーたけさんの案内で東秩父村にあるハナモモの里を訪れました。
 花の旬の時期には遅かったものの、翌年のロケハンのつもりでいました。
 ところが、このようにまだまだ絵になる場所が多く、夕方近くの訪問であったことが残念で・・・


 (4)

 残念だと↑で書いたのには訳がありまして、この日のもう一つの大きな目的地の一つがここです。
 木造の校舎に見事なソメイヨシノが有名な、小川町にある中里分校です。
 かなり日が傾いており、あまり残された時間はありませんでした。

 都合、この日は五か所ほど回りまして、充実した一日となりました。
 お昼ご飯には秩父市にある「のさか」さんで、有名な「豚みそ丼」を食べたのもいい思い出です。
 この「のさか」さんにはその後も立ち寄って「豚みそ丼」を賞味しています。


 (5)

 4月も中旬ともなれば気になるのが甲州路の「桃の花」です。
 この時期に中央道を車で走っていると、勝沼ICを過ぎた辺りからピンク色の「桃の花」が目につくようになります。
 この日は一宮桃源郷でひとしきり撮影した後に、新府桃源郷を目指していました。

 中央道須玉ICを下りて穴山町にさしかかった時のことでした。
 右手に見事なソメイヨシノが視界に入ってきたんですよね。
 「どこだろう?」と探したら、ちょっと分りにくい場所でしたが見つけることができました。

 残雪がまぶしい南アルプスを背景に入れることが出来、まさに至福の一時でした。
 勿論、私以外に撮影などしている人は皆無で、この雄大な眺めを独り占めすることが出来ました。
 ソメイヨシノはかなり散り始めていましたが、そんなことは気になりませんよね?


 (6)

 新府桃源郷は八ヶ岳と南アルプスを望む素晴らしいロケーションにあります。
 一昨年に初めて訪ずれた時は、どちらも霞んでいて残念な思いをしました。
 この日も心配しましたが、このように八ヶ岳が見事な山容を見せてくれたのが嬉しかったですね。


 (7)

 川越市伊佐沼の畔ではレンゲ草が愛らしい花をつけることで有名です。
 いつもは4月下旬に訪れていますが、昨年は花が終わりかけに近かったことを記憶してしました。
 そこで、今年は4月中旬に訪れることにしました。
 
 ところが、いつもの場所にある畑は既に耕された後で、茫然としたのは言うまでもありません。
 撤収しようと車を進めたら、ちらりとピンク色の花が視界の端に飛び込んできたではありませんか。
 「良かった~、まだ咲いていたんだ!」と安堵して撮影を開始することが出来ました。


 (8)

 5月のGWは郊外は混むため、それを逆手にとって都内へGO!です。
 お気に入りの月島・佃島界隈を歩いていましたら、何とも見事な紫蘭の群生地を見つけました。
 これまた大のお気に入りの中央大橋近くだったとは・・・全く知らんかった(笑)


 (9)

 GWの喧騒も過ぎた日のことでした。
 「MUSIC MAKES US HAPPY!」 のSHINさんから「関西へ遊びに来ませんか?」とのお誘いがありました。
 新幹線で行くつもりでしたが、ANAの格安航空券が手に入ったので、羽田から伊丹へGO!

 初日は大阪の某所でポートレート撮影などを楽しみましたが、二日目は単独行動で神戸を訪れました。
 横浜とは違った佇まいの港町ですが、本当に久々でしたので大いに歩き回りました。
 その翌日は京都を思い切り歩き回って、クタクタになって家路へとつきましたとさ。


 (10)

 5月も下旬ともなれば、とても気になる場所があるんです。
 東秩父村にある秩父高原牧場の広大なポピー畑です。
 あちこちのブログに掲載された写真を見て、「よし、ワシも行ったろうやないか!」と・・・
 
 まるで北海道にでもいる気分に浸ることが出来ました。
 ここでちょっとした悲劇が・・・私の車はスポーツタイプですのでフロントスポイラーがデカイのです。
 ということは、最低地上高も低いためにちょっとした段差でそのスポイラーの下部が擦れちゃったんです(涙)

 別に大したことはないんですが、やはり正面から車を眺めるとちょっとねぇ。
 ということで、保険で修理しましたが、次の更新の際は等級が下がってしまいました。
 車両保険って、よほどの事故でもない限りは使わない方がいいかも!
 でも、それならばあえて車両保険をつける必要もないかもね。


 (11)

 ↑のポピー畑を辞してからは、森林公園にあるルピナス畑へと移動しました。
 時間が昼少し前でしたので人が群がっていて、広大な畑のイメージを捉えることは困難でした。
 まぁ、そこそこ満足出来たという程度でしょうか。

 次回は、いよいよ梅雨時から夏にかけて撮影した写真の数々をお届けします。
 夏は暑いから、私が苦手とする季節なんですけれど・・・

上州鬼石の冬桜(2009FINAL)

2009年12月13日 | 
 桜山から見下ろす眺め
 (1)

 群馬県藤岡市にある桜山の標高は591mですが、それなりに高さがあって眺めはなかなかです。
 眼下に神流川や鬼石の街並み、ゴルフ場、上州や武州の山並みなども目に入ります。
 訪れた時は紅葉も見頃で、冬桜と紅葉を楽しむことが出来ました。

 撮影地:群馬県藤岡市鬼石「桜山公園」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM(共通)
 撮影データ:ISO100 f/13.0AE(SS1/100秒) +0.7EV 40㎜(64㎜相当)
 撮影年月日:2009年11月18日(水)



 (2)

 1枚目から4枚目までは桜山の頂上付近から南側を向いて撮影したものです。
 これは山頂よりもやや西側に下った地点で、紅葉がとりわけ綺麗に色づいていました。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/80秒) -1.3EV 58㎜(93㎜相当)


 (3)

 画面中央の奥にはゴルフ場(埼玉国際ゴルフ倶楽部?)が見えます。
 メタセコイアと思しき大木が並んでいるのが印象的ですね。
 
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/30秒) -1.0EV 35㎜(56㎜相当)


 (4)

 冬桜と紅葉とのバランスを考慮して決めた構図ですが、この南側の斜面では冬桜が最も賑やかに見えますね。
 ハレキリはしましたが、どうしても防ぐことができない光線がレンズに入ってしまいました。
 どうもこのレンズは逆光にはあまり強くはないようです。

 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/40秒) -1.3EV 24㎜(38㎜相当)


 (5)

 ここは今回、初めて足を踏み入れた地点です。
 桜山から車で帰るルートを暫くあるいて、南側にある広場(?)から登りつめた場所です。
 傾斜がきつく、遊歩道も廃道に近い状態で結構歩きにくかったことを記憶しています。
 でも、眺めはなかなかのものでしょう?

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/25秒) -0.7EV 28㎜(45㎜相当)


 (6)

 ↑の5枚目の画面中央部を切り取ってみたものです。
 かなり印象が違ってきますよね?
 一箇所で何度も美味しい構図で撮れる嬉しくなるような場所でした。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/20秒) 0.0EV 60㎜(96㎜相当)

 11月の半ば過ぎに再訪して撮影した画像の数々ですが、忙しさにかまけてなかなか更新できない日もありました。
 今回が今年の冬桜のFINALとさせていただきます。
 長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。

上州鬼石の冬桜(4)

2009年12月06日 | 
春ほど派手ではないものの・・・
 (1)

 あまりの多忙ぶりに一週間ほどブログを更新できないでいました。
 週末に恵比寿ガーデンプレイスのイルミを覗いてきて記事にしたため、冬桜の記事は放置プレイ状態でした。
 かなり間が空きましたが、今回を含めてあと二回ほどお付き合い下さい。

 今回の撮影地点は展望台付近ですが、ここが一番「華」があります。
 桜山の南斜面もなかなかですが、ここまで密集して咲いている訳ではありません。
 私自身もこの地点で撮影する時間が一番多くなっています。
 理由はご覧いただければ想像できることと思います。

 撮影地:群馬県藤岡市鬼石「桜山公園」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM(共通)
 撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/30秒) -1.0EV 32㎜(51㎜相当)
 撮影年月日:2009年11月18日(水)



 (2)

 朝のうちはこのように左側からのサイド光ですから、特に立体感が強調されます。
 また、光が当たる所と陰の部分とのコントラストも強烈です。
 「光と影」を撮影テーマにしている私にとっては、とても魅力ある光なんですよね。

 撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/40秒) -1.3EV 85㎜(136㎜相当)


 (3)

 画面右側に遊歩道が写っていますが、この道を歩いて行くのもオススメです。
 「上州鬼石の冬桜(2)」御荷鉾の山々を背景に・・・の写真を撮影した地点へと至る道がこれです。
 また、「桜山公園の紅葉」この木何の木、気になる木・・・を撮影した場所へも行けるんですよ。

 撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/40秒) -1.3EV 85㎜(136㎜相当)


 (4)

 トップ画像と被っているような構図ですが、手前の若木が気になって撮影したものです。
 この展望台付近からはいろいろな切り取り方が出来るため、何回訪れても飽きることがありません。
 また、来年も訪れるつもりでいます。

 撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/30秒) -1.0V 28㎜(45㎜相当)


 (5)

 空の色がちょっと変な感じがしますが・・・
 コンデジですとこんな色合いになることがたまにありますが、一眼レフでは初めてのことです。
 それはともかく、「光が溢れる」といったイメージを狙ったカットです。

 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/25秒) -1.0EV 24㎜(38㎜相当) 

上州鬼石の冬桜(2)

2009年11月24日 | 
 御荷鉾の山々を背景に・・・
 (1)

 群馬県藤岡市鬼石にある裏山公園は何度となく訪れていますが、この場所で撮影したのは初めてのことです。
 冬桜が若木だったせいもあるとは思いますが、歩き回る範囲が限定されていたからでしょう。
 今回はここを歩いてみて、「なかなか絵になるな!」と思い、早速撮影を開始しました。

 撮影地:群馬県藤岡市鬼石「桜山公園」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/30秒) -0.3EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2009年11月18日(水)



 (2)

 整備された芝生が目障りならば、このように部分的に切り取ってみるのも手です。
 冬桜と色づいた木々、そして上州の山並みが殊のほか美しく感じられました。
 因みに、背景にある山は御荷鉾(みかぼ)の山々で、個々の具体的な名前は・・・???です(汗)

 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/30秒) -0.3EV 55㎜(88㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (3)

 お次は右側の特徴ある山々を背景にして構成してみました。
 山の名前がわかれば撮影も一層楽しくなるのでしょうけれど、こればかりは如何ともし難いものがあります。
 来年はもう少し地理のお勉強をしてから訪れることにしましょう。
 
 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/25秒) -0.7EV 47㎜(75㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (4)

 この芝生の広場の真ん中付近にぽつんと一本だけ立っている木です。
 初めのうちは「邪魔だな」と思っていましたが、ベンチに座って眺めていたら「!」と閃きました。
 昼食そっちのけで撮影したカットがこれで、北海道富良野市麓郷にある「モノローグの木」を連想しました。

 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/60秒) +0.7EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (5)

 少し高い位置から眺めてみたところですが、これがなかなかのお気に入りとなりました。
 実は、先日公開しました「桜山公園の紅葉」の記事の4枚目を撮影した地点よりやや下った位置なんです。
 今回のトップ画像ともまた違った「ダイナミックな眺めだな」と一人ほくそ笑んでいるところです(笑)

 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM
 撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/50秒) -1.0EV 28㎜(44㎜相当・C-PLフィルター使用)

月曜日には薔薇をⅡ

2009年11月23日 | 
精一杯に綺麗に咲く・・・
 (1)

 今年は秋薔薇をなかなか撮影できないままでいました。
 花の旬は過ぎてはいたものの、新宿御苑の薔薇園ではまだまだ元気に精一杯に咲いていました。
 今回はうかりして花の名前をメモしてくるのを忘れてしまいました(汗)

 「ピース」のように見えますが、ちょっと自信がありません。
 薔薇の品種改良はどんどんと進んでおり、素人のちょっと見では判別がつかないのが現状です。

 撮影地:東京都新宿区「新宿御苑」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f4.0AE(SS1/800秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)
 撮影年月日:2009年11月15日(日)

 

 (2)

 逆光に輝く花びらの透明感に惹かれて撮影したカットです。
 この日は生憎と風が強くて、鼻に近寄って撮影するのはなかなか困難なものがありました
 ただ風も息をつく瞬間がありますので、それまでは辛抱の時間となりますね。

 撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f4.0AE(SS1/500秒) +0.7EV 183㎜(293㎜相当)



 (3)

 フランス式整形庭園にある薔薇園は引きの構図で撮ると、いろいろな表現ができます。
 これは色づき始めたプラタナスの並木を背景に選んだカットです。
 中途半端にぼかすことなくパンフォーカス的に捉えてみました。

 撮影機材:キャノンEOS7D シグマ18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/30秒) -0.7EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (4)

 2枚目とは色合いは似てはいますが、別の品種の薔薇です。
 右方向からの光を受けていて、部分的に輝くさまに興味がありました。
 もう少し長い玉があれば、二つの花だけで構成してみても面白かったかもしれませんね。

 撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f4.0AE(SS1/500秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



 (5)

 こ品種の花は全てがそっぽを向いており、「気安く撮るんじゃないよ」とでも言われているみたいで・・・
 それならば背後からそっと狙ってみようではありませんか。
 花弁の密度が濃くないため、光が透過して綺麗に思えました。

 撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンションチューブEF25
 撮影データ:ISO100 f4.0AE(SS1/400秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当)


※当初は一週間限定で更新をするつもりでした。
 でも、その後は急に写欲が湧いてきて、あちこちへ撮影しに出かけました。
 仕事は相変わらず多忙ですが、もう暫くの間更新を続けさせていただきます。

上州鬼石の冬桜(1)

2009年11月21日 | 
上州のからっ風の洗礼を受けた日のこと
 (1)

 2週間前に続いて、群馬県藤岡市鬼石(旧鬼石町)にある桜山公園を再訪しました。
 前回は見ごろには少し早かったため、今回の再訪と相成りました。
 この日は振替休日となった平日であったため、訪れる人も少なくて撮影は自由自在でした。

 ただ、北風が半端じゃなく強くて、文字通り「からっ風」の洗礼を受けた日となりました。
 このカットは魚眼ズームを用いたため、手持ち撮影となっています。
 強い風に煽られるたびに、身体があらぬ方向へ持って行かれそうでした。

 撮影地:群馬県藤岡市鬼石「桜山公園」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 107 DX Fisheyezoom(10-17mm F3.5~4.5 IF)
 撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS1/125秒) 0.0EV 10㎜(16㎜相当)
 撮影年月日:2009年11月18日(水)

 

 (2)

 縦位置で人気スポットである展望台下の桜並木を捉えたカットです。
 画面では分りにくいと思いますが、強風に煽られた枝が大きくしなっていました。
 SS1/100秒でしたが、強風が少し弱まった瞬間にレリーズしています。

 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM(以下、共通)
 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/100秒) 0.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (3)

 風が強かったというのは、このカットで証明されたようなものです。
 風に乗って飛んできた枯れ葉が木の枝に絡みついていました。
 目障りな感じもしましたが、私は自然がなした行為に手を下さないことにしていますから。

 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/60秒) 0.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (4)

 朝の早い時間帯では、まだまだ日陰となっている部分は多いものです。
 それが「光と影」を演出して、興味深い眺めとなることが多いものです。
 ここは緊張感のある縦位置構図を選択しました。

 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/80秒) -1.0EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (5)

 小春日和を想像させるような光溢れるカットですが・・・実際は震えながらの撮影でした。
 でも、満開の冬桜のトンネルをくぐりながらの散策は楽しいものですよ。
 12月上旬まではまだまだ花を楽しむことが出来ますから、お出かけしてみてはいかがですか?

 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/60秒) -1.0EV 35㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)

 相変わらず毎日バタバタしております。
 いただいたコメントへのご返事は、少しずつ行っていきますので・・・