Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

秩父大滝・三十槌の氷柱

2010年01月30日 | 季節の彩り
 岩清水が凍ってできた壮麗な氷のオブジェ
 (1)

 「しーたけさんのブログ」でこの秩父大滝にある「三十槌の氷柱」は数年前から見ていました。
 夏タイヤしか持っていない私は、自分の車で訪れるのを躊躇っていました。
 今回は「雪道や凍結した道路OK!」の友人の車に乗って、富士山を見物してから訪れることが出来ました。

 撮影地:埼玉県秩父市大滝三十槌(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM(共通)
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/6秒) 0.0EV 105㎜(168㎜相当)
 撮影年月日:2010年1月24日(日)



 (2)

 秩父大滝は埼玉県の中でも冷え込みが厳しいことでも知られています。
 中でもこの三十槌地区は石清水が湧いている場所があって、それが凍ってこのように壮麗な氷柱になります。

 観光客は毎年増えているようで、私が訪れる数日前には読売新聞でも紹介されました。
 そのせいで有料駐車場も満車で、河原に下りた時は200人ほどの見物客はいたと思います。
 因みに、この日一日だけで8,000人もの人が押しかけたとのことです。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/6秒) 0.0EV 105㎜(168㎜相当)


 (3)

 このように川面に映る氷柱を画面に入れてもいいですね。
 と思っていたら、背後の氷が張っている場所で、カメラを持ったオジサンがもんどり打っていました。
 幸いなことに何事もなかったようですが、とにかく滑りやすい箇所がありますので要注意です。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/6秒) +0.3EV 58㎜(93㎜相当)


 (4)

 横位置で撮影すると広がりが表現できますが、この時はちょと角度をつけすぎたようです。
 ただ、この時は真ん中あたりは人がごった返していて諦めました。
 まぁ、ある程度角度をつけた方が写真としては見栄えがいいのではないかと思われ・・・

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/5秒) -0.3EV 50㎜(80㎜相当)


 (5)

 個人的には左側から狙う方が好みですが、石が多く堆積しているのが残念です。
 氷柱の末端が見えず、氷柱も川面に映らないのが本当に惜しいですね。
 でも、絵のまとまりとしてはこちらの方に軍配が上がります。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/4秒) -0.3EV 24㎜(38㎜相当)


 (6)

 5枚目と同じポジションで右方向を大きめに切り取ってみました。
 いやぁ、なかなかの迫力でした。
 
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/4秒) +0.3EV 73㎜(117㎜相当)


 (7)

 駐車場に戻って上から狙ったものです。
 手前の木が邪魔に思えますが、そのスケールが分かることと思います。
 
 因みに、この一番近い有料駐車場には車を止めず、少し手前の有料駐車場に車を止めました。
 そのおかげで野生の猿を行き帰りに見ることが出来ました。
 写真は撮りませんでしたが、何だかほのぼのとした気分になりました。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/5秒) -0.7EV 24㎜(38㎜相当)

桜山公園の紅葉

2009年11月18日 | 季節の彩り
 この木何の木、気になる木・・・
 (1)

 今日は2週間ほど前に休日出勤した分の振替休日を貰い、再び上州鬼石の桜山公園へ出かけてきました。
 昨日の段階で天気予報はということでしたので、急遽会社に届けを出しました。
 本当は翌日分の休みを出すのはルール違反なんですが、まぁ、そこは職権でクリア~(笑)

 冬桜と再会するのが目的でしたが、実は、この見事に紅葉している大木を見たかったんですよね。
 昨年はちょうど見ごろだったのですが、どんよりとした空模様でしたから満足できませんでした。
 今日は朝から北風が強かったものの、よく晴れてくれたから「念願のご対面!」と相成りました。

 撮影地:群馬県藤岡市鬼石「桜山公園」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS1/30秒) -0.3EV 19㎜(30㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2009年11月18日(水)



 (2)

 横位置にして少し広い範囲を取り込んでみました。
 今日は平日でしたので人もさほど多くはなく、ストレスなく撮影は進みました。
 この山腹には遊歩道があって、休日は結構人が切れ目なく歩く場所なんです。

 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/25秒) 0.0EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (3)

 木に近寄って、賑やかに色づいている部分を切り取ってみました。
 いい色づきだと思いますが、見頃よりも3~4日は遅かったようです。
 昨年よりも葉が散るのがやや早かったように思えました。

 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/15秒) -0.3EV 85㎜(136㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (4)

 画面右下に芝生広場が見えますが、ここのベンチでお昼を食べるのは気持ちがいいものです。
 但し、今日は北風が強かったため、あまり長居をする気分ではありませんでしたが・・・
 撮影ポジションは2枚目でいえば、大木の左側から狙っています。

 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/25秒) 0.0EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (5)

 欲張って左側に冬桜の若木を配してみました。
 「写真は引き算」というセオリーを完全に無視したものですが、「自分がいいと思えるならいいじゃん!」と・・・
 まぁ、バランス的にも破綻はしていませんし、まずまずの出来でしょうか?

 今回はTokinaの超広角ズームを多用しましたが、これが実に光学性能に優れているんです。
 それまでは純正のキャノンEF-S10-22㎜を使っていましたが、周辺の像が微妙に流れるのが難でした。
 焦点距離で広角側2㎜の差は大きいのですが、描写力に惚れて買い換えてしまった次第です。
 開放のF4.0でもシャープで、少し絞れば鳥肌が立つような凄い描写をするレンズなんですよ。

 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/30秒) +0.3EV 16㎜(26㎜相当・C-PLフィルター使用)

平林寺・紅葉への序章

2009年09月05日 | 季節の彩り
色づき始めた楓
(1)

彩の国・新座市野火止にある古刹・平林寺は紅葉の名所で知られています。
昨年は天皇陛下がお出でになられるとの報道を受けてか、曾てない程の賑わいを見せました。

これは今を遡ること4年前の2005年9月2日に撮影したものです。
そういった品種なのかもしれませんが、一部の葉はすでに色づき始めていました。
背景の黄緑色の中より浮かび上がって見えたのが大層印象的でした。

撮影地:埼玉県新座市野火止「平林寺」(共通)
撮影機材:キャノンEOS10D SFEF135mm F2.8
撮影データ:ISO200 f4.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛0)
撮影年月日:2005年9月2日



(2)

これは当時、買ったばかりのEF85㎜ F/1.8USMというレンズのテストで撮影したものです。
あるモデルさんを屋外で撮影するために購入したレンズで、さすがにボケ味は素直です。
キャノンにはほかに85㎜ F/1.2L USM(現在はⅡ型)という弩級のレンズがありますが、それはさすがに・・・

撮影機材:キャノンEOS10D EF85㎜ F/1.8USM
撮影データ:ISO100 f4.0AE(SS1/100秒) -1.0EV 85㎜(136㎜相当)



(3)

地面に目を向けると落ち葉が・・・
この平林寺は禅寺で、毎朝綺麗に掃き掃除が行われます。
それでも落ち葉はこの時期であっても、はらりはらりと落ち続けるものなのですね。

撮影機材:キャノンEOS10D EF17-40㎜ F/4.0L USM
撮影データ:ISO100 f7.1AE(SS1/50秒) -1.0EV 40㎜(64㎜相当)



(4)

そうは言ってもまだまだ楓の葉は殆どが青々としています。
やがて訪れる紅葉の時期が楽しみですね。

撮影機材:キャノンEOS10D SFEF135㎜ F/2.8
撮影データ:ISO200 f5.6AE(SS1/80秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛0)



(5)

最後は木漏れ日を受けている楓の葉で締めくくることにしましょう。
今にして思えば、メインの被写体と背景との距離があるのでもう少し絞っても良かったのですが・・・
まぁ、これはこれでよしとしましょう。

撮影機材:キャノンEOS10D SFEF135㎜ F/2.8
撮影データ:ISO100 f4.0AE(SS1/125秒) -0.7EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛0)

ユキヤナギと彼岸桜、そして・・・

2009年03月25日 | 季節の彩り
和光樹林公園も春本番♪

(1)


先日ご紹介した彼岸桜の手前には、見事なユキヤナギがあります。
今回はそのユキヤナギを中心に配して、白とピンクの競演をお届けすうることにしましょう。
残念なことは、この日はあまりにも風が強くて、ユキヤナギの花のアップを撮ることが出来なかったことです。

撮影地:埼玉県和光市「和光樹林公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM(共通)
撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/80秒) 0.0EV 73㎜(117㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年3月20日(金)



(2)


このユキヤナギの左右から撮りたかったところですが、桜の木の下に花見客がいて無理でした。
まぁ、こればかりは先着順ですから致し方ないところです。
朝早く行かないとこの時季は撮影が思うようにはいきません。

撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/60秒) 0.0EV 63㎜(100㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


可愛らしいヒメコブシの花も徐々に咲き始めました。
まだ蕾が半分以上もあることから、今度の土日が見頃だと思われます。
でも、日曜日のお天気があまり良くないという予報があって凹みますね。

撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/100秒) 0.0EV 85㎜(136㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


樹林公園で一番大きな辛夷の木は倒されましたが、その近くにある辛夷の木は健在でした。
ジョギンギコースのすぐ脇ですから根っこの傷みが気になるところです。
でも、今年も頑張って咲いてくれました。

撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/60秒) 0.0EV 25㎜(40㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


↑と同じ場所で横位置で捉えたものです。
左側には大きな桜の木があって、今から花開くのが楽しみです。
この和光樹林公園は紹介は殆どされていないものの、隠れた桜の名所なんですよ。

撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/100秒) 0.0EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)

新宿御苑の梅

2009年02月22日 | 季節の彩り
梅は咲いたか桜は・・・

(1)


連日の激務(?)でお疲れモード全開のZEISSメは、この日曜日も寝坊してしまいました。
早起きできたら横浜か小鹿野町両神のどちらかへ行こうと思っていたのですが・・・
10時近くではねぇ(笑)

まぁ、家でウダウダしていてもリフレッシュにはならないので、新宿御苑へ出かけることにしました。
ここは懐が深いだけに、いつ行っても期待を裏切ることはありません。
折りしも梅が見頃で至福の時を過ごすことが出来ました。

これは茶室「楽羽亭」のすぐ傍で撮影したものです。
ごちゃごちゃとした感じは否めませんが、手入れがいいだけに不快な眺めではありません。
梅の木の根元には福寿草の花も咲き、なかなか良い場所でした。

撮影地:東京都新宿区「新宿御苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/160秒) -0.3EV 70㎜(112㎜相当)
撮影年月日:2009年2月22日(日)



(2)


これも同じく茶室「楽羽亭」の傍で撮影したもので、こちらは↑と違ってベタ順光です。
梅の花は順光でもそこそこ綺麗には写るもので、風景の一部として捉えるなら「アリ」の光線です。
これは桜にも言えることで、いくら「逆光馬鹿一代」の私でも時には選ぶ光線状態です。

撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/160秒) -0.3EV 46㎜(74㎜相当)


(3)


これは私が大好きな「リョクガクバイ(緑萼梅)」です。
萼が鮮やかな黄緑色をしており、普通の白梅とは美しさでは一段と上であると思っています。
我が「和光樹林公園」にも立派な木がありますが、無粋なことに放送塔がすぐ脇にあるんですよね~。

撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 300㎜(480㎜相当)


(4)


千駄ヶ谷門に近い場所で撮影したカットです。
別にどうってことはありませんが、背景の紅梅とサンシュユの組み合わせが気に入りました。
地味な場所だけに人がいないかと思ったら、それでも10人以上は群がっていましたよ。

撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/160秒) -0.7EV 249㎜(398㎜相当)


(5)


大木戸門近くの大木戸休憩所付近の梅林です。
「紅梅と白梅のバランスがいいなぁ」と思いましたが、何しろ人が多い場所です。
人が写らないようにすると、このように根元まで入れることは到底無理です。

撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/250秒) -0.7EV 300㎜(480㎜相当)


(6)


ほんの一瞬だけ人影が消えました。
「それっ!」とばかりにシャッターを押しましたが、ほんの数枚で人込みが・・・
まぁ、こればかりは仕方がありませんね。
しかし、構図的にはどうってこたぁないですね(爆)

撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/100秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)

冬陽・・・光が丘公園にて

2008年12月20日 | 季節の彩り
暖か味のある陽射しを浴びて

(1)


このところ休みと言えば家の大掃除をしています。
何しろ「大邸宅」(ウソ!)なもので、大変なんですよ。
今日は一階の外回り(網戸やサッシ、外壁などなど)を一気にやったので疲れますた~。

午後2時になったので、とりあえず掃除はやめました。
「そういえば光が丘公園へ暫く行っていないなぁ」と思ったので、GX100を片手に出かけることにしました。
さすがにこの時期は彩りはかなり少なくなっていました。

「何かないかな?」と探していたら、これが眼に入りました。
丁度按配よく幹の分かれ目にちょこんと紅葉が立っていたんです。
暖か味のある陽射しを浴びて、まるで日向ぼっこでもしているかのようでした。

撮影地:東京都練馬区「光が丘公園」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio GX100(共通)
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/80秒 f/3.8) -1.3EV 12㎜(58㎜相当)
撮影年月日:2008年12月20日(土)



(2)


銀杏の葉も落ち尽くし、辺りは黄色の絨毯を敷き詰めているように見えました。
そこに木の影が長く伸びていて、冬の夕方であることを意識してしまいますね。

撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/40秒 f/5.1) -0.7EV 5㎜(24㎜相当)


(3)


クヌギの葉でしょうか?
ふかふかの落ち葉の絨毯が一面に広がり、そこに冬の低い陽射しが当たっていました。

撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/60秒 f/5.7) -0.7EV 5㎜(24㎜相当)


(4)


さらに陽は傾いて風が強くなってきました。
風に煽られて葉が一枚、そしてまた一枚と宙を舞っていました。

撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/50秒 f/4.4) -1.3EV 15㎜(72㎜相当)


(5)


夕方の暖か味のある陽射しは紅葉をも鮮やかに見せてくれます。
もうすぐクリスマスだというのに、何でこんなに紅葉が残っているのでしょう?

撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/125秒 f/4.8) -2.0EV 12㎜(58㎜相当)


(6)


ふと、上を見上げると、そこには目にも鮮やかな紅葉が空を覆いつくしていました。
「うーむ」と唸るしかありませんでした。
つくづくと光が丘公園の懐の深さを思い知らされたような気がします。

撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/60秒 f/4.4) -1.7EV 15㎜(72㎜相当)

本当はイルミネーションを撮影しに行こうかと思ってはいましたが、連日の残業でお疲れモード全開でした。
近々、撮影に行こうと考えていますが、さて、今年はどこへ行こうかな?

古都・鎌倉にて(3)

2008年12月10日 | 季節の彩り
北鎌倉・東慶寺の紅葉・・・燃えるが如く

(1)


東慶寺の最後を飾るのは紅葉にしましょう。
この木は奥まったところにあるせいか、誰からも見向きはされていませんでした。
でも、炎のように燃え上がるかの如く聳え立つ姿には圧倒されてしまいました。

撮影地:神奈川県鎌倉市「東慶寺」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/50秒 f/5.1) -1.7EV 5㎜(24㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年12月6日(土)



(2)


右側から覆いかぶさるような紅葉と青空とを絡めてみました。
もっと右側から撮りたかったところですが、ここは墓地です。
人様のお墓に立ち入るような無粋なことは出来ませんよね。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/50秒 f/5.7) 0.0EV 5㎜(24㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


「大正12(1923)年9月1日の関東大震災で倒壊した書院が、復興したのは大正14年末のこと。 工事費は当時の金額で約2万円。格天井には十六菊花紋を描いて、 第5世用堂尼以来の御所寺の面影を残している。」
(東慶寺HPより引用)

ここは紅葉の人気スポットで、人波が途絶えることは稀です。
それでも待っていれば、このような瞬間が訪れることがあります。
奇跡(?)のショットに乾杯!!

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/60秒 f/2.8) -1.3EV 8㎜(31㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


↑のカットはたった1枚だけしか撮れませんでしたので、あとは近づいて撮影となりました。
瓦にはらりと一枚散ったもみじの葉が印象的でした。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/80秒 f/5.1) -1.3EV 5㎜(24㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


近づくとどうしても部分的に切り取るしかありません。
ヤンキー座りをして、低い位置から撮影したのがこのカットです。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/80秒 f/4.6) -1.3EV 5㎜(24㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


紅葉とは言いがたいものの、結構気に入っているカットです。
東慶寺の三門をくぐって、本堂の敷地に入ってすぐに撮影したものです。
まだ、全体像を掴んでいないタイミングでしたので、構図を探りながらの撮影となりました。

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/60秒 f/3.2) -0.7EV 13㎜(50㎜相当・C-PLフィルター使用)


3回に亘ってお届けしました北鎌倉・東慶寺の写真は今回でおしまいです。
次回からは円覚寺で撮影した写真の数々を公開したいと思っています。
お楽しみに♪

古都・鎌倉にて(2)

2008年12月08日 | 季節の彩り
北鎌倉・東慶寺の黄葉

(1)


東慶寺とは横須賀線を挟んで反対側にある円覚寺の鐘楼と弁天堂付近から遠望した写真です。
この東慶寺からは円覚寺の弁天堂が見えたので、東慶寺の俯瞰撮影が出来るだろうと思っていました。
竹や常緑樹の緑色に混じって、色づいた木々が点在しているのが殊のほか美しく感じられました。

撮影地:神奈川県鎌倉市「東慶寺」(共通)・・・このカットのみ円覚寺より撮影
撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200(共通)
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/50秒 f/3.5) -1.0EV 36㎜(140㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年12月6日(土)



(2)


画面はちょっと地味ではありますが、「光と影」が織り成す世界に魅せられました。
「光と影」は私の撮影テーマであり、常に綺麗な光を追い求めてしまいます。

撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/15秒 f/3.2) -1.0EV 12㎜(47㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


墓地へと至る階段の陰影と上にかかる黄葉の素晴らしさに息を呑みました。
光が強く当たっている黄葉は飛んでいますが、これ以上露出を切り詰めると意図しないものとなります。
シャドー部が完全に潰れると意味をなさないため、露出はぎりぎりの選択でした。

撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/10秒 f/4.5) -1.3EV 15㎜(58㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


上のカットの黄葉を大きく取り込むとこんな感じですね。
ここでは逆にシャドー部が完全に潰れても、黄葉が色飛びしないようにしています。
黄色というより黄金色に輝くような葉の色に乾杯!!

撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/30秒 f/4.0) -0.7EV 32㎜(124㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


迷いに迷った挙句、縦位置で捉えたカットも掲載してしまいました。
上部が少々煩く感じられるものの、ある種の緊張感が縦位置では得ることが出来ますね。

撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/80秒 f/3.2) -0.7EV 36㎜(140㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


黄葉とは直接関係ありませんが、黄色繋がりということで・・・
この石仏に朝の優しい光が当たっていて、黙って通り過ぎることが出来ませんでした。
光は刻一刻と変化します。
この数分後、優しく当たっていた光は急速に失われてしまいました。

撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/30秒 f/3.5) -1.0EV 48㎜(186㎜相当)

古都・鎌倉にて(1)

2008年12月06日 | 季節の彩り
北鎌倉・東慶寺の大銀杏

(1)


この間の日曜日は寝坊したために諦めた鎌倉へ行って来ました。
実は、この日も一時間寝過ごしてしまったんですけれどね(笑)

池袋駅から湘南新宿ラインに乗って北鎌倉に着いたのが10時近くのことでした。
まずは円覚寺へと行きましたが、境内には直接太陽の光がそんなには届いていないようでした。
とりあえず建長寺を目指して歩き始めましたが、視界の端に大きな銀杏が飛び込んできました。

気になって仕方がないので北鎌倉駅方面へと踵を返しました。
「そうか、東慶寺の銀杏だったのか」と気づき、参拝することにしました。
境内に入って目指したのは、勿論この大銀杏でした。

撮影地:神奈川県鎌倉市「東慶寺」(共通)
撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/80秒 f/3.2) 0.0EV 30㎜(117㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年12月6日(土)



(2)


JR横須賀線の線路の反対側にある円覚寺ほどの混み具合ではありませんが、それなりに人はいます。
人影が消えてから捉えたカットですが、これ以降は同じような構図で狙うことは出来なくなりました。
青空と黄色く色づいた銀杏の木が殊の外印象的でした。

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/80秒 f/3.2) -1.0EV 8㎜(31㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


お寺ですから墓地は当然のことながらあります。
その一角にこのような仏様が安置され、散った銀杏の葉との取り合わせが好ましく感じられました。
斜光となったため、独特の立体感が出たと思います。

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/25秒 f/4.0) -1.0EV 11㎜(43㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


東慶寺の境内に入って気づいたのは、熟したギンナンの臭いでした。
決して愉快な臭いではありませんが、殻を割った中にある実(?)は美味ですね。
焼きギンナン、茶碗蒸し・・・などなど。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/500秒 f/6.5) -1.3EV 5㎜(24㎜相当)



(5)


東側にある高台(実際はお墓です)から、紅葉と大銀杏とを絡めてみました。
近々、この東慶寺で撮影した紅葉の写真もお目にかけることとします。
更新・・・出来るかなぁ。

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/80秒 f/3.2) -1.0EV 9㎜(35㎜相当・C-PLフィルター使用)

新宿御苑の紅葉

2008年12月05日 | 季節の彩り
目にも鮮やかな・・・

(1)


新宿御苑にある「下の池」畔に立つ、見事な枝振りの紅葉です。
朝早く入園した時から気になっていましたが、まずはプラタナスの並木から撮影開始しました。
その後、いろいろと撮影してから、いい光線状態となったこの木の許へと駆けつけました。

撮影地:東京都新宿区「新宿御苑」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/125秒 f/5.1) -0.7EV 5㎜(24㎜相当)
撮影年月日:2008年11月22日(土)



(2)


開園してから2時間は経っており、この木の周りは人・人・人でした。
それでも辛抱強く待っていると、一瞬のことではありますが人並みが途絶えることもあります。
これはその瞬間を待って、木の根元まで捉えたカットです。


撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/7.1) 0.0EV 15㎜(24㎜相当)



(3)


下の方にある葉は色づきが浅かったものの、上を見上げれば真紅に染まっていました。
木の立体感が一番現れるサイド光でしたから、青空も綺麗に出たと思います。
逆光ですとなかなかこうはいきませんよね?

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/8.0) 0.0EV 12㎜(19㎜相当)



(4)


何とか「下の池」を画面に入れてみたカットです。
ここは新宿御苑の外れとはいえ、よく目立つ紅葉ですから人並みがなかなか・・・
「忍」の一語であったことは間違いありません。

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/8.0) 0.0EV 16㎜(26㎜相当)


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これは4枚目に写っている「下の池」の反対側から眺めたものです。
風が強くて「水鏡」とならなかったのが残念でしたが・・・
このカットを撮影し終えてから、↑の写真の数々を撮影しに反対側へと回ったんですよ。

今まで何度も新宿御苑を訪れていますが、恥ずかしながらこの木の存在を知りませんでした。
来年はもっと旬の時期に訪れたいなと考えています。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/50秒 f/5.6) -1.3EV 109㎜(174㎜相当・C-PLフィルター使用)


「お知らせ」
また、あり得ないくらい仕事が多忙となってしまいました。
「もういい加減にしてくれよぉ!」といった気持ちで一杯です。
仕事があるうちが華という言葉もありますが、それも程度問題です。

暫くの間は不定期更新になったり、突然お休みするかもしれません。
いただいたコメントにレスを書くことが儘ならないことが情けないです。
何だかなぁ・・・