Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

新宿御苑の福寿草

2008年01月31日 | 
『春の訪れを告げる花』
(1)


カルネさんのブログ「カルネドリーム」で、新宿御苑で福寿草が咲き始めたと・・・
何々、「近寄れないので望遠でしか撮れないのが・・・残念!」
「ならば、私メが撮ってみようではないの!」と現地に赴いて唖然!!
遠いは、生垣に阻まれるは・・・一筋縄ではいかないようです。

まずは生垣から身を乗り出すような無理な体勢で一枚!
うーむ、やはりテレコン(1.4倍のコンバージョンレンス)をつけても遠いわい。
しかも、口径喰の影響がテレコンで増幅されてしまい、ボケ味も今ひとつかなぁ(涙)

撮影地:東京都新宿区「新宿御苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM+エクステンダー1.4×(ラストを除いて共通)
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/800秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当)
撮影年月日:2008年1月26日(土)



(2)


遠くて小さくしか写らないならば、ここは一工夫しましょう。
折角ペーパーホワイトが咲いているのですから、この白い花を前ボケに使ってみることにしました。
結果はまずまずでしょうか?
でも、太陽の光が薄い雲にデフューズされて白があまり明るくはなっていないのが・・・

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/400秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当)


(3)


今度は横位置で。
もう少し高い位置から狙いたい気持ちもありますが、身長が足りない・・・orz
まぁ、今回のところはこんなものでしょう。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/400秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当)


(4)


ペーパーホワイトにピントを合わせ、福寿草の黄色をぼかした背景にしました。
そんなに密集して咲いているほどではありませんが、適度に福寿草ぼ花の黄色がばらけてくれました。
雑草の緑も加わり、画面が多少なりとも華やいだようです。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/800秒) -0.3EV 280㎜(448㎜相当)


(5)


福寿草とは全く関係はありませんが、管理事務所前に行くと寒桜が何輪かほころび始めていました。
見頃を迎えるにはまだまだ日数がかかりますが、春は着実に近づきつつあります。
桜繋がりで、次回は川口グリーンセンターの十月桜をお届けしたいと思っています。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/2000秒) -1.0EV 200㎜(320㎜相当)

アメジストの誘惑

2008年01月29日 | テーブルフォト
『女官アメシストの悲劇』
(1)


アメジスト(Amethyst、英語の発音はアメシスト)は紫水晶とも呼ばれている宝石で、二月の誕生石です。
ギリシア神話に登場する「月の女神ダイアナ」に仕える「女官アメシスト」の悲劇からこの名がつけられたそうです。
書き出すと長くなりますから簡単に・・・

「酒神バッカス」が腹いせにピューマに襲わせた少女アメシストが、餌食になりかけた瞬間に小さくなって透き通った石になりました。
「月の女神ダイアナ」が彼女を守るため純白の輝く水晶に変身させたからです。
バッカスは水晶になったアメシストのあまりの美しさに、自分の罪の深さを懺悔したそうです。
そして、その水晶にワインを注ぐと、それは透き通った紫水晶に生まれ変わったと・・・

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135㎜ F/2.8+中間リング12㎜&25㎜
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/250秒) -0.3EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛2使用)



(2)


私は宝石には興味はあまりありませんし、ましてや鉱石フェチでもありません。
でも、こうやって太陽の光に輝くアメジストを見ると、何だか虜になりそうな危険な感じがします・
アメジストの誘惑とでも言うのでしょうか?
でも、ギリシャ神話に登場するアメシストは、純真無垢の少女だったようですが・・・

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンSPAF90㎜ f/2.8 マクロ
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/40秒) -0.3EV 90㎜(144㎜相当)



(3)


このアメジストにはいろいろな力があるのだそうです。
詳細をお知りになりたい方は、下記サイト(注:商業サイト)をご覧下さい♪

「パワーストーンの意味・効果~アメジスト」

撮影機材:キャノンEOS40D シグマAF50㎜ f/2.8DG MACRO
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/250秒) -0.7EV 50㎜(80㎜相当)


今年は新しいジャンルにも進出すると以前に書きましたが、これがその第一弾となります。
いわゆる「テーブルフォト」というカテゴリーに属します。
忙しくて撮影に行けない時や、天気が悪い場合にはうってつけですね。
人工光を工夫すれば如何様にも表現の幅が広がりますし、ライティングの勉強にもなるんですよ♪

ペーパーホワイト

2008年01月28日 | 
『花言葉は、「神秘」、「尊重」』
(1)


オクトパス7号さんのブログ「酒とバラの日々」カルネさんのブログ「カルネドリーム」すうすうさんのブログ「さんぽのあしあと」で、新宿御苑のペーパーホワイトが咲いたとの情報を得ました。
毎年のように撮影している花ですが、今年はちょっと出遅れてしまいました。
なかなか近づくことが出来ない環境で咲いていますが、何とか逆光気味で撮影出来る株を見つけました。

撮影地:東京都新宿区「新宿御苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM(共通)
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/5000秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2008年1月26日(土)



(2)


先ほど「なかなか近づくことが出来ない環境で咲いていますが・・・」と書きましたが、ご覧のように生垣に囲まれている場所で咲いているんですよ。
根気よく探せば別の場所でも咲いていますので、ご訪問される場合はよく観察してみるといいでしょう。
遠くからでは群生しているように見えますが、近づくと意外と間隔が開いています。
こうなれば望遠レンズの圧縮効果に頼るのが一番ですね。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/800秒) 0.0EV 95㎜(152㎜相当)


(3)


縦位置でガツーンと撮ったところです。
寒い冬はさすがに土曜日といえども入園者は多くはありません。
冬ならではの引きの構図で撮れるのが嬉しい限りです。

撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/2000秒) 0.0EV 175㎜(280㎜相当)


(4)


では、今度は同じ場所から横位置で捉えたものを・・・
毎度同じことを書いていますが、縦位置と横位置とでは狙いが異なります。
どちらがいいかは全くの好みの問題だと言えるでしょうね。

撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/400秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)


(5)


ペーパーホワイトの中に和水仙が混じって咲いています。
私はてっきりペーパーホワイトは品種改良されたもので、いわゆる園芸種だと思っていました。
ところが、和水仙と同じフサザキスイセンの仲間で、原種水仙の一種だということが判明しました。

原産地は地中海沿岸で、シルクロード経由で中国に渡ったものが、平安時代に日本へ薬草として持ち込まれたそうです。
それが野生化して和水仙となったといわれています。
和水仙の特徴は花の中央が黄色いことですが、ペーパーホイトは白色をして白い花のように見えます。

撮影データ:ISO200 f/4.5AE(SS1/250秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)


(6)


最後は和水仙で締めくくることにしましょう。
私は宮沢賢治の童話が好きなせいか、水仙を見ると必ず頭をよぎる作品があります。
それは「水仙月の四日」という作品ですが、何とも不思議な北国(雪国)の冬の様子を描いたものです。
興味があったら是非とも読んで頂きたいと思う作品です。

撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/1600秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)

蝋梅に狼狽?

2008年01月27日 | 
『香りにうっとり・・・』
(1)


久しぶりに川口市立グリーンセンターへ蝋梅を愛でに行って来ました。
きっかけはLeoさんのブログ「Leoの花の写真」なんです。
近くの和光樹林公園や大泉中央公園でも咲いていますが、折角ですから川口へGO!です。

入り口から入ってすぐに鉢植えがあって、既に辺りにはいい香が漂っていました。
花の形もいいので、まずはここで1枚。
逆光に透ける蝋細工のような花弁が何とも美しいものです。

撮影地:埼玉県川口市「川口市立グリーンセンター」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105㎜ F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/2000秒) 0.0EV 105㎜(168㎜相当)
撮影年月日:2008年1月27日(日)



(2)


入り口付近での撮影を終えてから温室を右手にやり過ごして先に進みます。
SL広場(?)の入り口脇にお目当ての蝋梅が何本かあります。
ここでうろたえてしまいました。(←狼狽・・・(爆))

というのも、何だか花弁の色が薄いような感じがしたからです。
「しまった~!一週間遅かったか!!」と悔やんでも後の祭りです。
とにかく気を取り直して撮影を開始しました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/2500秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


色が薄いと感じたのは、完全に逆光だったせいもありますが・・・
とにかく色が濃い花を探してみると・・・「そうか!サイド光でいってみよう!!」と。
早速、撮影ポジションを変えて、露出もやや切り詰めて濃厚な色合いを狙ってみることにしました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/2000秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)



(4)


ならば、もっと広い範囲を取り込んでみようとレンズを変えてみることに・・・
さらにワイドなレンズも持参していましたが、ここは標準ズームともいうべきレンズを選択しています。
密集度が足りないならば、焦点距離(というか画角)は抑え気味の方がベターです。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105㎜ F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/160秒) -0.7EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


時間が経過して太陽の位置もかなり変わってきました。
今度はSL列車の駅へと至る坂道の途中から完全逆光で狙ってみました。
木が多くて撮り難いポジションですが、まぁ何とか・・・
ヌケのいい背景でしたらバッチgoo!ですが、こればかりはいたし方がありませんね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70~200㎜ F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/5.0AE(SS1/1000秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)


明日は新宿御苑のペーパーホワイトという水仙の花をお届けする予定でいます。
えっ、仕事は大丈夫なのかって?
適当にお気楽にやるから大丈V!!(爆)

憂い・・・(ポートレート19)

2008年01月26日 | ポートレート
(1)


仕事が超多忙でお出かけすることが儘ならなくとも、月に1~2回のポートレート撮影は欠かせません。
どうやら私はこのチャーミングなモデルさんに元気を貰って、辛い仕事も何とかこなしているようですね。

それはともかく、今回はいつもとは違うシチュエーションで撮影してみました。
テーマはずばり「憂い」です。
目線を外せば「憂い」に繋がる訳ではありませんが、目線ばっちりのニッコリばかりではねぇ・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105㎜ F/4.0L IS USM(共通)
ライティング:LPLクールライト CL2280PX 4機
撮影データ:ISO200 SS1/50秒 f/5.6 75㎜(120㎜相当)



(2)


3枚ともアップ気味では変化がありませんので、引きで全身を写したものを・・・
このワンピースは2回目(昨年9月)にこのモデルさんを撮影した時に着ていたものです。
次回は黒のワンピースを持ち込んでみようかな?などと考えています。

撮影データ:ISO200 SS1/50秒 f/5.6 28㎜(44㎜相当)


(3)


右肩がフレームに入っていますから、手をそっと添えて貰いました。
ポイントは目を持っていく場所と指先でしょうか。
軽く曲げた感じで肩に添えるのがいいかな?と・・・

撮影データ:ISO200 SS1/50秒 f/5.6 67㎜(107㎜相当)

「主催者、及びモデル側に許可をもらい掲載しております。
複製、転用、販売などの二次利用を行なう事を固く禁じます。」



レンタルスタジオ オーディション写真 STUDIO JC 目黒

東京ウォーターフロント

2008年01月25日 | 都市風景
『気分はトワイライト』
(1)


私が好きでよく訪れている月島界隈です。
これは相生橋付近から撮影したもので、まさしく「東京ウォーターフロント」と言えるものでしょう。

異形の世界のように思われるかもしれませんが、画像にレタッチなどは施していません。
EOS30Dのピクチャースタイルで「トワイライト」を選んで、C-PLフィルターを100%効かせて撮影したものなんです。
たまにはこんなお遊びもいいかもしれませんね。

撮影地:撮影地:東京都中央区佃島界隈(共通)
撮影機材:キャノンESO30D EF17~40㎜ f/4.0L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) 0.0EV 27㎜(43㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2006年10月8日(共通)



(2)


未来型水上バスである「HIMIKO」を捉えるべくロケハンしていた時に見つけた眺めです。
「よし、ここでHIMIKOを撮るぞ!」と心に決めたました。
ところが、なぜか待てど暮らせどHIMIKOはやって来ません。
どうやら運休してしまったようです・・・orz

撮影機材:キャノンESO30D EF17~40㎜ f/4.0L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/9.0) 0.0EV 17㎜(28㎜相当・C-PLフィルター使用)(共通)



(3)


この日は佃大橋方面からアプローチしました。
いつもなら相生橋へと真っ直ぐ向かう私ですが、見慣れた眺めではなく新たな発見を求めました。
すると、果たしてありました・・・これはいいぞ!、と。

撮影機材:RICOH Caplio R4(共通)
撮影データ:ISO64 プログラムAE(SS1/470秒 f/5.0) 0.0EV 28㎜相当



(4)


ちゃんとHIMIKOを補足していますが、これは時系列的に言えば最初の方で撮影したカットです。
これの折り返しを2枚目の位置で待ち構えていたんですけれどね~。
近々リベンジして来ようと思っています。

撮影機材:キャノンESO30D EF17~40㎜ f/4.0L USM
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/125秒 f/8.0) 0.0EV 27㎜(43㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


HIMIKOが来なかったので落胆して、佃大橋方面へと向かいはじめた時です。
一隻の屋形船が目の前を通り過ぎて行きました。
川面にスポットライトが当たる部分でシャッターをきりました。
悲しいかな、コンデジは微妙にタイムラグがあって、舳先は翳になってしまいましたね。

撮影機材:RICOH Caplio R4(共通)
撮影データ:ISO64 プログラムAE(SS1/810秒 f/3.3) -0.3EV 28㎜相当

上野・東照宮「冬ぼたん」Ⅲ

2008年01月24日 | 
『幽玄』
(1)


ぼたん苑の一角で逆光を受けて輝いている花に出遭いました。
この時気がついてしまいました。
レフ板を忘れてしまったことを・・・痛恨のミスですね。

せめて白いトレーナーでも着てくれば、また結果は違ったんでしょうけれど。
手前の暗部は少し光を起こしたいところですね。
でも、まぁ、これはこれでいいかな?と思うようにしましたが。

撮影地:東京都台東区上野「東照宮ぼたん苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105㎜ F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO100 f/5.6AE(SS1/400秒) 0.0EV 96㎜(154㎜相当)
撮影年月日:2008年1月19日(土)



(2)


旬の時期を逃してはいますが、ここはソフトフォーカスレンズで仕上げようと思いました。
昨年夏に落下破損させてしまったレンズですが、もう一本仕入れたレンズで撮影しています。
ソフト目盛は強めの2を選択していますが、絞りがf/4.5ですから効果は弱くなっています。

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135㎜ F/2.8(ソフト目盛2)
撮影データ:ISO100 f/4.5AE(SS1/640秒) +0.7EV 135㎜(216㎜相当)



(3)


この白い花には本当に痺れました。
ソフトフォーカスではなく、逆にパリっとした感じで撮ろうと思いました。
撮影距離も近いので、絞りもf/7.1を選択しています。
それでもピントが合っている範囲は狭いものです。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105㎜ F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO100 f/7.1AE(SS1/200秒) +0.7EV 105㎜(168㎜相当)



(4)


これもソフトフォーカスレンズで狙ったものです。
ストレートに撮影したものと比べると、明らかに柔らかさが違います。
よく見るとハイライトの部分に滲みが出て、独特の描写になっています。
えっ、よく分からないって?

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135㎜ F/2.8(ソフト目盛2)
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/160秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当)



(5)


では、もう少し寄ってみましょう。
どうですか、これなら分かるでしょう?
花びらの縁に滲んだような感じになっているのが・・・これがソフトフォーカスレンズの特徴です。
決してフィルターでは得られない独特の描写になるんです。

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135㎜ F/2.8(ソフト目盛2)
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当)



(6)


これは最初は意図的に狙ったのではなく、手前の赤い花を見ていた時に閃いた構図です。
撮っているうちに「い~じゃん、これ!」って感じで、何枚も何枚も撮影したうちの一枚です。
トリを飾るには相応しいかな?と思っています。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105㎜ F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/160秒) -0.3EV 105㎜(168㎜相当)

大井川鐵道(PART.6)

2008年01月23日 | 鉄道
『ノスタルジックな世界』
(1)


蒸気機関車が牽引する旧型客車の室内です。
何ともレトロな雰囲気が好きで、思わずこのまま金谷まで乗って行きたくなります。
しかし、紅葉シーズンは満席となっていて、滑り込む余地さえありません。
いつの日か乗り込んで、本当の意味でノスタルジックな世界に浸りたいものです。

撮影地:静岡県「大井川鐵道」千頭駅構内
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンSP AF17-50mm F/2.8 XR Di Ⅱ(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/25秒 f/2.8) -0.3EV 17㎜(28㎜相当)
撮影年月日:2007年11月23日(金)



(2)


大井川鐵道には普通は入線しえない蒸気機関車の9600型です。
北海道や九州で数多くの仲間が活躍しました。
ボイラーが大きくて動輪が小さいといった、妙なアンバランスさが気に入っています。
北海道の夕張にある私鉄や炭鉱の専用線で熱中して撮影したことを思い出しました。

撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/400秒 f/10.0) -1.0EV 17㎜(28㎜相当)


(3)


近鉄の旧特急ビスタカーの車両と並んだところです。
この大井川鐵道は、電車もレアなものが数多くあって、本当に動く鉄道博物館です。
この千頭駅はさしづめ鉄道博物館本館といったところでしょうか。

撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/250秒 f/6.3) -1.7EV 40㎜(64㎜相当)

※今回は勝手ながらコメント欄を閉じさせていただきますね。

上野・東照宮「冬ぼたん」Ⅱ

2008年01月22日 | 
『赤の冴え』
(1)


赤い花は鮮やかで冴えを感じますが、どことなく妖しい気分にもなります。
今回は、その赤い牡丹の花をメインに据えたいと思っています。
今年はどういう訳か赤い花の痛みが酷くて、綺麗に咲いている株を見つけるのが大変でした。
綺麗に咲いている株は、日陰であったり遠くであったり・・・

撮影地:東京都台東区上野「東照宮ぼたん苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105㎜ F/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/160秒) 0.0EV 105㎜(168㎜相当)
撮影年月日:2008年1月19日(土)



(2)


これはぼたん苑の入り口から入って突き当たりをすぐ右に曲がった地点にあります。
実は、一昨日公開した上野・東照宮「冬ぼたん」Ⅰの3枚目の日傘の下で咲いている花です。
一つの花でも切り取り方によって、随分と表現が変わってくるものですね。
少し太陽の光が強かったので、かなり鮮烈な印象深いものとなりました。


撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/400秒) -0.3EV 105㎜(168㎜相当)



(3)


別の花を真横から狙ったもので、奥行きと言うものを表現しようかな?と思って撮影したものです。
背後の葉の反射が煩く感じられますが、ここでは敢えてC-PLフィルターは使用していません。
使うと花の潤いが失われてしまうような感じがしたからです。

撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/125秒) 0.0EV 105㎜(168㎜相当)


(4)


赤い花ばかりでは目が疲れてしまいますので、優しいピンク色の花を・・・
まだ蕾が二つもありますから、まだまだ花を暫くは楽しめそうな感じですね。
メインとなる手前の花はちょうど見頃だったようです。

撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/80秒) 0.0EV 99㎜(158㎜相当)


(5)


では、もう一枚別の花を載せましょう。
四枚目とは違って、メインの花は少し遅かったようですが、他の二つの花はそろそろ見頃を迎えつつあるようです。
太陽の光はモロには花に当たってはいませんが、これくらいの優しい光がいいですね。

撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/250秒) -0.7EV 105㎜(168㎜相当)


(6)


牡丹は牡丹でも、これは「葉牡丹」です。
葉牡丹はキャベツの変種ですが、その形が牡丹の花のように見えることからその名がつきました。
こうして見ても結構違和感はありませんね。

撮影データ:ISO100 f/5.6AE(SS1/200秒) 0.0EV 92㎜(147㎜相当)

「お知らせ」
 あり得ないくらい多忙な毎日です。
 兼務、兼務・・・兼務で殺人的なスケジュールとなっています。
 記事はいつも一週間分をお休みの日に作りますので、更新はしていますが・・・
 またまた暫くはレスや巡回は疎かになりそうです。

浅草の印象

2008年01月21日 | 観光地
『ユリカモメ佇む・・・』
(1)


隅田川沿いにはたくさんのユリカモメが集まってきます。
この子は金屏風を背景にして佇んでいました。
さて、背景の金屏風といえば・・・

撮影地:東京都台東区浅草(共通)
撮影機材:キャノンEOS20D EF100~300㎜ f/4.5~5.6 USM
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/400秒 f/6.3) 0.0EV 240㎜(384㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2006年2月13日



(2)


今や浅草の名所ともなった「炎のオブジェ」です。
これを見る度に思うのですが、何で金色で横長になっているんだろうと・・・
炎なら縦長にして赤っぽい色が普通なんでしょうけれど、これがいわゆる一つのゲージュツなんでしょうね?

撮影機材:キャノンEOS20D EF100~300㎜ f/4.5~5.6 USM
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/640秒 f/11.0) 0.0EV 100㎜(160㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


これってどこからでも目立つんですよね。
隣にあるアサヒの屋上近くの泡に相当する部分の輝きを撮るために横断歩道を渡っています。
因みに、このビルは泡だっているビールジョッキをイメージしたものだそうです。

撮影機材:キャノンEOS20D EF17~40㎜ f/4.0L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/8.0) -0.3EV 25㎜(40㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


浅草では老舗の「神谷バー」です。
「電気ブラン」と聞くと、随喜の涙を流す方もいらっしゃるのでは?
「電気ブラン」とは創業者の神谷伝兵衛氏が考案したアルコール飲料です。
度数の高さ(当時は45度)で口の中が痺れる感じが電気で痺れる感じに通じるものがあったとか。

撮影機材:キャノンEOS20D EF17~40㎜ f/4.0L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/10.0) -0.3EV 17㎜(28㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


浅草と言えばこれを忘れてはいけません。
ご存知「雷門」です。
いつでも数多くの人たちで賑わっている名所で、浅草寺に続く仲見世商店街も半端じゃない混雑振りです。

撮影機材:キャノンEOS20D EF17~40㎜ f/4.0L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/6.3) 0.0EV 32㎜(51㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


その雷門の提灯は松下幸之助氏寄贈によるものです。
「松下電器」と「ナショナル」のブランドから「Panasonic」に統一して、本当の意味でのグローバル化を目指す・・・
応援したくなりますね。
老舗に拘って消えていった数多くの企業との違いがこういったところで差がつくような気がします。

撮影機材:キャノンEOS20D EF100~300㎜ f/4.5~5.6 USM
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/125秒 f/5.0) 0.0EV 100㎜(160㎜相当)