八ヶ岳の大自然に抱かれた「楽園」
(1)
一昨日の記事にある「麻苧の滝」を後にした私は、北八ヶ岳・八千穂高原へと向かいました。
どこへ行くかは具体的には決めていなかったものの、「多分、躑躅が綺麗に咲いているゾ!」と・・・
走っている途中で決めればいいですし、とにかく国道299号線をひたすら目指しました。
途中、ズミやなんだかわからない花を撮ってから車を走らせると、「駒出池」という看板が目につきました。
「行ったことがないから行ってみるか!」と、半ば軽い気持ちでハンドルを左へと切りました。
着いた所はキャンプ場だったものの、私には「楽園」に思えてなりませんでした。
撮影地:長野県南佐久郡佐久穂町「駒出池」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio R6
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/160秒 f/3.2) -0.7EV 190㎜相当
撮影年月日:2008年6月7日(土)
(2)
まだ本格的なキャンプシーズン前なのでしょう。
比較的静かで、キャンパーよりもカメラマンの姿が目立つ駒出池でした。
これはトップ画像の右半分を縦位置で切り取ったものです。
木の種類は?ですが、この木の後ろにはズミの木がありました。
うっすらと白い花が見えることにお気づきでしょうか?
また、どこを見渡してもレンゲツツジが視界に入ってくる・・・そんな場所でもあります。
撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 f/4.0AE(SS1/60秒) -0.7EV 132㎜相当 C-PLフィルター使用
(3)
池の反対側に回ってレンゲツツジを中心にして構成した画面です。
近づいて撮ることも考えましたが平凡に思えたため、かなり後ろに下がって望遠で狙いました。
そうすることで木々や背景が圧縮されて密度の濃い画面構成になったと思っています。
撮影機材:RICOH Caplio R6
撮影データ:ISO64 プログラムAE(SS1/73秒 f/5.2) -0.7EV 185㎜相当
(4)
トップ画像の左側にあるズミの木を中心に縦位置で構成してみました。
風が吹かなければ鏡のような水面になったと思いますが、自然相手に多くの希望を言ってみても始まりません。
ここは敢えて水面の揺らめきを楽しむことにしましょう。
撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 f/4.0AE(SS1/100秒) -0.7EV 164㎜相当 C-PLフィルター使用
(5)
そのズミの木を反対側から狙ってみることにしました。
池の反対側から見ている限りでは分かりませんでしたが、花期は終わりを告げていました。
そこで、レンゲツツジのオレンジ色や池の水面に白樺の幹が写るようにちょっぴり工夫を・・・
撮影機材:RICOH Caplio R6
撮影データ:ISO64 プログラムAE(SS1/76秒 f/5.2) -1.0EV 185㎜相当
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この画面を見る限りでは、ここがキャンプ場とは思えませんよね。
「山懐に抱かれた静寂の空間」といったイメージを狙ってみました。
今更ながら水面が木々の緑色を映していたのが殊のほか印象的でした。
撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/100秒 f/3.2) -0.7EV 60㎜相当 C-PLフィルター使用
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嬉しいことに池のほとりではクリンソウが咲いていました。
最初は可動式液晶モニターがついたA200で狙いましたが、どうにもAFが迷ってしまい上手くはいきません。
そこで、R6に変えたらこれがあっさりと合焦するではありませんか。
いやはや、最近のコンデジは侮れませんね。
撮影機材:RICOH Caplio R6
撮影データ:ISO64 プログラムAE(SS1/42秒 f/5.2) -0.3EV 185㎜相当
「駒出池キャンプ場」
「八千穂高原公式サイト」 ←こちらは情報がちょっと古いかも。