Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

鳩山会館(3)

2009年08月31日 | 史跡・名所
衆議院総選挙圧勝記念という訳ではないが・・・
(1)

熱狂(?)の総選挙が一夜明けて、結果はもう皆さんがご存知のとおりとなりました。
これでますます鳩山家はいろいろな意味で注目されることでしょう。
威風堂々とした鳩山会館も訪れる人が増えるのではないでしょうか?


(2)

鳩山会館といえば、名前のとおりに「鳩」にちなんだものが多く見受けられます。
鹿(トナカイ?)の横にも白い鳩が・・・


(3)

中庭に下りる階段のところにも・・・


(4)

そして、水辺にも・・・


(5)

ここはダイニングですが、右上のステンドグラスにも確か鳩がいたような・・・


(6)

選挙の当選祝いでは胡蝶蘭が贈られることが多いようです。
この時は選挙とは関係がありませんでしたが、薄紫の胡蝶蘭が飾ってありました。


(7)

一階の玄関脇にあるホールのテーブルに飾られた花束です。
確か殆どがこれは造花だったような・・・意外な感じを受けたものです。

さて、政権をとった民主党ですが、これだけ弱体化した日本をどうやって再生させるのでしょうか?
あまりここでは政治的な話はしたくありませんが、期待と不安を持っている方が多いことと思います。
一国を滅ぼすことがないように舵取りをしっかりとやって貰いたいものですね。

恵林寺にて

2009年08月30日 | 史跡・名所
甲州の大伽藍で和みのひとときを
(1)

山梨県甲州市塩山小屋敷(旧塩山市)にある恵林寺の傍は何度も通っていますが、足を踏み入れたことはありませんでした。
この日は北杜市明野のひまわり畑を見て徳和渓谷へ向かう途中でしたから、その恵林寺に立ち寄ることにしました。

恵林寺は、正式には「臨済宗 妙心寺派 乾徳山 恵林寺」といいます。
開山は夢窓国師で、武田信玄公の菩提寺であることで有名ですね。
枝垂桜がある庭園は国の名勝に指定されていて、なかなか手入れが行き届いた素晴らしいものでした。

撮影地:山梨県甲州市塩山小屋敷「恵林寺」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO100 f6.3AE(SS1/40秒) 0.0EV 85㎜(136㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年8月15日(土)



(2)

さて、駐車場に車を止めて、歩いて行くと三門が見えてきます。
この三門には「安禅不必須山水 滅却心頭火自涼」の扁額が掲げられています。

天正10年(1582年)4月3日、天目山の戦いで武田氏が滅亡した後、六角義弼は恵林寺に逃げ込みました。
その六角義弼の引渡しを寺側が拒否したため、織田信忠軍によって焼き討ちに遭いました。
この際、快川紹喜が燃え盛る三門の上で「安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し」と偈を発して焼死しました。
後には快川の遺喝として広く知られ、再建・改築された三門の両側にこの偈が扁額として掲げられています。

撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO100 f7.1AE(SS1/20秒) -0.7EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)

その三門をくぐって境内に入っていくと立派な庫裡と本堂が目に入ってきます。
いずれも明治38年に焼失していますが、再建されてからは100年あまりが経過しています。
庫裏は第二次世界大戦時には学童疎開の場となっていて、疎開した約150人もの学童が寄宿生活をしていたそうです。

撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO100 f7.1AE(SS1/60秒) 0.0EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)

中に入ると、中庭の見事さには息を呑みこみます。
京都にある寺社仏閣にも負けないくらいの素晴らしさですね。
手入れの行き届いた庭は、俗世間の鬱陶しさを暫し忘れさせてくれました。

撮影機材:RICOH Caplio GX100+ワイドコンバーターDW-6
撮影データ:ISO80 f9.1AE(SS1/160秒) 0.0EV 19㎜相当



(5)

庭園を背にして本堂の中を見たところです。
広々とした空間に畳が敷き詰められており、つい「大の字になって寝転んだら気持ちいいだろうなぁ!」と不謹慎な考えが・・・
何しろ我が家は畳の部屋が一つもなく、全ての部屋がフローリングになっていますから。

撮影機材:RICOH Caplio GX100+ワイドコンバーターDW-6
撮影データ:ISO80 f4.1AE(SS1/40秒) -1.7EV 19㎜相当



(6)

紅葉が見ごろのときは「さぞや!」と思わせるものがありました。

撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO100 f6.3AE(SS1/25秒) 0.0EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)



(7)

帰り際に気がついて撮影したものですが、ここで煮炊きをしていたのでしょうか?
立派な竈が入り口にあるとは意表を突かれました。

撮影機材:RICOH Caplio GX100+ワイドコンバーターDW-6
撮影データ:ISO80 f2.5AE(SS1/15秒) -1.0EV 19㎜相当

フウセンカズラ

2009年08月28日 | 
自作ソフトフォーカスレンズ対SFEFレンズ
(1)

まぁ、手作りのソフトフォーカスレンズといっても、大変チャチな造りのものです。
キャノン純正のものと対決するのはちと烏滸がましいかも・・・(笑)

焦点距離も開放値も不明で、絞り優先AEで撮影しています。
レンズ構成が単玉ですから、太陽光がないと相当厳しい描写となってしまうのも難点です。
でも、いかがですか?結構いけてるでしょう???

撮影地:埼玉県和光市「自宅付近」(共通)
撮影機材:キャノンEOS20D 自作ソフトフォーカスレンズ
撮影データ:ISO100 f値不明AE(SS1/1600秒) 0.0EV ?㎜
撮影年月日:2005年8月4日



(2)

やはり、純正のソフトフォーカスレンズの方は写りもバッチgoo!ですね。
最初から結果は分っていたんですけれど・・・(笑)
ピントの心を残しつつもソフトに仕上がるのが特長です。

撮影機材:キャノンEOS20D SFEF135㎜ f/2.8+エクステンションチューブEF25
撮影データ:ISO100 f4.0AE(SS1/320秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛2)



(3)

フウセンカズラの花はとても小さく、ほんの5㎜程度しかありません。
その小さな花が、やがて風船状に大きく膨らんで果実となります。
フウセンカズラとは言い得て妙なネーミングですね。

撮影機材:キャノンEOS20D TAMRON SPAF90㎜ f/2.8MACRO 1:1
撮影データ:ISO100 f5.0AE(SS1/60秒) +0.7EV 90㎜(144㎜相当)



(4)

その小さな花にヤマトシジミがちょこんと止まって吸密をしていました。
こういった場合は、大きな動きさえしなければ結構近寄って撮影することができます。

撮影機材:キャノンEOS20D SFEF135㎜ f/2.8+エクステンションチューブEF25
撮影データ:ISO100 f4.0AE(SS1/125秒) +1.0EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛2)



(5)

フウセンカズラはムクロジ科の植物で、花よりも風船状の果実を鑑賞するために栽培されます。
よく茂ったときはとてもに涼しげで、グリーンカーテンにも使われます。
白っぽいハート形の種子の部分を、サルの顔に見立てて遊ぶこともあるそうです。

撮影機材:キャノンEOS20D 自作ソフトフォーカスレンズ
撮影データ:ISO100 f値不明AE(SS1/320秒) +1.7EV ?㎜



《追記》


これが件の「自作ソフトフォーカスレンズ」(接写専用)です。
画面のものはペンタックス用ですが、それはご愛敬!(笑)

作りは簡単で、ボディキャップに穴を開けて、そこにHAKUBAの10×ルーペを埋め込んだだけのものです。
勿論、ヘリコイドや絞りはありません。
ボディに装着して、カメラごと自分で動いてピントを合わせます。

単玉ですし、マルチコーティングも施していないため、収差の嵐でソフト効果が生み出されるんですね。
今度はこれを逆付けすると面白いかな?と思っています。
でもなぁ、ボディキャップに穴を開けるのがちと面倒でしてね・・・

南会津町・屏風岩と伊南川の急流

2009年08月27日 | 滝・渓流
碧い淵
(1)

これは二ヶ月ほど前に尾瀬を訪れた際に、帰りに立ち寄った旧伊南村の伊南川の急流です。
屏風岩という奇岩が目の前に立ちはだかり、その下を勢いよく水が流れている場所です。
この淵も相当深さはあるのだろうなと思わせる色合いですね。


(2)

トップ画像の右上はこのようになっており、なかなか激しい流れだということがお分かりいただけると思います。
ボートで下るラフティングなどやろうという人もいないと思われます。
何よりも、岩が結構とがっているものが多くて危険ですよね。


(3)

下流方面はこのようになっており、ずーっと見ていると目が回りそうです(笑)
こんな場所で体勢を崩そうものなら、大怪我では済みそうもありません。


(4)

これが屏風岩で、もう少し左側にも連なっています。
24ミリではこれが限界で、ワイドコンバーターをつければ良かったかなぁ。
でも、この日は尾瀬の燧裏林道を歩いて、三条の滝を往復した後ですから気力が・・・


(5)

4枚目とは反対に、横位置で捉えたものです。
かなり印象が違ってきますね。


(6)

この伊南川の激しい流れとは無縁のように、時が止まったような眺めがありました。
水溜りのようなものですが、水がなくなったことはないそうです。
水鏡のように見え、何とも不思議な感じがしました。

撮影地:福島県南会津郡南会津町(旧伊南村)
撮影機材:RICOH Caplio GX100

4年前の玉原ラベンダーパーク

2009年08月25日 | 
早朝のラベンダー畑
(1)

4年前に玉原ラベンダーパークを訪れた時の写真です。
当時のシーズン中は午前6時開園でしたから、朝露が蒸発するシーンを撮ることが出来ました。
どうも最近は開園時間が午前8時30分になったようで、もうこのように撮ることは出来ないんですね。

撮影地:群馬県沼田市「玉原ラベンダーパーク」(共通)
撮影機材:キャノンEOS20D EF70-200mm F2.8L USM+エクステンダーEF2.0
撮影データ:ISO100 f16.0AE(SS1/60秒) 0.0EV 210㎜(336㎜相当)
撮影年月日:2005年8月5日



(2)

私が勝手に名づけた「虹のお花畑」を背景に、トンボがラベンダーにちょこんと止まっていました。

撮影機材:キャノンEOS20D EF70-200mm F2.8L USM
撮影データ:ISO200 f4.0AE(SS1/500秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(3)

花を植える方向が90度違っていたら、もっと滑らかな印象になったと思いますが・・・
まぁ、これはこれで綺麗だとは言える範囲でしょうか?

キャノンEOS20D EF70-200mm F2.8L USM
撮影データ:ISO100 f4.5AE(SS1/160秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(4)

この時は花ばかりではなく、蝶の撮影にも頑張っていました。
汗をかきながら蝶を求めて、鉄アレイに近い重さの機材を振り回していました。
当時はまだまだパワーがありましたねぇ(笑)

キャノンEOS20D EF70-200mm F2.8L USM+エクステンダーEF2.0
撮影データ:ISO200 f9.0AE(SS1/200秒) +0.3EV 400㎜(640㎜相当)



(5)

今度はヤナギランに止まっているトンボを狙ってみました。
このヤナギランが咲き始めると、高原も秋の気配が漂うようになります。

キャノンEOS20D EF70-200mm F2.8L USM+エクステンダーEF2.0
撮影データ:ISO200 f9.0AE(SS1/320秒) +0.7EV 400㎜(640㎜相当)


※今回は4年前に撮影した画像を引っ張りだしましたが、今と違って素直な撮り方をしていたようです。
 現在の私が技巧に走っている訳ではないのですが、何となく「反省!」でしょうか?
 今後も、以前撮りためた画像を時々公開してみたいと思っています。
 ネタ切れじゃないですよ(笑)

昭和記念公園のサギソウ(2)

2009年08月24日 | 
白鷺の舞のように
(1)

昨日は湿地帯に咲くサギソウをご覧いただきました。
今回は鉢植えをお借りして、端正な形の花を撮影したものをご紹介したいと思います。
この時は敢えてマクロレンズは持参しませんでした。
手ブレ補正機能付の望遠ズームに中間リングを噛ませてクローズアップしています。

撮影地:東京都立川市・昭島市「国営昭和記念公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンションチューブEF25
撮影データ:ISO200 f5.6AE(SS1/500秒) 0.0EV 89㎜(142㎜相当)
撮影年月日:2009年8月23日(日)



(2)

背景の黒いペーパーもお借りしています。
こうしてみると、いかにも鉢植えだと分りますね。
ボランティアの方が一年間丹精込めて育てた花ですので、痛めたりしないよう注意しての撮影です。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f9.0AE(SS1/125秒) -0.3EV 70㎜(112㎜相当)



(3)

この日はサギソウの撮影が目的ですから、ソフトフォーカスレンズを持って来ていました。
黒い背景紙を使っていますから、効果的にソフトがかけられます。
但し、このレンズは発色がアンバー系に転びますので注意が必要ですね。

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135mm F2.8+エクステンションチューブEF25
撮影データ:ISO200 f3.5AE(SS1/500秒) -0.7EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛2)



(4)

これもソフトフォーカスレンズを使っていますが、半絞り違うだけでも効果が違ってきます。
いわゆる球面収差を利用していますので、絞るとソフト効果は徐々に薄れてきます。
f/5.6以上に絞ると殆どその効果は分りにくくなってしまいます。

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135mm F2.8+エクステンションチューブEF25
撮影データ:ISO200 f4.5AE(SS1/1600秒) -0.3EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛2)




(5)

黒い背景紙だけでは面白味に欠けますので、青い背景紙もお借りしましたがしっくりとしませんでした。
そこで、背景紙とは逆の方向にある植え込みをバックに撮影してみました。
背景が綺麗にぼけてくれましたので、サギソウの美しさが引き立ったようです。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンションチューブEF25
撮影データ:ISO200 f5.0AE(SS1/640秒) -0.3EV 111㎜(178㎜相当)

昭和記念公園のサギソウ(1)

2009年08月23日 | 
サギが舞うが如く
(1)

今日(8月23日)は思い立って、国営昭和記念公園に咲く「サギソウ」を見に行ってきました。
彩の国・大利根町の「ホテイアオイ」も捨てがたかったのですが、お天気が曇り空では・・・
白い「サギソウ」ならピーカンよりも薄曇りの方が撮影しやすいですから。

さて、本来ならばJR武蔵野線経由で行くところでしたが、人身事故で運転を見合わせ中とのことでした。
仕方なく、池袋⇒新宿経由で西立川へと向かうことにしました。
公園の入り口に行くと、折しも夏休みということでプールへと向かう客でごった返していました。
でも、私の目的は「サギソウ」を撮影することですから、一向に構いません。

今月いっぱいは「サギソウまつり」ということで、会場で鉢植えのものを借りて撮影することが可能です。
でも、ここでは自然の中で咲いている「サギソウ」を撮影しておきたいところです。
そこで、“水鳥の池”の北岸にある湿地帯で撮影開始です。

撮影地:東京都立川市・昭島市「国営昭和記念公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4(共通)
撮影データ:ISO200 f6.3AE(SS1/800秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当)
撮影年月日:2009年8月23日(日)



(2)

肉眼で見ると「納得」ですが、写真にする花との距離があるせいか「納得」という訳にはいきません。
ここは望遠ズームに1.4倍のテレコンバーターを装着しての撮影に終始しました。
デッキのような木道から身を乗り出すようにしてパチリ!

撮影データ:ISO200 f8.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当)


(3)

トップ画像の位置から少し上方から撮影してみたものです。
似たような画像となってしまいましたが、微妙に印象が違うでしょう?

撮影データ:ISO200 f5.6AE(SS1/640秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当)


(4)

「落ちる~!」というギリギリのところまで身を乗り出して捉えたものです。
花全体にピントを合わせたかったものの、あまり絞り込んでも距離の関係で難しいものがあります。
一応、「これなら」という部分に合わせての撮影と相成りました。

撮影データ:ISO200 f5.6AE(SS1/800秒) +0.3EV 280㎜(448㎜相当)


(5)

最後は赤紫色のミソハギを前ボケに使っての撮影です。
どうも1枚目、3枚目と似たような画像となっていまいましたが・・・

撮影データ:ISO200 f5.6AE(SS1/640秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当)

※次回は、端正な形をした鉢植えのサギソウの写真をご紹介します。

残暑お見舞い申し上げます

2009年08月22日 | 滝・渓流

朝晩涼しくなって、このまま秋を迎えるのかと思いきや・・・
ここ二日ばかりは異常に蒸し暑くなってしまいました。
気温の高さはともかく、このまとわりつくような湿気にはかないません。

皆様方におかれましても、くれぐれもご自愛下さい。

                   夏バテ第二章に突入したぐーたら管理人こと ZEISS

撮影地:栃木県奥日光「竜図の滝」の下流
撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200

桧枝岐歌舞伎の舞台

2009年08月20日 | 史跡・名所
代々伝わる奉納歌舞伎
(1)

桧枝岐歌舞伎は今ではすっかり有名となりました。
山形県鶴岡市の黒川能と並んで、国の重要文化財に指定されています。
普段はごく普通の人々が実際に衣装を着て舞台に立つと、中央の舞台で演じられるものと遜色のない素晴らしく芸術性が高いものだそうです。


(2)

これがその能舞台です。
茅葺の屋根は昔から姿を変えてはいません。


(3)

観客はこの石段のようなところに陣取って、思い思いに能を鑑賞します。


(4)

以下、桧枝岐村のホームページより抜粋いたします。

 檜枝岐歌舞伎は江戸の時代より親から子、子から孫へと伝承されて連綿と続き、春と秋の祭りに奉納歌舞伎として檜枝岐の村人を楽しませてきました。
現在残っている資料の中に260年前に購入された浄瑠璃本が残っていることから、260年以上の歴史を持っていると言われています。
上演される舞台は鎮守神の境内に有り、国の重要文化財に指定されております。
観客席は露天で、神社への坂がそのまま自然の観覧席になっており、夕方より上演されます。
 夕闇が深まる中での鑑賞は、その昔上演された雰囲気を十分に伝えてくれます。
役者の方々は全て村の住民で、自分の仕事を持っておられる中、寸暇を割いて練習されております。
その演技については素人離れしたものがあると評価を戴いております。
 座の名称は「千葉之家花駒座」、座長は現在9代目星利弘氏、座員は裏方さんも含め30名ほどです。
近年は現代まで引き継がれている貴重な農民芸能として脚光を集め、上演の際には多くの観衆が訪れます。

[上演日程]
 5/12     愛宕神祭礼奉納歌舞伎 午後7時00分開演 無料
 8/18     鎮守神祭礼奉納歌舞伎 午後7時00分開演 無料
 9月第1土曜日 檜枝岐歌舞伎の夕べ 午後7時00分開演 1,000円(村内宿泊者無料)


山梨・雷の不動滝

2009年08月18日 | 滝・渓流
雷の不動滝とその周辺
(1)

この「雷(いかずち)の不動滝」は前々から訪れたかった滝の一つです。
中央道勝沼ICから雁坂道を通って「西沢渓谷」へ行く途中にあるのですが、国道からのアプローチがさっぱり分らないままでいました。
今回は事前にリサーチして、漸く入り口を突き止めることが出来ました。

雷集落に入り、民宿の右手に滝への入り口があると聞いて注意深く車を走らせていたら・・・
やっと見つけました♪
その落差は10mに満たないものですが、水量もそれなりにあるなかなかいい滝でした。

撮影地:山梨県山梨市三富「雷の不動滝周辺」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO100 f18.0AE(SS2.0秒) -0.3EV 32㎜(51㎜相当)
撮影年月日:2009年8月15日(土)



(2)

今度はGX100にワイドコンバーターを装着して広い範囲を取り込んでみました。
この不動滝は笛吹川の支流である雷川にあるために、頭に「雷の」とついているとのことです。
確かに「不動滝」名を持つ滝は各地にありますから・・・

撮影機材:RICOH Caplio GX100+ワイドコンバーターDW-6(0.79×)
撮影データ:ISO80 f/9.1AE(SS1/2秒) -0.7EV 19㎜相当



(3)

車を止めたのは、滝の上流にあたるやや道が広がった場所でした。
その近くには橋があって、雷川を見下ろせるようになっています。
流れは薄暗く感じられましたが、GX100はものともせずに立体感のある描写をしてくれました。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 f/12.1AE(SS1/20秒) -1.0EV 48㎜相当



(4)

恐らくはこの場所には家が建っていたのでしょう。
片隅で迎え火(?)を焚いている家族がいらっしゃいました。
「そうか、今日は旧盆だったっけ・・・」

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 f/9.9AE(SS1/50秒) -0.3EV 53㎜相当



(5)

↑の近くには石仏が安置している場所がありました。
滝以外にも石仏に興味を持つ私が見過ごす訳がありません。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 f/5.5AE(SS1/80秒) -0.3EV 53㎜相当