Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

大内宿にて

2008年10月29日 | 史跡・名所
念願の眺めです♪

(1)


かなり前から「大内宿」へ行きたいと思っていました。
とろが彩の国からは距離がありすぎます。
でも、やっと家族旅行で裏磐梯へ行った帰りに立ち寄ることが出来ました。

このカットは一度は眺めたいなと思っていたもので、大内宿に入るやとすぐに裏山の神社(?)に駆け上って撮影したものです。
よく観光ポスターやガイドブックなどでも見かけますよね。


(2)


「大内宿」は日光市から会津若松市に通じる旧会津西街道に沿った山間にある宿場です。
このように江戸時代の宿場の雰囲気が残っており、数多くの観光客が詰め掛けます。
宿場内は車の乗り入れが規制されていますが、宿場の外側に駐車場があり、歩いて巡ることになります。


(3)


宿場内の建物は蕎麦屋だったり土産物屋であったりしています。
これはちょっと面白いなと思って撮影したものです。
右側にある「大内宿」の暖簾が雰囲気を盛り上げています。


(4)


起き上がり小法師(おきあがりこぼし)は、会津地方に古くから伝わる縁起物・郷土玩具の一つです。
起姫ともいい、会津の人々には「赤べこ」の次に馴染みのあるものです。
稚児をかたどった可愛らしさがありますね。


(5)


せっかくですから蕎麦を食べたいなぁ、と思いましたが・・・
喜多方でがっつりとラーメン(「ばんない」の肉そば)を食べた私たちは空腹感は全くありませんでした。
でも、本当は旨いんだろうなぁ!


(6)


山間は日暮れが早いような感じですね。
もう太陽はかなり傾き、山の影が大内宿にまで投げかけられてきました。
さて、そろそろと我が家へと帰ることとしましょう。
しかし、ここからじゃぁ遠いな(ぼそり)

今回も撮影データ等は省略させて下さいね。
なお、使用機材はRICOHのGX100です。

雁坂道にて

2008年10月28日 | 風景写真
ループ橋もガスっていた・・・

(1)


西沢渓谷へ行くためには、中央道と関越道から入る二つのルートがあります。
今回は関越道から国道140号線の雁坂トンネルをくぐっていくルートを選択しました。
結構眺めがいい場所が多く、時間はかかりますがオススメのルートです。

以前ここを通った時は、広角ズームはキャノンEF17-40㎜を所持していました。
APS-C換算で28㎜相当でしたから、ほんの一部しか写すことが出来ませんでした。
今回はトキナーの12-24㎜がありますので、もっと広範囲を写せると思っていました。

換算19㎜をもってしても、この雄大なループ橋を全て入れることは出来ませんでした。
天気が良ければ抜けるような青空と一緒に写せると考えていましたが・・・
回復するどころか、どんどんとガスってきたではありませんか。


(2)


とりあえず先を急ぐこととし、雁坂道(国道140号線、別名を彩甲斐街道)をさらに進みました。
次のカットに出てくる赤い「豆焼橋」の袂に着きました。
さすがにここまで登ると(標高約1,000M)、かなり木々の葉の色づきが良くなっていました。


(3)


これが豆焼橋で赤いアーチが特徴ですね。
かなり高い位置に架かっていて風光明媚な場所です。
私は駐車スペースに車を入れたから大丈夫ですが、橋の真ん中に停めた不届き者がいました。
雁坂トンネル事務所からはカメラで監視されているらしく、移動するよう注意されていました。


(4)


この黄色いアーチは雁坂大橋で、すぐ右手が雁坂トンネル(有料:小型車710円)です。
さすがに木々の葉の色づきはよくて、人工物である橋との色の対比が面白いですね。
やはり日本の秋は美しい!


(5)


日本の秋は美しい!などと言っている場合ではありません。
稜線を越えて山梨県側からガスが降りてきました。
「これじゃぁ西沢渓谷もいいお天気ではないようだな」と、半ば諦めの境地で雁坂トンネルをくぐることにしました。

今回は撮影データ等は省略させて下さいね。
なお、使用機材は1枚目がEOS40D+トキナー12-24㎜で、2枚目以降がRICOHのGX100です。
暗いため、いずれのカットもC-PLフィルターは使用していません。

※業務多忙につきコメント欄は閉じさせていただきます

恋の処方箋?(ポートレート37)

2008年10月27日 | ポートレート
「恋の内服薬」って効くのかしら?

(1)


いよいよこのモデルさんのスタジオ撮影もこの日をもって最終となります。
手に持っている「恋の内服薬」は、東北自動車道のPAにある売店で買ったものです。
「ふむふむ、撮影の小道具にもちょうどいいわいな」と考えたんですよ。
でも、その時は次回の撮影がラストになるとは思ってもいませんでした。

本当は病院か薬局の入り口で写せばサマになったんでしょうけれど・・・(笑)
屋外撮影の時は、スタジオからこの「恋の内服薬」を持ち出すのを失念していました。
因みに、モデルさんの衣装は前回プレゼントしたものなんですよ。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンSPAF17-50㎜ f/2.8 XR Di Ⅱ LD Aspherical [IF]
ライティング:LPLクールライト CL2280PX 4機(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/4.5) +0.7EV 40㎜(64㎜相当)



(2)


お次は季節物の葡萄です。
昨年はマスカットを使いましたが、さすがに10月では店頭には見当たりません。
色合いとしては地味ですが、やはり果物は外すわけにはいきません。
2カットとも似たようなポーズと表情になりましたが・・・

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンSPAF17-50㎜ f/2.8 XR Di Ⅱ LD Aspherical [IF]
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/4.0) +0.7EV 50㎜(80㎜相当)



(3)


ここから3枚は単焦点レンズの85㎜を使いましたが、ズームレンズとは写りが違いました。
ピクセル等倍では当たり前ですが、ブログ用のVGAサイズ画像でも差は歴然としています。

前回は書きませんでしたが、ファインダーを覗いた瞬間にその違いが分かります。
開放値が明るいだけでなく、「いい写真が撮れる!」といった実感が湧きます。
質感と立体感、そして線の細さが際立っていると思います。

撮影機材:キャノンEOS40D EF85㎜F1.8USM
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/200秒) +0.7EV 85㎜(136㎜相当)(土)



(4)


85㎜の単焦点レンズといえばポートレート撮影の定番でしょう。
実は、このレンズはあるモデルさんを撮影するために購入したものなんです。
そのモデルさんが引退してしまったので、暫くレンズに封印をしていたんですが・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF85㎜F1.8USM
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/200秒) +1.0EV 85㎜(136㎜相当)(土)


(5)


やはりレンズは使ってなんぼのものだと思います。
1年と3ヶ月に亘り、16回撮影させて貰ったモデルさんの最後を飾るべく封印を解きました。
やはり「写真はレンズで決まる」と再認識した私です。

それにしても、もうこのモデルさんを撮ることが出来ないとは寂しいですね。
まぁ、16回に亘って撮影してきましたけれど、まだまだ撮っていたいと思います。
それほどまでに素晴らしい子でした・・・「ありがとう」と声を大にして言いたいところです。

撮影機材:キャノンEOS40D EF85㎜F1.8USM
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/250秒) +0.3EV 85㎜(136㎜相当)(土)


「主催者、及びモデル側に許可をもらい掲載しております。
複製、転用、販売などの二次利用を行なう事を固く禁じます。」



レンタルスタジオ オーディション写真 STUDIO JC 目黒

錦秋の西沢渓谷(1)

2008年10月26日 | 滝・渓流
優美に流れ落ちる「三重の滝」

(1)


朝早く目が覚めた時は、上空は分厚い雲に覆われていました。
天気予報では回復して青空が広がると言っていましたが、その気配は微塵も感じられません。
前夜まで降り続いた雨は上がっていましたので、しっとりした雰囲気の渓谷美を楽しもうと・・・

そうなれば、行き先は山梨市(旧三富村)の「西沢渓谷」で決まりです。
西沢渓谷に分け入ると、「なれいの滝」や「大久保の滝」が出迎えてくれます。
でも、ここはいち早く優美な「三重の滝」を訪れたいところですね。

撮影地:山梨県山梨市「西沢渓谷・三重の滝」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO100 SS1/1秒AE(f/18.0) +0.3EV 16㎜(26㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年10月25日(土)



(2)


この「三重の滝」は落差こそ少ないものの、優美な曲線を描いて流れ落ちる様は私の心を掴んで離しません。
その流れ落ちる滝の一番魅力的思える部分を縦位置で切り取ってみました。
ポイントは、その流れを中心に据えて、手前の岩の濡れ落ち葉と上部に黄葉を配したところでしょうか。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 SS1/1秒AE(f/16.0) 0.0EV 65㎜(104㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


横位置で切り取ると印象はまた異なってきます。
今回もC-PLフィルターを使っていますが、あるのとないのとでは仕上がりに大きな差が出ます。
使わないとくすんだような色合いになりますが、使えば鮮やかさを演出することが出来ます。

但し、100%の効果で使ってしまうと、しっとりと濡れた岩がかさついたような描写になります。
効果としては60~70%程度のところで留めておいたほうが無難でしょう。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 SS1/1秒AE(f/16.0) +1.0EV 42㎜(67㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


滝は全体を写すだけでなく、部分的に切り取ることで印象が違ってきます。
これは3枚目よりも画角を狭めて、カメラを少し上に振ってみたところです。
右上から左下に向かっての流れ、そして、黄葉と青い淵がポイントとなったと思います。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 SS1/1秒AE(f/18.0) +1.0EV 60㎜(96㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


さて、この「三重の滝」も下流から狙うばかりでは変化がなかなかつけにくいものです。
上流からも狙ってみることにしましょう。
これは一段目と二段目が見える位置で俯瞰撮影したもので、全く違う滝に見えますね。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/50秒 f/4.4) -1.0EV 8㎜(37㎜相当)



(6)


このカットは5枚目よりも少し戻って撮影したものです。
こうして見ると、滝というよりも渓流といったほうが当たっているような印象です。
このように、プロローグから素晴らしい眺めがあって、西沢渓谷の懐の深さが感じられますね。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/60秒 f/4.1) -1.3EV 5㎜(24㎜相当)


今回訪れた西沢渓谷の訪問記を、もう一つの私のブログ「写真ざんまい!デジタルざんまい!」で公開しています。
併せてご覧いただければ幸いです。

昭和記念公園のコスモス

2008年10月24日 | 季節の彩り
丘以外のコスモスもなかなか

(1)


昭和記念公園を西立川口から入り、少し歩くと「みんなの原っぱ」に着きます。
これはその入口に当たる場所に咲いているコスモスです。
花は疎らにしか咲いてはいませんでしたが、プロローグとしては十分でしょう。

撮影地:東京都立川市「国営昭和記念公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/8.0) -0.3EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年10月19日(日)



(2)


黄色いコスモス以外に濃いピンクの花もあって、なかなか変化を楽しむことが出来る場所でした。
これは手前の黄色い花をぼかして、奥に咲いている花にピントを合わせたものです。
高倍率ズームはF値が暗いため、ボケ具合はこれが限界ですね。
本音は大口径レンズでがつんといきたいところでした。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/1000秒 f/5.6) -0.7EV 154㎜(246㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


「みんなの原っぱ」の奥には白花のコスモスが風に揺れていました。
まだ午前10時頃ですから、うまい具合に逆光となってくれました。
やはり花は逆光で撮れば輝きを増しますね。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/7.1) -1.0EV 168㎜(269㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


その白花を奥にして、手前にぼかしたコリウスをあしらってみました。
うーん、やはり大口径レンズの描写とは異なりますね。
でも、高倍率ズームでここまでいければOK牧場でしょうか?

撮影データ:ISO200 f/6.3AE(SS1/400秒) 0.0EV 300㎜(480㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


風にそよぐコスモスを表現してみましたが・・・
被写体がある程度ぶれていたほうが良かったかもしれません。
メインの被写体に近づいて背景が遠くにあれば、F値の暗い高倍率ズームでもきれいにぼけてくれます。

撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/200秒) -0.3EV 228㎜(365㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


最後は陽光に輝くコスモスで締めくくりましょう。
逆光では花はそっぽを向きますが、まぁ、背後から花を撮るのも悪いものではありません。
ヒマワリもよくこのような手法を使ったりするんですよ。

撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/640秒) -0.3EV 184㎜(294㎜相当・C-PLフィルター使用)

隅田川を行き交う水上バス

2008年10月23日 | 船舶
「ユアータウン」と「リバータウン」

(1)


私が熱狂している「HIMIKO」を運行させている東京都観光汽船所属の水上バスが「ユアータウン」です。
2枚目と後半3枚の「リバータウン」とは姉妹船で、全長約30mで旅客定員は550名となっています。
これは勝鬨橋の可動橋部分をまさにくぐろうとしているところです。

撮影地:東京都中央区「勝鬨橋&佃島界隈」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio GX100(このカットのみ)
撮影データ:ISO80 f/7.2AE(SS1/203秒) -1.0EV 5㎜(24㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年10月4日(土)&12日(日)



(2)


完全な逆光状態で撮影しているため分かりにくいと思いますが、こちらは「リバータウン」です。
船首のピンクがチャームポイントで、船内もシートや壁などを淡い色彩で統一されています。
まぁ、乗ったことがないので、HPの受け売りですが・・・(汗)

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO320 SS1/200秒AE(f/14.0) -0.3EV 300㎜(480㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


これは私が気に入っている中央大橋をくぐろうとしている「ユアータウン」です。
船体は白を基調としており、船内はメタリックを使いバランスとスマートさを演出しているそうです。
これもHPの受け売りではありますが・・・

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/400秒 f/7.1) -0.3EV 300㎜(480㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


その中央大橋をくぐりぬけて永代橋を正面に見ている「リバータウン」です。
ここは「リバーシティ21」の隅田川に面した突端の部分で、結構気に入っているポイントです。
ここで待ち受けていれば、隅田川を航行する殆どの船舶を見ることができます。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO320 f/8.0AE(SS1/250秒) -0.3EV 168㎜(269㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


強烈な日差しを浴びて航行している「リバータウン」です。
真横から船首を望遠でどどーんと切り取るのも面白いものですね。
かなりのインパクトがあると思います。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO320 SS1/200秒AE(f/10.0) -0.7EV 300㎜(480㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


日が暮れ始めた永代橋をくぐり抜けようとしている「リバータウン」です。
ゴーストが一箇所発生していますが、まぁ、これもご愛嬌!
軽くて安いEF-F18-55㎜ISで撮影していますが、この程度ならばOK牧場ですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S18-55㎜ f/3.5-5.6IS
撮影データ:ISO200 f/8.0秒AE(SS1/100秒) 0.0EV 21㎜(34㎜相当)

レトロな街・喜多方

2008年10月20日 | スナップ
昭和30年代の面影がそこかしこに・・・

(1)


福島県会津地方のある喜多方市は蔵とラーメンで有名です。
でも、レトロな雰囲気を残している貴重な街でもあるんですよ。
これは豆菓子を売っている鳴海屋さんです。

23歳の若かりし頃に訪れた時と何一つ変わっていませんでした。
「懐かしいなぁ」と思いつつシャッターを押しました。
はじめて訪れたのは真冬でしたので、凍えながら撮影したことを思い出しました。


(2)


山中煎餅さんです。
ここは・・・記憶がまったくありません。
初めて訪れた時は隈なく歩いた筈なんですけれど。


(3)


これまた懐かしいですね。
今時、このような店構えをしているとは・・・ある意味で貴重な存在だと思います。
軒先に掲げられている「塩」の看板がまた泣かせてくれます。


(4)


昭和レトロミュージアム・・・ここも前にはなかったなぁ。
一体何をやっているんだろう?
気にはなりましたが、何しろ家族と一緒ですから横目で見ながら通過しました。


(5)


今回、とても残念だったのは、この嶋新商店さんが平成8年に店仕舞いをしたことです。
喜多方を訪れるたびに中庭に入らせていただきました。
本来は荒物屋さんですが、男性的な造りの蔵が魅力的で今回も楽しみにしていたんです。

これも時代なんでしょうね、残念ですが仕方がありません。
思えば、初めて訪れた時と比べるとかなりの変化がこの街にも現れていました。
古き良きものはいつまでも残しておいて欲しいな・・・というのは旅人の我儘でしょうか?

※今回の画像もRICOH Caplio GX100で撮影しています。
  データ関係の記述は省略させて下さいね・・・m(__)m

コスモスの丘

2008年10月19日 | 季節の彩り
まるで北海道のように・・・

(1)


かねてより見たかった国営昭和記念公園「コスモスの丘」です。
通勤に使っている電車の中吊広告を毎日眺めていて、「いつかは・・・」と思っていました。
秋晴れの下、やっとのことで訪れることができました。

と言いながらも、我が家から電車を乗り継いで1時間と少々の距離なんですけれどね(笑)
JR青梅線の西立川駅からすぐの「西立川口」から入園して、暫く歩くとこの「コスモスの丘」が広がっています。
まるで北海道を思わせるような壮大な眺めに、つくづく来て良かったと感じました。

撮影地:東京都立川市「国営昭和記念公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/10.0) 0.0EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年10月19日(日)



(2)


気持ちの良い青空が広がっていますが、雲ひとつないお天気ではありませんでした。
でも、白い雲が作画上のアクセントとなってくれました。
画面に変化をつける意味からも、この雲の果たす役割りはとても大きいと思います。

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/60秒) +1.0EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


やや平坦な場所に辿り着きました。
この場所は木の奥に高層マンションが見え隠れします。
木立で巧みに隠して作画する必要があり、自由度はかなり低いなと感じました。

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/80秒) +0.7EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


平坦な場所ではあまり変化をつけることは出来ないため、小高い丘の上から狙ってみました。
勿論、たくさんの人々がコスモス畑に群がっていました。
でも、撮り方を工夫すればあまり目立たずに済みますね。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/7.1) -0.3EV 84㎜(135㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


この日は風が強くて、コスモスの花が右に左にと大きく揺れていました。
三脚にカメラを据えて絞り込んで撮影している人には酷な環境でしたね。
「えっ、私ですか?」・・・起きた時に風が強いと感じたので三脚はなしでした。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 f/6.3AE(SS1/200秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


抜けの良い青空に白い雲、そして数え切れないほどのコスモスの花・・・至福の時でした。
東京圏に住んでいながら、この国営昭和記念公園を訪れるのは10年ぶりのことでした。
今度は紅葉の時期に訪れたいなと思いつつも、桜が咲く季節もいいなぁ!などと考えています。

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/100秒) +0.3EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)


私が運営しているもう一つのブログ「写真ざんまい!デジタルざんまい!」で、今回の訪問記を掲載しています。
併せてご覧いただければ幸いです♪

目黒川沿いにて(ポートレート36)

2008年10月18日 | ポートレート
秋の気配を感じて

(1)


いよいよこのモデルさんともお別れのときを迎えることになりました。
思えば昨年7月より撮影を始めて、数えること16回・・・まだまだ撮り残したものはあります。
ラスト撮影ですから、今回は最初から屋外ポートレートと決めていました。

以前は東京都庭園美術館でよく撮影しましたが、今回は目黒川沿いを選びました。
人通りが少ないこともありますが、季節感を出すことが出来るかな?と・・・
殆どが曇り空の下での撮影となりましたが、このカットを撮影した時は薄日が射してくれました。

左奥からの光ですので、髪の毛の輪郭にラインライトが辛うじて入りました。
また、坂道に埋め込まれた白っぽいタイルがレフ板の効果を発揮し、適度なライティングを作り出してくれました。
レフ持ちがいない個人撮影では、周りにあるものでライティングの工夫します。

撮影地:東京都目黒区「目黒川沿い」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF85㎜F1.8USM(2枚目を除いて共通)
撮影データ:ISO200 f/2.2AE(SS1/250秒) 0.0EV 85㎜(136㎜相当)
撮影年月日:2008年10月18日(土)



(2)


コンクリートの壁の前でパチリ!
縦位置を多用しましたが、折角ですから手を広げて貰って横位置で狙ってみました。
太陽が雲間に隠れてしまったのが、返す返すも残念でした。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンSPAF17-50㎜ f/2.8 XR Di Ⅱ LD
撮影データ:ISO200 f/3.2AE(SS1/100秒) +1.0EV 26㎜(42㎜相当)



(3)


再び目黒川沿いの遊歩道に戻りました。
落ち葉を絡めて季節感を演出したものですが、染井吉野の葉がかなり色づき始めていました。
左からの光線と中望遠レンズの開放近くの絞りと相俟って、モデルさんが浮かび上がっているように見えますね。

撮影データ:ISO200 f/2.0AE(SS1/125秒) +0.7EV 85㎜(136㎜相当)


(4)


目黒川に架かる太鼓橋の広めの舗道でしゃがんで貰いました。
モロに順光となる状況ですが、雲にデフューズされた優しい光がレフ板で起こしたようになりました。
こうなると、ピーカンじゃなくて良かったかな?とも思えますね。

撮影データ:ISO200 f/2.0AE(SS1/640秒) +0.7EV 85㎜(136㎜相当)


(5)


これは目黒新橋で撮影したものですが、光線は順光となっています。
本来は順光はポートレートには適しませんが、夕方の淡い光ならばOKですね。
やや強めではありますが、きちんとキャッチライトが入ってくれました。

夕方近くからの撮影であったため、間もなく太陽がビルの陰に隠れてしまいます。
いよいよ迫ってくるラストシーンはスタジオでの撮影となります。
スタジオへと移動することにしましょう。

撮影データ:ISO200 f/2.0AE(SS1/1000秒) +0.3EV 85㎜(136㎜相当)

「主催者、及びモデル側に許可をもらい掲載しております。
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モンキチョウのランデブー

2008年10月17日 | 蝶類
お姉ちゃん、あちきと遊ばない?

(1)


「お姉ちゃん、あちきと遊ばない?」というのは、ジョージ秋山さん作「浮れ雲」に出てくる有名なセリフです。
主人公の雲助の頭がいい女(・・・でなくとも)を見ると必ずかける言葉です。
今の時代にそれをやったらセクハラで訴えられるでしょうけれど・・・(笑)

話は変わって、舞台は光が丘公園のキバナコスモスが咲くお花畑です。
本当はアゲハを狙いに来たのですが、一向に姿を見せてくれません。
モンキチョウでも狙うかと待っていたら、やって来ましたよ「雲助の頭」が・・・(爆)


(2)


♂「お姉ちゃん、あちきと遊ばない?」
♀「(うーん、今せっかく密を吸っているところなのに!)」
♂「しかとかよ!ほれほれ!!」
♀「まぁ、下品な方!」
♂「そんなこと言わないでさぁ、ねぇ遊ぼうよ~!」
♀「仕方ないわねぇ」

って会話が成立したかどうかは???ですが・・・


(3)


二匹は仲良く青空へと飛び立っていきました。
とにかく♂の粘り勝ちでしょうか・・・

「努力なくして成果なし」「何事も諦めてはいけない」といった教訓めいたものを学んだ私でした。
でもなぁ、明日から街で「お姉ちゃん、あちきと遊ばない?」って言葉をかける勇気は・・・(爆)