Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

小江戸・川越にて(1)

2008年11月30日 | 季節の彩り
川越大師「喜多院」の紅葉(1)

(1)


実は、鎌倉へ行くつもりで前日は就寝しましたが、目が覚めたら8時近くでした。
完全に出遅れてしまったため、暫し考えた後に小江戸・川越へ行くことにしました。
目指すは川越大師・喜多院です。

喜多院には徳川家光誕生の間、春日局化粧の間などの江戸城ゆかりの建造物や多くの文化財があります。
正直なところ文化財などにはあまり興味がなく、紅葉と絡めることのみ考えました。
今回は「慈眼堂」の紅葉をお届けしたいと思います。

撮影地:埼玉県川越市「喜多院・慈眼堂」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/160秒 f/5.7) -0.7EV 5㎜(24㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年11月30日(日)



(2)


「慈眼堂は、慈眼大師天海をまつる御堂です。天海僧正は、寛永20年(1643)10月2日寛永寺において入寂されました。正保2年(1645)に徳川家光公の命によりこの御堂が建てられ、厨子に入った天海僧正の木像が安置されました。」
(喜多院ホームページより引用)

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/125秒 f/4.0) -1.3EV 21㎜(82㎜相当)



(3)


「建物は、裄行(けたゆき)3間、梁間(はりま)3間の比較的小さな御堂で、屋根は中央から四方の隅へ流れる宝行(ほうぎょう)造り、本瓦葺(ほんがわらぶき)。小高い岡の上にあり、この丘は7世紀初頭の古墳を利用しています。昭和30年度に部分修理が行われています。」
(喜多院ホームページより引用)

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 f/6.2AE(SS1/42秒) -1.0EV 8㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


昨日(11/29)、メインシステムのキャノンEOS40Dを入院させましたので、今回は違う組み合わせのカメラで撮影を行っています。
RICOH Caplio GX100は常に持ち歩きますが、それとは別にコニカミノルタ・ディマージュA200を久々に持ち出しました。
それぞれの描写の違いなどが確認できて、ちょっと面白い発見もありました。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 f/5.1AE(SS1/45秒) -0.3EV 5㎜(24㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


これはコニカミノルタ・ディマージュA200で撮影したものです。
明らかにGX100とは異なり、暖色系に写りますね。
いわゆり記憶色という観点からすると、こちらのカメラの方が自然な色合いに思えます。

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/100秒 f/3.2) -1.0EV 15㎜(58㎜相当)



(6)


こちらはGX100で撮影していますが、鮮やかさでは一歩譲るものの落ち着いた色調となっています。
実は、GX100では全てのカットでC-PLフィルターを使用しています。
ところが、A200はノンフィルターで綺麗な紅葉を描くことが出来ました。
今回の新たな発見というのは、A200の色調の特徴だったんですね。(←何年使っているんだか・・・)

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/125秒 f/3.5) -1.3EV 27㎜(105㎜相当)



(7)


では、その鮮やかな色調を再現するA200で、慈眼堂を飾る紅葉をクローズアップしてみましょう。
喜多院全体に言えることですが、カメラを向けると必ずといっていいほど建物以外の人工物が入ります。
これも外灯が写っていますが、まぁ、ここでは目をつぶることにしましょう。

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/125秒 f/3.5) -1.3EV 27㎜(105㎜相当)


(8)


一番綺麗に思えるところを切り取ってみました。
この日は鎌倉へ行くことは出来ませんでしたが、これで十分満足できたと思います。
喜多院は他にもいろいろと見どころがありますので、また別の日に記事にしたいと思います。

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/160秒 f/3.2) -1.0EV 34㎜(133㎜相当)

あけび

2008年11月27日 | 木の実・花の実


あけびがたまたま手に入りましたので撮影しました。
野山で見ることもありますが、昨今ではなかなか見かけなくなってきました。
9月に訪れた福島県の五色沼で久々に自生しているものを見ました。




あけびは蔓性の植物で、紫色の実を付け、木の実は熟すると口を開けたように割れます。




あけびは中のこの白い部分を食べることができます。
白い部分が熟して半透明のようになると食べ頃となるんですよね~。
ほんのりと甘くて美味しいのですが、黒い小さな種が多くて食べにくさを感じます。

今回はRICOH Caplio GX100で撮影しています。
撮影データは省略させていただきますが、画像のExif情報は保持しています。
気になる方はそちらをご覧下さい。

ユリノキの冴え

2008年11月26日 | 木のある風景
セントラルパークのように・・・

(1)


実は、セントラルパークはおろか、異国の地へと出向いたことがないZEISSメです。
写真を見て、「何となくそんな感じがだせればいいなぁ!」と思って撮影したカットです。
そもそもユリノキは北米原産の高木ですから、異国情緒が漂っていても不思議ではありません。

暫くここでタイミングをはかっていました。
「子供連れの家族が来ないかな~」って・・・
すると、まるで演出したかのように子供を肩車した親御さんとその一行がやって来ました。

これで役者が揃ったと思いきや・・・私の目の前をチャラチャラしたアベックが平気で横切って行きました。
家族連れが5m手前にいたベストの構図の時に!です。
まぁ、仕方がないと言えば仕方がないんですが、内心は「状況を判断してくれよ」と。

撮影地:東京都新宿区「新宿御苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/6.3) 0.0EV 39㎜(62㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年11月22日(土)



(2)


新宿御苑に朝一番に近い時間帯に入苑したのは、こういったカットを撮りたかったからです。
一度は撮ったものの納得がいかず、暫くはプラタナスの並木を撮影することにしました。
いよいよ光線が好ましい時がやってきて、ユリノキを中心にした撮影に切り替えたんです。

何人かは写っていますが、まだまだ新宿御苑としては人が少ないほうです。
却ってユリノキの大きさが実感できるのではないかと思いました。
人物よりもむしろ、上空を我が物顔で飛ぶカラスのほうが邪魔っけでしたね。

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) 0.0EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


ユリノキはどっしりとした大木、いえ、巨木とでもいうのでしょうか?
部分的に捉えても存在感がある木ですね。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/60秒 f/5.6) -0.7EV 129㎜(206㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


時系列的に言えば、3枚目よりも早く撮影したカットがこれです。
新宿区にある公園とは思えない眺めでしょう。
光線もベストと思える完全なサイド光となっています。

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/7.1) +1.0EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


このような構図は人物を入れることで引き締まると思います。
願わくば中央にいるカップルだけならば・・・贅沢な話ですよね。
と、この時間帯あたりから急に人が増えてきました。
さてと、場所を変えることにしましょうか。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/5.6) -0.3EV 100㎜(160㎜相当・C-PLフィルター使用)

光が丘公園の銀杏

2008年11月25日 | 季節の彩り
早朝の銀杏並木を狙ったが・・・

(1)


朝の7時頃ならば人は少ないだろうと高を括っていました。
ところが、右端に同業者が1名、左端にギンナンを拾っている人の白いビニール袋が写っています。

ここは9時過ぎにならないといい光は当たってはくれないことも分かってはいました。
ワイドで狙おうにも手前の木には太陽の光は直接は届いてはいませんでした。
ならば、銀杏並木は諦めて、別の角度から狙うことにしましょう。

撮影地:東京都練馬区「光が丘公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/50秒 f/6.3) 0.0EV 300㎜(480㎜相当)
撮影年月日:2008年11月22日(土)



(2)


ということで、先ずは地面に散った銀杏の葉を狙ってみることにしました。
雨に打たれると変色してしまう銀杏の葉ですが、幸いことにこの数日間はいいお天気が続いていました。
いつもは綺麗な葉を苦労して捜すのに、今年は難なく綺麗な落ち葉を撮ることが出来ました。

撮影地:撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/320秒 f/7.1) +0.3EV 300㎜(480㎜相当)



(3)


では、今度はGX100のワイドマクロでぐぐっと迫ってみましょう。
太陽が画面上部に入り、シャワー状のゴーストが出ています。
でも、まぁ、これも朝早いことを演出できていいじゃないかと納得しています。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/250秒 f/4.6) -0.3EV 5㎜(24㎜相当)



(4)


今度は上のほうに目を向けてみましょう。
降ってくる様に銀杏の葉が広がっています。
空は青いし、この銀杏の黄色とはベストマッチですね。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/100秒 f/9.1) -0.7EV 5㎜(24㎜相当)



(5)


朝早くから空は青く澄み渡り、今日はいい写真が撮れそうな予感がしました。
その気持ちを抱いて、都営地下鉄大江戸線に乗った私は一路、新宿御苑を目指しました。
明日の記事は、その新宿御苑で撮影した画像をアップする予定でいます。

撮影地:撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/400秒 f/8.0) 0.0EV 300㎜(480㎜相当)

十月桜

2008年11月24日 | 
陽光に輝く

(1)


千駄ヶ谷門から新宿御苑に入ったのは偶然のことでした。
我が家から光が丘公園経由で都営地下鉄大江戸線に乗れば、国立競技場前駅へと至ります。
最寄の門が千駄ヶ谷門ということになるんですよね。

第一の目的はこの十月桜ではなかったものの、ある程度撮影を終えて再びここへ戻ってきました。
一通り眺めてから「これだ!」という構図で捉えたのがこのカットです。
広角側でマクロモードを使い、太陽を画面に入れたことで印象強くなったと思います。

撮影地:東京都新宿区「新宿御苑・桜園地」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/400秒 f/5.1) 0.0EV 5㎜(24㎜相当)
撮影年月日:2008年11月22日(土)



(2)


同じ花を少し離れた位置で、望遠で切り取ってみました。
空は殆ど入れずに構成しましたが、背景が暗く落ちていて花が浮き上がったような気がします。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/6.3) 0.0EV 300㎜(480㎜相当)



(3)


さて、今度は新しく買ったマクロレンズで寄ってみましょう。
試し撮りもせずに本番一発勝負です。
画面左下に太陽があるためややフレアっぽくなっていますが、それがまたいい味を出ていると思います。
トップ画像とはまた違った表現方法になりますね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S60㎜ f/2.8MACRO USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/1600秒) +0.7EV 60㎜(96㎜相当)



(4)


空は青く澄み渡り、気持ちのいい空間が広がっていました。
目で見ても綺麗な青空でしたから、ここではC-PLフィルターは使っていません。
使えば濁った色調になることが予測されましたから。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/6.3) 0.0EV 135㎜(216㎜相当



(5)


桜の季節ではないとはいえ、必ず十月桜の周りには2~3人は立っています。
これは幹の陰に隠れた瞬間を狙ったものです。
まさにほんの一瞬のことでした。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/5.6) -1.0EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


太い枝にしがみつくようにして咲いている花が可憐だなと思って撮影したものです。
上の小枝が目障りに思えますが、これは致し方ありません。
フォトショップで消せばいいのですが、ここではそのまま出しています。

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S60㎜ f/2.8MACRO USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/125秒) 0.0EV 60㎜(96㎜相当)



(7)


これは十月桜の葉ではありませんが、都会では桜の葉が赤く染まることはないようです。
もう少し高原などの寒冷地へ行くと赤く染まるのを見ることができます。
長野県の乗鞍高原などはその代表ですね。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/6.3) 0.0EV 300㎜(480㎜相当・C-PLフィルター使用)

京都を訪れた気分に・・・

2008年11月23日 | 季節の彩り
「平林寺」へ行ってはみたものの

(1)


3連休2日目の朝はどんよりとした空模様でした。
がっかりして二度寝を決め込み、再び目が覚めたら外は晴れているではありませんか。
とりあえず「そうだ、平林寺へ行こう!」とばかりに出かけることにしました。

ところが、現地に着いてみると長蛇の列が出来ているではありませんか。
その数おおよそ100人・・・それも遅々として前に進まず、呆れて眺めるのが精一杯でした。
山門から中を覗いても、まるで新宿辺りの雑踏を思わせるような人込みでした。

こんなに混んでいる平林寺を訪れたのは初めてのことです。
とにかく並ぶことと人込みが大嫌いな私は行き先を変えることにしました。
目指す目的地は道路を挟んだ反対側にある「睡足軒の森」です。

撮影地:埼玉県新座市「睡足軒の森」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio GX100(共通)
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/50秒 f/3.5) -1.0EV 11㎜(53㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年11月23日(日)



(2)


紅葉の色づきは平林寺よりも遅れており、一週間後には見頃になるのでしょうか?
地味な場所だけにあまり知られておらず、ここを訪れる人も多くはありません。
まさに「ほっ」と一息ついた瞬間でした。

撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/60秒 f/3.6) -0.7EV 5㎜(24㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


どうですか、これを見たら平林寺にも、いや、京都にも負けていないでしょう?
ここは平林寺と同じく森が深いので、午後も2時を過ぎればかなり翳ってきます。
お昼前後の訪問が一番いいかな?

撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/50秒 f/3.6) -1.0EV 9㎜(41㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


この「睡足軒の森」は紅葉の名所ではありませんが、夜間はライトアップされます。
私は近くに住んでいるのに見に来たことはありません。
時間は午後5時から8時までの間だそうですから、一度は見ておかないといけないかな?

撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/80秒 f/2.8) +0.3EV 7㎜(32㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


さて、見るべきものは見たので帰ることにしましょう。
帰宅してからはTVの前で、我が「鹿島アントラーズ」の試合見物と相成りました。
強くなった「大分トリニータ」との戦いでしたが、一点を守りきることができました。
二連覇へ向けてGO!鹿島アントラーズ!!

撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/30秒 f/4.4) -1.3EV 15㎜(72㎜相当・C-PLフィルター使用)

鈴懸の径(新宿御苑)

2008年11月22日 | 季節の彩り
新宿御苑・プラタナスの並木は今が見頃

(1)


新宿御苑・フランス式整形庭園のプラタナスの並木は今が見頃を迎えています。
これもある意味で異国の雰囲気が漂っているような気がします。
街路樹としてのプラタナスとは違い、伸びやかな環境のせいかもしれませんね。

ここのプラタナスの木は、正式には「モミジバスズカケノキ」と言うのだそうです。
スズカケノキとアメリカスズカケノキとの雑種で、葉が大きいことが特徴のようです。
そもそもプラタナスという名前も、ギリシャ語の「platys」(広い)からついたとのことです。

撮影地:東京都新宿区「新宿御苑・フランス式整形庭園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/60秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年11月22日(土)



(2)


陽だまりにあるベンチに腰掛けてのんびりしていたら、何とも優雅な気分に浸れることでしょうね。
でも、貧乏性な私は被写体を求めて御苑内を歩き回るため、ついぞそのような所業に出たことはありません。
いつの日かはカメラを持たないで、文庫本を一冊忍ばせて訪れることにしましょう。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/6.3) -0.3EV 300㎜(480㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


葉はかなりの表面積があり、木から落ちると「ガサっ!」と大きな音が聞こえます。
この日は風が強くて、かなりの数の葉が木に別れを告げていました。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/9.0) 0.0EV 109㎜(174㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


ここは今から2年前に見つけたポイントで、芝生がいつも綺麗に手入れされています。
何度か撮影していますが、他のカメラマンがここで撮影している姿を見かけたことはありません。
この日も左奥で撮影していた人は5~6人はいましたが・・・

このような眺めが都会の一等地にあるのですから驚きです。
撮りようによっては北海道を連想させるものがありますね。
何とも気持ちの良い空間が広がっている場所だと思います。

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/60秒 f/8.0) 0.0EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


今度は並木の左奥にあたる藪のようなところで撮影してみました。
超広角ズームを手にすると、こういった撮影をしたくなるものです。
手前にポイントを置いて、空間を広く捉える・・・広角レンズでのみ実現できる世界です。

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/60秒 f/8.0) +1.0EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


最後は新宿御苑らしさを出して締め括ることにしましょう。
新宿駅付近の高層ビル群と左手にあるNTTドコモ代々木ビルが印象的ですね。
空は青く澄み渡り、本当に気持ちの良い一日を過ごすことが出来ました。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/7.1) 0.0EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)

勝鬨橋・昼の貌

2008年11月21日 | 都市風景
まるで異国にいるかのような・・・

(1)


う~む、のっけからサブタイトルがださかったかなぁ?(笑)
でもねぇ、外国ってぇのもナニですから・・・あっ、異国情緒で良かったかな。
まぁ、とにかく見てのとおりで、この構図だと日本にいることを忘れますね。

この日はお天気がとてもよくて、撮影していてもいい気分でした。
元々の狙いは水上バス「HIMIKO」でしたが、歴史ある勝鬨橋に触れたいといった思いも強くありました。
東京近辺に住んでから結構な歳月が過ぎましたが、なかなか訪れる機会がありませんでした。

撮影地:東京都中央区「勝鬨橋界隈」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/10.0) 0.0EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年10月12日(土)



(2)


これは架道橋の部分をアップしたものですが、これも今では固定されています。
昔のように、船が通るたびに橋が跳ね上がるシーンを見たくとも、今では無理な相談となりました。
これを可能にするためには莫大な費用がかかるとか・・・

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/8.0) +0.3EV 77㎜(123㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


この部分をこの角度から見ると、本当に歴史の重みを感じます。
ある意味で無骨というのか、近代的な橋では見ることが出来ない造りですね。
夜になってライトアップされた姿とはガラリと趣が変わります。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/9.0) +0.3EV 77㎜(123㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


いわゆる「額縁効果」ってヤツですね。
これは望楼のような建物(?)の中から撮影したもので、ちょっと面白いかなと思いました。
若い女性の後姿ならもっと良かったのでしょうけれど(笑)

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/10.0) 0.0EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


ちょうどこの日はマラソン大会をやっていたようで、ランナーが次から次へと走ってきました。
邪魔をしないようにそそくさと撮影して、すぐにどきました。
ゼッケン352番の方、頑張って下さい!

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/8.0) 0.0EV 100㎜(160㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


これは数日前にアップした「夜の勝鬨橋」のトップ画像とほぼ同じアングルです。
やはり、時が変わっても同じように撮るものなんですねぇ。
見比べていただくのも一興かと思います。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/9.0) +0.3EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)

いよいよ明日から3連休です。
天気もいいのでお出かけしたいところですね。
でも、郊外は大変混み合うため、あえて都心へ行くのもいいかもしれません。

白い山茶花と・・・

2008年11月19日 | 
花が少ない季節に楚々と咲く

(1)


山茶花(サザンカ)は花が少ない時期に咲く、貴重な存在かもしれません。
白い花は楚々とした印象があり、決して派手な存在ではないと感じています。
花色はほかにピンクや赤のものがありますが、個人的には白が好ましく思われますね。

撮影地:群馬県藤岡市鬼石「桜山公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm f/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/160秒 f/4.5) +0.3EV 105㎜(168㎜相当)
撮影年月日:2008年11月15日(土)



(2)


数日前の記事「上州鬼石の冬桜(1)」の6枚目を撮影している時、この白い山茶花には気がついていました。
光待ちをしていた時でしたが、やはり気が気ではありませんでした。
「二兎追う者は一兎をも得ず」との諺がありますが、やはりどちらも撮っておきたいものですよね?
背景に冬桜をあしらい、花が大きくぼけないように絞りを選択しています。

撮影データ:ISO100 f/5.6AE(SS1/60秒) 0.0EV 105㎜(168㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


今度は下側にもぐりこむようにして撮影したカットです。
上半分には山茶花を、下半分には冬桜と紅葉をぼかしながら写しこんでみました。
パンフォーカス的に撮ることもアリですが、主題をはっきりとさせるような絞りを選択しています。

撮影データ:ISO100 f/7.1AE(SS1/15秒) -0.7EV 55㎜(88㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


先ほどまでは冬桜と絡めたものですが、これ以降は紅葉と絡めたカットが続きます。
取り立ててどうのという構図ではありませんが、背後に立派な楓の木がありましたので・・・
光は左側からのサイド光ですが、薄曇りに近い状態ですからメリハリには若干欠けていますね。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/125秒 f/5.6) 0.0EV 65㎜(104㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


これはイロハモミジなんでしょうか?
どうも楓やモミジを特定するのは苦手なもので、???となってしまいますが・・・
山茶花の花つきが良くて、なかなか面白い構図になったかなと思っています。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/30秒 f/4.0) -0.7EV 67㎜(107㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


最後は紅葉をメインにして山茶花はぼかしてみました。
関東地方の紅葉もピークを迎えつつありますが、この間の週末の天気は散々でした。
今度の3連休がいいお天気でありますように!!

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/60秒 f/4.0) -0.7EV 105㎜(168㎜相当・C-PLフィルター使用)

夜の勝鬨橋

2008年11月17日 | 夜景・夕景
ライトアップされた勝鬨橋もなかなか・・・

(1)


上州鬼石の桜山で天候に恵まれなかった私は、傷ついた心を抱いたまま昼過ぎには帰宅しました。
何だかモヤモヤしてしまってフラストレーションが溜まったままです。
「これではいけない、夜景でも撮りにいくか!」とばかりに都内へ出かけて行きました。

地下鉄有楽町線に乗れば月島まで40分ほどの距離です。
「永代橋」か「勝鬨橋」か迷いましたが、ここは可動橋の「勝鬨橋」にしました。
月島駅からはちょっと距離はありましたけれど・・・

撮影地:東京都中央区「勝鬨橋界隈」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1.6秒) 0.0EV 28㎜(45㎜相当)
撮影年月日:2008年11月15日(土)



(2)


月島駅からてくてくと歩いて、まずは佃大橋を目指して隅田川沿いに勝鬨橋まで行くことにしました。
これは途中、正面に勝鬨橋を望むポイントで撮影したものです。
ところが、ここでも雨が降り始めてしまい、本当に泣き面に蜂です(涙)

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS4.0秒) -1.0EV 65㎜(104㎜相当)



(3)


雨が降り始めたものの、さらに勝鬨橋を目指して歩きました。
いよいよ東京タワーが見える地点まで辿り着きましたが、ここから先は隅田川沿いには歩けませんでした。
ゲート(?)のようなものがあって、ピシャリと閉ざされていたではありませんか。
仕方なく来た道を戻り、普通の道路を通って近づくことにしました、トホホ!

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS4.0秒) -0.7EV 84㎜(134㎜相当)



(4)


かなり遠回りさせられて、やっとの思いで橋の袂までやって来ました。
まずはデニーズの近くにある階段を隅田川へと降りて行きます。
可動橋部分を中心にして構成してみましたが、川面に映る光が何とも綺麗でしたよ。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS2.5秒) 0.0EV 60㎜(96㎜相当)



(5)


橋をくぐって反対側へ出て、舗道部分を狙ってみたカットです。
路面が濡れていて、光を反射しているのが何とも・・・ただ、外灯が2灯も切れていたのが残念でした。
そうそう、イルミネーションの撮影も、地面を入れる場合は雨上がりが幻想的になりますね。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS2.0秒) +1.7EV 100㎜(160㎜相当)



(6)


舗道から離れて少し斜めから狙ってみました。
土曜日とはいいながらも、さすがに雨模様では人通りは少ないですね。

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS2.5秒) +1.0EV 109㎜(174㎜相当)



(7)


では、最後は勝鬨橋全体を入れて締めくくることにしましょう。
さすがにこの構図では、かなりワイド側を使わないと全体を入れることが出来ません。
まぁ、ある程度距離をとれば可能ではありますが・・・

さて、間もなくイルミネーションも本格的に始まりますね。
今年はどこで撮ろうかと考え中です。
あっ、その前に紅葉のライトアップがあるんだっけ!

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS4.0秒) 0.0EV 12㎜(19㎜相当)