Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

小田原城にて

2010年01月06日 | 史跡・名所
 青空に聳え立つ天守閣
 (1)

 箱根駅伝の観戦で小田原まで来たのですから、帰る途中で「小田原城」に寄ってみることにしました。
 小田原城は小田原駅から歩いても10分ほどの距離にあります。
 ちょっとしたお散歩気分で十分に歩ける距離ですね。

 この天守閣は1960年(昭和35年)5月、市制20周年の記念事業として復興されたものです。
 内部は古文書、絵図、武具、刀剣などの歴史資料の展示室があります。
 最上階からは相模湾を望むことが出来、条件が良ければ遠く房総半島が見えるそうです。
 
 撮影地:神奈川県小田原市城内6-1「小田原城」(共通)
 撮影機材:RICOH Caplio GX100(共通)
 撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/160秒 f/9.0) -1.3EV 34㎜相当
 撮影年月日:2010年1月2日(土)

 

 (2)

 これは1971年(昭和46年)には外観復元された「常磐木門(ときわぎもん)」です。
 この「常磐木門」をくぐるためには、直角に曲がった後に階段を上る必要があります。
 つまり、攻められた場合でも敵の勢いを殺ぐ役割を果たしているのですね。

 撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/125秒 f/7.3) -2.0EV 58㎜相当


 (3)

 「常磐木門」の門扉に日が当たっているのが面白いなと思って撮影したカットです。
 午後の遅い時間帯の陽射しはあくまでも優しく、誇張された陰影が殊のほか印象に残りました。

 撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/80秒 f/7.1) -1.3EV 62㎜相当


 (4)

 「赤銅門(あかがねもん)」は江戸時代の小田原城二の丸の表門で、江戸時代のほぼ全期間で聳えていました。
 ところが、明治5年に解体されてしまいました。
 現在の「赤銅門」は平成9年に復元されたものです。

 撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/160秒 f/9.8) -2.0EV 29㎜相当


 (5)

 赤銅色というのはこのことを指すのでしょうか。
 まだ真新しい銅で作られた門ですが、それでも歴史を感じたりします。
 小田原城はまだまだこれからも整備されますので、工事が完成したらさらに楽しめる場所になることでしょう。

 撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/400秒 f/8.9) -1.0EV 72㎜相当 


 (6)

 4枚目よりもさらに狭い範囲を切り取ってみました。
 ビジュアル的にもこちらのカットの方が印象的であると思います。
 今回のベストショットと言えるでしょう(嗚呼、自画自賛・・・爆)

 撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/320秒 f/7.9) -2.0EV 72㎜相当