Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

秩父大滝・三十槌の氷柱

2010年01月30日 | 季節の彩り
 岩清水が凍ってできた壮麗な氷のオブジェ
 (1)

 「しーたけさんのブログ」でこの秩父大滝にある「三十槌の氷柱」は数年前から見ていました。
 夏タイヤしか持っていない私は、自分の車で訪れるのを躊躇っていました。
 今回は「雪道や凍結した道路OK!」の友人の車に乗って、富士山を見物してから訪れることが出来ました。

 撮影地:埼玉県秩父市大滝三十槌(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM(共通)
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/6秒) 0.0EV 105㎜(168㎜相当)
 撮影年月日:2010年1月24日(日)



 (2)

 秩父大滝は埼玉県の中でも冷え込みが厳しいことでも知られています。
 中でもこの三十槌地区は石清水が湧いている場所があって、それが凍ってこのように壮麗な氷柱になります。

 観光客は毎年増えているようで、私が訪れる数日前には読売新聞でも紹介されました。
 そのせいで有料駐車場も満車で、河原に下りた時は200人ほどの見物客はいたと思います。
 因みに、この日一日だけで8,000人もの人が押しかけたとのことです。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/6秒) 0.0EV 105㎜(168㎜相当)


 (3)

 このように川面に映る氷柱を画面に入れてもいいですね。
 と思っていたら、背後の氷が張っている場所で、カメラを持ったオジサンがもんどり打っていました。
 幸いなことに何事もなかったようですが、とにかく滑りやすい箇所がありますので要注意です。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/6秒) +0.3EV 58㎜(93㎜相当)


 (4)

 横位置で撮影すると広がりが表現できますが、この時はちょと角度をつけすぎたようです。
 ただ、この時は真ん中あたりは人がごった返していて諦めました。
 まぁ、ある程度角度をつけた方が写真としては見栄えがいいのではないかと思われ・・・

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/5秒) -0.3EV 50㎜(80㎜相当)


 (5)

 個人的には左側から狙う方が好みですが、石が多く堆積しているのが残念です。
 氷柱の末端が見えず、氷柱も川面に映らないのが本当に惜しいですね。
 でも、絵のまとまりとしてはこちらの方に軍配が上がります。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/4秒) -0.3EV 24㎜(38㎜相当)


 (6)

 5枚目と同じポジションで右方向を大きめに切り取ってみました。
 いやぁ、なかなかの迫力でした。
 
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/4秒) +0.3EV 73㎜(117㎜相当)


 (7)

 駐車場に戻って上から狙ったものです。
 手前の木が邪魔に思えますが、そのスケールが分かることと思います。
 
 因みに、この一番近い有料駐車場には車を止めず、少し手前の有料駐車場に車を止めました。
 そのおかげで野生の猿を行き帰りに見ることが出来ました。
 写真は撮りませんでしたが、何だかほのぼのとした気分になりました。

 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/5秒) -0.7EV 24㎜(38㎜相当)