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Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

激走!第86回箱根駅伝(2)

2010年01月03日 | スポーツ
 光る汗
 (1)

 昨日は2日に開催されました新春恒例「第86回東京箱根間往復大学駅伝」の往路五区の写真をお届けしました。
 今回はちょっと視点を変えて、選手の身体に光る汗に焦点を当ててみました。

 寒い冬とは言え、箱根駅伝はハーフマラソンに匹敵する距離を走ります。
 山登り区間である五区はさらに過酷なレースが展開となり、選手を一層苦しめます。
 これは専修大学(往路・総合17位)の五区を走る星野光汰選手で、特に肩の辺りに光る汗が印象的でした。


 (2)

 往路2位、総合3位になった山梨学院大学の5区を走る大谷康太選手です。
 一昨年のことですが、私は大平台駅からずーっとこの区間を歩いてみました。
 特にこの地点は歩くだけでも大変なのに、選手はそこを駆け上がっていくのですから驚愕に値します。


 (3)

 日本体育大学の長尾正樹選手です。
 同大学は昨年、陸上部の選手が起こした不祥事でシード権を剥奪され、予選会から見事出場を勝ち取りました。
 そして、総合9位でシード権を手中に収めました。おめでとうございます。


 (4)

 箱根駅伝の常連校となりつつある城西大学の田村優典選手の走りです。
 後ろから青山学院大学の小嶺篤志選手が追い上げていますが、往路10位、総合6位という結果を残しました。
 青山学院大学も総合8位に入り、両校とも来年のシード権を獲得しました。


 (5)

 総合4位に入った中央大学の大石港与(みなと)選手です。
 中央大学は終始安定した走りを見せ、往路も4位でフィニッシュしています。
 額に光る汗と足のバンデージがレースの苦しさを物語っています。


 (6)

 そして我が母校・法政大学の末山貴文選手です。
 激しい予選会から勝ち上がっての本選出場でしたが、怪我人に泣かされた今年の箱根駅伝でした。
 往路18位、総合19位でしたから、次回も予選会を戦わなければいけません。

 二日間に及ぶ激しい戦いの駅伝が終了しました。
 選手の皆さん、各校の関係者、並びに運営やTV放映等に当たった方々のご苦労をねぎらいたいと思います。
 来年もまた頑張って下さい。

 撮影地:神奈川県足柄下郡箱根町(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4(共通)
 撮影年月日:2010年1月2日(土)

激走!第86回箱根駅伝

2010年01月02日 | スポーツ
今年も「伝説」が生まれた!
 (1)

 新春恒例「第86回東京箱根間往復大学駅伝」の往路が2日行われ、私も五区・山登り区間で応援してきました。
 これはご存知「新・山の神」こと、東洋大学の柏原竜二選手です。
 小田原中継所でトップに遅れること4分26秒差で襷を受けましたが、見事に逆転して2年連続往路優勝に貢献しました。

 自身が昨年マークした区間新記録を10秒以上も更新し、何と1時間17分08秒という記録を打ち立てました。
 この記録は恐らく彼自身しか塗り替えることは出来ないことでしょう。
 「走っている間、本当に楽しかった」と笑顔でレース後のインタビューに答えていたのが印象的でしたね。


 (2)

 沿道の観客も応援に熱が入ります。
 これは5位でゴールした東京農業大学の貝塚信洋選手と7位でゴールした早稲田大学の八木勇樹選手です。
 それにしても今年の五区の観客数の凄さは、↑の柏原選手の激走を一目見ようという人がそれだけ多かったからでしょう。


 (3)

 我が母校、法政大学の末山貴文選手です。
 この場所を通過した時は19位でしたが、一人抜いて18位でゴールしました。
 しかし、このままでは復路は相当の苦戦が予想されます。
 折角、箱根路へ二年ぶりに戻って来たのですから、何とかシード権を確保して貰いたいものです。



 (4)

 最後にゴールした大東文化大学の選手です。
 おや、セッケンの番号が4-12ということは、4-5の高橋賢人選手ではなく別の選手のようですね。
 とにかく、この表情の険しさが五区の山登り区間の厳しさを物語っています。

 その後の結果や記録を見たら高橋賢人選手であることが判明しました。
 追記させていただきました。(1月3日)

 

 (5)

 五区のこの場所で応援するのはこれで3年連続ですが、毎年同じポジションでは新鮮味に欠けると思ったんですよね。
 そこで、今年は昨年下見をしておきました、崖(?)の上に登って俯瞰気味に撮影してみました。
 実際の撮影ポジションはもう少し左奥の上になりますが、応援する人や車とあまり被らずに済んだのが利点でしょうか。

 4枚目の大東文化大学の選手が駆け抜ける前に下りてきましたが、やはり「絵」としてはこちらかな?
 どうも上からですと選手の表情が分りにくいのと、迫力にやや欠けてしまいますね。
 来年は少し場所を変えて撮影しようかと思っています。


 (6)

 運営スタッフの皆様やTV局の方々もお疲れ様でした。
 これも、「もう一つの箱根駅伝」ですね。
 明日も復路がありますので、よろしくお願いいたします。

 撮影地:神奈川県足柄下郡箱根町(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4(5枚目を除いて共通)
       RICOH Caplio GX100(5枚目のみ)
 撮影年月日:2010年1月2日(土)

横浜・山手洋館巡り(5)

2009年05月30日 | スポーツ
ベーリックホール

(1)


そこはどことなくスペインの香りがしていた。
その空間は紛れもなく日本のものではなく、異国の佇まいであった。
な~んて書き出しをしちゃいましたが、実は、私は海外など行ったことがありませぬ(笑)
でも、確かにスペイン風ではあるでしょう?


(2)


玄関から中に入ったところですが、まるで日本にいることを忘れさせてくれます。



(3)


人が一人も写っていないのは僥倖と言わざるを得ません。
ここベーリックホールは訪れる人が多くて、まさかこのような瞬間があるとは思ってもいませんでした。
広いホールで、本当に贅沢な空間ですね。


(4)


二階にある子供部屋です。
いかにも小さな子供が喜びそうな部屋ですが、現実的な話をすると、今の日本ではありえないような気がします。
でも、このような空間で眠りにつくことが出来る子供は幸せですね。


(5)


横浜開港150周年記念のイベントの一環で行われていたチューリップ・プロムナードです。
実はピントと構図合わせに専念していて、若い女性二人がいたことに気付かないままシャッターを押していました。
結果的には何ともいい雰囲気になったかな?と思っています。


(6)


ベーリック・ホールは横浜市指定歴史的建造物で、建築学的にも大変貴重な価値ある建物です。
イギリス人貿易商B.R.ベリック氏邸宅として昭和5年に建てられました。
スパニッシュスタイルを基調とし、戦前に建てられた西洋館としては最大の規模を誇ります。

このように人がいない状況というのは奇跡に近いものがあります。
ほんの数秒のことでしたが、待っていて良かったと思いました。
もう少し右側から狙いたかったところですが、絵描きさんがフレームインしちゃうものですから・・・

撮影年月日は2009年5月4日で、機材はRICOH・GX100です。
屋外の撮影ではC-PLフィルターを使用しています。

苦闘!箱根駅伝(2)

2009年01月03日 | スポーツ
光る汗!!

(1)


選手が流す汗が陽光に輝いて眩しく見えました。
走っている選手はさぞや苦しいことでしょう。
そんな思いを抱いて今年も箱根駅伝山登り区間である第5区で声援を送りました。

これは33年ぶり14回目の出場を果たした青山学院大学4年生の佐々木徹也選手です。
青山学院大学は久々の本選出場でしたが、33年前は大手町ゴール前150mの地点で力尽きたそうです。
今回は総合順位22位ながらも最後まで襷を繋ぐことが出来ました。

撮影地:神奈川県箱根町(5区・中間地点)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/400秒 f/10.0) -0.7EV 135㎜(216㎜相当)
撮影年月日:2009年1月2日(金)



(2)


42年連続42回目の出場となる大東文化大学4年生の下條誠士選手で、彼は昨年もこの5区を走っています。
この42年連続出場というのは本当に凄いとしかいい様がありません。
時には予選会からの出場(今年も予選会からの勝ち上がり)となりましたが、それだけに選手層の厚みを感じます。

同大学は中央学院大学と激しく4位争いを演じ、総合順位は4位という結果となりました。
大手町のゴール前ではさながら短距離走の様相を呈していたほど激しいものがありました。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/10.0) -0.7EV 154㎜(246㎜相当)


(3)


2年ぶり51回目の出場となる明治大学2年生の小林優太選手と2年連続10回目の出場となる帝京大学4年生の酒井将規選手です。
明治大学は総合順位で8位でフィニッシュして来年のシード権を獲得しました。
帝京大学は今年はシード校でしたが、この秋は予選会からのチャレンジとなります、頑張れ!!

※この画像は記事の構成上、縦位置のものをトリミングして横位置にしました。
 焦点距離はこれよりも3倍相当となりますので参考程度にお考え下さい。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/320秒 f/10.0) -0.3EV 92㎜(147㎜相当・参考程度)


(4)


2枚目の大東文化大学と復路は4位争いを演じた7年連続10回目の出場となる中央学院大学2年生の大谷克選手です。
中央学院大学は昨年の84回大会では総合順位3位でした。
今年の総合順位は5位でしたが、こうなってくると箱根駅伝の常連校と言えますね。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/8.0) -0.3EV 208㎜(333㎜相当)


(5)


関東学連選抜・法政大学4年生の姜山佑樹選手です。
すみません、何しろ我が母校の選手ですから、贔屓の引き倒しですね。
関東学連選抜は昨年は4位と躍進し、今年も大手町で9位でフィニッシュしています。
シード権は関係ありませんが、予選会から出場するチームが都合一校増えるわけですね。

ところで、この5区の急坂ですが、選手にとっては壁に見えるとも言われています。
昨年、私は箱根登山鉄道の大平台駅から小涌谷駅までの二区間をコースに沿って歩きました。
多少は早足で歩きましたが、息切れと汗で大変だったことを記憶しています。
そこを選手は駆け上がっていくのですから、その苦闘は想像を絶するものがあります。

今年も2日間の感動をありがとうございました。
選手、学校関係者、そして大会運営に携わった皆様、本当にお疲れ様でした。
また、来年も必ず応援に行きます。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/400秒 f/10.0) -0.7EV 129㎜(206㎜相当)

苦闘!箱根駅伝

2009年01月02日 | スポーツ
想像を絶する激しさ、そして厳しさ

(1)


今年も恒例の箱根駅伝の応援に行ってきました。
昨年に引き続いて山登り区間である5区で、想像を絶する激しさと厳しさが待ち構えています。
さらに、ここは一段と傾斜がきつくなる地点で、各選手の苦しい表情がそれを物語っています。

これは城西大学の高宮祐樹選手の苦悶の表情を捉えたカットです。
惜しくも23位とはなったものの、彼の走りには感動しました。
多分、来年もここを走ることになると思います。
この走りが復路、そして来年へと繋がることでしょう。

撮影地:神奈川県箱根町(5区・中間地点)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/8.0) -0.7EV 249㎜(398㎜相当)
撮影年月日:2009年1月2日(金)



(2)


往路優勝を果たした東洋大学の柏原竜二選手の鬼神の走りです。
小田原中継所で襷を9位で受け取ると、7人を抜き去って2位に浮上しました。
さらに19km過ぎで早大をとらえ、早大との4分58秒差を一気に逆転してトップでゴールしました。

東洋大学に初の往路優勝をもたらしたばかりか、“山の神”今井正人選手が持つ1時間18分05秒の大記録をあっさりと塗り替えてしまったではありませんか。
この1時間17分18秒の新記録はそうそう破られることはないでしょう。
伝説になるであろう柏原竜二選手の走りを、この目で実際に見ることが出来たのは素晴らしいことですね。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/320秒 f/10.0) -0.3EV 135㎜(216㎜相当)


(3)


毎回のことではありますが、大会関係者の皆様の働きには頭が下がります。
いかに仕事とはいえ、かなりの重責を担ってのことです。
こうして箱根駅伝を毎年観戦できるのも皆様のお陰です。
本当にありがとうございます。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/10.0) -0.7EV 119㎜(190㎜相当)


(4)


さて、場面は変わって激しい順位争いとなっています。
中央大学の大石港与選手、東京農業大学の貝塚信洋選手、東海大学の河野晴友選手です。
それぞれ11位、12位、21位での往路のフィニッシュでした。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/640秒 f/10.0) -0.7EV 154㎜(246㎜相当)


(5)


やって来ました「関東学連選抜」の我が母校・法政大学4年生、姜山佑樹選手です。
彼は昨年もこの5区を走りましたが、来年3月には卒業ですから母校の襷をかけて箱根路を走ることはないでしょう。
よく頑張ってくれました、ありがとう!!

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/500秒 f/8.0) -0.7EV 249㎜(398㎜相当)

【追記】
 母校である法政大学の選手のアップがないのはなぜか?
 それは声が届く場所では声援を送り続けたからです。
 ずーっと写真を撮り続けるだけでは応援に行った意味はありませんから・・・

激走!第84回箱根駅伝(往路)

2008年01月02日 | スポーツ
『デッドヒート・・・熱き闘い!』
(1)


今年も箱根駅伝が開催され、昨年お約束しましたように往路最終区間である5区の応援へ行って来ました。
5区は俗に言う「山登り区間」で、選手には相当の負荷がかかります。
登るだけではなく、最後には急坂を下るという過酷な区間でもあります。
これで3年連続で箱根駅伝の応援へ来ましたが、やはり暖かい炬燵に入ってTVで応援するよりは現地で応援するのが一番です。

これは1位でゴールした早稲田大学の駒野亮太選手と、1分14秒差の2位でゴールした駒澤大学の安西秀幸選手のデッドヒートです。
場所は宮ノ下と小涌谷の中間地点で、坂もかなりきつい場所です。
日が当たる絶好のカーブ地点に陣取りましたが、選手が走ってくる直前になって上空が厚い雲に覆われてしまいました。
でも、そんなことは関係なしに、選手の熱い走りに感動で身体が震える思いでした。


(2)


小田原中継所でトップで襷を受けた山梨学院大学の高瀬無量選手です。
結果はトップから1分59秒差の3位でしたが、まだまだ優勝争いの射程圏内にあります。
彼は平成生まれの選手だそうで、これからの活躍が期待されそうです。


(3)


トップから3分17秒差の4位でゴールした、関東学連選抜・上武大学の福山真魚選手です。
苦しそうな表情を見せずに淡々と走り抜けて行ったのが印象的でした。
いつもの年は関東学連選抜は下位で終わっていますが、今年は何かが違うぞと思わせてくれました。
総合10位以内でゴールしてもシード権を得ることは出来ませんが、復路の活躍が楽しみな関東学連選抜です。


(4)


この日、二組目のデッドヒートを繰り広げていた選手たちです。
向かって右側が11位でゴールした大東文化大学の下條誠士選手で、左側が12位でゴールした帝京大学の吉野将悟選手です。
トップ争いと同様に熱い走りを展開して、明日の復路はシード権をかけてより熱い走りとなることでしょう。


(5)


我が母校・法政大学の姜山(きょうやま)佑樹選手の熱い走りです。
小田原中継所では19位で襷を受けましたが、この5区で4人抜きで15位でゴールしました。
彼もまた足元を見つめながら着実に足を前に運んでいたのが印象的でした。

残念だったのは姜山選手と関係者の車両がかなり被ってしまい、まともなカットが殆ど撮れなかったこと。
でも、いいんです・・・写真を撮りに行くのが目的ではありませんでしたから。
あくまでも母校、そして出場する全選手の応援が目的ですから。


(6)


沿道の至るところに幟や旗がこのように掲出されていました。
選手も熱ければ地元も熱い!!
明日はいよいよ復路ですが、明日も最終区間へ応援に行っちゃおうかな?
その前に用事があって、早く済めばいいのですが・・・

ということで、今日は撮影データの記述はカットさせてくださいね。
画像のExif情報は保持してありますので、気になる方はそちらをご覧下さい。
なお、箱根駅伝の情報は、下記リンク先でご確認下さい♪

『東京箱根間往復大学駅伝競走』