Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

秩父大滝・三十槌の氷柱(2)

2010年01月31日 | 夜景・夕景
 氷柱と光が織りなす幽玄の世界
 (1)

 前回は昼間に撮影した氷柱の画像をお届けしましたが、いよいよ今回はライトアップされた氷柱の画像をお届けします。
 午後3時過ぎには一旦撤収して温泉に浸かってから、ライトアップの時間近くになって舞い戻ってきました。

 さすがに昼間とは違ったイメージで、ライトアップされた氷柱はピュアな感じがしたものです。
 いや、ピュアという片仮名の表現はちょっと相応しくはないかもしれません。
 「氷柱と光が織りなす幽玄の世界」と言った方が似つかわしいようです。

 撮影地:埼玉県秩父市大滝三十槌(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS4.0秒) 0.0EV 105㎜(168㎜相当)
 撮影年月日:2010年1月24日(日)



 (2)

 ライトが当たっていない部分が暗く落ち込んでいるだけに氷柱の白さが際立ちますね。
 山間部だけあって、冬の間は昼間でも太陽の光が直接は届きません。
 人工の光でもこのように照らし出されると、輝きが増して氷の透明感が伝わってきます。

 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS4.0秒) -1.0EV 24㎜(38㎜相当)



 (3)

 昼間に撮影した時はちょっと角度をつけ過ぎましたが、これくらいが丁度いいように思えます。
 
 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS2.5秒) -0.3EV 13㎜(21㎜相当)



 (4)

 川面に映る氷柱の姿も何とも言えないものです。
 ここは流れが極めて穏やかな場所ですから、長秒時だと川面も鏡のように見えますね。

 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS3.2秒) 0.0EV 18㎜(29㎜相当)



 (5)

 30分ごとに左半分は色が変わりますが、白から青へ変わった瞬間に周囲がどよめきました。
 徐々に変化するのではなく、瞬時に色が変わったからでしょう。

 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS8.0秒) 0.0EV 18㎜(29㎜相当)



 (6)

 高台にある駐車場から狙ったカットですが、前回のラストカットと見比べると興味深いと思います。
 自然界のものをライトアップすることには賛否両論があるとは思います。
 でも、そのような議論とは無縁なまでにこの氷柱は美しさがありますね。

 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS3.2秒) -2.7EV 24㎜(38㎜相当)