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Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

西伊豆より富士山を望む(1)

2010年01月09日 | 山岳
染まる富士(大瀬崎付近にて)
 (1)

 「カルネドリーム」のカルネさんに触発されて、海越しに富士山を見るために西伊豆へ行くことにしました。
 まずは一度は行きたかった「大瀬崎」から望む富士山を撮影することに・・・
 頑張って3:00AMに起床して早目に出発したことで、何とか赤く染まる富士山を捉えることができました。

 撮影地:静岡県沼津市西浦江梨「大瀬崎」付近(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/15秒) -1.0EV 75㎜(120㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2010年1月9日(土)



 (2)

 富士山を見る場合、山梨県側からと静岡県側からとではかなり印象が異なります。
 画面右側に見える深く抉れたような部分が最たるものだと思いますが、「大沢崩れ」もそうですね。
 富士山の浸食は以外にも早く進んでいるようで、防災のための砂防工事が進められています。

 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/40秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)
 


 (3)

 実は、上の2枚は本来の撮影地よりも少し手前で行ったものです。
 赤く染まっている時間帯はそうは長くないため、緊急措置的に撮影地の選定をしました。
 これは日が昇って暫くしてから本来の撮影地である場所で捉えたカットです。

 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/30秒) -1.0EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (4)

 大瀬崎は「琵琶島」とも呼ばれるており、駿河湾に1kmほど突き出した半島です。
 国の天然記念物であるビャクシンが樹林となって群生しています。
 特に海越しに富士山をのぞむ景観は名勝地として広く知られています。
 折しも船舶が大瀬崎の向こうを横切って行き、「静」の中にも「動」を組み込むことが出来ました。

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/40秒) -0.3EV 40㎜(64㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (5)

 ↑の3枚目のカットは整っていますが、もっと上から撮影してみたい衝動に駆られました。
 車を走らせて「ここだ!」という場所を見つけましたが、それでも満足することは出来ませんでした。
 車を置いて上の方へ伸びる道路を暫く歩いたら、こういった構図で狙うことが出来る場所を見つけました。

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/30秒) -0.3EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (6)

 かなり欲張った構図となりましたが・・・
 「写真は引き算」とはよく言われる言葉ですが、時には足し算をするのも悪くはありません。
 右に富士山、左端に南アルプス、そして画面下部に大瀬崎と白く光る船舶を配置してみました。 

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/30秒) -0.7EV 33㎜(53㎜相当・C-PLフィルター使用)

富士は日本一の山

2007年12月15日 | 山岳
『赤富士を狙ってはみたものの・・・』
(1)


少し前の撮影となりますが、赤富士を狙うつもりで夜中に起きて出かけた時のものです。
東名御殿場ICを過ぎた辺りから雲が増えてしまい、裾野ICでUターンして御殿場ICまで引き返しました。
御殿場辺りでは文句のない空模様でしたが、生憎と赤く染まったのは中腹だけでした。
残念ですが自然相手では致し方ないですね。

撮影地:静岡県御殿場市(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/7.1AE(SS1/80秒) -0.7EV 145㎜(232㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2007年11月24日(土)


(2)


東の空には雲がこのように広がっており、肝心の太陽はちょっぴり顔を出すくらいでした。
まぁ、これでは赤く染まらないのも不思議なことではありませんね。
天気予報ではピーカンの筈だったんですが・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/500秒) +2.0EV 160㎜(256㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


撮影場所はこのような田んぼの真ん中で、とりあえず高圧鉄塔や電柱、電線が見当たらない所でした。
有名撮影地でも何でもなく、私一人だけが富士山を狙っていました。
画面中央に家屋が見えますが、トップ画像のように切り取りますので邪魔にはなりません。
いつか赤富士を狙って再訪するつもりではいますが・・・

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンSP AF17-50mm F/2.8 XR Di Ⅱ
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/30秒) -0.7EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)

信仰の山・戸隠連山

2007年10月26日 | 山岳
『神々しさを感じて・・・』
(1)


戸隠山は戸隠連山の一つで、標高は1,911mあります。
北信五岳に数えられ、麓の戸隠高原には鏡池をはじめとした数多くの見所があります。
戸隠神社もその一つで、宝光社、中社、奥社に分かれていて、信仰の地であることが窺えます。

そもそも「戸隠」の名は、天照大御神に由来を発しています。
天照大御神が高天ヶ原の天の岩戸に隠れたとき、天手力雄命によって岩戸をここまで投げ飛ばして光を取り戻した」と。
一度はお聞きになったことがある話だと思います。

撮影地:長野県長野市戸隠「鏡池」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF28-70mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS1/15秒) -1.0EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2007年10月20日(土)


(2)


撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/60秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/60秒) -0.7EV 95㎜(152㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


戸隠連山は基本的に岩峰で、とても険しい山容となっています。
そのような地形でも木々は育っており、秋になればまさに「錦秋」となります。
今年はいつまでも気温が高くて雨が多く降ったせいでしょうか、色合いは今ひとつかもしれません。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200mm F/2.8L USM
撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/40秒) -0.3EV 145㎜(232㎜相当・C-PLフィルター使用)

異形の世界・硫黄山

2007年10月03日 | 山岳
『地球の鼓動を感じて』
(1)


硫黄山は川湯温泉から程近い場所にあり、アイヌ語でアトサヌプリ(裸の山)と呼ばれています。
硫黄の噴煙が音を立ててあちこちから立ち上がり、まさに地球の鼓動を感じるといった表現が相応しく思えます。

撮影地:北海道川上郡弟子屈町「硫黄山」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D TAMRON SPAF24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/400秒 f/10.0) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2007年9月22日(土)


(2)


レストハウスがある駐車場から歩くこと数分でこのような場所に着きます。
前は噴煙の傍まで行けましたが、今では立ち入り禁止を示すロープが張られています。
亜硫酸ガスの心配はないと思いますが、火傷防止の意味なんでしょうね。
何しろ観光客は滅茶苦茶をする輩が多いですから・・・まして温泉地の傍ですしね。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/8.0) 0.0EV 69㎜(110㎜相当・C-PLフィルター使用)

(3)


硫黄山は落石の危険性があることから、現在は立ち入り禁止措置がとられています。
中腹には「熊落とし」と呼ばれている深さ約50メートルの火口跡があります。
かってアイヌがこの崖に熊を追い落としたことからこの名前がついたそうです。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/9.0) 0.0EV 67㎜(107㎜相当・C-PLフィルター使用)

(4)


硫黄山はかつて大規模な硫黄の採鉱が行われていたそうです。
明治5年頃に釧路の佐野孫右エ門が採鉱に乗りだしたことが発端とされています。
大量採鉱、大量輸送によって硫黄資源はたちまち枯渇してしまい、明治29年に採鉱を休止となりました。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/400秒 f/11.0) 0.0EV 85㎜(136㎜相当・C-PLフィルター使用)

(5)


このように駐車場から硫黄山へ行くルートの両側は広範囲に植物の分布がありません。
硫黄の成分によるものなんでしょうけれど、何だか「死の世界」を連想させる無気味さがあります。
青空と木々の緑が辛うじて心を落ち着かせてくれます。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/8.0) 0.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)

(6)


風にたなびくススキの向こうにはツツジの一種でしょうか、見事に紅葉していました。
今頃はこの辺りも綺麗に染まっているかもしれません。
10月に入れば北海道もぐっと朝晩は気温が下がりますから。

撮影データ:ISO250 プログラムAE(SS1/250秒 f/5.6) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・C-PLフィルター使用)

栂池自然園にて

2007年08月07日 | 山岳
『白馬大雪渓を望む』
(1)


今回は少し古い写真を引っ張り出してみました。
これは今から4年前に、私が初めて購入したデジタルカメラで撮影したものです。
当時は、説明書を見ながらいろいろと操作をしたものです。

これは白馬大雪渓を望むポイントですが、栂池自然園の中でも一番のお気に入りの場所となっています。
展望湿原が一般的には人気がありますが、このヤセ尾根を登ったポイントで眺める白馬大雪渓は素晴らしいですね。
今年の秋は久しぶりに出かけてみようかな?という気分になってきました。

撮影地:長野県北安曇郡「栂池自然園」(共通)
撮影機材:オリンパスC-720UZ(共通)
撮影データ:ISO100 f/6.3AE(SS1/640秒) -0.7EV 75㎜相当
撮影年月日:2003年8月23日(共通)


(2)


栂池自然園の入り口からどれだけ歩いたことでしょうか。
少し疲労が溜まってきたので小休止したポイントから来し方を振り返ったところです。
画面やや右奥に赤い屋根の建物がありますが、これが自然園の入り口にあたるところです。
何とも気持ちの良い眺めですね。

このオリンパスC-720UZというカメラは画素数は300万ほどですが、通常使う分には全く問題はないですね。
むしろ、今のコンデジよりも諧調は豊かで、暫くぶりにこれで写真を撮ってみようかという気にさせられました。
解像感も悪くはないし、何よりも立体感があるような気がします。

撮影データ:ISO100 f/5.6AE(SS1/400秒) -1.3EV 72㎜相当

(3)


トップ画像とほぼ同じような位置で捉えたもので、手前の白い花はナナカマドです。
このナナカマドの紅葉はとても綺麗で、「まるで燃えるような・・・」といった形容がピッタリです。
と言っても、木自体はとても燃えにくく、七回竈にくべても燃えないところから「ナナカマド」という名がついています。

画像をご覧いただいて気づかれたと思いますが、いつもの3:2のアスペクトレシオではないんですよね。
オリンパスのデジカメは、一眼レフを含めて4:3となっています。
ですから、画像の上下にはかなりの余裕がとれます。

撮影データ:ISO100 f/5.0AE(SS1/640秒) -1.0EV 38㎜相当

(4)


ここが人気の展望湿原で、多くのハイカーがベンチに思い思いに腰をおろしています。
ですから、決して撮りやすいポイントとは言えないようです。
手前に高山植物でも咲いていると見栄えもしますが、8月中旬過ぎですと中途半端な時期ですね。

撮影データ:ISO100 f/4.5AE(SS1/800秒) -0.7EV 38㎜相当

(5)


滝好きの私としては、水が流れ落ちる音を聞くと心騒ぐものがあります。
この栂池自然園には滝ともつかないような、急流が至る所で見ることが出来ます。
距離が遠いのが難点でしょうか?

撮影データ:ISO100 f/3.4AE(SS1/250秒) -0.3EV 300㎜相当

富士は日本一の山

2007年06月17日 | 山岳
『爽快な青空の下で』
(1)


入梅宣言がなされたものの、昨日(6月16日)の土曜日は爽快な青空が朝から広がりました。
先週はあまりの忙しさに「お疲れモード全開」の私でしたが、気力を振り絞って出かけてきました。
本当の目的地は富士山ではありませんでしたが、午後になってもクッキリと見えていたので・・・

ここは旧御坂峠で、太宰治が泊まったことでも有名な「天下茶屋」の傍で撮影したものです。
旧道を勝沼方面から登り、御坂トンネルを潜り抜けてすぐの場所となります。
右下に見える湖は河口湖で、太宰治を感嘆させたという眺めがこれです。
何と撮影時間は16時40分なんですが、このクリアな感じは6月中旬の夕方とは思えませんよね。

撮影地:山梨県御坂峠「天下茶屋」付近
撮影機材:EOS30D TAMRON SPAF24~135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/80秒) -0.3EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2007年6月16日(土)


(2)


山頂付近をアップ気味に狙ってみました。
レンズを望遠に付け替えても良かったんですが、雲の表情が面白かったもので・・・
雲ひとつない上天気だったら単調になったことでしょう。

撮影地:山梨県御坂峠「天下茶屋」付近
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/200秒) -1.0EV 89㎜(142㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


御坂峠にある「天下茶屋」から下って、国道(バイパス)に合流して暫く走った地点です。
国道越しに見るポイントであるため、高さ2Mほどのお立ち台が設えてあります。
ですから、カメラマンの間では「お立ち台」で通っているようです。

撮影地:山梨県御坂峠より下ったR137の通称「お立ち台」
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/125秒) -1.0EV 37㎜(59㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


河口湖まで下ってきました。
湖の北岸を走っていて、「ここだ!」という場所に車を止めて撮影したものです。
やはり河口湖から眺める富士山には圧倒的な存在感を感じます。
そして、「日の丸構図」がとてもよく似合う被写体でもありますね。

撮影地:山梨県河口湖「大石」付近
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/100秒) -0.3EV 30㎜(48㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


河口湖の大石と言えば「ラベンダー畑」があるではないですか。
急遽、そのラベンダー畑を求めて車を走らせることにしました。
早咲きのラベンダーが咲いていましたが、時期的には少し早すぎたようです。
でも、富士山とラベンダーを絡めることが出来てHAPPY!でしたね。

撮影地:山梨県河口湖「大石」付近
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/80秒) -1.0EV 37㎜(59㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


最後は本栖湖で夕日に染まる逆さ富士を狙ってみました。
湖面がやや波立ち、完全な逆さ富士とはなりませんでしたし、色も今ひとつでした。
これは、現像ソフトを用いてイメージを膨らませたものです。
あまり加工はしない主義ですが、たまにはこんなやり方もアリですね♪

撮影地:山梨県本栖湖
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/25秒) -1.0EV 41㎜(66㎜相当・C-PLフィルター使用)

午後の光

2007年05月13日 | 山岳
『秀麗乗鞍岳』


午後も遅い時間帯となって、乗鞍岳も陰影深い表情に変わりました。
前日に降り積もった雪も鈍く光り、夕暮れを迎える準備に入りました。

ブログを開設したまま、暫くは放置せざるを得ませんでした。
でも、いよいよ本格始動をしたいと思っています。
一応、毎日更新しようかな?と考えていますが、仕事の関係で不定期になる場合もあり得ます。

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