Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

尾瀬・平滑の滝にて

2009年07月28日 | 滝・渓流
渓流滝を高所より見下ろす
(1)

ダイナミックな尾瀬・三条の滝を後にした私は、平滑の滝を目指して歩き始めました。
この日は家まで帰らなくてはならないので、あまり寄り道はしたくないところですが・・・
三条の滝への往路を戻るのはかなりキツイ登りを延々と行かなくてはなりません。

それと、平滑の滝を過ぎてから現れる「段吉新道」を通ると、あまりアップダウンがないんですよ。
近道もいいのですが、「急がば廻れ」です。
距離は長くとも、アップダウンがあまりないブナの原生林を歩くのはいいものです。
ただ、三条ノ滝から平滑の滝までの道は、それなりの急登攀もありますので、決して楽な道とは言えないかも・・・

これは平滑の滝の展望台ですが、かなり高いところから見下ろす感じです。
高所恐怖症の方にはちとキツイかも(笑)


(2)

ここではGX100にワイドコンバーターを装着して、19㎜相当の画角で撮影しています。
足を踏み外さないように、しっかりと足場を確保しています。
まぁ、落ちたらタダでは済まない場所ですから。


(3)

この平滑の滝は、「滝」といっても、いわゆる渓流滝の部類に入ります。
奥日光にある竜頭の滝(最後の部分までの流れ)も同じようなカテゴリーに入ります。
そう書くと「なぁ~んだ!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、これはこれで迫力があります。
水音もなかなか豪快ですし、何よりも高所より見下ろすのがいいですね。


(4)

私は3枚目よりも、むしろさらに下流の部分を追うようにして見下ろすこの角度が気に入っています。
ここも二度目の訪問ですが、時間があれば腰を下してゆっくりとしたいものです。
次回はここでお弁当を食べようっと♪

横浜港大桟橋にて

2009年07月27日 | 船舶
「PACIFIC VENUS」と・・・
(1)

7月20日(月)の「海の日」は、横浜港の大桟橋に「日本丸」と「海王丸」の総帆展帆を見学に行きました。
ラッキーなことに日本を代表するクルーズ客船の「PACIFIC VENUS」が大桟橋に係留されていました。
船舶大好きなZEISSメは、もう狂喜乱舞状態になったのは言うまでもありません(笑)

天の邪鬼な私は、「いっちゃん恰好ええところを撮ってやろうやんけ!」とばかりに撮影!!
27,000t近い巨体がさらに迫力あるものになったかなぁ、と・・・
完全な順光じゃないところが、また立体感が出せたのではないかと一人悦に入っています。


(2)

まぁね、こうやって普通に撮ればいいんですけれどね~。
「PACIFIC VENUS」は日本クルーズ客船株式会社(本社:大阪市)が所有する、一流ホテルさながらの空間を持つクルーズ客船です。
何と、船は12階建ての構造となっているそうです・・・唖然!


(3)

こうやって見ると、奥にある「ROYAL WING」がより小さく見えますね。
「ROYAL WING」自体も3,000トン近くもある船舶ですから、決して小さくはないのですが・・・


(4)

大桟橋の突端から撮影したカットです。
撮影に使用したRICOH Caplio GX100はフルサイズ換算で24㎜相当の画角から撮影可能です。
28㎜では収まりきれないほどの巨体ですね。
まさに「威風堂々」といったところでしょうか。


(5)

煙突付近を狙ってみましたが、何とも存在感がありますね。
この「PACIFIC VENUS」は、本当にどこから見ても様になると思います。


(6)

そうこうしているうちに、「ROYAL WING」の出航の時間が近づいてきたようです。
いよいよこれからランチクルーズに向けて出航するようで、お客さんが乗船を始めています。
でも、私はこれから「日本丸」と「海王丸」の総帆展帆の見学です。
ランチクルーズはいつか・・・やってみたい♪

桧枝岐・「モーカケの滝」と「ぶな坂の清水」

2009年07月26日 | 滝・渓流
平家の落人伝説が残る滝
(1)

尾瀬の玄関口である福島県桧枝岐村には魅力的な滝があります。
このモーカケの滝は国道352号線を尾瀬御池方面へ向かう途中の左側にありますが、場所は「地図」でご確認ください。
地方ゆえ詳細な図は表示されませんが、国道脇に立派な駐車場があって展望台まで歩いて5分とかかりません。

桧枝岐川の支流であるモーカケ沢にかかる落差40mの滝は優美かつ繊細な感じがします。
水量は決して多くはありませんが、この滝にも「平家の落人」伝説に関係があろうとは思ってもいませんでした。

福島県南会津郡檜枝岐村「モーカケの滝」と「ぶな坂の清水」
撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM(共通)
撮影データ:ISO200 f/6.3AE(SS1/30秒) 0.0EV 54㎜(86㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:「モーカケの滝」・2009年6月28日(日)/「ぶな坂の清水」・6月27日(土)



(2)

このモーカケの滝の名前の由来については、現地に建っていた案内板の文章もそのまま引用します。

「モーカケとは、平安時代の女房の装束で、腰から下の後方にまとった服をモ(裳)と呼び、ヒダがあって裾を引く滝の様子を「裳をかけた」さまに見立てたと言われ、桧枝岐村の平家の落人伝説と相まって趣が感じられる。また、一説には、沢沿いにサルオガセ(木の枝に着生して垂れ下がる地衣類)が多く見られ、これが「毛をかけた」と状態に見立てたものと言われるがはっきりしたことはわからない。
平成九年 桧枝岐村」

撮影データ:ISO200 f/6.3AE(SS1/50秒) 0.0EV 73㎜(117㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)

モーカケの滝展望台駐車場に車を置き、そのまま5分ほど尾瀬御池方面へ国道を歩いて行きます。
すると、国道の脇に「ぶな坂の清水」という、清冽な水の流れが目に入ります。
このあたりはブナの原生林になっており、見事な林相が魅力ですね。

※「ぶな坂の清水」の「ぶな」は漢字にすると文字化けしますので、ここでは平仮名表記にしました。

撮影データ:ISO200 SS1/4秒AE(f/20.0) 0.0EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)

苔の緑が綺麗だなと思って撮影したカットです。
白い花の名前は不明ですが、そんなことはどうでもよくなりました。
とにかく、大自然が育んだ「命」であることは間違いのないことですから・・・

撮影データ:ISO200 SS1/4秒AE(f/20.0) -0.7EV 63㎜(100㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)

この日は暑くて、流れている水を手で掬ったらとても冷たく感じられました。
そのまま飲んでみたら「!!・・・う、旨い!」
こんなに美味しい水を飲んだのは久しぶりのことでした。

撮影データ:ISO200 SS1/2秒AE(f/13.0) -0.7EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)

なお、この「ぶな坂の清水」あたりの道はかなり狭いため、くれぐれも路上駐車しないように願います。
大型バスやトラックも行き交う国道ですから、事故や交通渋滞を誘発します。
歩いてもすぐですから、モーカケの滝展望台駐車場に車を止めて訪れるようにしましょう。

暑中お見舞い申し上げます

2009年07月25日 | 滝・渓流

暑さ厳しき折、皆様方におかれましてはくれぐれもご自愛下さい。

平成21年 盛夏 
                       管理人:ZEISS


って、暑さに苦手が私が言うのもナニですが、今年の夏も暑い!!
熱中症でダウンしないよう、お互いに注意しましょう。

これは先日訪れました長野県須坂市の山中にある米子渓谷の名もなき滝です。
そのまま橋の上から撮ろうかとも考えましたが、構図的に今ひとつでした。
滑る岩場を慎重に下りて行き、足場を確保して三脚にカメラを据えての撮影です。

薄暗いところに落ちている滝ですから、さほど絞らなくともSSはちょうど1秒でした。
少し絞って2秒で撮ったほうが滑らかさがもっと出たかもしれません。
暑いときには滝や渓流へ行くのが吉です。
さぁ、この夏は何箇所行けるかな?

鳩山会館(2)

2009年07月24日 | 史跡・名所
小高い丘に建つ豪邸・・・かな?
(1)

前回公開してから暫く経ってしまいましたが・・・鳩山会館の第二弾です。
政局も混迷を極め、とうとう衆議院も解散して総選挙が控えています。
あらゆる意味で、またまた鳩山家が注目を浴びることになるのでしょうね。

さて、この建物と庭ですが、バラの花が満開だとさぞや見事な景観だと思います。
でも、ちらほらと咲いているのも悪くはないな、と・・・
梅雨に逆戻りしたかのような関東地方の空とは違って、青空が広がっているのが気持ちいいですね。


(2)

地下鉄の駅や都バスの停留所から歩いた場合は、なかなかこちらからの角度で見ることは少ないでしょう。
左側に聳え立つヒマラヤスギが目障りな気もしますが、まぁ、これはこれで・・・


(3)

二階のテラスあたりを見たものですが、ブロンズの鹿と純白の鳩が印象的です。


(4)

二階のホールには見事な胡蝶蘭が飾られていました。


(5)

この二階のホールは元々は寝室だったものを、仕切りを取り払って一室に改装したのだそうです。
広さはどれだけあるのでしょうか?


(6)

床はピカピカに磨きあげられていて、土足で踏み込むのが躊躇われるほどです。


(7)

ホールの窓から庭を見下ろせば、故鳩山一郎氏の銅像が目に入ります。
現在の混迷した政局をあの世でどのようにお考えになっているのでしょうか?
まぁ、我々凡人には理解できないでしょうなぁ。

撮影機材はRICOH Caplio GX100です。
撮影データは・・・今回もご勘弁下さいね。
なお、画像処理の方法を変えているため、Exif情報は保持しておりません。
悪しからずご了解下さい。

「日本丸」総帆展帆準備

2009年07月23日 | 船舶
全てが人海戦術です
(1)

先日、「日本丸」と「海王丸」の総帆展帆の記事を公開しました。
今回は、その前準備に焦点を合わせてみました。
優雅な姿にするまでには様々な準備が必要となります。


(2)

まずは船首のあたりで確認作業を行っていますね。
女性の乗組員もいて、勇ましい声を張り上げていました。


(3)

船に張られている万国旗を下す準備を行っています。
奥に見える岸壁にもギャラリーがたくさん・・・


(4)

ロープを引っ張る勇ましい声が聞こえてきます。
相当な力が必要で、「わっしょい。わっしょい。」という掛け声が耳に届きました。


(5)

タラップも外されて、船体に固定されます。


(6)

さぁ、いよいよこれから総帆展帆の本番です。
その前にきちんと体操を行って、準備万端にしているところです。
ここまでで、時間にして30分以上はかかっています。

とにかく、全てが人の手による「人海戦術」ですから、その手間たるや大変なものです。
手順を間違えると事故に繋がりますので、マストごとに指導者(教官)がついて指示を出します。
中には鬼教官も・・・まぁ、いるでしょうねぇ。

威風堂々!

2009年07月20日 | 船舶
「日本丸」「海王丸」総帆展帆
(1)

「カルネドリーム」のカルネさんから、「大桟橋で日本丸と海王丸の総帆展帆がありますから行きませんか?」とお誘いがありました。
船舶大好き人間のZEISSメは帆船には思い入れも強く、一にも二にもなくお誘いに乗ることにしました。
どうせ三連休の高速道路は滅茶苦茶な混み方ですから、遠出をするつもりもありませんでしたし・・・

実は、大桟橋に足を踏み入れるのは初めてのことでした。
現地集合!とのことで、これだけ広くて人混みで果たして分るかなぁ?と思いきや、すぐに分りました(笑)
さすがに「晴れ女」の異名を持つカルネさん♪
現地に着いた時はどんよりとしていた空が晴れ上がったではありませんか!感謝、感謝!!


(2)

現地入りしたのは10時過ぎでしたが、実際に帆を張り始めたのは午後1時からでした。
それはさておき、学生さんや係の方は果敢に「日本丸」のマストへ登っていくではありませんか!
勇気があるなぁ・・・と思いましたね。


(3)

さすがにこの場所では各自が安全装置をつけて作業しています。
相当の高さですが、怖くはないのでしょうか?


(4)

これは奥に停泊している「海王丸」を撮影したものですが、どうですかこの高さ!
世の中には「絶対」という言葉はありませんが、この場合は違います。
私には「絶対」に出来ない作業です。

高所恐怖症のビビリですから、無理無理・・・えっ、滝の撮影で危ないところへ行っているじゃないかって?
それは別物ですがな(笑)


(5)

全ての作業を終え、船の左舷に整列して「敬礼!!」
観客から惜しみのない拍手が送られ、大桟橋は感動の嵐で包み込まれました。


(6)

帆を張り終えた頃から、上空には徐々に青空が広がり始めたではありませんか。
帆船ですから、やはり青空を背景に撮影したいものです。
曇り空では今ひとつ写欲が湧きませんよね~


(7)

ということで、展望デッキから地上に下りて、「日本丸」から見ていくことにします。
帆船にはつきものの「女神」が見えますね。
正式には何と言うのか分りませんが、航海の安全を願ってのことなのでしょう。


(8)

日本丸 NIUPPONMARU という金文字が誇らしげに目に映りました。


(9)

雑踏の中を歩いて、やっと「海王丸」が見える地点へとやって来ました。


(10)

「海王丸」を見上げるようにして撮影したものです。
あまり近づいてしまって広角側で撮ると間延びした感じになってしまいます。
そこそこのところで抑えておきましょう。


(11)

地上から見る船の形もいいのですが、私は個人的にはこの角度が好きです。
ということで、再び展望デッキに戻って撮影したカットとなります。
何?デッキでは早くも作業する方たちが体操を行っているではありませんか!
もう帆を下してしまうんでしょうか・・・こうしてはいられません。


(12)

ということで、赤レンガ倉庫方面を目指して歩き始めましたが、時既に遅し!!
帆がかなり畳まれてしまいました。
赤レンガ倉庫へ行くのは諦めて、これで撤収することにしました。

時間は午後3時を回っています・・・腹減った~。
どこかで食事をしようにも、お店は満員御礼でした。
待つのが嫌いな私は、カルネさんを伴ってランドマークタワーにある讃岐うどんのお店へ・・・

やっと数時間ぶりに椅子に座って「疲れた~」を連発!!(笑)
都合、5時間は立ちっぱなしの歩きっぱなしでしたね。
カルネさん、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました・・・さすがは「晴れ女」!いいお天気に恵まれました。

※今回の撮影機材はRICOH Caplio GX100です。
 折角ワイドコンバーターとC-PLフィルターを持参したのに、アダプターを忘れてしまいました。
 いかんですねぇ、ちゃんと支度をして出発しなければ(涙)

「海フェスタよこはま」開催中、さまざまな船舶が開港150周年を祝って横浜港へ集結します。
詳しくは、船舶の一般公開-海フェスタ横浜2009公式ウエブサイトをご覧ください。

桧枝岐・竜ノ門の滝

2009年07月19日 | 滝・渓流
二段に流れ落ちる優美な滝
(1)

尾瀬の福島県側の入り口である桧枝岐村には魅力ある滝がいくつかあります。
今回はその一つである、道のりが大変な「竜ノ門の滝」をご紹介しましょう。

見るからに深山幽谷にかかる滝の様相を呈していますが、二段に分かれて60mもの落差を誇る優美さがあります。
春は展望台付近の石楠花が見事で、秋には錦秋とも言うべき見事な紅葉が見られるそうです。
4年前は9月の20日過ぎに訪れましたが、さすがに紅葉には早かったようです。

福島県南会津郡檜枝岐村滝沢「竜ノ門の滝」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM(共通)
撮影データ:ISO200 SS1/3秒AE(f/22.0) 0.0EV 22㎜(35㎜相当)
撮影年月日:2009年6月27日(土)



(2)

よく見ると二段目の滝の下には、どうやらもう一段滝があるように思えますね。
滝壺と右下の流れを見ると期待が持てそうですが、いずれにしてもこれ以上先には進むことはできません。
あくまでも想像の世界の話です。

撮影データ:ISO200 SS1/3秒AE(f/25.0) -0.7EV 81㎜(130㎜相当)


(3)

これが上段の滝で、推定落差は30mといったところでしょうか。
水量も豊富で、これ一つだけでも見ごたえがありますね。

撮影データ:ISO200 SS1/4秒AE(f/29.0) 0.0EV 125㎜(200㎜相当)


(4)

これは下段の滝ですが、やはり推定落差は30mといったところでしょう。
姿形からして、こちらの方が優美に感じられますね。

撮影データ:ISO200 SS1/3秒AE(f/25.0) +0.3EV 110㎜(176㎜相当)


(5)

では、最後に二段まとめてご覧いただくことにしましょう。
結構きつい道のりを30分歩いて辿りつくことができる滝です。
一見の価値は十分にあると思います。

撮影データ:ISO200 SS1/3秒AE(f/25.0) 0.0EV 46㎜(74㎜相当)

この「竜ノ門の滝」を訪れた際の道のりなどは、もう一つの私のブログでご紹介しています。
「写真ざんまい!デジタルざんまい!」の中の記事、”桧枝岐「竜ノ門の滝」訪問記”がそれです。
なかなかの道のりだったんですよ。是非とも見ておくんなまし♪

紫陽花の詩Ⅲ

2009年07月18日 | 
梅雨の忘れ物
(1)

梅雨も明けて夏本番を迎え、今更ながらではありますが・・・
出しそびれていました紫陽花の写真をアップします。
何しろ忙しくて、6月以降はまともにブログの更新が出来ませんでしたからね~。

で、今はどうなのか?と問われれば、今まで以上の忙しさだとお答えするしかありません。
会社そのものは仕事は少ないものの、何で私が超多忙となってしまうんでしょうか?
不思議なところであります、というか、理解不能といったところでしょうか。

それはともかく、今を去ること一カ月ほど前に撮影した光が丘公園の紫陽花です。
基本的にはガクアジサイ大好き人間ですが、普通の紫陽花も大好きです。
色がどんどんと変化していく様が好ましく思えます。

撮影地:東京都練馬区「光が丘公園」(共通)
撮影機材:EOS40D SIGMA AF18~50mm F2.8 EX DC MACRO
撮影データ:ISO200 SS1/320秒AE(f/8.0) 0.0EV 31㎜(50㎜相当)
撮影年月日:2009年6月14日(日)



(2)

撮影機材:EOS40D SIGMA AF18~50mm F2.8 EX DC MACRO
撮影データ:ISO200 SS1/4000秒(f/2.8AE) 0.0EV 46㎜(74㎜相当)



(3)

撮影機材:EOS40D SIGMA AF18~50mm F2.8 EX DC MACRO
撮影データ:ISO200 プログラム(SS1/3200秒 f/3.2AE) 0.0EV 50㎜(80㎜相当)



(4)

撮影機材:EOS40D SIGMA AF18~50mm F2.8 EX DC MACRO
撮影データ:ISO200 プログラム(SS1/500秒 f/10.0AE) 0.0EV 50㎜(80㎜相当)



(5)

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンSPAF90mmF/2.8 MACRO1:1
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/400秒) 0.0EV 90㎜(144㎜相当)



(6)

撮影機材:キャノンEOS40D タムロンSPAF90mmF/2.8 MACRO1:1
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/500秒) 0.0EV 90㎜(144㎜相当)

苗名滝

2009年07月13日 | 滝・渓流
「地震滝」とも呼ばれる大迫力の瀑布
(1)

梅雨明け前の猛暑が襲いかかってきた関東地方は、本日の気温が30℃を軽く超えたようです。
これだけ暑いと予定を変えて「滝」シリーズを掲載したくなってきます。
ということで、今日は7/11(土)に訪れた「苗名滝」の写真をお届けします。

「苗名滝」は前々から見たかった滝の一つで、toshi.X2さん(滝と自然)に触発されて出かけてきました。
どこまで走っても1,000円という高速代にも助けられて行く気になったのかもしれませんが・・・
大都市圏に住む私にとっては1,000円で済む筈もなく、関越道練馬IC~上信越道妙高高原ICまでの料金は1,600円でした。

現地の駐車場は私の車以外には一台も見当たらず、いささか不安を抱いて滝への道を歩み始めました。
滝の手前にある吊り橋を渡らずに、右岸を遡って滝の正面へ出ることにしました。
あまりの迫力に声も出ず、滝壺に叩きつけるように落ちていく水の動きをひたすら追っていました。

新潟県妙高市杉野沢「苗名滝」(共通)
撮影機材:EOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/200秒) +0.7EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2009年7月11日(土)



(2)

滝を正面から捉えることが出来るポイントは意外と限られています。
木々が覆いかぶさるようにして立っており、手前の草木も結構邪魔をしてくれましたね。
いろいろと歩き回って、結局はこの場所で暫く撮影することにしました。

それにしても、このシグマのレンズの描写は素晴らしいと思います。
APS-Cサイズの撮像素子を持つデジタル一眼レフ用のレンズですが、絞り開放でも安心して使うことが出来ます。
今回、このレンズを持って行ったのは、開放絞り付近でシャッタースピードを稼ぎたい思惑もあったからです。

撮影機材:EOS40D SIGMA AF18~50mm F2.8 EX DC MACRO
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/400秒) 0.0EV 29㎜(46㎜相当)



(3)

さらに左側から滝を眺めようと登って行きましたが、ここが限界のようです。
と言いますのも、これ以上登ったところで木々に遮られて滝は殆ど見えなくなってしまうからです。
ここはワイドレンズを使って、周囲の様子も写し込んでみることにしました。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/160秒 f/3.2) -1.3EV 24㎜相当



(4)

滝周辺の道ではアジサイもまだまだ元気でした。
とは言うものの、滝と絡めることが出来るのは殆ど見当たりません。
ポツンと一つだけあるのを見つけて、そーっとシャッターを押してみました。

撮影機材:EOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/200秒) -0.7EV 144㎜(230㎜相当)



(5)

滝周辺の遊歩道の山側にはアジサイはたくさん咲いていました。
これはその一つを捉えてみたものですが、こんな時は開放値が明るめのズームレンズは心強いですね。
しかも、開放値であるF2.8で撮影しても、甘い描写にならずにしっかりと解像しています。

撮影機材:EOS40D SIGMA AF18~50mm F2.8 EX DC MACRO
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/160秒) 0.0EV 50㎜(80㎜相当)



(6)

話は遡り、駐車場から遊歩道を歩いて行くと、最初に苗名滝が見えるのがこの地点です。
遠くからでもせせらぎを押しのけて滝の水音が耳に響いてきます。
吊り橋が手前にあって、この吊り橋から滝をバッチリと見ることが出来ます。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/60秒 f/4.6) -0.7EV 30㎜相当



(7)

吊り橋の上から撮ったカットですが、何しろ揺れますので三脚を使うことはできません。
気合いを入れての手持ち撮影となります。
余談ですが、普段は手持ち撮影が多い私ですが、こと滝となると三脚を使うことが殆どとなります。

その理由は・・・
1.正確なフレーミングをしたい。(水準器を使って水平垂直出しを行います)
2.時としてスローシャッターで流れを演出したい。
3.滝の撮影は危険な場所が多く、手持ち撮影による転落、滑落事故を防ぎたい。
といったところでしょうか。

撮影機材:EOS40D SIGMA AF18~50mm F2.8 EX DC MACRO
撮影データ:ISO400 f/7.1AE(SS1/320秒) +0.3EV 18㎜(29㎜相当)



(8)

吊り橋を渡り終えて、小屋(四阿)の横で撮影したものです。
晴れそうな感じはありましたが、結局は雲が切れることはありませんでした。
これでも相当な迫力ですが、雪解けの新緑時期にはあり得ない轟音がするそうです。
地震滝とも言われている所以ですが、そんな時期に再訪してみたくなりました。

撮影機材:EOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO400 f/5.6AE(SS1/400秒) +0.3EV 70㎜(112㎜相当)



(9)


上と同じ位置で、滝壺に叩きつけるように落ちてくる水の様子を捉えたカットです。
時折、勢いよく巻き込むようにして水煙が滝の流れに向かって行きます。
「あっ!」と思う間もなくシャッターを押さないと捉えることが難しく、このカットを撮るために30分以上も・・・(笑)

撮影機材:EOS40D キャノンEF70~200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO400 f/5.6AE(SS1/250秒) +0.7EV 200㎜(320㎜相当)


平成の大合併以前は中頸城郡妙高高原町と呼ばれていました。
特に頚城(くびき)という言葉の響きが好ましく感じられたものです。
かつて頚城鉄道というナローゲージの鉄道が新潟県にはあって、一度訪れたいなと思っていたからでしょうか?
子供の頃の話ですから、その鉄道はとっくに廃線となってしまいました。