Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

激走!第86回箱根駅伝

2010年01月02日 | スポーツ
今年も「伝説」が生まれた!
 (1)

 新春恒例「第86回東京箱根間往復大学駅伝」の往路が2日行われ、私も五区・山登り区間で応援してきました。
 これはご存知「新・山の神」こと、東洋大学の柏原竜二選手です。
 小田原中継所でトップに遅れること4分26秒差で襷を受けましたが、見事に逆転して2年連続往路優勝に貢献しました。

 自身が昨年マークした区間新記録を10秒以上も更新し、何と1時間17分08秒という記録を打ち立てました。
 この記録は恐らく彼自身しか塗り替えることは出来ないことでしょう。
 「走っている間、本当に楽しかった」と笑顔でレース後のインタビューに答えていたのが印象的でしたね。


 (2)

 沿道の観客も応援に熱が入ります。
 これは5位でゴールした東京農業大学の貝塚信洋選手と7位でゴールした早稲田大学の八木勇樹選手です。
 それにしても今年の五区の観客数の凄さは、↑の柏原選手の激走を一目見ようという人がそれだけ多かったからでしょう。


 (3)

 我が母校、法政大学の末山貴文選手です。
 この場所を通過した時は19位でしたが、一人抜いて18位でゴールしました。
 しかし、このままでは復路は相当の苦戦が予想されます。
 折角、箱根路へ二年ぶりに戻って来たのですから、何とかシード権を確保して貰いたいものです。



 (4)

 最後にゴールした大東文化大学の選手です。
 おや、セッケンの番号が4-12ということは、4-5の高橋賢人選手ではなく別の選手のようですね。
 とにかく、この表情の険しさが五区の山登り区間の厳しさを物語っています。

 その後の結果や記録を見たら高橋賢人選手であることが判明しました。
 追記させていただきました。(1月3日)

 

 (5)

 五区のこの場所で応援するのはこれで3年連続ですが、毎年同じポジションでは新鮮味に欠けると思ったんですよね。
 そこで、今年は昨年下見をしておきました、崖(?)の上に登って俯瞰気味に撮影してみました。
 実際の撮影ポジションはもう少し左奥の上になりますが、応援する人や車とあまり被らずに済んだのが利点でしょうか。

 4枚目の大東文化大学の選手が駆け抜ける前に下りてきましたが、やはり「絵」としてはこちらかな?
 どうも上からですと選手の表情が分りにくいのと、迫力にやや欠けてしまいますね。
 来年は少し場所を変えて撮影しようかと思っています。


 (6)

 運営スタッフの皆様やTV局の方々もお疲れ様でした。
 これも、「もう一つの箱根駅伝」ですね。
 明日も復路がありますので、よろしくお願いいたします。

 撮影地:神奈川県足柄下郡箱根町(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4(5枚目を除いて共通)
       RICOH Caplio GX100(5枚目のみ)
 撮影年月日:2010年1月2日(土)