Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

裏磐梯・レンゲ沼

2008年10月06日 | 水のある風景
夕暮れ時も美しい小さな沼

(1)


休暇村裏磐梯から歩いてすぐの場所にあるレンゲ沼の夕景です。
雲は多かったものの、太陽が時折顔を出してくれるといった天気でした。
天気予報では雨模様でしたので、贅沢は言いいっこなしですね。


(2)


その翌朝に早起きして食事前に散歩した時に写したものです。
葦や水草が多く、眺望が良い場所は限られてしまいます。
もう少し沼を眺めることが出来るポイントが多いといいんですが・・・


(3)


後から植えたものでしょうけれど、裏磐梯はナナカマドの木がたくさんあります。
赤い実が印象的ですが、このナナカマドの紅葉は見事なものですよ。
赤く色づいている姿を想像したら、居ても立ってもいられませんね。


(4)


引き続き朝の散歩の時に写したものですが、公園のようになっているこの場所からの眺めが一番良いようです。
磐梯山は左手にあるため見ることは出来ませんが、一番眺望が開けています。


(5)


早くも色づき始めた木々がありました。
今を去ること2週間ほど前のことですから、今ではもっと色づいていることでしょう。


(6)


これはレンゲ沼畔にあるサイトステーションです。
ここにはいろいろと周辺のハイキングコースなどの資料があって、裏磐梯へ行ったなら立ち寄りたいスポットです。
五色沼にあるビジターセンターとは違った情報を仕入れることが出来ます。


(7)


サイトステーションの2階にある休憩所から眺めたレンゲ沼と磐梯山です。
このサイトステーションにはライブカメラが設置されていて、映像をインターネット上で確認することが出来ますよ。
この画像とほぼ同じ構図となっています。

ライブカメラ映像(裏磐梯・レンゲ沼と磐梯山-福島県北塩原村)

裏磐梯の湖沼

2008年09月25日 | 水のある風景
高原と湖と四季の彩り

(1)


小野川湖は東西3.5km、面積は1.4平方kmあり、明治21年(1888年)の磐梯山の大噴火によって小野川、長瀬川などが堰き止められて誕生した湖です。
吾妻山中の百貫清水から小野川不動滝を経由し、この小野川湖に流れ込む小野川湧水は名水百選に選ばれています。
五色沼からもほど近い場所にあり、夏は釣りやカヌー、冬はワカサギ氷上釣りの名所となっています。

(2)


休暇村裏磐梯から歩いても10分ほどの場所にある姫沼です。
姫という名前がつけられたほど小さな沼で、この時期はとりたてて特徴があるわけではありません。
ところが、紅葉シーズンともなれば、見事な景観が待ち受けていることが予想されますね。
また、春には桜や水芭蕉が咲き、違った景観を楽しむことが出来るようです。


(3)


姫沼から歩くこと15分、中瀬沼を見下ろすポイントである展望台に到着しました。
奥には磐梯山を望むことができて、なかなかの絶景だと思います。
この中瀬沼は桧原湖と小野川湖の間にある沼で、磐梯山をバックに撮影するカメラマンが多いとか。
この時は私一人しかいませんでしたが・・・


(4)


裏磐梯の湖沼といえば五色沼を外すわけにはいきませんね。
この毘沙門沼は定番撮影地ですが、よほど綺麗に晴れ上がった朝早い時間帯でもなければクリアに捉えることは出来ません。
この時は雲が多くてこれが精一杯ですが、でも、まぁ、週間予報では雨模様でしたから贅沢は言えませんね。


(5)


毘沙門沼の畔では、早くも木々が色づき始めていました。
この裏磐梯の紅葉はかなり見事だとのことですので、可能であれば再訪したいところです。
恐らく宿は満室でしょうから、離れた場所に求めるしかないかもしれませんね。


(6)


休暇村裏磐梯から歩いてすぐの場所にあるレンゲ沼の夕景です。
沼を一周する遊歩道があり、その全長はわずか700mで所要時間は約15分となっています。
この右手にあるサイトステーションにはライブカメラが設置されていて、映像をインターネット上で確認することが出来ます。

ライブカメラ映像(裏磐梯・レンゲ沼と磐梯山-福島県北塩原村)


※今回の撮影も全てRICOH Caplio GX100で行っています。
 写りもいいし、このカメラにぞっこんです♪

 相変わらず多忙を極めています。
 皆様のところへお邪魔しても、やはり暫くの間はコメントをすることもなかなか困難な状況です。
 とりあえずブログの更新はしていますが、またもや不定期更新になるかもしれません。
 秋風が吹く頃には落ち着くと思ったんだけれどなぁ・・・甘かった!

白駒池再び

2008年09月03日 | 水のある風景
高見石より白駒池を望む

(1)


6月初めに訪れたときは、雪に行く手を阻まれて断念した高見石から見た白駒池です。
「一度は行きたいなぁ!」と思いながらもどれほどの年月が過ぎ去ったことでしょうか?
行こうと思えば行ける距離なんですけれどね。

この時はきつい尾白川渓谷の道を踏破した後だったので、本当は山道は遠慮したかったんですよ。
でもね、この機会を逃したら次はいつ行けるか分からないし、とにかく頑張ることにしました。
尾白川渓谷の登山道から比べると平坦な道に思えるほど楽で、40分弱で高見石に着きました。

そしてそこで目にして驚いたものとは・・・

撮影地:長野県南佐久郡佐久穂町「高見石・白駒池」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF-S10~22mm F/3.5~4.5 USM
撮影データ:ISO200 SS1/80秒AE(f/11.0) +0.3EV 22㎜(35㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年8月2日(土)



(2)


高見石は大きな1枚岩だと思い込んでいたんですよ。
待ち受けていたのは、ゴツゴツとした大きな岩を無数に積んだような岩山でした。
「えー、これをよじ登るのかよ!」と思いましたが、ここで怯んではなりません。

「でも、踏み外したらタダじゃ済まないなぁ!」と思いながらも、一つ一つ確実にクリアしていきました。
登山に慣れている方ならどうってことはないんでしょうけれど。
高所恐怖症でビビリの私には大変な試練でした(笑)

やっとの思いでよじのぼった高見石の上から眺める白駒池は素晴らしいものでした。
そうそう、これが見たかったんですよね。
もっとクリアに晴れ上がっていたら、その水面は綺麗なブルーに見えるのだそうです。

撮影機材:RICOH Caplio R6(以下、共通)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/164秒 f/6.9) -0.3EV 67㎜相当



(3)


下るときは違うルートを通って白駒池を目指しました。
途中花期が終わりつつあるゴゼンタチバナを見て心が癒される思いでした。
下りに選んだコースは距離は短いものの、それなりに急な道となっています。
登りには選択しないほうが賢明かもしれません。

撮影データ:ISO64 プログラムAE(SS1/48秒 f/3.6) -0.7EV 28㎜相当


(4)


白駒池へと下るうちに、いつしか太陽は雲の中に隠れてしまいました。
ところが、池に着いた途端に姿を現してくれました。
ここぞとばかりに写しましたが、一眼レフを取り出す余裕はありませんでした。
時間にして5分となかったと思います。

撮影データ:ISO141 プログラムAE(SS1/217秒 f/5.2) -1.0EV 200㎜相当


(5)


太陽が再び隠れると、白駒池は辺りにある木々の緑を集めてひっそりと静まりかえりました。
「今度訪れるときは紅葉シーズンがいいな」と思いながら白駒池を後にした私です。

白駒池は標高2015mの地点にあり、駐車場から原生林の中を歩いて行きます。
四季折々に違う表情を見せるその姿は、そこを訪れる者の心を魅了します。
何度でも訪れたくなる場所ですね。

撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/570秒 f/5.0) -1.0EV 28㎜相当

ネムノキの花

2008年07月20日 | 水のある風景
道に迷った際の思わぬプレゼント(笑)

(1)


昨日公開しました「小中大滝」へ向かうべく北関東自動車道伊勢崎ICで下りた時のことです。
本来は右折しなくてはならないところを、何と左折してしまったんです。
少し走って間違ったことに気づきましたが、戻るのも面倒なので方向を修正しながら走ることにしました。

そうして見つけたのがこのネムノキなんです。
広くてまっすぐな道でしたから遠くからも目立ちましたし、うまい具合に車を止める場所もありました。
滝は逃げないので、まずはこのネムノキを被写体とすることに決めました。

撮影地:群馬県桐生市・・・多分(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO200 f/6.3AE(SS1/40秒) -0.3EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2008年7月19日(土)



(2)


夏らしくスカっとした青空が広がっていましたが、朝が早いこともあって空気はさわやかでした。
ジリジリと照りつけるような日差しではないことも助かりました。
ちょうど東側は薄い雲が広がっていて、適度に太陽の光が弱められていたようです。

撮影データ:ISO400 f/7.1AE(SS1/100秒) -0.3EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


ネムノキは東北以南に分布するマメ科の落葉高木です。
梅雨末期から夏にかけて咲く花はホワホワとしていて、独特の美しさを持っています。
長く伸びたボンボンのようなものは雄しべで、マメ科の花とは思えませんね。

撮影データ:ISO400 f/6.3AE(SS1/160秒) -1.0EV 300㎜(480㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


何となく特徴ある雲を取り込みたくて撮影したカットです。
こちら側から撮ると、薄く広がった雲が多いせいか青空が強調されませんでした。
こんな場合はいくらC-PLフィルターを使っても改善はされません。
まぁ、使わないよりは使ったほうがましではありますが・・・

撮影データ:ISO400 f/6.3AE(SS1/100秒) -0.3EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


4枚目と同じ場所で横位置で捉えたものです。
バランス的にはこちらがいいかもしれませんが、個人的な好みでは縦位置のほうがいいかな?

撮影データ:ISO400 f/6.3AE(SS1/100秒) -0.3EV 28㎜(45㎜相当・C-PLフィルター使用)

明日はまぼろしの滝(?)である「般若の滝」をアップします。
お楽しみに♪

八千穂高原・駒出池

2008年06月10日 | 水のある風景
八ヶ岳の大自然に抱かれた「楽園」
(1)


一昨日の記事にある「麻苧の滝」を後にした私は、北八ヶ岳・八千穂高原へと向かいました。
どこへ行くかは具体的には決めていなかったものの、「多分、躑躅が綺麗に咲いているゾ!」と・・・
走っている途中で決めればいいですし、とにかく国道299号線をひたすら目指しました。

途中、ズミやなんだかわからない花を撮ってから車を走らせると、「駒出池」という看板が目につきました。
「行ったことがないから行ってみるか!」と、半ば軽い気持ちでハンドルを左へと切りました。
着いた所はキャンプ場だったものの、私には「楽園」に思えてなりませんでした。

撮影地:長野県南佐久郡佐久穂町「駒出池」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio R6
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/160秒 f/3.2) -0.7EV 190㎜相当
撮影年月日:2008年6月7日(土)



(2)


まだ本格的なキャンプシーズン前なのでしょう。
比較的静かで、キャンパーよりもカメラマンの姿が目立つ駒出池でした。
これはトップ画像の右半分を縦位置で切り取ったものです。

木の種類は?ですが、この木の後ろにはズミの木がありました。
うっすらと白い花が見えることにお気づきでしょうか?
また、どこを見渡してもレンゲツツジが視界に入ってくる・・・そんな場所でもあります。

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 f/4.0AE(SS1/60秒) -0.7EV 132㎜相当 C-PLフィルター使用



(3)


池の反対側に回ってレンゲツツジを中心にして構成した画面です。
近づいて撮ることも考えましたが平凡に思えたため、かなり後ろに下がって望遠で狙いました。
そうすることで木々や背景が圧縮されて密度の濃い画面構成になったと思っています。

撮影機材:RICOH Caplio R6
撮影データ:ISO64 プログラムAE(SS1/73秒 f/5.2) -0.7EV 185㎜相当



(4)


トップ画像の左側にあるズミの木を中心に縦位置で構成してみました。
風が吹かなければ鏡のような水面になったと思いますが、自然相手に多くの希望を言ってみても始まりません。
ここは敢えて水面の揺らめきを楽しむことにしましょう。

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 f/4.0AE(SS1/100秒) -0.7EV 164㎜相当 C-PLフィルター使用



(5)


そのズミの木を反対側から狙ってみることにしました。
池の反対側から見ている限りでは分かりませんでしたが、花期は終わりを告げていました。
そこで、レンゲツツジのオレンジ色や池の水面に白樺の幹が写るようにちょっぴり工夫を・・・

撮影機材:RICOH Caplio R6
撮影データ:ISO64 プログラムAE(SS1/76秒 f/5.2) -1.0EV 185㎜相当



(6)


この画面を見る限りでは、ここがキャンプ場とは思えませんよね。
「山懐に抱かれた静寂の空間」といったイメージを狙ってみました。
今更ながら水面が木々の緑色を映していたのが殊のほか印象的でした。

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 プログラムAE(SS1/100秒 f/3.2) -0.7EV 60㎜相当 C-PLフィルター使用



(7)


嬉しいことに池のほとりではクリンソウが咲いていました。
最初は可動式液晶モニターがついたA200で狙いましたが、どうにもAFが迷ってしまい上手くはいきません。
そこで、R6に変えたらこれがあっさりと合焦するではありませんか。
いやはや、最近のコンデジは侮れませんね。

撮影機材:RICOH Caplio R6
撮影データ:ISO64 プログラムAE(SS1/42秒 f/5.2) -0.3EV 185㎜相当


「駒出池キャンプ場」

「八千穂高原公式サイト」 ←こちらは情報がちょっと古いかも。

網走湖の朝

2007年10月13日 | 水のある風景
『穏やかな青い世界』
(1)


網走湖がこのように素晴らしい景観を持つ場所とは、想像したことすらありませんでした。
ただ、ただ、目の前に広がる眺めに驚嘆してしまった私です。
僅かに緑の陸地と白い雲や漁船が変化をつけていますが、そこはまるで青い色が支配する世界と化していました。

撮影地:北海道網走郡大空町「網走湖」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D TAMRON SPAF24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/8.0) 0.0EV 47㎜(75㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2007年9月23日(日)


(2)


湖に浮かぶ漁船は何を獲っているのでしょうか?
この時期が旬の「白魚」、それとも「しじみ」なのでしょうか・・・
サロマ湖の漁船もそうですが、操舵室が船首にある船は珍しいというか初めて見ました。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/7.1) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・C-PLフィルター使用)

(3)


こうして見ると、湖の北岸には絶壁が連なっているのが分かります。
湖の周囲の一部は結構厳しい環境となっているんですね。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/7.1) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・C-PLフィルター使用)

(4)


二羽のウミネコが上空に舞っています。
でも、なかなか旨い餌にはありつけないようですね。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/6.3) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・C-PLフィルター使用)

裏摩周にて

2007年10月11日 | 水のある風景
『裏摩周展望台と神の子池』
(1)


摩周湖には三箇所の展望台があります。
弟子屈町にある有名な第一展望台や第三展望台は訪れたことがある方も多いことでしょう。
でも、清里町にある裏摩周展望台へ行かれた方はさすがに少ないとは思います。

今回はルートをいろいろと考えて立ち寄りましたが、摩周岳やカムイシュ島が夕映えの中で浮かび上がっていました。
画面からは想像できないと思いますが、とんでもない突風が吹き荒れていました。
体感温度は10度以下だったと思います・・・とにかく超寒かった~!

撮影地:北海道斜里郡清里町「裏摩周展望台」
撮影機材:RICOH Caplio R4(共通)
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/660秒 f/3.3) 0.0EV 28㎜相当
撮影年月日:2007年9月22日(土)


(2)


1枚目で夕映えの中で云々と書きましたが、実はこれが肉眼で見たものに近い眺めです。
1枚目はホワイトバランスを曇天に合わせて、夕方っぽい色を演出したものです。
「こうだったら綺麗だろうなぁ!」というのが、デジタルでは簡単に出来るものですね。

撮影地:北海道斜里郡清里町「裏摩周展望台」
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/540秒 f/3.3) 0.0EV 28㎜相当


清里町「裏摩周展望台」

(3)


時間も遅くなったので、裏摩周展望台はそこそこにして立ち去りました。
次に向かったのは「神の子池」です。
ここは砂利道となっている林道をそれなりに入って行きます。

道もところどころは狭いですし、見通しが悪い箇所もあります。
くれぐれもオーバースピードとならないように注意しましょう。
いくらABS付の車でも、ダートでは急停車は出来ませんゾ!

撮影地:北海道斜里郡清里町「神の子池」
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/23秒 f/3.3) -1.0EV 28㎜相当



(4)


これが「神の子池」です。
コバルトブルー?に透き通った水の色が印象的です。
さすがにここは風が殆ど吹いてはいませんでしたが、気温は急激に下がってきました。
もう日没が近づいてきました・・・さて、今度こそ本日のお宿へ直行することにしましょう。

この日のお宿は網走湖畔にある温泉ホテルです。
家族は喜んでくれるかなぁ?

撮影地:北海道斜里郡清里町「神の子池」
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/7秒 f/3.3) -0.7EV 28㎜相当


清里町「神の子池」

摩周湖第一展望台と第三展望台で撮影した画像はこちらでご覧いただけます♪

摩周湖

2007年10月07日 | 水のある風景
『不変・・・神秘の湖』
(1)


摩周湖は阿寒国立公園内に位置し、約7000年前の巨大噴火によって生成されたカルデラ湖です。
周囲19.6km、面積19.2平方キロメートル、最深211.4m、湖面の海抜は351mあります。
世界でも有数の透明度を誇り、湖面の変化が刻一刻と変化していくのが魅力です。
湖の周囲は斜度が平均45度にも達する300~400mの絶壁に囲まれ、人が簡単に近づけない環境となっています。
それゆえに「最後の聖域」とも呼ばれていることも頷けますね。

撮影地:北海道川上郡弟子屈町「摩周湖」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF-S10-22mm F/3.5~4.5USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/10.0) 0.0EV 20㎜(32㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2007年9月22日(土)



(2)


湖の東南には「カムイヌプリ(神の山)」(摩周岳・標高858m)と呼ばれている山が聳え立っています。
湖中央にはカムイシュ島がありますが、これは溶岩ドームの頂上部分が湖面上に出現したものです。
そもそもマシュウという名前については諸説があって、定説はどうやらないようです。
アイヌ語では「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」という名前がついていますが、それが何故・・・???

撮影機材:キャノンEOS40D TAMRON SPAF24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/8.0) -0.3EV 49㎜(78㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


実は、個人的にはこれが今回一番痺れた眺めです。
摩周湖は何度も訪れたことがあるのに、湖面やカムイヌプリ、そしてカムイシュ島しか見ていなかったんですね。
こうして見ると、急斜面というよりも断崖が続いているといったことがよく分かります。

撮影機材:キャノンEOS40D TAMRON SPAF24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/5.0) 0.0EV 57㎜(61㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


これは第三展望台よりも少し手前から見た眺めですが、私は第一展望台から見たそれよりも好きです。
恐らくはカムイシュ島が間近に見えるからなのでしょう。
本当に摩周湖は「神々が宿る湖」だと実感する瞬間ですね。

撮影機材:キャノンEOS40D TAMRON SPAF24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/7.1) 0.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


10㎜(実質16㎜と同程度の画角)でやっと全景を写すことが出来ました。
このようにして撮影すると、摩周湖のイメージもかなり違ってきますね。
書き忘れていましたが、この摩周湖は北海道遺産の第1号に指定されているんですよ。

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S10-22mm F/3.5~4.5USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/7.1) 0.0EV 10㎜(16㎜相当・C-PLフィルター使用)

ペンケトーとパンケトー

2007年09月29日 | 水のある風景
『阿寒横断道路「双湖台」より望む』
(1)


阿寒湖から弟子屈方面へ向かう国道241号線(阿寒横断道路)には「双湖台」と呼ばれている場所があります。
原生林に囲まれたペンケトー(上の湖・手前)とパンケトー(下の湖・奥)を望むことが出来るところです。
それぞれ近づく道路がないために徒歩で近づくしかありませんが、ここはヒグマの生息地です。
無闇に近づかないほうが無難です。

撮影地:北海道釧路市阿寒町「双湖台」(共通)
撮影機材:RICOH Caplio R4
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/870秒 f/3.3) +0.3EV 28㎜相当
撮影年月日:2007年9月21日(金)


(2)


何々、「パンケトーが見えないではないか?」ってかぁ・・・
左側の奥にちらっと見えるのがそうです。
うーむ、よく分からないかも。

撮影機材:キャノンEOS40D TAMRON SPAF24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/5.0) +0.3EV 39㎜(61㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


では、そのパンケトーのアップをご覧に入れましょう。
かなり遠いため小さく見えますが、実は手前にあるペンケトーよりも面積は大きいんですよ。

撮影機材:キャノンEOS40D TAMRON SPAF24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/50秒 f/5.6) +0.3EV 135㎜(216㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


こちらがペンケトーですが、何と形が北海道によく似ているんです。
原生林に囲まれた湖ですが、機会があれば湖畔まで行きたいものですね。
でも、地元のハンターを伴わないと危険が大きすぎます。
行ってみたいけれど、命は惜しいし。

他には太郎湖と次郎湖というのもあるそうです。
いつかは・・・

撮影機材:キャノンEOS40D TAMRON SPAF24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/40秒 f/5.0) +0.3EV 74㎜(118㎜相当・C-PLフィルター使用)

阿寒湖

2007年09月28日 | 水のある風景
『雄阿寒岳を望む』
(1)


オンネトーを後にした私たちが次に向かったのは阿寒湖です。
あまりにも有名な観光地ですが、やはり雄阿寒岳を望む湖は独特の美しさがあると思います。
アイヌコタンやマリモで有名ですが、阿寒湖という響きもまたいいものです。

驚いたことに、広域合併のあおりでここも釧路市になっていました。
郡部がどんどんとなくなっていき、かつての地理感覚が全く役に立ちません。
何だかなぁ・・・

撮影地:北海道釧路市阿寒町「阿寒湖」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D TAMRON SPAF24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/9.0) 0.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2007年9月21日(金)


(2)


観光船に乗って忠類島で見たのがこのマリモです。
阿寒湖といえばマリモを連想しますが、やはり家族には見せておきたいと思いました。
ついでに撮影してみましたが、暗かった割には結構まともに写るものですね。

私は勿論ノーフラッシュですが、殆どの方は光らせていました。
フラッシュを使うとガラスにそれが反射してマリモが写らないのになぁ。
って、今のカメラは暗いと自動的にフラッシュONにはなるんですが・・・

撮影機材:RICOH Caplio R4
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/3秒 f/3.6) 0.0EV 28㎜相当


(3)


これがマリモが展示されている忠類島で、中央にある白っぽい建物が展示センターです。
残念だったのは景勝地の「滝口」方面へ寄らなかったことです。
以前は「滝口」やその周辺にも船は立ち寄ったんですが、今では忠類島の往復だけとなりました。

「滝口」へ行くためには、別途チャーターのような高速艇に乗らなくてはいけません。
両方乗るには結構金額が嵩むんですよね~。
何とかならないんでしょうか?阿寒観光汽船殿!!

撮影機材:RICOH Caplio R4
撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/660秒 f/5.5) -0.3EV 100㎜相当


(4)


紅葉の始まりは今年は少しばかり遅いようです。
黄葉は少しは始まっていましたが、少し物足りなく思いました。
これで紅葉や黄葉が始まると、まるで別世界のようになるんでしょうね。

撮影機材:キャノンEOS40D TAMRON SPAF24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/5.6) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


これは「ボッケ」という泥火山で、阿寒ネイチャーセンターから歩くこと5分程度の場所にあります。
九州の別府温泉には「坊主地獄」というのがありますが、それに類似したものと言えるでしょう。

撮影機材:キャノンEOS40D TAMRON SPAF24-135mm F/3.5-5.6 AD ASPHERICAL [IF] MACRO
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/60秒 f/5.6) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


展望台から見た阿寒湖と雄阿寒岳です。
展望台といってもスキー場のゲレンデですが、国道にはちゃんと標示板が設置されています。
段々と雲が増えてきましたが、何とも気持ちのいい青空が広がってくれています。

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S10-22mm F/3.5~4.5USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/11.0) 0.0EV 20㎜(32㎜相当・C-PLフィルター使用)