Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

軽井沢・白糸の滝

2009年09月29日 | 滝・渓流
揺らめく水面に魅せられて・・・
(1)

 実は、今まで軽井沢の白糸の滝を訪れた際に、このように水面を手前に大きく取り込んだことがなかったんですよね。
 最後に訪れたのは3年前のことで、その時は超広角ズームを持って行かなかったんです。
 いや、例え持って行ったとしても、当時はこのように撮影する発想はなかったかもしれません。

 今回はRICOH Caplio GX100にワイドコンバーターDW-6をつけて19㎜相当の画角で撮ってみました。
 というのも、水面の揺らめきに大いなる魅力を感じ、思い切り近づいて撮りたい欲求に駆られたんです。
 防水カメラのペンタックス・Optio W60なら、もっと面白い絵が作れただろうなと思いましたが・・・

 撮影地:長野県北佐久郡軽井沢町「軽井沢・白糸の滝」(共通)
 撮影機材:RICOH Caplio GX100
 撮影データ:ISO80 f9.1AE(SS1/42秒) -1.0EV 19㎜相当・ワイドコンバーターDW-6使用
 撮影年月日:2009年9月14日(月)



(2)

 これは私的には白糸の滝の定番中の定番と思っている構図です。
 ここを訪れるたびに必ず撮っているカットです。

 撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
 撮影データ:ISO50 f11.0AE(SS1.3秒) -0.7EV 70㎜相当

 

(3)

 白糸の滝が魅力あるのは言うまでもありませんが、実は入り口から素敵な流れが目に入ります。
 これは有料道路から散策路の入り口で撮影したものですが、私以外に撮影している人はいませんでした。
 私があまりにも何枚も撮影していたものですから、その内に私の周りに人が集まりだしてきて・・・

 撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
 撮影データ:ISO50 f11.0AE(SS1/13秒) -1.3EV 100㎜相当



(4)

 これは白糸の滝にかなり近づいて地点で撮影したものですが、この構図も気に入っています。
 二段に分れて流れ落ちた後に、緑の中を流れてくる風情がまた何とも言えません。
 いろいろな切り取り方が可能ですので、訪れることがありましたら是非!

 撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
 撮影データ:ISO50 f11.0AE(SS1/6秒) -1.3EV 90㎜相当



(5)

 さらに近づいて撮影したカットです。
 木漏れ日が素敵な演出をしてくれ、画面が単調にならずに済みました。
 この日は結構雲が出てきて、照ったり陰ったりと忙しく天気が変わりました。

 撮影機材:RICOH Caplio GX100
 撮影データ:ISO80 f10.7AE(SS1/8秒) -0.7EV 33㎜相当

気分は北海道~!

2009年09月28日 | 風景写真
浅間牧場にて
 (1)

 えー、手前の有刺鉄線が些か目障りではあるものの、「気分は北海道~!」であります。
 実は木製のがっしりとした柵に阻まれて、有刺鉄線越しに撮影することが出来ないんですよ。
 それだけが残念な話でした。

 この浅間牧場を訪れるのも実に久しぶりのことでした。
 今まではここまで登ったことはありませんでしたが、なかなかいい眺めが待ち受けていてくれました♪


 (2)

 これは↑の地点へ行く途中で見た丘で、木々と青空、そして雲の取り合わせが面白いなと思って撮ったものです。
 贅沢を云わせて貰えば、右側にある木と中央にある木が入れ替わっていたならばなぁ・・・


 (3)

 今度は丘から見下ろしたカットです。
 原生林のように森が広がっている様子が何とも北海道気分を感じるではありませんか。
 あれ、北海道ってススキは生えていましたっけ???


 (4)

 さらに少し下って、↑の位置よりもやや左側から狙ってみました。


 (5)

 ↑と同じ位置からどどーんと引いて撮影したものです。
 いやぁ、何とも気持ちのいい空間が広がっていますよね。

 うー、いかん、何としてでも北海道へ行きたくなってしまいました。
 気がつくと格安航空券をネットで探している自分がここにいます。
 お金も無いのにね~(爆)

 ※今回も撮影データの記載はお休みします(←手抜きかな?)
  使用した機材は RICOH Caplio GX100 です。

旧三笠ホテル(重要文化財)

2009年09月27日 | 史跡・名所
軽井沢の歴史と浪漫を静かに物語る
(1)

この旧三笠ホテルは設計・施工が日本人の手による明治後期の純西洋風の木造ホテルです。
明治・大正時代を築いた著名人が数多く訪れ、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれていました。
また、木造純西洋式のホテルとしては、札幌にある豊平館に次いで古い建物となっています。
昭和55年5月に国の重要文化財に指定されました。


(2)

ここはロビーですが、ソファやテーブルの配置は当時と大きく異なっていると思われます。
見学しやすいようにクローク側に寄せられており、ぱっと見には違和感を感じました。
因みに、パンフレットの写真とは明らかに配置が異なっています。


(3)

2枚目の左端の窓を撮影したものですが、本当は左右対称に撮りたかったところです。
でも、後ろから別の観光客が迫ってきていたため、そそくさと写さざるを得なかったのです。
まぁ、有名な観光地ですから無理からぬことですが・・・


(4)

部屋の右端にある暖炉が何とも言えない風格を感じさせてくれます。
当時は当然のことながらエアコンなどというものはなく、こういった暖炉が各部屋に設えてありました。


(5)

この長い廊下を撮りたくてどれだけ待ったことでしょうか?
基本的に人波が途切れることは稀で、ほんの一瞬だけ人影が消えてくれました。
よくぞぶれなかったものです(笑)


(6)

こういった空間はいいですねぇ。
落ち着いて紅茶を飲んだり、本を読んだりしたらどれだけ心が豊かになるのでしょうか?


(7)

国の重要文化財に指定されたのは、日本人の手による純西洋式木造ホテルという点が高く評価されたからです。
八角の塔屋を造り、非対称による荘厳さを表すとともに、凝った装飾が随所に見受けられます。
太い縁の窓枠と幾何学模様のガラス窓などは、当初からのガラスが今もなお残っています。

※今回も撮影データは省略させて下さい。
 機材はRICOH Caplio GX100にワイドコンバーターDW-6を装着した組み合わせです。
 換算焦点距離は19㎜で、こういった建物の内部を写すためには大きなアドバンテージがあります。

北国街道・海野宿

2009年09月26日 | 史跡・名所
「日本の道百選」、そして「重要伝統的建造物保存地区」
(1)

海野宿(うんのじゅく)は、寛永二年(1625年)に北国街道(ほっこくかいどう)の宿駅として開設されました。
北国街道は中山道と北陸道を結ぶ重要な街道で、佐渡の金の輸送や北陸の大名が参勤交代で通った道でもありました。

また、海野宿は伝統的な建造物が数多く残り、独特の意匠が随所に見受けられます。
卯建(うだつ)や格子、小屋根など、その独特の様式には目を瞠るものがあります。
この写真では、一階の屋根の上に張り出させ、装飾を兼ねた袖壁ともいえる「袖卯建」が目を引きます。

この「袖卯建」は明治時代になって設けられたもので、江戸時代には「本卯建」という様式でした。
防火壁の役割を果たし、「火返し」とも呼ばれていたもので、後年になって意匠を凝らして「袖卯建」になりました。
裕福な家でなければ「卯建」を設けることができず、ここから「うだつがあがらぬ」といった言葉が生まれた訳ですね。


(2)

海野宿には格子戸の嵌った家が続いていますが、一階の格子戸は明治以降に造られたものが大半です。
写真には写ってはいませんが、二階格子の多くは出格子になっていて、長短二本ずつ交互に組み込まれたものがあります。
それが海野宿特有の美しさを誇る「海野格子」で、江戸時代に造られたものです。


(3)

海野宿の道の中央には用水路があり、清らかな水が今でも流れています。
現在は車道と歩道を区切る役割も担っており、地元の方々や観光客が安全に通行できるようになっています。
初雪草の白い花が印象的でしたので、画面右側に大きめに取り込んで構成してみました。


(4)

白漆喰の堂々とした建物が目に飛び込んできました。
蔵とも違う造りのようですが、ここ海野宿では一際目立つ建造物です。


(5)

角度を変えてみると、特に二階の屋根の張り出し具合に風格といったものを感じます。
家族と一緒でなければ、また、時間的に余裕があったのならばゆっくりと見たかった建物の一つでした。


(6)

「馬の塩舐め石」です。
交通の要衝であった北国街道は、荷役には馬が当時使われていました。
その馬が憩うときにここで塩(多分、岩塩)を舐めたことでしょう。
北信の「塩の道」では同様なものがあったような記憶がありますが、「潮の道」は牛が荷役に使われていたと思われます。


(7)

茅葺であったらさぞやと思わせる造りの建物です。
当時はともかく、現在では萱葺き職人も少なく、また、耐久性やメンテナンスの関係なのでしょう。
このような屋根に殆ど置き換わりつつあるようです。


(8)

何のために置いてある石かは不明ですが、印象的でしたので道端にしゃがみ込んで写したカットです。
馬を繋ぎ止めたのでしょうか?


(9)

随分と凝った作りのマンホールを見つけました。
現在では平成の大合併よって東御市(とうみし)となっていますが、以前は東部町(とうぶちょう)でした。
その名残が下部に「とうぶ」と刻まれており、また、マンホール全体が海野宿の図柄で構成されています。


(10)

これは海野宿の入り口から眺めたものです。
駐車場から歩いてすぐに白鳥神社があり、そこからものの一分と歩かずに海野宿の入り口に辿りつきます。
海野宿は大屋駅からあるいてもすぐの場所にありますので、こちらへ行くような場合は是非ともお立ちより下さい。

東御市観光協会・海野宿

今回使用した機材はRICOH Caplio GX100で、殆どワイドコンバーターをつけっぱなしでした。
焦点距離は換算で19㎜相当となっております。
このカメラは本当にいい仕事をしてくれると思います。

PC修復完了♪

2009年09月25日 | その他
これで一安心です!

起動しなくなったメインのPCの修復が完了しました。
原因はわかっていましたので、以下のような方法をとりました。

①ntldr is missing・・・というメッセージが出てWindowsXPが起動せず。
  ↓
②XPの回復コンソールを試みるも、C:Windows にアクセスできず
  ↓
③Acronis True Image Home 11 で修復を試みるもCドライブにアクセス不能
  ↓
④不調となったHDDをPCケースから外して、新しいHDDを装着してWindowsXPをクリーンインストール
  ↓
⑤不調となったHDDを外付けHDDケースに入れて、USBでPCに接続する
  ↓
⑥新しいHDDのパーティションをきって、不調となったHDDのデータをレスキューする。
  ↓
⑦Acronis Disk Directorを使ってあれこれやってみる(長くなるので省略)
  ↓
⑧修復されたため、HDDを入れ替えてWindowsXPを起動・・・成功♪

とにかく、今回もAcronis製のソフトウエアに助けられ、本当に感謝感謝です。
今回、金銭的にかかったのは外付けHDDケース(税込み1,980円)のみでした。

時間的には延べ12時間くらいでしょうか?
これには新しいHDD(1GB)のフォーマットも含まれています。
とにかく大容量のHDDのフォーマットには呆れるくらいの時間がかかりました。
都合2時間以上でしょうか・・・途中で眠くなってしまいますた~(笑)

まぁ、なんだかんだで疲れましたので、更新と皆様の許への訪問は明日以降にします。

鹿沢高原に咲く秋の花

2009年09月23日 | 
鹿沢園地・野草園にて
(1)

二日目の宿に選んだ「休暇村・鹿沢高原(かざわこうげん)」は、全体が鹿沢園地となっています。
キャンプ地や林間の散策コース、そして今回ご紹介する野草園などがあって、バリエーションに富んでいます。

これはエゾリンドウですが、残念なことにまだ花が殆ど開いていませんでした。
北海道から本州近畿以北にかけて分布するリンドウ科リンドウ属の日本原産の多年草です。
山地の湿地帯に生え、ホソバエゾリンドウの変種と考えられています。


(2)

これは初めて見たシラヒゲソウ(白髭草)で、本州・四国・九州に分布するユキノシタ科ウメバチソウ属の多年草です。
花びらの縁が糸状に裂けた独特の花を付け、その花びらを白い髭に見立てて名がつきました。
深い山の木陰や山地の沢沿いの湿った場所を好んで生育しますが、本当の湿地帯は苦手とのこと。


(3)

そのシラヒゲソウの花をアップで見てみましょう。
比較的朝の早い時間帯に撮影しましたから、夜露がまだ花にまとわりついています。
何だか「ミルククラウン」を連想してしまいました。


(4)

これもお初のアケボノソウで、北海道から九州、中国・ヒマラヤに分布するリンドウ科センブリ属の2年草です。
花の点を暁星にみたてて名がついたそうです。
アケボノソウは湿原の周辺草地や山間の小川のほとりなどの湿った場所に生育します。


(5)

まだ蕾が多かったのが残念でしたが、これが全て開くとさらに可憐に感じるのでしょうね。
撮影したのは9月13日と14日でしたが、きっと今は見ごろになっているのでしょう。


(6)

4枚目と全く同じ株を前日の13日に撮影したもので。
4枚目は早朝に撮影しましたから、夜露がついていて印象が全く異なりますね。
5枚目とこの6枚目は植物図鑑的な撮り方と言えるでしょうか?


(7)

気がつくとモンキチョウが止まっていました。
そういえば、今年は殆ど蝶の撮影をしていませんでした。
逃げられないようにそーっと近づいてパチリ!

※今回は撮影データの掲載は勘弁して下さいね。
 撮影年月日は2009年9月13日(日)&14日(月)です。
 カメラは今回お伴させたコニカミノルタ・ディマージュA200とRICOH Caplio GX100の2台です。

名瀑・一之釡(山梨市)

2009年09月22日 | 滝・渓流
笛吹川本流の豪快な滝
(1)

「豪快な滝」と書きましたが、実はあまり期待しないで向かった滝でした。
山日カラーブックスの「山梨の滝」という本には、以下のような記述があったからです。

「この一之釡滝も実は四キロ上流に建設された広瀬ダムのために、昔日の面影は全くないそうだ。」

ところが、一之釡に近づくにつれて轟くような水音が聞こえてきたではありませんか。
まぁ、雨が降った翌日の訪問だったからかも知れませんが、これは嬉しい誤算でしたね。
徳和渓谷では空振りに近い経験をしただけに、最後の最後で素晴らしい滝に巡り合えた幸せといいますか・・・

撮影地:山梨県山梨市三富「一之釡」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM(共通)
撮影データ:ISO100 f20.0AE(SS1.0秒) +0.3EV 110㎜(176㎜相当)
撮影年月日:2009年8月15日(土)



(2)

滝壺は大きく、それに続く流れもなかなか印象的な色をしています。
長い年月をかけて閃緑岩を削っていき、徐々に奥まっていた滝に思わず歓声を上げたものです。
落差は推定ですが、20mほどでしょうか。

撮影データ:ISO100 f20.0AE(SS1.3秒) +1.0EV 32㎜(51㎜相当)


(3)

この滝はスローシャッターを使っても、繊細さとは無縁な荒々しさ感じられます。
もっとも、この周辺が薄暗い環境ですから、必然的にスローシャッターとなってしまうのですが・・・

撮影データ:ISO100 f11.0AE(SS1/3秒) +1.3EV 125㎜(200㎜相当)


(4)

滝全体をもう一度写してみましたが、どうにもこのシャッタースピードでは納得がいきません。

撮影データ:ISO100 f16.0AE(SS1/3秒) +0.7EV 63㎜(100㎜相当)


(5)

そこで、感度をISO1600まで上げて、1/320秒というシャッタースピードを稼ぐことにしました。
ピクセル等倍では荒れ気味の画像も、このようなVGAサイズなら問題はありません。
激しく流れ落ちる様を描写するには、デジタルカメラだと感度調整で写しとめることが楽にできますすね。

撮影データ:ISO1600 f5.0AE(SS1/320秒) +0.7EV 63㎜(100㎜相当)


(6)

2枚目の写真では周囲の様子が分りませんので、横位置にしてやや広めにして取り込んでみました。
写真では結構明るく写っていますが、太陽光が直接射さない条件では肉眼だと薄暗く感じます。

撮影データ:ISO100 f20.0AE(SS1.3秒) +0.3EV 20㎜(32㎜相当)


(7)

↑までが一之釡の男滝ですが、こちらは下流の吊り橋付近にある女滝です。
前に公開しました釜沢の滝のちょうど反対側、笛吹川の本流にあります。
看板がなければ見落とすような小規模な滝ともつかない流れです。

撮影データ:ISO100 f16.0AE(SS2.5秒) +0.3EV 32㎜(51㎜相当)

黒姫高原コスモス園のダリア

2009年09月21日 | 
世界のダリアが50品種咲く
(1)

「黒姫高原コスモス園」には色鮮やかなダリアも咲きます。
特に、入り口からすぐの場所で咲いていますので、真っ先に目に入ってきますね。
黒姫山を背景にこの色鮮やかな花たちをパチリ♪

撮影地:長野県上水内郡信濃町大字野尻「黒姫高原コスモス園」(共通)
撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO50 f8.0AE(SS1/60秒) -0.3EV 42㎜相当・C-PLフィルター使用
撮影年月日:2009年9月13日(日)



(2)

抜けるような青空と白い雲、そして白いダリアの花の対比が印象的でしたので・・・
こんな時はワイドでぐぐっと寄って、背景まで取り込むのがいいですね。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 f7.2AE(SS1/217秒) -0.3EV 24㎜相当・C-PLフィルター使用



(3)

空を印象的に取り込むには、やはり縦位置がいいようです。
どど~ん!といった感じでしょうか?

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 f7.2AE(SS1/189秒) -0.3EV 24㎜相当・C-PLフィルター使用



(4)

実は、ダリアはあまり撮らなかったんですよね~。
コスモス園ということもあって、やはりコスモスを外す訳にはきません。
前回はご紹介できなかった「レモンブライト」という品種を中心に撮影してみました。
残念だったのは花期が終わりに近づいていたせいでしょうか、密集しておらずに疎らに咲く感じでした。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 f9.1AE(SS1/64秒) -0.3EV 24㎜相当・C-PLフィルター使用



(5)

黒姫山を写したからには、やはりここは妙高山も外せませんね。
山容が独特なこの山は、北信五岳の中でも人気が高いようです。
コスモス園にはかなり人が入って来ましたので、姿勢を低くしてコスモスで隠してみました。

撮影機材:コニカミノルタ・ディマージュA200
撮影データ:ISO100 f8.0AE(SS1/100秒) -0.3EV 103㎜相当・C-PLフィルター使用

長瀞七草寺巡り

2009年09月20日 | 史跡・名所
尾花の寺「道光寺」
(1)

今から4年前のことですが、思い立って彩の国・長瀞の七草寺巡りをすることにしました。
今回ご紹介するのは尾花の寺・道光寺です。
道光寺の本尊は釈迦如来で、身の丈一尺二寸ある像は運慶の作と伝えられています。

一尺二寸ではピンときませんが、そもそも尺とは尺貫法における長さの単位であることは知られています。
日本では明治時代に一尺は10/33メートル(約30.3cm)と定められました。
つまり、一尺二寸とはおおよそ38cmの大きさとなるわけですね。

撮影地:埼玉県秩父郡長瀞町岩田「道光寺」(共通)
撮影機材:キャノンEOS10D EF17~40mm F4.0L USM
撮影データ:ISO100 f5.6AE(SS1/60秒) -1.3EV 17㎜(28㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2005年9月8日



(2)

尾花は一般的には、ススキやカヤと呼ばれて野原ではよく見かけますね。
この本堂にある尾花はそれより立派で、丈は1mから2mになって穂が獣の尾のような形をしています。
いわゆるパンパスグラスで、都内では国営昭和記念公園や茨城県の国営ひたち海浜公園のものが有名です。

撮影機材:キャノンEOS10D EF70~200mm F2.8L USM
撮影データ:ISO100 f3.5AE(SS1/2500秒) -1.3EV 90㎜(144㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)

本堂へと至る参道の右側で六地蔵が出迎えてくれます。
衆生(この世に生を受けたもの全てを意味する仏教用語で、業深き人間を指すことが多い。)がその業によっておもむく六種の世界を六道といいます。
その六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道)のそれぞれに現れて、衆生の苦しみを救う六体の地蔵菩薩が六地蔵です。

撮影機材:キャノンEOS10D EF17~40mm F4.0L USM
撮影データ:ISO100 f5.6AE(SS1/50秒) -0.7EV 17㎜(28㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)

私が訪れたときは見頃よりも少し早かったようです。
でも、そのせいか訪う人の数は少なく、ゆっくりと見ることが出来ました。
本堂前から西側を縦位置で切り取ってみたものですが、やはり逆光で捉えるのがいいですね。
尾花と寺院の屋根瓦を強調するために、露出を切り詰めてあります。

撮影機材:キャノンEOS10D EF70~200mm F2.8L USM
撮影データ:ISO100 f5.6AE(SS1/500秒) -1.3EV 108㎜(173㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)

今度は横位置にして、周囲の状況も分るように少し広い範囲を取り込んでみました。
こういった場合はやや明るめの露出がいいようです、

撮影機材:キャノンEOS10D EF70~200mm F2.8L USM
撮影データ:ISO100 f5.6AE(SS1/250秒) -0.7EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)

日本古来の尾花が夕陽に照らされて輝いていました。
見たままにストレートに表現してみましたが、今にして思えばもう少し絞りを絞ったほうが・・・
まぁ、これはこれでよしとしましょう。

撮影機材:キャノンEOS10D EF70~200mm F2.8L USM
撮影データ:ISO100 f4.5AE(SS1/1600秒) -0.7EV 170㎜(272㎜相当・C-PLフィルター使用)



(7)

かなり日が傾いてきました。
本堂前からは人も全くいなくなり、境内にいるのは私一人だけとなってしまいました。
いよいよラストカットとすることにしましょう。

尾花の見頃はその年の気象条件によって左右されますが、概ね9月上旬から10月下旬となっています。
秩父鉄道樋口駅で下車して徒歩10分の場所にありますが、広い駐車場もありますのでマイカーで訪れても困ることはありません。
詳細は秩父鉄道「長瀞七草寺巡り」でご確認ください。

撮影機材:キャノンEOS10D EF17~40mm F4.0L USM
撮影データ:ISO100 f6.3AE(SS1/100秒) -1.3EV 34㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)

黒姫童話館にて

2009年09月19日 | スナップ
高原の風につつまれて
(1)

家族旅行の初日は生憎の雨降りでしたので、苗名滝を見た後は箱モノ巡りをすることにしました。
「野尻湖ナウマンゾウ博物館」「一茶記念館」と辿り、最後はここ「黒姫童話館」です。
ここを最後に選んだ理由は、この日の宿である「ログハウスペンション・ホゥリー」さんに近かったからです。

それはさておき、「高原の風につつまれて」なんてサブタイトルをつけましたが、この日は寒かった~。
雨混じりの冷たい風が強く吹き付け、外に長くいようという思いは全くありませんでした。
まぁ、それでも折角来たのですから、外観なども撮っておきましょうと・・・


(2)

今回はRICOH Caplio GX100にワイドコンバーターをつけっぱなしで撮影したものばかりです。
ワイド側(19㎜相当)でぐぐっと牛サンに寄ってみました。


(3)

さて、中に入って順路を辿ると、最初に目にしたものは「アンデルセン童話」のコーナーでした。
原画なども展示してある童話館ですから、撮影禁止の箇所が当然のことながらあります。
ここは特に表示がなかった場所ですし、入館の際にも確認をとってあります。


(4)

「出してくれよ~!」といったところでしょうか?
えー、これってアンデルセンのどんな話に出てきたんでしたっけ・・・
読んだのはかなり昔のことゆえ、記憶は全くございません(笑)


(5)

さて、お次は「木と人形の部屋」だそうです。


(6)

おーっと!部屋に入ったらいきなり「クマのプーさん」の巨大なヌイグルミが・・・
実は私はこいつが好きなんですよね~。
ここはサンルームのようになっていて、童話を自由に読むことができるようです。


(7)

今度は「ミッフィー」が出迎えてくれました。
この子が椅子に座っているので、私たちはここに腰掛けることは出来ない寸法なんですね。


(8)

何気なく外を見ると、「黒猫のジジ」に似たものが目に入りました。
って、実は入館する前に気付いてはいましたが、その時は雨が降っていたため一瞥するだけでした。


(9)

本当は「黒猫のジジ」ではないのでしょうけれど、よく似ているなぁ・・・
因みに背後は牧場で、牛が放牧されていました。
右奥はスキー場で、さらにその右手には前々回公開しました黒姫高原コスモス園があります。


(10)

天気が良ければここでお弁当を広げたり、お茶をするのもいいでしょうね。
出来ることなら綺麗なオネーチャンと一緒に来たいものです(爆)

それはともかく、この左手には「童話の森ギャラリー」があって、9月28日まで「赤毛のアン展」をやっています。
コスプレ(?)も楽しめますので是非!
因みに、我が娘二人も「赤毛のアン」の衣装を着てご満悦でした♪