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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

「君が代」強制は戦争と平和の問題だ

2014-08-04 21:21:36 | フェイスブックより
「これで処分?! 私は許さない8.1集会に多くの方々にご参加いただきありがとうございました。
 
「君が代」弁護団から永嶋弁護士が発言されたこと、

もう25年以上、「君が代」強制問題について裁判をして来たが、ずっと、これは戦争と平和の問題だと考えてきた。最近になってますますそう感じるようになった。

確かに、安倍政権が集団的自衛権行使容認の閣議決定をした後、にわかに戦争のきな臭さが漂って来た。

国家が国民を戦争に駆り立てる時、必要なのは「愛国心」だ。
 
戦争はいやだ! でも国を愛する心があるなら戦わなくてはならない時があるはずだ。映画や小説等を通して、すでにお膳立てはできている。
 
愛する人を守るため。愛する国を守るため。それには、確かに「日の丸」「君が代」は、便利なツールだ。すでにオリンピックやワールドカップで定着しつつある。
 
そして、今後、あらゆるところで「日の丸」「君が代」は文化の装いをして私たちの生活に幅を利かすようになるだろう。あとは教育が全国津々浦々まで浸透させればいいとばかりに教育が利用されようとしているのだ。
 
私たちの感じている危機感を多くの人と共有したい。すなわち、学校で愛国心が教えられるとき、その先にあるのは戦争なのだ。
 
さて、集会の様子を大椿裕子さんがFBで流されていたので、以下に写真とともに掲載させていただきます。若い人に読んでほしいな!

大阪には、通称「君が代起立斉唱強制条例」という奇妙な条例があります。2011年6月、東日本大震災や福島第一原発事故で日本中が騒乱の中、火事場泥棒のように、橋下徹が喜びいさんで作った条例です。あの石原慎太郎でも作らなかった条例を、橋下徹は作ったのです。
...

卒•入学式に、「君が代」を立って歌わなかった教職員を処分するこの条例。3回条例に違反したら、免職(解雇)になります。今日は、「これで処分⁈私は許さない 8.1集会」に参加し、卒•入学式で、起立して「君が代」を斉唱しなかったことを理由に処分を受けた、大阪の先生たちのお話を聞いています。


集団的自衛権行使容認が閣議決定された今、戦争は現実味をおびてきました。戦争に向かう時、国旗や国歌は人々を扇動する役割を発揮します。君が代斉唱の強制は、大阪や東京の教職員だけに留まらず、近い将来、
子どもたちにも強制される日がくるでしょう。歌いたくない歌を歌わされる、歌わなければ処罰を受ける、それって、子どもたちにとってもそう遠くない現実だと思っています。


こんな時代だからこそ、「君が代」歌うの強制されるってどうよ?それ、おかしいやろ!と立ち上がったこの先生たちの存在の重要性を感じています。

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