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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

良心を踏みにじる内藤判決

2017-05-12 11:40:57 | 「君が代」裁判
原告山田肇さんより

再任用取消の撤回を求める裁判の判決について、以下、5/10にMBSで流されたニュースです。

http://www.mbs.jp/news/kansai/20170511/00000018.shtml

菅平和、野村尚、山田肇らの「君が代」不起立を唯一の理由とした再任用合格取消の撤回を求める裁判の5/10判決については、すでに3人を代表して、野村さんが発信してくれていますが、以下は私の感想です。

大阪地裁・内藤裁判長の判決は、「再任用合格決定の取消」を求める訴え等、すべて「却下」、あるいは「棄却」とするというもので、まったく“ひどい”ものでした。
まさに、「絶望の裁判所」です!国家権力や橋下・維新の会=大阪府の主張をすべて認め、また、府教委の戒告処分と、「君が代」不起立を唯一の理由とした再任用合格取消をすべて、府教委の「広範な裁量権」の範囲内として認めました。

次のことばには、あ然、呆然を通りこして、はらわた煮えくりかえりました。
「原告山田は、職務命令違反という自らの行為について、反省の態度を示しているとは認めがたい」と書いているのです。

たとえ私の処分が取り消されていても、「君が代」不起立を「反省」しない教員など再任用しなくて当然だ、こう言っているのです。
(まだまだ判決批判は数多ありますが、今日はこれだけにします)

最高裁の宮川裁判官は、「君が代」不起立は「思想・良心の核心の表出」と言われました。しかし、あの内藤裁判長は「反省の態度」を示せと宣う。こんな教師としての「良心」を踏みにじる判決を認めることはできません。絶対、許すことはできません。

どこまでも闘います。これからも、ご支援をよろしくお願いします。

Blog
『ブラックボードに義』
http://blogs.yahoo.co.jp/yamada55132
コメント
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