庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

あずさゆみ 春入る門の梅の花 はるひの霞 ともに来てまし

2017年01月29日 | 水戸の梅
梓弓A4-002@見晴亭1701280153ch梓弓A4-002@見晴亭1701280153ch posted by (C)雑草
東門の梓弓が咲きました。毎年思うのは、この梓弓が咲き始めると、ほかの梅たちも春が来たとばかりに一斉に咲き始めることです。ですからこの梓弓が咲くともう春が後戻りしなくなるような気分になります。
梓弓A4-002@見晴亭1701280159梓弓A4-002@見晴亭1701280159 posted by (C)雑草

あずさゆみ 春入る門の梅の花 はるひの霞 ともに来てまし
春が入ってくるという門(偕楽園では東門ですね)にある梅・梓弓が呼び寄せた春よ。春の陽に暖められた霞とともに一緒に来てください。

梓弓A4-002@見晴亭1701280161梓弓A4-002@見晴亭1701280161 posted by (C)雑草
梓弓の樹形は何と素晴らしいことでしょうか。ある植物博士はこの梓弓は枝が暴れると言われました。

白難波B1-148@六銘木1701280173白難波B1-148@六銘木1701280173 posted by (C)雑草
樹形の素晴らしさでは御成門近くの六名木のひとつ白難波も負けてはいません。
白難波B1-148@六銘木1701280171白難波B1-148@六銘木1701280171 posted by (C)雑草
六名木の白難波も咲き始めました。
一流D1-101@好文亭1701280195一流D1-101@好文亭1701280195 posted by (C)雑草
この時期の偕楽園ではおそらく一番美しい梅の花は好文亭内西広縁の「一流」ですね。同じ花を正岡子規の句碑のところでも見られます。

未開紅D1-132@好文亭1701280191未開紅D1-132@好文亭1701280191 posted by (C)雑草
同じく好文亭内の未開紅が咲いています。

麝香梅@椚門下1701280137麝香梅@椚門下1701280137 posted by (C)雑草
椚門下の麝香梅が2個目の花を開きました。


鹿児島紅C8-1403@中池1701280110
鹿児島紅C8-1403@中池1701280110 posted by (C)雑草
吐玉泉下の日本庭園のほとりでは真っ赤な鹿児島紅が咲きました。
緋梅C8-130@池1701280125緋梅C8-130@池1701280125 posted by (C)雑草
輝くような紅さでは緋梅も播けてはいません。
唐梅C9-010@西池1701280133唐梅C9-010@西池1701280133 posted by (C)雑草
池にはやっぱり唐梅が似合います。
ゆっくりと池のほとりをまわってこれらの梅の花を見つけるのも良いものです。

猩々梅林の塒出錦です。
塒出錦SY1-054@花追橋1701280103塒出錦SY1-054@花追橋1701280103 posted by (C)雑草
ここの塒出錦は新梢の斑入りが目立ちます。枝の色もお楽しみください。

猩々梅林の六名木サークルでは3種類の六名木が咲いています。
虎の尾SY2-046@六銘木1701280089虎の尾SY2-046@六銘木1701280089 posted by (C)雑草
虎の尾
白難波SY2-071@六銘木1701280092白難波SY2-071@六銘木1701280092 posted by (C)雑草
白難波
月影SY2-033@六銘木1701280042月影SY2-033@六銘木1701280042 posted by (C)雑草
月影
一重緋梅SY3-025@旧桜川1701280085一重緋梅SY3-025@旧桜川1701280085 posted by (C)雑草
旧桜川の川岸の一重の緋梅です。

窈窕梅林の南の端、梅郷橋のほうには、都錦、大盃、風流が咲いています。

都錦YO2-035@梅郷橋1701280070都錦YO2-035@梅郷橋1701280070 posted by (C)雑草
都錦。
大盃YO2-034@梅郷橋1701280062大盃YO2-034@梅郷橋1701280062 posted by (C)雑草
大盃
風流YO2-033@梅郷橋1701280056風流YO2-033@梅郷橋1701280056 posted by (C)雑草
風流
梅郷橋をわたって広々とした四季の原では秋篠宮殿下が植えられた梅が間もなく見頃です。
秋篠宮お手植えTU2-008@薄墨1701280052秋篠宮お手植えTU2-008@薄墨1701280052 posted by (C)雑草
最後は田鶴鳴梅林の田鶴鳴橋下の翁です。
翁TA7-063@田鶴鳴橋1701280008翁TA7-063@田鶴鳴橋1701280008 posted by (C)雑草
翁は普通の白梅ですが、じつは芽吹きの時がとってもきれいなのです。
翁 posted by (C)雑草

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 藤牡丹枝垂や里見紅、酈懸梅... | トップ | 韻勝園梅譜から学ぶ 虎の尾... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うーちゃんへ (雑草)
2017-03-05 23:05:54
お二人さんに喜んでいただけてうれしいです。翁のようにともに白髪の生えるまで、また鴛鴦のようになかよく過ごしてくださいね。
返信する
 (うーちゃん)
2017-03-05 20:56:45
雑草さんの偕楽園ガイド、とてもステキです。初めて弘道館と偕楽園を主人とご一緒させていただいた時のことは一生忘れない楽しい時間です。そしてこのブログを読まさせて頂き「翁の芽吹き」を今から楽しみにできますこと、心から感謝です!!
返信する
kazuyoo60さんへ (雑草)
2017-02-05 18:40:05
翁の芽吹きは素晴らしいですよ。
だいぶ咲いてきました。このほかにも苗木畑には250種ほどが出番を待っています。
返信する
Unknown (kazuyoo60)
2017-01-30 11:49:33
翁の芽吹きですか。赤も入って綺麗なのですね。梅たちはどんどん咲いてる木の数を増やしていますね。
返信する

コメントを投稿

水戸の梅」カテゴリの最新記事