庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

偕楽園公園 猩々梅林の六名木

2015年02月09日 | 偕楽園の四季 梅、桜、萩、紅葉など
偕楽園公園の猩々梅林には六名木の6本の梅の木が一か所で見られる場所があります。白難波と虎の尾が咲き始めていました。月影がもう少しです。烈公梅、柳川枝垂、江南所無はまだ咲きそうにありません。
白難波です。この寒い時期の花は低温で傷ついているものが多く、品種本来の特徴もよく現れていないものがあります。




虎の尾です。




月影の蕾がふくらんできました。月影の蕾は萼が緑色です。咲くと花弁の間から緑色の萼が見え、花色が一層青白くみえます。普通の梅は白花でも萼が赤茶色をしていますので白花が咲いても木全体では額の赤と花弁の白が入り混じって見えますが、月影は白一色のように見えます。


六名木の近くに難波紅の名札のついた木が咲き始めていました。本園内の紅難波と同じものと思われます。


猩々梅林の南の外れ、窈窕橋に近い鹿児島紅が咲いています。赤色にちょっと墨をくわえたような濃い赤色は八重寒紅とはちがいがはっきりわかります。




今朝は比較的暖かな朝でした。気温は氷点下0.4℃。でも日中は肌寒く感じる一日でした。
植木鉢の霜柱です。雨の後なので水分が多くて立派な氷柱になりました。


庭のセツブンソウの花がようやく開いてきました。雲が多めで日差しが少ないためかちゃんと開いてくれません。

せっかく開いたのも下向きです。あまりにも地面に近いので、下から撮ることができません。


キバナセツブンソウも花弁にみえる黄色い萼をふくらませています。間もなく開花です。



コメント (6)
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