庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

キチョウの引越し再越冬とシモバシラ

2015年01月10日 | 庭の花たち
1月6日の朝は前日に続いて最低気温が零下にならない暖かいあさであった。キチョウは笹の葉にぶら下がっていたが、笹の葉を持ち替えたように思われた。午後は雨になり、翌朝確認に行ったらキチョウの姿が見当たりません。6日のうちに移動してしまったようです。その後毎日付近を探していたが依然として行方不明。ところが今朝10日に発見しました。これまでよりも外敵が侵入しにくい場所に思われます。
当初の越冬場所は画面の右下隅でした。新しい越冬場所は画面中央の白丸のなかです。

拡大してみると、ピンボケですが、これまでよりは外敵が近づきにくい場所で安心して越冬できそうです。

今朝の最低気温は-4.5度でした。(水戸気象台の気温で越冬場所とは差がありますが)
シモバシラが発生しました。シモバシラに発生したものです。

ミカエリソウに発生したものです。

カシワバハグマにも発生しました。

なぜか今年はセキヤノアキチョウジに発生しません。2012年にはこんなに立派なのができています。この日の最低気温は-3.7度でした。


さて、キチョウが動き出すときの気温に興味があります。春になって気温がどのくらいに上昇したときに越冬から目覚めるのかが知りたいからです。そこで、キチョウが越冬に入った時、動いた時、不明の時、再び越冬になった時の気温をながめてみました。

キチョウの越冬が確認された前後から、再越冬が確認された本日までの最低気温と最高気温は下記の通りでした。水戸気象台と我が家では距離があり、同じではないのであくまで参考値ですが。
1227 1228 1229 1230 1231 0101 0102 0103 0104 0105 0106 0107 0108 0109 0110
-4.1  -5.0  0.8  -1.3 -1.1  -0.8 -4.6  -4.4  -4.1  0.0  0.3 -0.2  -1.1 -3.9 -4.5
7.4   8.7  6.6  12.4 13.2 5.4  5.9  7.6  10.2 12.8  15.7  9.8  9.9  9.6  9.5
 ? 越冬発見o  o  o  o  o  o   o  o  足動 不明 不明 不明 越冬発見

越冬初発見した12月28日 最低 -5.0    前日最高 7.4 当日最高 8.7  
動いた2015年1月 6日 最低  0.3    前日最高12.8 当日最高15.7
行方不明  1月7日~9日 最低 -0.2~-3.9 最高9.6~9.9 (最低-3.9は再越冬前日)
越冬再発見した 1月10日 最低 -4.5    前日最高 9.6 当日最高 9.5

ちょっとデータ不足であるが、キチョウが越冬を始めるのは最高気温が8度を下回り、最低気温が-4~-5℃を下回るころと考えられる。
不明の日々の気温はキチョウが越冬しない最低限度といえるかも。
越冬から目覚めるのは、最低気温が0度を下回らないで、最高気温が10~12度以上くらいになった時かと考えられる。
越冬から目覚める目安の気温が推定できたので、目覚めの瞬間を見られる期待が高まります。 

マユハケオモトに実が1個つきました。

キジバトの番いがこのところ毎日来ています。


コメント (8)
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