金魚が4匹

2010年7月にボストンから日本へ帰国。でも、相変わらずな日々です。

光村ライブラリー1

2007年10月12日 | 絵本
「光村ライブラリー1 花いっぱいになあれほか」


光村図書から出ているこの本。
光村図書といえば、そう、国語の教科書です。
このシリーズは、国語の教科書に掲載された名作を集めたものです。
この第1集は小学校1~2年生向け。
あの名作「チックとタック」が当時の挿絵のまま収録されています。


国語の教科書って、先生から読み方を習うものではあっても、
やっぱり魅力的な作品が多いですよね。
私は低学年のときのが印象に残ってるかなあ。
「くじらぐも」「スイミー」「くまのこウーフ」「そらいろのたね」「はなのみち」などなど。
ひとつの話を読解するなんて、幼稚園のときにはやったことがないこと。
しかも、ひとつの話を毎日のように眺めてたら、
そりゃまあ、記憶にも残るわけで。
残るからきっと名作だったのかなあ。
当時は「名作」だなんて思って読まないし、作者だってわかって読んでないし。


光村図書のHPをのぞいてみてください。
昔の教科書の内容が紹介されてますよ。
「ああ、そんな話、あったあった!」と懐かしく思います。
今見れば、作者もすばらしい面々です…。
私が学んだのはもう25年も前ですが、今の教科書にも掲載されてるものがあるそうです。
ちなみに私のハンドルネームは、小学6年生下巻の「ゆずり葉」という詩からとりました。






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2 コメント

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娘の教科書 (とっちまむ)
2007-10-17 17:36:22
1年生のくじらぐも、はなのみち、たぬきの糸車..
自分たちが習ったのと同じものを
娘がやっているのはなんとも不思議な気分です。

これだけたくさんの本がでているのに
これら以上によいと思える作品はこの20数年間の間
でてこなかったってことなんでしょうか?
それとも惰性で続けてきた?^^
昔話の本なんかは私たちのときとは明らかに
語り口が変わってるものもありますよね。
いつの時代も (ゆずり葉)
2007-10-21 22:50:42
>とっちまむさん


惰性と言うより、いいものはいつの時代もいいってことじゃないかな?
教科書の話のリストが100%同じじゃないでしょうし。
小学校高学年になると、私達の時代と感性も変わってるでしょうけれど、
1ねんせいは、やっぱりいつの時代も1ねんせい。
1ねんせいに必要なものは、大きくは変わってないんじゃないかなあ。
自分が読んで楽しかった本やお話が、
同じように自分の子供達も読んでるというのは、
嬉しくもあります。


昔話が教科書に載ってると、ちょっと残念な気がします。
そういうのは、寝物語で幼稚園のうちに読んでおくもんじゃないかなあって。