マサチューセッツーーーっ。
さーむーいーぞーーー。
こうなってくると、夫が突然逃避行動に出ます。
今日から南の島国に、家族一家で逃避旅行です。
行き先は…
バハマの首都Nassau(ナッソー)です。
バハマは大小700の島々(人が住んでいるのは30)からなる国なので、
正式にはCommonwealth of The Bahamas(バハマーズ)と複数形です。
Nassauはニュー・プロビデンス島にあります。
ボストンから飛行機で3時間ぐらいです。(直行便あり)
ちなみに、イギリス連邦の加盟国なので君主はイギリス女王です。
通貨はバハマドルですが、アメリカドルが1:1の貨幣価値で普通に流通しています。
バハマドルで払ったら、おつりはバハマドルで戻ってきます。
アメリカドルで払ったら、おつりはアメリカドル。
たまに混じりますが、バハマ国民にとってはどっちでもいいんでしょうね。
貨幣価値は同等だし。
アメリカドルは安定して強いので好まれており、
バハマ国民はアメリカドル専用の口座を作ることが許されてるんですって。
飛行機の窓からの眺め。もう少しでNassauです。
雪がない…♪
空港に到着したら、まずホテルへ。
空港からの公共機関があまりないので、タクシーで移動するのが普通です。
タクシー料金はとても分かりやすく、地域から地域までの定額制です。
2人料金なので(1人で乗っても2人分払う)、3人目からは一人3ドル追加で払います。
観光客にはありがたい制度ですね。
そして恨めしいことに、ここもチップがいる国なのです…。
私達のホテルは、ナッソーのあるニュー・プロビデンス島の隣の島、
パラダイス島(すごい名前だ)になります。
ニュー・プロビデンス島とパラダイス島の間は、関門海峡より狭いです。
パラダイス島はその名前のごとく、有名なリゾートホテルや、プライベートビーチ、
そして真の金持ちの別荘ばかりの小さな島です。
ホテルに荷物を置いたら、またニュー・プロビデンス島へ戻って、ダウンタウンに行きました。
目的はとりあえず、腹ごしらえ。
Hiltonホテルの目の前にあるレストラン「Conch Fritters」です。
このレストランの名前にも入ってるConch(コンク)とは巻貝のことで、バハマの名物の一つです。
とりあえずビール。
今朝は4時おきの脳みそと、すきっ腹にビール!
バハマのビール「Kalik」です。
右がオリジナルで、左がGold。
味は断然Goldがお勧めです。
オリジナルは、無味のアルコール入り炭酸水…。
夏の暑いときには、オリジナルのほうがいいのかもしれません。
「コンク・フリッター」
ふわふわの衣で揚げたものをフリッターといいますが、
これはコンクの実を混ぜた生地を揚げてます。
ちょっとピリ辛ソースで頂きました。
正直言うと生地に埋もれて、コンク、どこ…?な感じです。
「コンク・サラダ」
これは、文句なしに美味しい!
コンクサラダは、もっとも有名なコンク料理のメニューなので、
お店によって色々あるでしょうが、ここのは、みじん切りした生玉ねぎがたっぷりです。
お酢をしっかり使ってあるので、うまみのある酢の物のような感じです。
これは、かなり美味しかった。
「コンク・バーガー」
お肉のパティの変わりに、コンクのフライがのってます。
アメリカもそうですが、レストランのハンバーガーって、
こういう風に半分に分解して出てくるんですよね。
それを合体させてハンバーガーとしてかぶりつく人もいれば、
分解したまま、ナイフとフォークで食べる人もいます。
私はもちろん、かぶりつき派です。
そして付けあわせが選べるところもあります。
ここもそうで、はじめ夫は「フライドポテトを…」といったのですが、
私が待ったをかけて「プランターを!」と変更。
ウェイトレスさんも、にやっと笑って、「いい選択ね」と。
それがこの写真左の、「揚げバナナ」です。
私が調理用バナナで作ったものは、サツマイモのようでしたが、
この揚げバナナは、しっかり甘く、バナナって感じでした。
お腹いっぱいになったし、お店を出てダウンタウンを歩きます。