絵本～給食番長

「給食番長」　よしながこうたく／さく


久しぶりの絵本紹介です。
きくちゃんが小学校入学なので、購入しました。
保育園で毎日給食を食べてるし、作ってるところも見てるけれど。


「嫌いのものは残してしまえ！」とクラスメートをそそのかす給食番長。
それを悲しんだ給食のおばちゃんたちは、姿を消してしまいます。
あわてた給食番長は、かわりに給食を作ることになるのですが・・・。


学校の給食って、家と違って作ってる姿が直接見えないんですよね。
毎日時間になったら温かい給食が自動的に出てくるようにも感じてしまいます。
だけどそこにはもちろん、作り手の気持ちがこめられてるんですよね。
目の前にあるものだけじゃなく、その裏にある人の思いを察することに繋がるような、
そんな絵本です。


なにせ、絵が強烈。
そして、福岡県出身の方なので、各ページ隅っこに、
博多弁の翻訳つき。
博多弁で読んでみると、なんだかこっぱずかしい・・・のは何故？