金魚が4匹

2010年7月にボストンから日本へ帰国。でも、相変わらずな日々です。

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世界の終わり、あるいは始まり

2008年03月31日 | 
「世界の終わり、あるいは始まり」  歌野晶午


久しぶりの本のレビューですが、恐ろしく紹介しにくい本でした。
紹介文を書けば書くほど、ネタばれになる・・・。


東京で起こった連続児童誘拐殺人事件。
主人公である父親は自分の息子がその犯人じゃないかと疑います。
それで、主人公がいろいろと動き考えるわけですが、
あ~~、ネタばれになる~~ので、これ以上は書けません。


自分の子が少年犯罪の、被害者にも加害者にもなりうる時代となった今、
私の子供が小学校に行く年齢となったので、
興味がそそられて、手に取りました。
少年犯罪における社会の対応や、親の心情がとてもリアル。
主人公のぶっちゃけた気持も、息子の言葉も、私の心にブスブス刺さって、
痛いのなんのって・・・。
小学生になる子を持つ親なら、この本の重みが良くわかると思います。


ただね~、構成が実験的なので、いまいちストーリーに没頭できない。
結末も含めて、ちょっと残念な感じもありますが、
タイトルの「世界の終わり、あるいは始まり」はとてもピッタリです。
最後にストンと(タイトルに)落ちた!って感じです。


最近子供が死ぬミステリー小説が、ちょっと読むのが辛くなってきました。
かといって、恋愛小説は、今の私にはもはや意味が分からない(って哀しいことですよね・・・)。
どのあたりを読みすすめていこうかなあ~、とジャンル模索中です。
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芸術の春

2008年03月29日 | 日々
午前中は仕事でした。
午後に、鍋島中学の演奏会が佐賀文化会館中ホールであると、
ぶんぶんテレビで観たので、行って見ました。


中ホールだけれど、立ち見客がいるほどの満員御礼。
ほとんどが友達や保護者なんですけれど、
私達のような、ちょっと行って見ようか的な小さな子連れもいました。
途中からみたんですけれど、曲は聞いた事があるようなものがメイン。
ちょうど特別演奏があってたのですが、
鍋島中学出身で、音大で打楽器を専攻している方の演奏でした。
打楽器にはじめて触れたのが、鍋島中学の吹奏楽部入ってからとのことだったので、
まさしく音楽との運命の出会いって感じでしょうね。


その後は、ポピュラー音楽だったので、
歌謡曲や幼児向けの曲と続きました。
衣装もパート別にそろえたり、パフォーマンスがあったりと、
かなり楽しいステージになってました。
曲数も多いので、練習も大変だっただろうなあと思います。



うちは子供たちに何も楽器はさせてないんですけれど、
いつかは、何かをと思ってます。
きくちゃんが今日のステージを見て、楽器を始めたそうにしてました。
私も、何か楽器がしたいなあと思いましたもん。
そんな楽しくって若々しくって、生き生きしたステージでした。
もし、楽器をするなら、持ち運びが出来るやつがいいなあ。

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やっぱり出発の春

2008年03月28日 | 日々
春は別れの季節ですね。
学生のときは卒業の季節ですが、
仕事を始めると、年度末の転勤移動の季節になります。
今年は、ずっと一緒に働いていた先輩先生が、
事情により退職することになりました。


フットワークも軽く、謙虚で、いつも笑顔で仕事をこなす方だったので、
職場のみんなにもとても好かれていて、
私ももちろん大好きな先生でした。
今日も最後の最後まで仕事をされてて、お話も多く出来ないまま、
お昼に帰ってしまいました。
しかも今日は、職場のメンバーが休んだり出張だったりで、
もともと少ない日だったので、
午後のミーティングの人数が、いつもの半分。
「なんか、急に寂しくなっちゃったね」
外来看護婦さんたちも、しょんぼり。
それだけ存在感のある先生だったんですよね。


でもやっぱり「出発」の春なんですよね。
先生の新しい出発を、応援したいと思います。


先生、今日は最後に苺ショートケーキが食べられてよかったです。
ときどきは、顔を出してくださいね。

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子供的咄嗟の判断

2008年03月25日 | 子供
今日の夕方、佐賀では雹や霰が降りました!
車で移動中だったのですが、フロントガラスに砕ける氷。
天井からは、バラバラバラと降る音が響いて、
ちょっと子供はびっくりしてました。


駐車場からあわてて家に駆け込んで、
荷物を降ろして、は~やれやれ、と思ってたら、なんと雷まで
子供たちはパパッと照る照る坊主を作って、窓に貼り付けてました。
きくちゃんの照る照る坊主は怒った顔をしてて、
「雷様に怒った顔を見せてるの」
偶然だろうけれど、雷はやみ、雹も落ち着きました。
子供たちは照る照る坊主効果だと大喜び。


今週は保育園最終週。
お天気がいいほうがいいので、照る照る坊主はこのままにしておきます。
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墓場鬼太郎

2008年03月24日 | マニアな・・・
深夜アニメのノイタミナ枠であってる「墓場鬼太郎」
おもしろいらしいとの噂はきいてたけれど、
視聴率もすごいとのことで、観ちゃいました。


これが、本当に、おもしろかった!!
ゲゲゲの鬼太郎が白なら、墓場鬼太郎は黒。
ダークな鬼太郎は、よりリアリティがありますね。
綺麗ごとじゃないところがよい!
絵はおどろおどろしくはないし、ちょっとコメディなところもあるけれど、
ホラーな部分は恐ろしく、すっと背筋が凍ります。


OPの電気グルーヴもいいです。
あのテクノの音が、戦後の世界の墓場鬼太郎に不思議とマッチしてます。


深夜アニメだけれど、私は深夜に観る勇気はありません。
だって、怖いもん。
お日様さんさんと照る中で観ます
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生きてるもののために

2008年03月23日 | 日々
叔母が亡くなったので、鹿児島へ。
今日は雨でした。
鹿児島ではお葬式のときの雨を「島津雨」と呼ぶらしくって、
亡くなった方の悲しみの涙だそうです。
叔母も雨女だったので、「最後まで、雨降ったね…」皆で涙しました。


ここ数年、まあ、そういう時期なんでしょうけれど、
親戚が亡くなってます。
いろんなお葬式にも出たんですが、
みんな仏教で、浄土真宗でした。
なので、お坊さんのお経は白骨の抄だし、お説法も似てます。


生きてるものは亡くなった方があの世でつらくないかと思うが、
それは逆で、あの世は仏の世界なので、つらい事は何もなく、
この世に生きる者の事を、亡くなった方が心配してるということ。
現世では私達は肉体に縛られ、苦しむが、死ぬと肉体から開放されて、
自由に飛びまわれるということ。
死んであの世に行く事より、この世で生きる方がつらい事であると言う事。


まあ、大体そんな感じです。
お葬式のたびに思うんですけれど、宗教って、つくづく、
生きてる人間が、生きてる人間の為に作ったものだなあと感じます。
死への恐怖や残されたつらさを解消するために、生まれた考え方なんでしょうね。
そう思わないと生きていけないから。


今日のお坊さんの話では、
「この世に生きる事は、肉体に縛られて~~」ということが、メインだったので、
「じゃあ、私の職業って、仏教的にはダメじゃん。
なんとか無理やりにでも、この世につなぎとめようとしてるのにさ~~」
と、不満でした。
もっとちゃんと話せば、此の世に生きる意味とか教えてもらえたんでしょうけれど。
でもお坊さんだって、病院行くよね~~?
お坊さんは死にたくないって思ったりしないんだろうか??


宗教って、やっぱり私には良く分かりません。
死後の世界には悩みも苦しみもないらしいんですけれど、
やっぱり死にたくないと思うのは、いけないのかなあ。
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別府の旅①~地獄めぐり

2008年03月16日 | お外へGo
きくちゃんの卒園式があったので、夫の両親が関東から来てくれました。
せっかくなので、夫の両親を連れて、旅行へ。
目的地は別府をチョイス。


まずは地獄めぐりへ。
8館共通券2,000円で購入。(ちなみに共通券じゃなかったら1館400円)
これがですね~、結構楽しかったんですよ。
坊主地獄、地の池地獄、海地獄、山地獄・・・。
それぞれ個性をしっかり出してます。
山地獄なんて、湯気がシューシュー吹いてるだけなんですけれど、
地熱を利用したミニ動物園があるんで、意外に楽しめたりして。
笑っちゃったのが、どの地獄でも、お土産屋を通らないと、
出入りが出来ないようになってるんですよね。
地獄を見る前に、お土産やで足止めされちゃうので、要注意。



昔は、温泉卵ぐらいしかなかったけれど、今はプリンが主流のようですね。
写真は海地獄で購入したプリンです。
味もしっかりしてて、美味しかったですよ~~。
夫は「毎日が地獄です」Tシャツを購入する気でいたのですが
気が変わって「もう、疲れた・・・」と書いてあるTシャツを買ってました。


お宿は「ゆわいの宿 竹乃井」でした。
お値段の割には、食べきれないほどの食事と、広々としたお部屋。
畳の間と、板の間と、掘りごたつがあったんですよ。



地獄めぐりは、小さな子でも結構楽しめます。
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別府の旅②~うみたまご&高崎山

2008年03月16日 | お外へGo
2日目はどこに行こうか、散々悩みました。
私の希望としては、宇佐神宮か、臼杵の石仏だったのですが、
義父母が水族館に行ったことがないということだったので、
うみたまごに決定。

我が家は2度目のうみたまご。
前回はペンギンの散歩があったので、それも楽しみにしてたのですが、
今回はイベントスケジュールにあがってませんでした。
残念・・・。
2度目なので、インパクトは薄かったのですが、
義父母と子供たちが喜んでくれたので良かったです。


お隣の高崎山にも行って見ました。
私は高崎山に行ったのはたぶん25年ぶりぐらいだったので、
結構楽しめました。
職員さんの説明も分かりやすかったし、面白かったです。
職員さんはお猿を固体識別できるんですよね。
私には違いがまったく分かりませんが、やっぱり人相(猿相)があるんでしょうね。
餌は小麦でした。
サツマイモとかだと、大きい猿が小猿のを奪ってしまうので、
小猿が飢えちゃうんだそうです。
だから小さな小麦。
頬袋にパンパンに入れて、後でゆっくり食べるとのコト。
すると、ある母親猿が小猿の口を手で押し広げて、無理やりキスしてるところを発見。
どうやら、自分の頬袋の小麦を小猿の口に入れてやってるようでした。
小猿がかなり抵抗してたのが、なんか笑えた・・・。
母親の愛って、時にはつらいよね・・・。


帰りに明礬温泉に入って、帰りました。
2日間天気が良かったので、楽しいたびになりました。
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親のジレンマ

2008年03月15日 | 子供
今日は、きくちゃんの卒園式。
うちの保育園は、卒園式の日は
第1部として「成長を祝う会」という生活発表会のようなものがあって、
第2部として卒園式があります。
だから、卒園児は第1部終了後、大急ぎで着替えるんですよね。


今年の卒園児は12人。
保育期間が長い順に名前が呼ばれ、卒園証書を受け取ります。
親はそれぞれ、自分の子供の後ろに座ってて、
自分の子供が証書を受け取るときは、立ちます。
証書を受け取った子供は、マイクに向かって
「おとうさん、おかあさん、○○してくれてありがとう」と言うのです。
内容は子供自身が自分で考えます。
そして、親からのメッセージをそれぞれ述べます。


きくちゃんは9番目。
証書を受け取って「おとうさん、おかあさん、いつもどこかに連れてってくれてありがとう」
泣きべそかいて言いました。
私は話すメッセージを実は考えてなくって、
前のお母さん方のメッセージを聞いて、即興で(私も泣きながら)言いました。


保育園や幼稚園の卒園式って、なんかピュアで泣けますよね
受験やら、進学があんまり関わらないからかな?


写真はきくちゃんが貰ってきたチューリップと、
親の卒園制作である「生い立ちのパネル」です。
生まれてから卒園までの生い立ちをパネルにして、
3月に入ってから卒園式まで教室に飾るんですよ。


生まれたときは、「早く大きくならないかな~。1年生ぐらいにさ~」と思ったけれど、
実際育ってみると、「え~、もうちょっと保育園児でいいのにさ~」と思ったり、
わがままですね、親って



きくちゃん、卒園おめでとう
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絵本~ラチとらいおん

2008年03月12日 | 絵本
「ラチとらいおん」 マレーク・ベロニカ/ぶん・え とくながやすもと/やく


1979年発行!


ラチは気の弱い男の子。友達に仲間はずれにもされちゃってます。
ある日、ラチが強くってあこがれてたらいおんがやってきます。
その日から、ラチとらいおんの特訓が始まりました・・・。


ほーちゃんの為に買ったような本です。
ほーちゃんも、外では私のそばから離れることができません。
スーパーでも、隣の売り場に私が行っただけで、泣きながら抗議します。
知らないお友達に話しかけられると、顔を見ることもできないし、
先日なんか、保育園に行ったら、小さい赤ちゃんクラスの子しかいなかったので、
突っ伏して泣いて、私に縋ってきました。3年も通ってるのに・・・。
(仲のいい子がいればよかったんですけれどね)



この本の内容は、とても典型的なので、子供にも伝わりやすくて、いいなあと思いました。
ほーちゃんが何かを読み取ってくれたら・・・と望んでます。
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哀しきエコ心

2008年03月11日 | 日々
今週末はきくちゃんの卒園式。
夫の両親が来てくれる事になりました。
関東からなので、数日我が家にお泊り。
っていうことは。


そう、大掃除をせねば・・・。


面倒くさくってなかなか捨てに行かなかった粗大ごみや大きな段ボールを
佐賀の清掃センターまで運びました。
ハンガーポール、チャイルドシート、古着、段ボール、壊れたトランク、カーペット・・・。
毎日をとってもエコに暮らしてるわけではないけれど、
ゴミの分別には、そこそこ気を使ってます。
雨の日に古紙を出さないようにしたり、ね。


で、清掃センターで受付。
その時、「ここを読んでいてくださいね」と言われたので見てみると、
『ゴミの搬入は各自でしてください。お手伝いはします』
むか~しの清掃センターで粗大ゴミを出した経験があるので、
まあ自分でするんだろうと思ってたから、特に驚きませんでした。


そしてゴミ搬入所へ。
係りの人にしたがって駐車したとたん、清掃センターの人が5~6人わらわらと寄ってきて、
車からゴミをどんどん出してくれました。
ほかに一般搬入者がいなかったですしね。


「燃えるゴミはないですか?」とたずねられたのですが、
いわゆる指定ゴミ袋で出す「燃えるゴミ」はなかったので、
「いえ、ありませ・・・」と言いかけた私の目に飛び込んだのは!
私の隣に停めてあったゴミ収集車に吸い込まれていく、私のトランク・・・。
「え、あれ、トランク・・・」と言いかけてた私に、
「あ、これもですね」とおなじ収集車に段ボールも入れられちゃって、


可燃ゴミじゃなあ~~~い!! リサイクルは!?  エコは!?


流石にショックでした。古着も入れられてたような・・・(←ショックで覚えてない)


部屋の一角を分別ごみ用にしてさ、ちまちまやってたゴミ分別。
こういう結果になるとは、ゆめゆめ思いませんでした。
あんなの見せられちゃうと、頑張ってるほうがバカみたいですよね。
なんだかなあ・・・。
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名誉・・・?

2008年03月09日 | お外へGo
佐賀玉屋で「みちのく岩手物産展」があってたので、家族で行きました。
お目当ては、「わんこそば」
岩手のわんこそばのお店が来ていて、体験が出来るのです。


家族4人で4500円くらい。
元は取れるかな~、少食のほーちゃんは頑張れるかな~?
薬味も、ねぎ、もみじおろし、かしわ煮、下ろし大根なめこ、のり・・・と多彩。
服が汚れないように、前掛けも支給されました。
いよいよ、スタート!


「はい、も~ちょっと~」「ど~んどん」と、可愛らしい店員さんの掛け声で
自分のおわんに、ホイホイおそばが入れられます。
おわんに蓋をするまで、入れられちゃうルールも一緒。
目の前には、佐賀での記録者が張り出されてて、
それを眺めながらのわんこそば。
記録は・・・


ほーちゃん:35杯
きくちゃん:50杯
私:116杯
夫:183杯       合計384杯


ちなみに、15杯で盛そば1枚。女性の平均は30杯なので、店員さんが驚いてました。
壁に貼ってある大食い記録の紙を4枚渡されて、「全員分書いてください」と言われちゃいました。
家族で張り出されてるとこなんて、うちだけですよ・・・。
これは、名誉なのか、不名誉なのか??


私達が終わる頃にやってきたカップルが、私達の食べっぷりに驚いてました。
「お子さん、何歳ですか?」と聞かれました・・・。
あとで、そのカップルと会ったんですけれど、男性130杯、女性27杯だったんですって。


やっぱり、名誉かも


写真は我が家の空のおわんの山です
右から夫、ほーちゃん(夫のと重なって写ってますが)、きくちゃん、わたしです。
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絵本~リスとお月さま

2008年03月07日 | 絵本
「リスとお月さま」  ゼバスティアン・メッシェンモーザー/作 松永美穂/訳


2005年のボローニャ国際ブックフェアのベスト・イラストレーター展ノミネート作品です。
これまた生協で購入。


ある朝リスが起きると、ねぐらの木の枝に、お月さまが引っ掛かってました。
自分がお月さま泥棒と思われたら牢屋行きになるので、
なんとか空に返そうと四苦八苦するお話。
リスが他の生き物も巻き込んでいく様が、とてもコメディです。
読み手にはお月さまの正体がわかってるので、くすりと笑っちゃいます。


本を開いて、表紙の内側からもう、話は始まってて、
裏表紙の内側まで楽しめます。
リスが牢屋に入れられた自分を想像するのですが、やけにリアルでおかしいんですよね。
リアルな鉛筆画で、薄く彩色してあるのですが、お月さまだけが濃くベタッリと塗ってあるので、
絵も引き締まり、お月さまを際立たせる効果にもなってます。


リスは落っこちてきたモノを、自分が知ってるお月さまと勘違いしての騒動ですが、
これって、自分達だってありうることですよね。
全く知らないものを、それとそっくりな自分が知ってるものと思い込んじゃうって。
リスを無知の自分と置き換えると、くすりとした笑いは苦笑になっちゃいます。
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絵本~まっくろネリノ

2008年03月06日 | 絵本
「まっくろネリノ」  ヘルガ=ガルラー/さく やがわすみこ/やく


初版は1973年!
絵本って、いいものは時代を超えても愛される上に、
ちゃんと出版もされるから、ありがたいなあ。


きょうだいはみんなカラフルなのに、ネリノだけまっくろ。
きょうだいたちは、まっくろなネリノと遊んでくれません。
ところがある日、きょうだいたちが行方不明に。
ネリノはまっくろであることを生かして、
捕獲されてしまったきょうだいたちを助けようとします。


この本を読んだとき、別の本を思い出しました。
そう、「くれよんのくろくん」です。
あれも、くろくんが黒いことを理由に仲間に入れてもらえなくって、
最後は黒を生かした結末なんですよね。
ほーちゃんが大好きで、むちゃむちゃ読まされた本なのですが、
私自身はこの「まっくろネリノ」のほうが好きです。


「くれよんのくろくん」に比べると、内容がシンプル。
ネリノたちも、まっくろくろすけ?ふくろう?ことり?ってな感じの、なぞの生き物で、
不思議感たっぷりの物語に引き込まれます。
「くろくん」はほかのクレヨンの性格が悪すぎで、ストーリーを邪魔してる感があったのですが、
「ネリノ」には、そんな変な肉付けがないので、伝えたいことがダイレクトに伝わってきます。
イラストもいいですね。
最近の絵本は絵がよく描き込まれて綺麗なのですが、全てを表現しちゃってて、
あんまり想像力は掻き立てられない。
この本は、芸術的なシンプルさをあわせ持ってるので、
想像力たっぷりの子供達にはオススメです。



この本も生協で購入。
だって定価よりちょっと安いんだもん・・・。
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いのち

2008年03月05日 | 日々
昨日テレビで放送された「愛してるよ、カズ」を見られた方いますか?
2才頃にガンと診断され、治療を受けてましたが、
白血病をおこしてしまい、余命2ヶ月と診断されます。
余命2ヶ月と診断されてから亡くなるまでの10ヶ月間の記録です。
お母さんは妊娠しており、カズくんは妹が生まれるのを心待ちにするのですが、
妹の誕生を待たずに亡くなります。
その妹が生まれたのは、カズくんの葬儀の夜。
子どもの死と誕生を同時に経験する母親の話でもあります。


号泣しました。
きくちゃんとふたり、わんわん泣きながら見ました。
あまりにも感じることが多すぎて、まとめて書くことが出来ないんですが、
私は特に、カズくんのお母さんが素晴らしいと思いました。
きっとどこにでもいるお母さん。
子どもの死に対する覚悟を求められ、悩み、苦しみ、泣いて、でも笑ってる。
ほろりと漏れる弱音も涙も、お母さんだって人間だから。
死に向かう子どもを愛することに徹底した姿は、本当に素晴らしいの一言です。
子どもの葬儀の夜に子どもを産むなんて、心も体もボロボロだろうに。
母親という生き物の、命に対する無限の力を感じました。


この番組を見て、自分を振り返ると、なんだか本当に恥ずかしいですよね。
ちっちぇえ母親だなあって思います。
たいしたことでもないのに、子供達を叱って、イライラしてさ。
「健康」とか「なんでもない日常」がどれだけ有難いことなのか、すっかり忘れてます。
カズくんのお母さんみたいに、全身で「愛してるよ」を伝えられるようになりたい。
人に訴える力のある、いい番組でした。
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